ふるさとの自然観察路
池ヶ成公園 -蛇紋岩地帯のなだらかな山々-
プロフィール
大江山とは、千丈ヶ嶽(標高832.5m)を中心に、普甲峠から与謝峠の間の10km余りの山塊の総称として使われます。
「
大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天橋立」と歌に詠まれ、
鬼の伝説も残り、丹後丹波の境をなし、古くから山陰道の要衝としても知られています。
大江山の地質は、大部分が京都府内では珍しい蛇紋岩帯に属しています。
蛇紋岩地帯の山々では、植物の生育が悪く、特別な植物は生えていることが知られています。
大江山でも、尾根筋は一面笹で覆われており、樹木の生育鵜は極めて悪いようです。
池ヶ成公園は、大江山の鬼の岩屋付近の北西斜面を利用してつくられた面積45haほどの自然を生かした公園です。
近くに加悦青少年山の家もあり、四季を通じて大江山の自然に親しむ格好の場所となっています。
観察ポイント1
キャンプ場のある一角は、薪炭林として利用されてきた二次林が放置されて大きな林になっています。
この付近は一年を通して野鳥の多いところで、特に春と秋の渡りの時期はにぎやかです。
観察ポイント2
巨大な岩石の間に鬼の岩屋と呼ばれる洞くつがあります。
この付近のごつごつとした黒褐色の石は蛇紋岩からできています。
観察ポイント3
頂上展望所からは、加悦谷から宮津湾、丹波山地の山々などが見られます。
岩石の多い尾根筋や斜面にはマルバマンサク・ヒュウガミズキ・タンゴグミなどが多く見られ、
大江山蛇紋岩植物の代表とわれています。
自然保護憲章 (昭和49年6月5日 自然保護憲章制定国民会議)
・自然をとうとび、自然を愛し、自然に親しもう。
・自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしよう。
・美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。
京都府
大江山の自然を守りハイキングを楽しむ皆様のためバイクの走行はご遠慮下さい
大江山観光開発協議会