酒呑童子の里案内マップ
大江山の雲海とご来光
古くから鬼の伝説が残る地・大江山では、秋から冬にかけて美しい雲海とご来光を見ることができます。
絶景ポイントは、大江山(標高832m)の半ばにある鬼嶽稲荷神社(標高約640m)。
朝日が神社を輝かせる様子は、神秘的です。
鬼嶽稲荷神社
昔、神社はもっと山頂近くにあったといわれており、社殿が現在地に移されたのは19世紀中頃とされています。
この時、伏見稲荷大社の分霊を勧請し、名を鬼嶽稲荷に改めました。
神社周辺はブナの原生林が点在し雲海の絶景ポイントとしても知られています。
日本の鬼の交流博物館
「日本の鬼の交流博物館」では、大江山の鬼伝説の紹介をはじめ、 全国各地の鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面などが展示され、
「鬼とは何者なのか」について考えることができます。
二瀬川渓流
大江山からの豊かな恵みをたたえ、奇岩と清流が織りなす風景の美しさは有数です。
周囲には遊歩道が整備されており、春はヤマツツジやヒョウガミズキ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に楽しめます。
丹後天橋立大江山国定公園
「丹後天橋立大江山国定公園」は、2007年8月に全国で56番目の国定公園として誕生しました。
この国定公園は、丹後半島海岸地区、世屋高原地区、大江山連峰地区の三つの地区で構成されており、
大江山連峰地区は、福知山市、宮津市、与謝野町の市境に位置し、
大江山(標高832m)をはじめ、標高600m〜800mの山々の稜線が東西に連なっている連山地形の大江山連峰と、
福知山市の最高峰である三岳山(標高839m)周辺エリアを含みます。
大江山連峰から三岳山にかけての山々は、古くから伝説の山、信仰の山として親しまれ、美しく雄大な姿を有する名山です。
また、貴重な植物の宝庫としても知られ、秋には見事な雲海も見ることができます。
酒呑童子の里
酒呑童子の里は、昭和44年に休山した河守鉱山の社宅や寮などの跡地を利用して開発された観光・レクリエーションゾーンです。
酒呑童子の鬼伝説が残る大江山の豊かな自然に囲まれたロケーションに、「大江山グリーンロッジ」「童子荘」などの宿泊施設、
「バンガロー」、「キャンプ場」、「バーベキューハウス」などのアウトドア施設、
「テニスコート」、「グラウンド」などスポーツ施設が整備されています。
宮津街道
鬼の足跡
「鬼の足跡」は、昔、二瀬川の対岸の見張り場所といわれる「鬼飛岩」から急を知らせるため、
岩から飛び降り着地したところについたものだと伝えられています。
鬼の足跡はマップ上紫色で記した宮津街道で見つけられます。
頼光の腰掛岩
鬼退治をした源頼光が腰をかけたといわれる巨岩です。
強羅
二瀬川渓谷周辺の森では、大きな岩の塊がまるで岩の海のように一面に広がっている様子を見ることが出来ます。
森の奥へ進めば、乗用車よりも大きな岩もたくさん見られます。
「強羅(ごうら)」とも「岩海」とも呼ばれるこの岩塊は、天然記念物に指定されているものもあり、
鬼伝説の地にふさわしく荒々しい自然の姿を見せてくれます。
環境省 京都府 福知山市
林道 新大谷線
延長2,093m 幅員3.0m
施工主体 大江町