概 要 |
大江山連峰は与謝野町と福知山市の境に連なる山々で、赤石ヶ岳・千丈ヶ嶽・鳩ヶ峰・鍋塚などがあります。
各山からは山並みをぐるりと見渡せる素晴らしい眺めが広がります。
今回は福知山市大江町の鬼嶽稲荷神社から千丈ヶ嶽へ登り、尾根を通って鳩ヶ峰から鍋塚までのコースを歩きます。
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起 点 |
福知山市大江町 北原地区
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終 点 |
福知山市大江町 北原地区
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北原地区…鬼嶽稲荷神社園地…登山口…千丈ヶ嶽…展望地…鳩ヶ峰…小峰…鍋塚休憩所…小峰…小峰…鍋塚…小峰…町道二瀬川大江山線…北原地区
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所要時間 |
4時間50分
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歩いて... |
少し岩などが剥き出した所もありましたが、道は明瞭でしっかりと続いていました。
要所には道標が立っていて、迷うことなく歩いていけました。
千丈ヶ嶽・鳩ヶ峰・鍋塚の山頂や尾根からは、山並みを見渡せる素晴らしい眺めが広がりました。
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関連メモ |
千丈ヶ嶽,
鍋塚,
鍋塚,
千丈ヶ嶽,
鬼の洞窟,
千丈ヶ嶽,
鬼嶽稲荷神社園地
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北原地区
宮津市から福知山市へ向かって府道9号を南下していきます。
市境を過ぎて二瀬川バス停まで来るとがあります。
脇には「大江山登山口」のなどが立っています。
「鬼嶽稲荷神社園地」の標識や近畿自然歩道のもあります。
府道9号は左へ曲がっていきますが、赤鬼が指す正面から右へ曲がって登っていくを進んでいきます。
坂道を登っていくと程なくしてがあります。
そこの「」に載っている鬼嶽稲荷神社へ向かっていきます。
鍋塚休憩所への分岐を過ぎて登っていくと、青鬼(平家鬼)の立つがあります。
林道新大谷線を左に分けて更に登っていくと記念碑「開通」があります。
傍には赤鬼(稲荷鬼)が立っていて、車2・3台分ほどの駐車スペースがあるので、ここに車を止めました。
酒呑童子の里
酒呑童子の里は、昭和44年に休山した河守鉱山の社宅や寮などの跡地を利用して開発された観光・レクリエーションゾーンです。
酒呑童子の鬼伝説が残る大江山の豊かな自然に囲まれたロケーションに、
「大江山グリーンロッジ」、「童子荘」などの宿泊施設、「バンガロー」、「キャンプ場」、「バーベキューハウス」などのアウトドア施設、
「テニスコート」、「グラウンド」などスポーツ施設が整備されています。
宮津街道
鬼の足跡
「鬼の足跡」は、昔、二瀬川の対岸の見張り場所といわれる「鬼飛岩」から急を知らせるため、
岩から飛び降り着地したところについたものだと伝えられています。
鬼の足跡はマップ上紫色で記した宮津街道で見つけられます。
頼光の腰掛岩
鬼退治をした源頼光が腰をかけたといわれる巨岩です。
強羅
二瀬川渓流周辺の森では、大きな岩の塊がまるで岩の海のように一面に広がっている様子を見ることが出来ます。
森の奥へ進めば、乗用車よりも大きな岩もたくさん見られます。
「強羅(ごうら)」とも「岩海」とも呼ばれるこの岩塊は、天然記念物に指定されているものもあり、
鬼伝説の地にふさわしく荒々しい自然の姿を見せてくれます。
日本の鬼の交流博物館
「日本の鬼の交流博物館」では、大江山の鬼伝説の紹介をはじめ、
全国各地の鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面などが展示され、「鬼とは何者なのか」について考えることができます。
二瀬川渓流
大江山からの豊かな恵みをたたえ、奇岩と清流が織りなす風景の美しさは有数です。
周囲には遊歩道が整備されており、春はヤマツツジやヒョウガミズキ、
夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に楽しめます。
環境省、京都府、福知山市
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舗装路を3分ほど登って右への曲がり角まで来ると、があります。
車を何台か止められる広さがあるので駐車スペースなのかと思っていると、「バス回転場」のが出ていました。
そこを過ぎていくと鬼嶽稲荷神社園地があります。
赤鬼が立つ駐車スペースから7分ほどで着きました。
その手前から戻るようにして右の山へ登っていく(*)があって、
登り口には「鬼嶽不動尊・不動の滝・ぶな林・金時の逆さ杉 100m」の標識が立っています。
気になりましたが、今回は訪ねるのを省略しました。
*後日に右の山道を歩きました。(「 千丈ヶ嶽」を参照)
以前には 鬼嶽稲荷神社園地の手前が駐車スペースになっていたという情報もありますが、
この時には「回転場につき、駐車ご遠慮ください」の看板が出ていました。
大型車 マイクロバス以上 回転場
この先、大型車通行困難回転場ありません。
お願い
国定公園内の自然を保護するため、車での進入をご遠慮ください。
福知山千年の森づくり協議会
取ってよいのは写真だけ 持ち帰るのは想い出だけ 置いて帰るのは足跡だけ
福知山市観光協会 大江支部
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鬼嶽稲荷神社園地
「丹後天橋立大江山国定公園」「鬼嶽稲荷神社園地」の標識や車止めを過ぎて園地に入ると、
左の谷に迫り出すようにして大江山休憩所が建っています。
入口には「」があって、今回歩くルートのイラスト図が載っています。
それによると、ここから大江山(千丈ヶ嶽)まで1.1km、そこから2.1kmで鳩ヶ峰、更に1.7kmで鍋塚山となっています。
建物の中にはの所もあって、景色を眺めながらひと休みするのに良さそうでした。
壁には「ここからの眺望」と題した細長い大きな絵図が掲げられていました。
手前の樹木が邪魔をしていてその絵図ほどの眺望は得られませんが、山並みを眺めることが出来ました。
建物の外には「鬼嶽稲荷神社」と題した解説板があって、ここから見えるが描かれていました。
後日に、東側から 鬼嶽稲荷神社園地へ登る道を歩きました。
(「 鬼嶽稲荷神社園地」を参照)
鬼嶽稲荷神社
ここは大江山(千丈ヶ嶽・標高832.5m)の八合目海抜約640mのところ、頂上まであと約1.2kmです。
ここ鬼嶽稲荷の一帯はブナの原生林で多様な植生がみられ多くの昆虫や鳥獣が生息しており、まさに野性の宝庫です。
昔、神社はもっと頂上近くにあったと伝え、人々は大江山のことを御嶽と呼んでいました。
社伝では、往古、四道将軍として当地へ来た丹波道主命が父、日子坐王の旧蹟に神祠を建立したと伝えています。
又、この一帯に修験の遺跡も多く残っています。
本殿に向かって右手の小祠(はしくらさん)も、その一つです。
大江山は修験の山でもあったのです。
社殿が現在地に移されたのは、弘化年間(19世紀中頃)と思われ、
このとき伏見稲荷大社の分霊を勧請し、鬼嶽稲荷と名を改めました。
以来、当地方の主産業であった養蚕の神、稲作の神として、農民たちの篤い崇敬を受けてきました。
本殿の前の狐の石像をご覧下さい。
狐の尻尾は道祖神を思わせます。
農民達の豊穣への祈りがこめられているのでしょう。
秋の早朝、ここからの雲海の眺めは絶景です。
特に日の出の瞬間「ぎ来光」は神秘的で、美しい紅葉と共に、多くの来山者を迎えています。
福知山十景 大江山連峰・ブナの原生林・雲海
大江山は「酒呑童子」をはじめとする鬼伝説が残る神秘的な山です。
また自然の宝庫で、ハイキングにも最適の地です。
秋に8合目の鬼嶽稲荷神社から見渡す雲海は、乳白の中に山々が島のように浮かんで見えます。
ブナ林は原生林として残る貴重な森です。
平成19年8月3日に国定公園に指定されました。
【福知山十景めぐり】
大原神社と産屋 〜約23km〜
福知山城と福知山通り 〜約1km〜
由良川と音無瀬橋と花火大会 〜約10km〜
天寧寺 〜約25km〜
小倉の玄武岩 〜約23km〜
長安寺 〜約7km〜
三段池公園 〜約1km〜
元伊勢三社(外宮〜約3km〜内宮〜約0.4km〜天岩) 〜約5km〜
二瀬川渓流 〜約6km〜
大江山連峰・ブナの原生林・雲海
福知山市観光振興課
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登山口
「鬼嶽稲荷神社」の扁額が掛かる石造の鳥居と「大江山 鬼嶽稲荷神社」の扁額が掛かる朱塗りの鳥居の奥にがあります。
脇には「鬼嶽神社由緒碑」と題した石碑があります。
旧字体で書かれていて読めない文字もありますが碑文を載せておきます。
神社の左へ進んでいくと「丹後天橋立大江山国定公園」や「」があります。
その前から(*)への道が分かれていて気になりますが、訪ねるのは省略しました。
を過ぎた所に千丈ヶ嶽への登山口があって、「大江山登山道 山頂まで1100m」の標柱が立っています。
また近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」の道標もあって、
この先の道は「千丈ヶ嶽1.1km」、今来た道は「二瀬川バス停5.9km・酒呑童子の里5.3km」となっています。
今回はここから千丈ヶ嶽へ登っていきます。
鬼嶽神社由緒碑
御鎮座ハ遠ク上古ニ係リ社伝ニ依レバ開化天皇之王子日子坐命崇
神天皇之朝青葉山之_賊土蜘蛛ヲ討伐之途北原ヲ経テ与謝大山御
嶽ニ登リ神籬ヲ樹テ天神地祇ヲ祭リ祈誓ヲ罩メラレ神助ヲ得テ遂
ニ妖賊ヲ亡シ皇化ヲ布カレ又其王子但波道主命四道将軍勅ヲ奉ジ
テ山陰地方_撫ノ際父命之御遺跡ナル當社ニ奉幣祈願セラル爾来
御嶽之神籬ト称シ上下之尊崇殊ニ厚シ平安朝ニ降リ丹後之国司在
原棟梁屡々参向社殿ヲ建立シテ御嶽大明神ト崇メタル一絛帝ノ朝
當山ノ一部ニ悪鬼酒顛童子篭窟シ正暦元年三月源頼光勅ヲ奉ジテ
追討ニ向ヒ當社ニ祈願神勅ヲ蒙リ悪鬼ヲ誅戮セラレシヨリ朝野挙
テ崇敬シ鬼嶽大明神ト尊稱スルニ至ル爾後累代国主ノ崇敬篤ク殊
ニ宮津藩主本荘候深ク敬仰アリ神_額ヲ揮毫奉納セラル弘化五年
二月伏見稲荷神社ヨリ正一位鬼嶽稲荷大明神の神号ヲ贈ラレ上下
遠近之崇敬聚マリ昭和十一年五月村社ニ昇格崇敬信徒京阪地方ニ
千五百余ニ及ビ神徳愈々顕著也 塩見愛泉識
大江山連峰地区
大江山連峰地区は丹後半島の南に位置し、標高600m〜800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。
連山の山頂からは360度の視界が広がるパノラマ景観や、稜線からの山間景観、鬼嶽稲荷神社から見る雲海など、
さまざまな自然風景を見ることができます。
鬼嶽稲荷神社
昔、神社はもっと頂上近くにあったといわれており、社殿が現在地に移されたのは19世紀中頃の弘化年間とされています。
この時、伏見稲荷大社の分霊を勧請し、名を鬼嶽稲荷に改めました。
神社の周辺はブナの原生林が点在し、雲海の絶景ポイントとしても知られています。
ブナ林
大江山山頂(千丈ヶ嶽)から200m近く標高の低い鬼嶽稲荷神社周辺では、ブナ、トチノキ等の大木も多くみられ、
近畿地方において有数の貴重なブナの自然植生とともに社寺林の威厳のある景観を楽しめます。
雲海
10月下旬の早朝、雲海が広がり見ごろになります。
朝陽があたりを朱色に染めて昇りはじめると、さざ波のように広がる雲間から、
山並みがまるで島々のように白い海に浮かぶ幻想的な光景が見られます。
ヒュウガミズキ
科名:マンサク科 属名:トサミズキ属 花:3月〜4月
大江山山系で発見された植物で、明智日向光秀(みつひで)の所領だった丹波の地(京都府北部)に多く植えられたという説があります。
環境省、京都府
「京都の自然二百選」 大江山
美しい自然 大切な自然を 永く子孫に伝えよう
平成5年8月31日選定 京都府
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斜面に続くを曲がりながら登っていきます。
になった斜面を、右・左と曲がりながら登っていきます。
傾斜が少し増す所には木の階段が設置されていますが、段差は低くて歩き易くなっていました。
「千丈ヶ嶽 山頂990m」の(*)が立つ所を右へ曲がり、広い尾根の背を登っていきます。
よく歩かれている道なのか、小さな解説板が取り付けられた樹木を幾つか見かけます。
見落としたものも多々あろうかと思いますが、この先にかけて見かけたものを載せておきます。
がゴロゴロする所を登っていくと、歩き易い尾根になります。
*道標の袂から正面の斜面を横切るように続く踏み跡があります。
横木の階段を離れて正面の踏み跡を4分ほど進んでいくと、林道の曲がり角に出られます。
林道が分岐している所まで進んで右へ戻るように登っていくと、小広くなった所にと小祠があります。
その脇から稜線に続く縦走路へ登っていけます。
(ルート図,「 千丈ヶ嶽」,
「 千丈ヶ嶽」を参照)
ミズメ | カバノキ科 |
水芽。雌雄同株の落葉高木。果穂は1個ずつ上向きにつきます。
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ブナ | ブナ科 |
ぶな。樹皮は灰色でしばしば地衣が着生。果実は渋くなく生で食べられます。
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クリ | ブナ科 |
栗。最も古い栽培植物のひとつ。果実を包む総苞に棘が密生します。
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リョウブ | リョウブ科 |
令法。樹皮の美しい落葉高木。あくを抜いた若葉で令法飯を作ります。
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ミズナラ | ブナ科 |
水楢。別名オオナラ。落葉古木。材に多量の水分。葉はほぼ無柄です。
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サクラ | バラ科 |
桜。落葉樹。多くの園芸品種があり、花は白−紅色で、枝いっぱいにつきます。
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傾斜が緩やかになったを進んでいきます。
傾斜が少し増してきた尾根を登っていくと、樹木の袂に「頂上まで…」のが落ちていました。
頂上までの距離を示しているようですが、距離の部分は見かけませんでした。
広い尾根を登っていくと、ベンチが設置された所に着きます。
登山口から22分ほどの所になります。
左側が開けていて、を少し眺めることが出来ました。
ベンチのすぐ先には「千丈ヶ嶽まで500m」のが立っていました。
コシアブラ | ウコギ科 |
漉油。樹脂から油をとった落葉高木。葉は五出複葉。若葉は山菜になります。
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エゴノキ | エゴノキ科 |
古名チシャノキ。落葉高木で春に開花。花は白色で下垂。果実は有毒です。
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マンサク | マンサク科 |
満作。早春、葉がでる前に開花。花弁は黄色で縮れたひも状です。
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カラマツ | マツ科 |
唐松。落葉松。落葉性の針葉高木。春の新緑と秋の黄葉が美しいです。
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ベンチの先に続くを登っていきます。
尾根の背の少し左側を過ぎて再び尾根の背を登っていくと、
僅かなを過ぎていきます。
この辺りの高みが地形図に載っている815m峰のように思えますが、標識類は見かけませんでした。
程なくして軽いになった尾根を進んでいくと、再び僅かな高みを過ぎていきます。
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高みを過ぎて、を緩やかに降っていきます。
ベンチが見えてくると、浅い鞍部にある分岐に着きます。
登山口から31分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、左へ戻るようにして続く道は「双峰・天座1.2km」、
正面の道は「千丈ヶ嶽0.3km」、今来た道は「鬼嶽稲荷神社0.8km」となっています。
近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」のも立っていて、
正面の道や今来た道を指しています。
左の道は赤石ヶ岳へ続く縦走路で、途中から加悦双峰公園へも降りていけますが、
千丈ヶ嶽へ向かって正面の道を進んでいきます。
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千丈ヶ嶽 (標高832.4m)
尾根に続くを緩やかに登っていきます。
少し傾斜が増してくると、先の方にが見えてきます。
森を抜けて少し小石がゴロゴロするを登っていくと、広くなった千丈ヶ嶽の山頂に着きます。
登山口から38分ほどで登って来られました。
中ほどには「大江山山頂」「千丈ヶ嶽832m」のが設置されています。
傍には「千丈ヶ岳」があるので、地形図に載っている832.4m峰になるようです。
「」と題した案内板もありました。
ウリハダカエデ | カエデ科 |
瓜肌楓。縦縞模様の樹皮が特徴。 落葉高木。 葉は浅く3-5裂します。
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イヌツゲ | モチノキ科 |
犬黄楊。雌雄異株の常緑小高木。 丈夫なので庭木や生け垣に多用されます。
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丹後天橋立大江山国定公園
「丹後天橋立大江山国定公園」は、2007年8月に全国で56番目の国定公園として誕生しました。
当地区は、丹後半島の南に位置し、標高600m〜800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。
三岳山から大江山連峰にかけての山々は、古くからの伝説の山、信仰の山として親しまれてきた美しく雄大な姿を有する名山です。
また、貴重な植物の宝庫として知られ、秋には、見事な雲海も見ることができます。
大江山連峰地区
大江山連峰は丹後半島の南に位置し、標高600m〜800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。
連山の山頂からは360度の視界が広がるパノラマ景観や、稜線からの山麓景観、鬼嶽稲荷神社から見る雲海など、
さまざまな自然風景を見ることができます。
鬼嶽稲荷神社
昔、神社はもっと山頂近くにあったといわれており、社殿が現在地に移されたのは19世紀中頃の弘化年間とされています。
この時、伏見稲荷大社の分霊を勧請し、名を鬼嶽稲荷に改めました。
神社の周辺にはブナの原生林が点在し、雲海の絶景ポイントとしても知られています。
ブナ林
大江山(千丈ヶ嶽・832.5m)の8合目にある鬼嶽稲荷神社周辺では、ブナ、トチノキ等の大木も多く見られ、
貴重なブナの自然植生とともに社寺林の威厳ある景観が楽しめます。
雲海
10月下旬の早朝、雲海が広がり見ごろになります。
朝陽があたり朱色に染めて昇りはじめると、さざ波のように広がる雲間から、
山並みがまるで島々のように白い海に幻想的な光景が見られます。
キュウガミズキ
大江山山系で初めて発見されたミズキの種類で、
この地方を領地としていた明智日向守光秀にちなんで名付けられたという説があります。
毛原の棚田(京都府選定文化的景観)
毛原集落は大江山南麓の山間にある小さな集落で、日本の棚田百選に認定された約600枚の棚田が広がっています。
平安時代の「今昔物語」等には、この地方にある元普(不)甲道を舞台として物語も伝わっており、
伝説と里山風景を楽しむことができます。
二瀬川渓流
浸食作用によってできた奇岩と清流が織りなす風景は四季折々の美しさを楽しめますが、特に秋の紅葉は見事です。
また、渓流沿いには遊歩道が整備されており、この渓流を跨ぐように吊り橋「新童子橋」が設けられています。
環境省・京都府・福知山市
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山頂には「大江山連峰」と題したモニュメントがあって、
「赤石ヶ岳736m・千丈ヶ嶽833m・鳩ヶ峰746m・鍋塚763m」となっていました。
山頂の南西側が開けていて、山並みを見渡せます。
やにも少し山並みが見えます。
ひと休みしていくのに良いもあります。
大江山で見られる植物
ヒュウガミズキ マンサク科 |
蛇紋岩地等の痩せ山に生える落葉低木。
高さ2〜3m。
葉の下面は多少白色を帯び、側脈5〜7対。
鋸歯の先はやや芒状に突出する。
花期は3〜4月。
花は葉に先立つ。
花弁は黄色。
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マルバマンサク マンサク科 |
葉は倒卵状または倒卵円状となって先が円くなり、成葉は殆ど無毛。
花は黄色。
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タンゴグミ グミ科 |
大江山の蛇紋岩地に生える落葉低木。
葉は倒卵状楕円形で先は急に尖って鈍端。
基部はやや円形となり長さ3〜6cm、幅1.5〜4cm。
やや厚く、上面にはやや密に宿存性赤褐色の鱗片があり、下面は銀色の鱗片に赤褐色の鱗片が混生する。
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タニウツギ スイカズラ科 |
新しく崩れた土地等にもよく生える。
高さ2〜5m。
若枝は紫褐色で、毛を散生。
ずいはやや大きく白い。
葉は先が鋭尖頭、小鋸歯縁で、表面には短毛が密生し、裏面も毛を密生、長さ4〜11cm。
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ブナ ブナ科 |
温帯の山地の肥沃な土壌にしばしば群生する。
高さ30m。
樹皮は灰白色または暗白色で割れ目がない。
若枝は暗紫色。
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イタヤカエデ カエデ科 |
高さ20m。
若枝は無毛。
葉はやや小形で5〜7中裂、若いときは基部近くまで深裂。
基部は円〜浅心形。
葉の裂片は殆ど全縁で鋭突頭。
無毛で裏面基部脈肢だけに毛がある。
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タムシバ モクレン科 |
山地に生え、樹幹は直立して分枝する。
枝はやや細く無毛。
葉芽は小さく無毛、花芽は大きく密に白毛がある。
葉は広披針形〜卵状長楕円形で無毛、下面は白色を帯びる。
長さ6〜14cm。
噛むと甘みがあり佳香がある。
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ミヤマカタバミ カタバミ科 |
山の木陰に生える多年草。
地下茎は太く、密に葉柄基部に包まれる。
小葉は幅2.5〜4cm、かどはやや尖った円頭。
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ヒゴスミレ スミレ科 |
山地に生える多年草。
葉は5全裂。
各小葉は更に分裂する。
花期は4〜5月。
白色で紫条があり、多少香気がある。
がくの付属体は長く、時に歯牙がある。
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マムシグサ サトイモ科 |
山中に生える多年草。
地下茎は半球形。
鱗葉は2〜3枚、葉は2個。
小葉は鳥趾状に5〜13枚つき、鋭尖頭、全縁または不揃いな鋸歯があり中央裂片が最大。
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環境省・京都府・福知山市
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展望地
落ち着いたところで、千丈ヶ嶽から延びる尾根を進んでいきます。
少し進んでいくとが増してきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと軽いになります。
へ向かって登っていきます。
少し降り始めると開けた所に出ます。
千丈ヶ嶽から3分ほどの所になります。
左側に山並みを見渡せる展望地になっていました。
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山並みを眺めながらを降っていきます。
傾斜がになると階段が途切れます。
少し先で傾斜が増すと再びが現れますが、殆ど地面に埋まっていました。
緩やかになったり少し降ったりしながら広い尾根を進んでいくと、向こう側を向いたが立っていて、
「千丈ヶ嶽まで300m」となっていました。
千丈ヶ嶽から11分ほどの所になります。
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再び傾斜が増してきたを降っていきます。
広くてしっかりとして夏草も茂っておらず、歩き易い尾根が続きます。
緩やかになったり降り坂になったりしながら、降り基調の尾根を進んでいきます。
樹木の袂に落ちている「鳩ヶ峰500m」のを過ぎていくと、
登り基調の尾根になります。
緩やかになったり登り坂になったりしながら続く尾根を進んでいくと、僅かな高みが暫く続くようになります。
千丈ヶ嶽から22分ほどの所になります。
地形図によると、鳩ヶ峰の南南西300m〜400m辺りにかけての標高700mほどの細長い尾根になるようです。
少し降り始めた所にが立って、
この先の道は「0.4km鳩ヶ峰山頂,1.2km鍋塚休憩所・トイレ,2.3km鍋塚山頂」、
今来た道は「大江山山頂(千丈ヶ嶽)0.6km,鬼嶽稲荷神社園地1.9km」となっています。
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になってきた尾根を進んでいきます。
少し明るくなった所を過ぎていくと、「鳩ヶ峰まで300m」と「鳩ヶ峰300m」のが並んで立っています。
その少し先には「治山事業」の黄色いがありました。
緩やかになった所を過ぎて、登り坂になった尾根を進んでいきます。
樹木がに着くと、右側には山並みが広がっていました。
平成19年度
事業名 治山事業(水源流域地域保全)
請負者 宮津地方森林組合
京都府農林水産部
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ススキが穂を出すようになったを登っていきます。
振り返ると、先ほどのが聳えていました。
登るに連れて見える範囲が次第に広がってきます。
何度も振り返って山並みを眺めながら、ゆっくり登っていきました。
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鳩ヶ峰 (標高746m)
次第に傾斜がになってくる尾根を登ってきます。
前方が開けてくるとくると鳩ヶ峰の山頂に着きます。
千丈ヶ峰から34分ほどで到着しました。
山頂には「鳩ヶ峰山頂746m」のがあります。
文字が消えそうな道標も立っていて、この先の道は「鬼の岩屋3.7km,鍋塚1.7km」、今来た道は「千丈ヶ嶽1km,双峰1.5km」となっています。
近畿自然歩道の道標もありましたが、文字は判読出来ませんでした。
「丹後天橋立大江山国定公園」の解説板もあって、「」が載っていました。
丹後天橋立大江山国定公園
大江山連峰地区
「丹後天橋立大江山国定公園」は、2007年8月に全国で56番目の国定公園として誕生しました。
当地区は、丹後半島の南に位置し、標高600m〜800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。
三岳山から大江山連峰にかけての山々は、古くから伝説の山、信仰の山として親しまれてきた美しく雄大な姿を有する名山です。
また、貴重な植物の宝庫と知られ、秋には、見事な雲海も見ることができます。
環境省、京都府、福知山市
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山頂には千丈ヶ峰にあったのと同様の「大江山連峰」と題したモニュメントがありました。
周囲が開けていて、千丈ヶ峰にも勝る360度の素晴らしい山並みが広がっています。
先ほど登ったや、これから向かうもよく見えました。
眼下には与謝地区を通る国道176号にあるもよく見えました。
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眺めを堪能したら、北へ続くススキが茂るを降っていきます。
鍋塚を正面に眺めながら降っていくと、
角がが剥き出している所が暫く続き、少し歩き難くなっていました。
両側にが茂る道を降っていきます。
傾斜が少し緩やかになってきた尾根を進んでいくと、道が二手に分岐しています。
鳩ヶ峰から10分ほどの所になります。
鍋塚へは正面の道になりますが、標識類は見かけません。
左の道が気になったので試しに進んでいくと、狭いながらも良く踏まれた道が続いていました。
北側の標高450m辺りを通る林道まで続いているのかも知れませんが、
降り傾斜が増してが広がる所までで引き返してきました。
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小峰
往復1分ほどで手前の分岐まで引き返してその先へ進み始めると、
すぐの所に向こう側を向いた「鳩ヶ峰まで300m」のが立っていました。
引き続き両側に熊笹が茂る道を降っていくと、になってきます。
1分ほど進んでいくと、になってきます。
両側から熊笹が迫ってくる道を登っていくと、少し明るくなった小峰の右肩に着きます。
鳩ヶ峰から20分ほどの所になります。
地形図によると、鳩ヶ峰の北東550m辺りにある標高660mほどの高みになるようです。
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鍋塚休憩所
小峰を過ぎて、正面に鍋塚の手前にあるを眺めながら、両側に熊笹が茂る道を降っていきます。
が剥き出して歩き難い道を降っていきます。
次第に傾斜が緩やかになってくるとが見えてきます。
舗装路の傍まで降りると、背の高いが立っていて、
正面の道は「右 これより鍋塚まで1100米,鬼の岩屋まで2800米」、今来た道は「左 これより鳩ヶ峰まで600米,大江山頂まで1600米」となっています。
右側の舗装路の終点に降りると、休憩舎やバイオトイレが設置された鍋塚休憩所があります。
鳩ヶ峰から24分ほどで到着しました。
これまでに見かけたのと同様の「丹後天橋立大江山国定公園」や「大江山周辺案内」の解説板があって、
「」も載っていました。
路肩が少し広がっていて、車数台を止めておける駐車スペースもありました。
お昼にはまだ少し早い時刻でしたが、休憩舎に入ってひと休みしながら昼食タイムにしました。
バイオトイレ
〜環境にやさしいバイオトイレ〜
〈バイオトイレとは〉
このトイレは杉のチップにすむ微生物の働きにより、汚れや臭いを分解し消滅させる「自己完結型」トイレです。
チップは微生物のすみかとなる「すきま」が多くある杉の間伐材を使用しています。
間伐とはよい木材、よい森林をつくるために、真木期をすることです。
バイオトイレは森林づくりに役立ち、環境にやさしいトイレです。
〈お願い〉
バイオトイレの正しい使い方
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備え付けのトイレットペーパーを使ってください。備え付け以外のティッシュペーパーは捨てないでください。
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○ |
空き缶や生ゴミ・紙くずなどは捨てないでください。処理槽内に入ると故障の原因となります。
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○ |
トイレ内は禁煙です。(すいがらは絶対に捨てないこと)
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○ |
建物が木造で、トイレ処理槽にはたくさんの杉チップがはいっているため火気の使用は、火事の元となります。
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○ |
使用後は、しっかりとドアを閉めてください。風でドアがこわれたり、自動運転のさまたげになります。
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このトイレは全自動運転です。
操作スイッチなどはありません。
使用後退室すると杉チップの攪拌動作が始まり処理をします。
人間が在室中は、動作しません。
管理者 大江町役場
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お腹も満ちたところで、に復帰して先へ進み始めると、
すぐの所に近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」のが立っていて、
この先の道は「鍋塚1.1km」、今来た道は「鳩ヶ峰0.6km」となっています。
傍には四面に取り付けられた案内図もありました。
「」,
「」,
「」,
「」
右側の舗装路の先にはが広がっています。
すぐの所にあるの脇を過ぎて、
鍋塚の南西にある小峰に向かって登っていきます。
( 鍋塚休憩所から降っていく舗装路は「 鍋塚」を参照)
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傾斜が増してくるを登っていきます。
両側には熊笹が茂っていますが道は明瞭に続いています。
振り返ると、鳩ヶ峰から千丈ヶ嶽にかけてのが見渡せます。
少し幅が広がってもある尾根を登っていきます。
が剥き出した所を過ぎていくと道標が立っています。
鍋塚休憩所から9分ほどの所になります。
この先の道は「0.8km鍋塚山頂,4.3km大江山グリーンロッジ」、今来た道は「大江山山頂(千丈ヶ嶽)2.0km,鍋塚休憩所・トイレ0.3km」となっていて、
鍋塚まではまだ結構あるようです。
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小峰
更にを登っていきます。
左にが見える所を過ぎて、
樹木が少し低くなってを登っていくと、
緩やかになった小峰に着きます。
鍋塚休憩所から14分ほどの所になります。
地形図によると、鍋塚の南西500m〜600m辺りにかけての双峰の南側の標高710mほどの高みになるようです。
右側から背後にかけて開けていて、山並みが広がります。
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軽いになった尾根を進んでいきます。
になった道を進んで明るい所に出ると分岐があります。
鍋塚休憩所から17分ほどの所で、双峰の間にある浅い鞍部になるようです。
脇には近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」の道標が立っていて、
正面の道は「鍋塚0.6km」、今来た道は「鳩ヶ峰1.1km」となっています。
道標にが取り付けられていて、右の道は「酒呑童子の里」となっています。
他にも文字が書かれているようでしたが、ほとんど消えていて判読できませんでした。
右の道(*)は見送って、鍋塚へ向かって正面の道を進んでいきます。
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小峰
両側に熊笹が茂る道を軽く登っていきます。
傾斜が緩やかになってくると、の右肩を過ぎていきます。
双峰の北側の標高710mほどの高みになるようです。
降り坂になってきた道を進んでいくと、「鍋塚500m」のが立っています。
樹木が低くなってくると、右側の熊笹越しにが見えました。
傾斜が緩やかになってくると、正面にが見えてきます。
僅かに登るようになると近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」の道標が立っていて、
正面の道は「鍋塚0.3km」、今来た道は「鳩ヶ峰1.4km」となっています。
鍋塚休憩所から23分ほどの所になります。
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鍋塚へ向かって緩やかなを進んでいきます。
左側に広がってくるを眺めながら進んでいくと、次第に登り傾斜が増してきます。
が剥き出した所が結構あって、あまり登り易くはありません。
汗も噴き出してくるので何度も立ち止まっては振り返り、
次第に広がってくる千丈ヶ嶽方面の山並みを眺めたりしながら、休み休み登っていきました。
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鍋塚 (標高762.9m)
やがて上の方にが見えてきます。
次第に傾斜が緩やかになってくる尾根を登って、頭を出したの脇を過ぎていくと、
「鍋塚山頂763m」の標識が立つ鍋塚の山頂に着きます。
鍋塚休憩所から36分ほどで登って来られました。
脇には「大江山」もあるので、地形図に載っている762.9m峰になるようです。
これまでに見かけたのと同様の「丹後天橋立大江山国定公園」の案内板があって、「ハイキングマップ」も載っていました。
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鍋塚の山頂にもこれまでと同様の「大江山連峰」と題したモニュメントがあります。
景色を眺めながら、登って来た疲れを癒していきました。
少し北側へ進んだ所からもが広がります。
北東のと思われる山の上にある建物も見えました。
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小峰
尾根道(*)は更に北へと続いていますが、を引き返していきます。
正面に広がる山並みを眺めながら、などが剥き出した道を降っていきます。
下の方に見えてくる近畿自然歩道のへ向かって、次第に緩やかになってくる尾根を降っていきます。
近畿自然歩道の道標を過ぎて登坂になってくると、「鍋塚500m」のを過ぎていきます。
両側に熊笹が茂る道を登っていくと、標高710mほどの双峰の北側の小峰に着きます。
*後日に北へ続く尾根道を歩きました。(「 鍋塚」を参照)
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小峰の左肩を過ぎて降っていくと、近畿自然歩道のの立つ分岐に着きます。
鍋塚から15分ほどで降りて来られました。
正面の尾根を鍋塚休憩所まで引き返し、そこから舗装路を降っても良いのですが、少しでも趣があるようにと思って、
道標に取り付けられた小札「酒呑童子の里」が指すを進んでいきました。
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僅かに登っていくと、すぐに降り坂になります。
が途切れながら続いていますが、かなり土に埋まっていて階段らしくありません。
がゴロゴロした所やが剥き出した所もあって、
あまり歩き易くはありませんが、道は広めで明瞭に続いているのは救いです。
僅かに山並みを眺めながら降っていきます。
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右・左と10回近く曲がりながら降っていくと、車が通れそうな幅のある未舗装路に出ます。
手前の分岐から16分ほど降りた所になります。
角にはが立っていて、
右の道は「1.0km鍋塚休憩所,4.0km鬼嶽稲荷神社園地」、左の道は「3.5km大江山グリーンロッジ」、
今来た道は「鍋塚山頂1.2km」となっています。
これまでにも見かけた「丹後天橋立大江山国定公園」や「大江山周辺案内」と題したがあって、
「」も載っています。
(*)は鬼嶽稲荷神社園地へ向かう途中にあった大江山グリーンロッジへ降りていけるようですが、
車を止めてきた駐車スペースまではかなり遠回りになるので、
鍋塚休憩所から降ってくる舗装路に出るべく、を進んでいきます。
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鍋塚休憩所から鳩ヶ峰にかけてのを正面に眺めながら広い道を進んでいきます。
4分ほど進んでいくと、鍋塚休憩所から降ってくる舗装路の曲がり角に出ます。
鍋塚から37分ほどで降りて来られました。
脇にはが立っていて、
右の道は「0.8km鍋塚休憩所,0,8kmトイレ」、左の道は「3.8km鬼嶽稲荷神社」、
今来た道は「大江山グリーンロッジ3.7km,鍋塚山頂1.4km」となっています。
ここからは、車を止めてきた駐車スペースへ向かって、舗装路をひたすら歩いていきます。
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町道二瀬川大江山線
曲がりながら続く舗装路を淡々と降っていきます。
鍋塚休憩所から鳩ヶ峰にかけてのなどが見える所もありますが、眺めはあまり広がりません。
何度か曲がって南西に降るようになると、正面の樹間からが見えてきます。
道なりに曲がりながら降っていくと、左右に通る町道二瀬川大江山線に出ます。
舗装路に出た所から28分ほどで降りて来られました。
角には近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」のが立っていて、
左の道は「二瀬川バス停3.8km」、右の道は「千丈ヶ嶽3.2km,鬼嶽稲荷神社2.1km」となっています。
また白い標柱も立っていて、右の道は「鬼嶽稲荷神社・大江山」、今来た道は「鍋塚」となっています。
道路向かいにはがあります。
ここから駐車スペースまでは登り坂になるので、脇の石垣に腰掛けてひと休みしていきました。
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落ち着いたところで、西南西へ延びるを登っていきます。
それほどの急傾斜ではありませんが、これまで歩いてきた疲れも手伝って、遅々とした歩みが続きます。
右側の樹木が低くなってを過ぎていくと、道は左へ曲がっていきます。
背筋も痛くなってきて何度も立ち止まりながら登っていくと、(平家鬼)が立つ分岐に着きます。
町道に出た所から19分ほどの所になります。
林道大谷線を左に分けて右へ曲がり始めると、「丹後天橋立大江山国定公園」「鬼嶽稲荷地名園地」のが立っています。
その傍には近畿自然歩道「大江山伝説のみち・鬼の山コース」の道標が立っていて、
右へ曲がっていく道は「鬼嶽稲荷神社1.1km」、今来た道は「酒呑童子の里4.2km」となっています。
山火事注意
燃やすまい 地球を守る 豊かな緑
タバコの投げ捨てはやめましょう。
森林国営保険、京都府
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北原地区
100mほど進んで少し右へ曲がる所まで来ると、路肩が広がった所があります。
車を何台も止めておけるのようでした。
その先には「鬼嶽稲荷まで1000m」などのがありました。
曲がりながら続く舗装路を更に登っていきます。
樹間から僅かにを眺めながら登っていくと、車を止めておいた駐車スペースに着きます。
傍には「開通」があり、
(稲荷鬼)も立っています。
町道に出た所から34分ほどで到着しました。
国定公園内につき植物を摘みとらないでください。
福知山市
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