概 要 |
高坪山は鉢伏山の東側にある標高1104mの山です。
緩やかになった山頂は樹木が茂っていて展望は得られませんが、
その東側にある避難休憩小屋や東屋からは山並みを見渡すことができます。
今回は別宮の大カツラから作業道に出て、ゲレンデに続く広い道を避難休憩小屋まで登り、
瀞川・氷ノ山林道へ降るルートを歩きます。
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起 点 |
養父市 別宮地区
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終 点 |
養父市 別宮地区
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別宮地区…別宮の大カツラ…ゲレンデ…東屋…高坪山避難休憩小屋…高坪山…パラグライダー発進場…展望地…瀞川・氷ノ山林道…氷ノ山展望駅…鉢伏高原…別宮地区
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所要時間 |
3時間10分
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歩いて... |
ゲレンデに続く作業道は所々が舗装されていて歩き易くなっていますが、かなり傾斜があって息が切れてきます。
何度も立ち止まって汗を拭い呼吸を整えながら、ゆっくり登っていきました。
眺めが広がる所が多いものの、生憎と雲が出ていたのが残念でした。
避難休憩小屋の先には、よく踏まれた広めの山道が林道まで続いていました。
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関連メモ |
鉢伏山,
高坪山,
鉢伏山,
鉢伏山,
高坪山,
鉢伏山,
別宮の棚田
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別宮地区
養父市八鹿町の市街地から国道9号を西進していきます。
関神社前交差点から県道87号に入っていくと、
八木川に架かる小路頃大橋の手前にがあります。
角には「ハチ高原」の大きなが出ていて、
橋を渡っていく道は「氷ノ山国際」、右前方の坂道は「ハイパーボウル東鉢」となっています。
右前方の坂道を登っていきます。
峠で左からの道を合わせて右へ降っていくと県道269号に出ます。
そこを左折して葛畑地区を過ぎていくと、
荒倉川に架かる神田橋を渡った所にがあります。
「別宮の大カツラ」「ハチ高原」「ハイパーボウル東鉢」などのが指す左へ分かれていく坂道を登っていきます。
別宮地区に入って山荘などを過ぎていくと、少し降った先の曲がり角に駐車場があるので、ここに車を止めました。
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別宮の大カツラ
駐車場の前には(*)が広がっています。
奥には氷ノ山が見えるようですが、この時には生憎と雲に隠れていました。
手前にある休憩所を兼ねたには
「ふるさと水と土ふれあい事業 別宮地区」と題した案内板があって、
付近のが載っています。
トイレの脇を流れる水路沿いに続くを登っていきます。
「別宮の大カツラ」の解説板を過ぎていくと、森の入口に大樹があります。
傍に標識などは設置されていませんが、先ほどの案内板によると、これが別宮の大カツラになるようです。
1本の巨木ではなく、何本も幹が集まるようにして生えていました。
*後日に 別宮の棚田を歩きました。
(「 別宮の棚田」を参照)
ふるさと水と土ふれあい事業 別宮地区
本地区は、地域集落の活性化・都市との交流拠点整備を目的に、
県指定天然記念物「別宮の大カツラ」や自然豊かな「別宮の棚田」の原風景を生かした施設の整備をこなっています。
事業名 |
ふるさと水と土ふれあい事業
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地区名 |
別宮地区
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実施年度 |
平成14年度〜17年度
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事業費 |
8千8百万円
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実施主体 |
兵庫県但馬県民局地域振興部、和田山土地改良事務所
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県指定文化財 別宮の大カツラ
指定年月日 |
昭和40年3月16日
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所有者・管理者 |
別宮地区
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樹高 |
27.32メートル
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幹周り |
14.50メートル
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枝張り |
東西約24メートル、南北約26メートル
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この大カツラは雌株で、主幹を中心に大小100本近くの幹が叢生し、支幹はゆるく左巻きにねじれた巨大老木である。
根元からは多量の清水がわき出している。
葉は対生で円心形をしており、長さ幅はともに3〜7センチぐらい。
果実は円柱形で、種子は小型で扁平な形をしている。
平成2年11月 兵庫県教育委員会
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別宮の大カツラの奥へ軽く登って、の間を抜けていきます。
沿いに進んで杉林に入ると、
突如として舗装されたが現れます。
20mほどの間隔で庭園灯のようなものが設置されている遊歩道を進んでいきます。
軽く登ってから降っていくと分岐に出ます。
角にはが立っていて、今来た道は「鉢伏山コース」となっています。
左右の道には何も示されていませんが、地形図に破線で載っている道になります。
右へ進むと車道に出るので、ここは左前方へ進んでいきます。
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すぐに杉林を抜けて、右なりに右へ曲がっていくとがあります。
脇には「東鉢」や「ハチ高原」と書かれた看板が倒れていましたが、どの道を指しているのかは分かりませんでした。
左へ戻るようにして続く道の上には小屋が見えていたので見送っていきます。
正面に続く道を降り気味に進んでいくと、すぐに田んぼが広がるに出ます。
道なりに降り始めると、道端に赤い前掛けをしたが安置された祠がありました。
祠を過ぎて降っていくと、前方から来て左へ登っていく舗装路に出ます。
駐車場から13分ほどの所になります。
この舗装路は、地形図に実線で載っている道になります。
角には道標が立っていて「東鉢伏高原」や「鉢伏山」の板がありますが、半壊していてどこを指しているのかよく分かりませんでした。
道端には「ウスイロヒョウモンモドキ」の看板もありました。
ここは左のを登っていきます。
ウスイロヒョウモンモドキを守る活動にご協力ください
採集は禁止されています!
ウスイロヒョウモンモドキ(タテハチョウ科)は、
絶滅に瀕する野生生物についてまとめた「環境省レッドリスト」において「絶滅危惧T類」に、
「改訂・兵庫の貴重な自然」において「Aランク」に指定され、現在最も絶滅のおそれのある種の一つとなっています。
兵庫県内では生息地は極めて限られ、緊急に保護を必要としています。
2006年7月に自然公園法における「指定動物」となり、
本地域を含む、氷ノ山後山那岐山国定公園において、ウスイロヒョウモンモドキの採集は禁止されております。
(兵庫県健康生活部環境政策局自然環境課、兵庫県民局県民生活部環境課)
(兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会)
山菜・野草等の採取禁止
別宮区共有地内における、地区外の者の山菜・野草等の採取はお断りします。
また、どなたに限らず、それらの盗掘はこれを固く禁じます。
(別宮区長、別宮農水環組合)
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植林地を抜けていくと、左側にのような所がありましたが、
一面に草が茂っていて使われていない様子でした。
再び植林地を抜けてコンクリート補強された脇を登っていきます。
の下を過ぎていくと明るい所に出ます。
周囲は樹木が伐採されていて、スキーゲレンデのようでした。
大きく左へ曲がって登っていくと、左奥にが広がってきました。
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右へのまで来ると、
先ほどと同様の「ウスイロヒョウモンモドキ」の看板がありました。
先の方に鉄塔が見えてきたを更に登っていきます。
左にある「」の看板が出る所を過ぎると、
ススキ原の一部が刈り払われて、道のようになっていました。
駐車場から25分ほどの所になります。
このまま舗装路を登るのも味気ないと思って、左前方のススキ原に続く小径を登っていきました。
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歩き易いのかと思っていると、20cmほどの長さの切り株がびっしり残っている上に傾斜もかなりあって、
はあまり快適ではありませんでした。
それでもゆっくり登っていくと、が緩やかになってきました。
右上に見えるリフト乗り場やを巻くようにして右へ曲がりながら進んでいくと、
ススキなどがなくなった広い所に出ました。
ここで小径はゲレンデの中に消えてしまいました。
何処を歩けばいいのか分からなくなりましたが左へ曲がって、
傾いたゲレンデのを登っていきました。
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ゲレンデを横切るようにして斜めに登っていきます。
幸いにも夏草はほとんど生えてなくて助かりました。
振り返ると、先ほどの電波塔などの背後にはが広がっていました。
やがて奥の方に見えてくるリフト乗り場へ向かってゲレンデを登っていくと、
右から登ってくるに出ました。
かなり傾斜のあるを登っていきます。
傾斜が緩やかになってくると舗装路は終わりになります。
正面の高みにはリフト乗り場があります。
高みの左側へ刈り込まれた道が続いていましたが、
右へ少し降った所にあるの先に舗装路が見えたので、
そちらへ向かっていきました。
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ゲレンデを横切って軽く降っていきます。
の脇を過ぎていくと、
右から登ってくるに出ます。
地形図に破線で載っている道になります。
テニスコートの所から舗装路と分かれてゲレンデを登り始めて17分ほどで出られました。
前方の尾根に向かって舗装路を進んでいくと、
になった先から右へ曲がっていきます。
道なりに右へ曲がって緩やかになった道を進んでいくと、左の尾根に登っていく舗装された急坂が現れます。
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かなり傾斜のある坂道を登っていくとに出ます。
脇に設置された看板によると、スカイバレイスキー場とハイパーボウル東鉢スキー場の境にある尾根になるようです。
道は少し左へ曲がって、一段と傾斜の増したを登っていきます。
写真ではよく分かりませんがかなりの急傾斜で、歩幅を狭めてゆっくり登っていきました。
舗装路になった所から6分ほど登っていくと未舗装路になります。
少し傾斜が緩むものの、まだまだ急な尾根が続きます。
左側に広がるゲレンデや山並みを眺めながら登っていきました。
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上に見えるへ向かって、急な尾根を更に登っていきます。
松の木を過ぎると少し傾斜が緩んできます。
少し右へ曲がりながら登っていくと、が見えてきます。
少し上には「SKYVALLEY」の各コースを示すが立っていました。
それらの左側に続くを更に登っていきます。
右から来る「トレイル直進」の小板が設置されたを併せていくと、
次第に傾斜が緩やかになってきます。
左側には山並みが広がってきます。
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東屋
両側にススキが穂を出すを登っていくと、前方にリフト乗り場が見えてきます。
の右側を過ぎて傾斜が緩やかになってくると、
草が刈り払われた広い尾根にが見えてきます。
そこへ向かっていくと、六角形をした東屋に着きました。
地形図に破線で載っている道に出た所から30分ほど、駐車場から1時間13分ほどで登って来られました。
左側には山並みなどを見渡せる眺めが広がっていました。
ここで水分補給をしながら、休憩していきました。
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高坪山避難休憩小屋
落ち着いたところで、東屋の先に続く刈り払われたを進んでいきます。
先の高みには建物が見えていますが、これから向かう高坪山避難休憩小屋になります。
山頂に小屋が建つ奥の山は鉢伏山になるようです。
少し左へ曲がるとになります。
鞍部に着いて登り返していくと、道がに分かれています。
右には横木の階段が続いていますが、左の坂道を登っていきました。
2分ほど登って傾斜が緩んでくると、正面にが近づいてきます。
横木の階段を登ってきた道を併せて登っていくと、高坪山避難休憩小屋に着きました。
東屋から7分ほどで登って来られました。
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避難小屋のは、標識が掲げられた正面の裏側にありました。
扉が開いていたのでちょいと中を覗いてみると、中ほどには囲炉裏があって、周囲をベンチが取り囲んでいました。
壁には「氷ノ山・鉢伏山付近見取図」と題したがありました。
外に出て螺旋階段を登っていくとのようになっていました。
手前の樹木が少し邪魔をしていますが、山並みを眺めることが出来ました。
下を覗き込むと、の形をしたベンチのようなものがありました。
高坪山避難休憩小屋使用について
1. |
この避難小屋は登山者の安全を守るため、一時避難と休憩場所として関宮町が建設したものです。
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2. |
この小屋は誰でも自由に使用出来ますが公共施設ですから大事に長く使えるよう心掛けて下さい。
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3. |
この小屋を使用した時は必ず備え付けの使用簿に記入して下さい。
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4. |
小屋の中に備付けの毛布などを使用したときは必ずもと通りに片付けて下さい。
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5. |
火気を使用したときは出るとき完全に始末して出て下さい。
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6. |
ゴミ・残飯・不用品などは小屋の中に残さぬよう持ち帰って下さい。
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7. |
この小屋を使用したあとは、次の日とが気持ちよく使えるようにれいにして帰りましょう。
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8. |
小屋を出るときは、一階、二階の窓、入口戸を完全に閉めて出て下さい。(カギはかけないように)
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(関宮町商工観光課)
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高坪山避難休憩小屋からの眺めを楽しんだら、その先へ進んでいきます。
これまでのゲレンデ風の尾根から一転して、普通のになってきます。
広めでよく踏まれた道を緩やかに進んでいくと、程なくしてへ入っていきます。
登り坂になってくると分岐があります。
高坪山避難休憩小屋から4分ほどの所になります。
辺りには右へ分かれていく道を指す標識が幾つか立っていて、
「トレイル右折」や「ウリワラコース(ハチ北キャンプ場降り口駅)」となっています。
どこへ続いているのか興味のあるところですが、
正面すぐの所から始まるを登っていきます。
後日に右の ウリワラコースを歩きました。(「 高坪山」を参照)
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高坪山 (標高1104m)
は段差が低くて歩き易くなっていました。
2分ほどで階段を登り切ると、は少し左へ曲がっていきます。
緩やかになった道を軽く登って植林地を抜けると僅かな高みに着きます。
この先は軽い降り坂になった緩やかな尾根が続いています。
標識類は見かけませんでしたが、ここが地形図に載っている1104m峰の高坪山になるようです。
高坪山避難休憩小屋から9分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて展望は得られません。
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パラグライダー発進場
軽く降り始めると再びに入っていきます。
広くて快適な尾根道を進んで道の左右にが茂るようになると、
程なくして降り傾斜が増してきます。
坂を降って緩やかになってくると、が見えてきます。
そこを過ぎていくとに出ました。
少し進んだ所に緑色のシートを被せた所がありましたが、情報によるとパラグライダー発進場とのことです。
高坪山避難休憩小屋から17分ほどの所になります。
左側には山並みなどを見渡せる眺めが広がっていました。
眼下には、これから向かう瀞川・氷ノ山林道が車道にタッチするもよく見えました。
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展望地
眺めを楽しんだら、その先へ進んでいきます。
しばらくはが続きます。
1分ほど進んでいくとが増してきます。
再び緩やかになった道を進んでいくと、先ほどと同様の開けた展望地に出ました。
パラグライダー発進場から3分ほどの所になります。
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瀞川・氷ノ山林道
鉢伏山の南にある標高1210mほどのを正面に見ながら尾根道を降っていきます。
傾斜が増してきた道を降っていきます。
と思われる何本もの杭を過ぎていくと、左右に通る瀞川・氷ノ山林道に降り立ちました。
先ほどの展望地から2分弱、高坪山避難休憩小屋から23分ほどで降りて来られました。
降り立った所にはが立っていて、右の道は「ハチ北高原」、左の道は「ハチ高原」、
今来た道は「ウリワラコース(ハチ高原駅)」となっています。
傍には「蒼林」と刻まれた石碑もありました。
正面には鉢伏山へ登っていく幅の広い横木の階段があり、「鉢伏山登山口(ハチ高原駅)」の道標がその階段を指していました。
右正面には「広域基幹林道「瀞川・氷ノ山線」」のがありました。
右側すぐの所の林道の曲がり角にはが設置されていました。
辺りが広くなっていて、車を何台も止められる駐車スペースのようになっていました。
ここからは、車を止めてきた駐車場へ向かって、舗装された林道と車道をひたすら歩いていきます。
このトイレはバイオトイレです。
杉チップを利用した屎尿を「水」と「炭酸ガス」に分解し、
その水を洗浄水として再利用する自己完結型の水洗トイレです。
その昔、大工さんが用を足した後、汚物に「杉の木くず」をかけておくと臭いが消え、
数日後にはすべて消滅することが知られていました。
それをヒントにこのトイレは生まれました。
このトイレは、「杉」の持つ屎尿処理能力に着目し研究・開発された「新時代」のトイレです。
分解された水を繰り返し使用でき、外部へ汚水を出さない環境にやさしいつくりになっています。
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氷ノ山展望駅
林道を左へ降り始めると、すぐの所に氷ノ山展望駅があります。
脇には「氷ノ山展望駅について」と題した解説板があっても載っていました。
ここから氷ノ山を望めるとのことですが、生憎と山頂付近は雲に隠れていて見えませんでした。
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、鉢・瀞川ルート)
(6)氷ノ山展望駅について
鉢伏山から東鉢伏方面へと延びる、養父市と香美町との境の尾根に位置し、
氷ノ山が真正面に、眼下にハチ高原のロッジ群が望める箇所です。
ここから鉢伏山への登山道があり、20〜30分で頂上に行くことができます。
この場所には、昭和63年に林道の開通を祝って「記念碑」が建てられています。
この場所は、ルート起点より11.8km、標高1,050m。
(前駅)
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徒歩での所要時間
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(次駅)
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(5)ハチ北展望駅
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…50分,1.7km… (6)[当駅] …60分,2.8km…
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(7)ハチ高原中央駅
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樹木が茂って展望のあまり開けない林道を緩やかに降っていきます。
高丸山から鉢伏山へ続くを正面に眺めながら降っていきます。
道なりにヘアピン状に左へ曲がって、少し降っていくと分岐があります。
氷ノ山展望駅から13分ほどの所になります。
角には「ハチ高原ゲレンデ」の標識が立っていて、右へ戻るようにして分かれていく未舗装路を指しています。
右の未舗装路からゲレンデを降っても良いのですが、今回はこのまま林道を降っていきました。
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分岐を過ぎていくと、右側が開けてなどの山並みを見渡せる所がありました。
岩壁を水がのように流れ落ちる所を過ぎていくと、
路肩が広がってのようになった所があります。
そのすぐ先でヘアピン状に右へ曲がっていくと、再びが広がってきます。
少し進んでから大きく左へ曲がりながら降っていくと、食事処やロッジなどが建ち並ぶ所に出ます。
広域基幹林道 瀞川・氷ノ山線
林道敷地内のおける諸行為について
この林道は、兵庫県が維持管理しています。
林道敷地内で下記の行為をされる時は、林道占用許可又は、工事施行承認等の申請手続きが必要です。
下記の管理者まで連絡して下さい。
1.林業の用に供する施設(索道等)の設置
2.かんがい排水施設等の設置
3.水道施設及び付属施設等の設置
4.電柱、電話柱その他これに類するもの等の設置
5.地下埋設物等の設置
6.作業道等接続道路の設置
7.その他これらに類する行為
林道管理者 兵庫県但馬高原林道・設事務所
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鉢伏高原
建ち並ぶの前を過ぎていきます。
道なりに少し右へ曲がっていくと、左右に通る車道に出ました。
瀞川・氷ノ山林道に降り立った所から38分ほどで降りて来られました。
出た所には「但馬アルペンロード」「鉢伏山・ハチ高原」のが立っていて、今降ってきた林道を指していました。
手前には林道の解説板があって、も載っていました。
正面には「青い鳥」の標識のある建物がありました。
脇にはがあって、出合ターミナル方面の便があるようですが、
車を止めてきた駐車場へ向かって、左へ続く車道を更に歩いていきます。
この道は林道です。
林道は木材を運び出したり、森林を守り育てるために設置された道路です。
以下のことを承諾・厳守されたうえで利用願います。
1 |
一般道(公共交通に寄与することを目的とする国道等)に比べ次のことが異なります。注意して走行して下さい。
・道幅が狭く、急カーブが多い
・未舗装で悪路が多い
・落石・倒木の危険が多い
・ガードレール・カーブミラーが少ない
・急こう配が多い
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2 |
次の期間は通行しないで下さい。
・豪雨・強風時 → 土砂崩れ・倒木の恐れがあります
・降雪・凍結時 → 除雪は行いません
・夜間・霧がかかった時 → 街灯は無く、見通しが悪いです
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3 |
次のことは行わないで下さい。
・暴走行為・通行の妨げになる行為
・林道施設・周辺の自然を損傷・汚染する行為
・火気の取扱い
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4 |
構造上、次の車両は通行できません。
・積載時重量制限 20トンを超える車両
・積載時制限長 12メートルを超える車両
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5 |
走行速度は20km/h以下を心がけましょう。
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6 |
ゴミ等の不法投棄は法律で罰せられます。
絶対に捨てないでください。
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7 |
許可なく林道を占用することは禁止しています。
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降り基調で続く車道を進んでいきます。
道路の左右には、大きな駐車場が幾つか点在していました。
を過ぎて少し降り傾斜が増してくると、
丹戸への道が右へ分かれていくがあります。
地形図に二重線で載っている道になるようです。
その道は見送って、少し右へ曲がりながら登っていくと、左への曲がり角にハチ高原料金所があります。
この時には係員は詰めていないようでしたが、冬期だけの料金所でしょうか。
傍には「」がありました。
この時には、案内図に載っている「歓迎アーチ」はありませんでした。
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車道を更に進んでいくと、正面にが見えてきます。
電波塔へ近づくと、道路のすぐ傍に立っていました。
階段が設置されていたのでちょいと登ってみると、
NTTドコモのという名前のようでした。
電波塔を過ぎていくと、が広がるようになります。
山沿いに続く車道を淡々と進んでいきます。
鉢伏(兵庫)
当設備についてのご連絡は下記へお願い致します。
(NTTドコモ)
NTT 関西移動通信網株式会社 鉢伏無線中継所
鉄柱規模 | G-50m鉄柱 |
アンテナ容量 | IV-840(120°)×12基 |
完成 | 平成9年12月 |
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別宮地区
右に見えるなどを眺めながら道なりに降っていくと、
右から登ってくる舗装路がしてきます。
左側に現れたを進んでいくと、
車を止めておいた駐車場に着きます。
瀞川・氷ノ山林道に降り立った所から1時間10分ほどで降りて来られました。
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