高竜寺ヶ岳
概 要 高竜寺ヶ岳は豊岡市但東町と京丹後市久美浜町の境にある標高696.5m(点名:資母村)の山です。 山頂の北側や南側が開けていて、但馬や丹後の山並みなどを見渡せる眺めが広がります。 今回は北側を通る府道671号の峠付近から尾根に取り付いて山頂へ登るルートを往復します。
起 点 京丹後市久美浜町 尉ヶ畑地区
終 点 京丹後市久美浜町 尉ヶ畑地区
尉ヶ畑地区…523m峰…601m峰…尾根の肩…高竜寺ヶ岳…尾根の肩…601m峰…523m峰…尉ヶ畑地区
所要時間 5時間30分
歩いて... 市野々地区からの登山道に出るまでに明瞭な道はありません。 アセビが茂ってプチ薮漕ぎの所や急坂の所もあって、想定していた以上に時間がかかりました。 総じて展望の開けない尾根ですが、樹間から僅かに山並みが見える所もあります。 少し雲が出ていましたが、山頂からは各方面に山並みを眺められました。
関連メモ 高竜寺ヶ岳, 高竜寺ヶ岳, 高竜寺ヶ岳, 高竜寺ヶ岳, 高竜寺ヶ岳, 高竜寺ヶ岳
コース紹介
尉ヶ畑地区
京丹後市久美浜町を通る国道312号の友重交差点から府道706号を南下していきます。 まで来て、府道671号に入っていきます。 市野々地区の集落を進んでいくとがあります。 左折して道なりに登った所にあるに出て、左折していきます。 1車線の狭い所を過ぎて切通になったを越えて尉ヶ畑地区に入ると、 左への曲がり角の路肩が広くなって車数台分の場所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
脇にはなどがあります。
の方へ少し引き返していきます。 すぐ左側に、浅い谷筋を挟んだ尾根があります。 は狭くて急そうです。 しばらく愚考した末、少し緩やかそうに見えるを登ることにします。
(下山時には右の尾根を降りました)
少し登った所を右へ曲がって、を登っていきます。 一般的な登山ルートではないようで、明瞭な道はありませんが、薮漕ぎするほどではないのは助かります。 しかし思いのほかなので、 脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 頑張って登っていくと、傾斜が少しホッとできる所に出ます。 また傾斜が増してくると、次第にが広がってきます。 息を弾ませながら登っていくと、右から来る尾根と合流します。 距離はそれほどありませんが、駐車地から19分ほどかかりました。 下山時には右の尾根を降るべく、持ち合わせの桃テープを目印として括り付けておきます。
ひと息入れてから、左へ続くを登っていきます。 登り傾斜が増してくると、剥き出すを過ぎていきます。 少し弛んだ所を過ぎるとになるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 頑張って登っていくと、傾斜がホッとします。 また傾斜が増してくる尾根を登っていくと、標高420mほどの緩斜地に出ます。 駐車地から40分ほどの所になります。
すぐにになります。 左の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。 が少し見られますが、それほど煩わしくはありません。 剥き出すを過ぎていきます。 次第に傾斜が弛んでくると、標高460mほどの高みAに出ます。 駐車地から48分ほどの所になります。
左へ曲がって軽く降っていくと、少しを過ぎていきます。 少し登って緩やかになると、標高470mほどのを過ぎていきます。 軽く降っていくと、少しを過ぎていきます。 少し登っていくと、標高470mほどのを過ぎていきます。 軽く降った先を、少し左へ曲がりながら登っていきます。
523m峰
少し登っていくと、僅かな起伏で続くになります。 程なくして高みが近づいてくるとになります。 少し登って緩やかになると、標高500mほどのに着きます。 少し右へ曲がって降っていくとになります。 程なくしてが増してきます。 少し曲がりながら登って緩やかになった尾根を進んでいくと高みに着きます。 場所を示す標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている523m峰だと思われます。 駐車地から1時間10分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりません。
軽く降って、を過ぎていきます。 軽く登り返していくと、僅かな起伏で続くになります。 しばらく進んでいくと、あまりピーク感のない標高520mほどのに着きます。 中ほどの樹木の袂には丸い小岩が並んでいます。 軽く降っていくとになります。 近づいてくるへ向かって尾根を登っていきます。 緩やかになると、「団」の石杭がある標高530mほどの小峰Bに着きます。 523m峰から13分ほどの所になります。
左へ曲がって、が見られる尾根を降っていきます。 緩やかになって、の脇を進んでいきます。 軽く降るようになるとに着きます。 登り返していくと、標高510mほどのに着きます。 軽く降った先を、曲がりながら登っていきます。 標高540mほどの緩やかな尾根になると、「団」の石杭があります。 523m峰から40分ほどの所になります。
軽く登っていくと、程なくして標高540mほどのに着きます。 少し右へ曲がりながら軽く降っていくとになります。 左側にはが少し見えます。 で続く尾根を進んでいきます。 次第にが目立つようになって、プチ薮漕ぎする所もあります。 標高540mほどの高みGまで来ると、中ほどに「団17」の石杭が倒れています。
軽く降っていくと、少しに着きます。 少し右へ曲がっていくとが増してくるので、 脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 次第にが広がってきて何処を登れば良いのか分からなくなりますが、中ほどを真っ直ぐ登っていきます。 少し登り易そうに思える右側を通ったりしながら登っていくと、標高590mほどの高みHに着きます。 中ほどには「団16」のと「境界見出標」の赤い小札があります。
601m峰
高みを過ぎて、軽いになる尾根を進んでいきます。 になると、正面に高みが近づいてきます。 尾根を登り返して緩やかになると、地形図に載っている601m峰と思われる高みに着きます。 523m峰から1時間7分ほどの所になります。 中ほどには「団15」のと、文字が書き込まれた「境界見出標」の赤い小札があります。 周囲には樹木が茂っていて、ここも眺めは広がりません。
右へ曲がってアセビが茂り気味の尾根を降っていくと、が幾つか剥き出しています。 僅かな起伏で続くを進んでいきます。 少し撓んだ所を過ぎて、僅かなへ向かって軽く登っていきます。 程なくして、標高580mほどのに着きます。 高みを過ぎて軽く降っていくと、浅い鞍部に出ます。
尾根の肩
少し登っていくと、アセビが茂るになります。 僅かな起伏で続く尾根を進んでいくと、次第にになります。 緩やかな所を過ぎて、見えてくるへ向かって登っていきます。 しばらく登っていくと、標高610mほどの緩やかな尾根の肩に出ます。 601m峰から22分ほどの所になります。 中ほどには「団20」の石杭があります。 市野々地区からの登山道と出合う所です。 (*)は市野々地区から来る林道へ出られます。 「この鳥に出会いましたか」と題した解説板が倒れていますが、写真や文は消えていて読めません。 ここは山頂へ向かって、を進んでいきます。
市野々地区からの登山道は「高竜寺ヶ岳」を参照。
尾根のに続く登山道は、作業道のように広くなっています。 軽く登っていくとに出ますが、すぐに右肩を進むようになります。 しばらく進んでいくと、またに復帰します。 程なくして尾根の背を外れてを登るようになると、普通の登山道のような狭い道になります。 シダ類が少し見られる道を右へ曲がりながら登っていきます。
僅かなを左へ回り込むように登っていきます。 が茂るようになる道を曲がりながら登っていきます。 しばらく登っていくと右側が開けてきて、を眺められます。 まだシダ類が茂る右斜面を曲がりながら登っていくとが見えてきます。 右側に少し山並みを眺めながら登っていきます。
右斜面を登っていくとに着きます。 道なりに左へ折れ曲がって、尾根のを登っていきます。 左側に広がってくるを眺めながら登っていきます。 左前方の樹間にが見えてくると、山頂はもうすぐです。 程なくして、高竜寺ヶ岳の山頂部の西端に着きます。 尾根の肩から17分ほど、駐車地から2時間57分ほどで登って来られました。 樹木の脇には「この鳥に出会いましたか」と題した解説板がありますが、ここでも題名だけしか判読できません。 右からは高龍寺地区からの(*)が登ってきていて、「高竜寺下山道」の標識が出ています。
高龍寺地区からの登山道は「高竜寺ヶ岳」, 「高竜寺ヶ岳」, 「高竜寺ヶ岳」を参照。
高竜寺ヶ岳(標高696.5m)
山頂の中ほどのこんもりとした所には松の木が生えています。 袂には「資母村」があるので、地形図に載っている696.5m峰になるようです。 には山並みが広がります。 の樹間にも山並みが見えます。 松の木の傍には、山頂から見える山々の標高を記したが立っていて、 大江山833m・東床尾山839m・来日岳567m・蘇武岳1074m・法澤山644m・郷路岳620m・天の橋立・江笠山728m・東里ヶ岳664m・西床尾山843mなどの小板がそれぞれの方角を示しています。 山頂にはが建っていて、傍に「高竜寺ヶ岳 697m」の標柱があります。 にも眺めが広がります。 少し角度を変えると、の方角に久美浜湾小天橋が見えます。 からは尉ヶ畑峠方面からの登山道(*)が登ってきています。 お昼時になったので、のベンチに腰掛けて昼食タイムにしました。
尉ヶ畑峠方面からの登山道は「高竜寺ヶ岳」, 「高竜寺ヶ岳」, 「高竜寺ヶ岳」, 「高竜寺ヶ岳」を参照。
お腹が満ちて落ち着いたところで、車を止めてきた駐車地に戻るべく、を引き返していきます。 右側にを眺めながら降っていきます。 まで来て、道なりに右へ曲がっていきます。 が茂るようになる道を曲がりながら降っていきます。 道を辿りながら左斜面を降っていくと、シダ類を見かけなくなって歩き易くなります。
尾根の肩
作業道のような道になってくるとに出ます。 尾根の背を進んでいくと、来る時には気が付かなかった「この鳥に出会いましたか」と題したが樹木の袂にあります。 程なくして、尾根のを進むようになります。 少し降っていくとに出ますが、またすぐに左肩を降っていきます。 降り傾斜が増し始める手前まで来て「この鳥に出会いましたか」と題した解説板が見えてくると、標高610mほどの緩やかな尾根の肩に出ます。 高竜寺ヶ岳から12分ほどの所になります。 登山道(*)は解説板の先へ降っていきますが、「団20」の石杭がある右側のを越えて、元来た尾根を引き返していきます。
*登山道は「高竜寺ヶ岳」を参照。
しばらく降っていくとになります。 アセビが見られるで続く尾根を進んでいきます。 降り基調の尾根を進んでいくとに出ます。 程なくしてになります。 少し登っていくと、標高580mほどの高みIに着きます。
601m峰
軽く降っていくとになります。 登り坂になると、が幾つか剥き出すようになります。 茂るを迂回したりしながら尾根を登っていきます。 アセビをプチ薮漕ぎしながら登っていくと、地形図に載っている601m峰と思われる高みに着きます。 尾根の肩から16分ほどの所になります。 中ほどには「団15」のと、文字が書き込まれた「境界見出標」の赤い小札があります。
尾根が二手に分かれていますが、を降っていきます。 少し降った先を軽く登っていくと、「団16」の石杭と「境界見出標」の赤い小札がある標高590mほどのに着きます。 次第に広がってくるの左寄りを降っていきます。 尾根の中ほどに戻って、思いのほかを脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 緩やかになった所から軽く登り返していくと、中ほどに「団17」の石杭が倒れている標高540mほどの高みGに着きます。
茂るをプチ薮漕ぎしながら降っていきます。 程なくしてになります。 で続く尾根を進んでいきます。 標高540mほどのを過ぎていきます。 軽く降った先を少し登り返していくと、「団」の石杭がある標高540mほどの緩やかな尾根になります。 601m峰から18分ほどの所になります。
尾根が二手に分かれていますが、を降っていきます。 少し曲がりながら降っていきます。 僅かな起伏で続く尾根を登っていくと、標高510mほどのに着きます。 尾根が二手に分かれていますが、を降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくと、アセビが茂り気味の浅い鞍部に着きます。
になる尾根を進んでいきます。 少し左へ曲がりながらを登っていきます。 が見られる所まで来ると緩やかな尾根になります。 が見られる尾根を軽く登っていきます。 傾斜が緩やかになると、「団」の石杭がある標高530mほどの小峰Bに着きます。 601m峰から43分ほどの所になります。 尾根が二手に分かれている所になります。
523m峰
分り難いですが、石杭の辺りからを降っていきます。 少し降っていくとになります。 少し登っていくと、あまりピーク感のない標高520mほどのに着きます。 中ほどの樹木の袂には丸い小岩が並んでいます。 少し降って、で続く尾根を進んでいきます。 軽く登って緩やかになると、地形図に載っている523m峰と思われる高みに着きます。 601m峰から54分ほどの所になります。
少し曲がりながら降っていくとになります。 で続く尾根を進んでいきます。 少し登って緩やかになると、標高500mほどのに着きます。 僅かな起伏で続くの尾根を曲がりながら進んでいきます。 少し撓んだ所を過ぎて登っていくと、標高470mほどの高みCに着きます。
少し降って、を過ぎていきます。 軽く登り返していくと、標高470mほどのに着きます。 少し降って緩やかな尾根を過ぎていくとになります。 軽く登っていくと、標高460mほどのに着きます。 右へ曲がって降っていくと、剥き出す小岩群を過ぎていきます。
左の樹間にを眺めながら降っていきます。 しばらく降っていくと、標高420mほどのに出ます。 程なくしてが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 右の樹間にを眺めながら降っていきます。 剥き出すを過ぎていきます。 傾斜が緩やかになると、登り時に括り付けておいた桃テープがある所に出ます。 523m峰から36分ほどの所になります。 桃テープを回収しながら、分岐している尾根の様子を確認していきます。
尉ヶ畑地区
登ってきた右の尾根は見送って、を降っていきます。 右へ曲がりながらしばらく降っていくとになります。 曲がって、倒木などが見られる尾根を降っていきます。 次第に降り傾斜が増してくると、植林地のになります。 左側は急斜面になっていて危ないので、少し右寄りを降っていきます。 左下に府道671号が見えてくると、が益々増してきます。 脇の樹木に掴まったりしながら狭い尾根を慎重に降っていくと、の脇に降り立ちます。 前方へ進んでいくと、すぐの所に車を止めておいた駐車地があります。 手前の分岐から14分ほど、高竜寺ヶ岳から2時間15分ほどで降りて来られました。