概 要 |
高竜寺ヶ岳は豊岡市但東町と京丹後市久美浜町の境にある標高696.7mの山です。
山頂の北側と南側が開けていて、但馬や丹後の山並みなどを見渡せる眺めが広がります。
今回は但東町の高龍寺地区から登り、北から東へ曲がっていく尾根から林道に出て、坂野地区へ降るルートを歩きます。
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起 点 |
豊岡市但東町 高龍寺地区
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終 点 |
豊岡市但東町 高龍寺地区
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高龍寺地区…産霊神社…高竜寺ヶ岳登山口…中間地点…近道分岐…南西ピーク…近道合流…高竜寺ヶ岳…展望地…展望地…展望地…山頂入口…尉ヶ畑分岐…砂防ダム群…たんたん温泉…地蔵尊…大師堂…高龍寺口バス停…高龍寺地区
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所要時間 |
3時間20分
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歩いて... |
登り始めは霧がたちこめていましたが、登るにつれて晴れてきました。
南西ピークまではV字形に抉れた道もありましたが、それほど歩き難くはありませんでした。
傾斜が増した所にはロープも張られていて登り易くなっていました。
条件が良いと山頂から天の橋立や小天橋も見えるようですが、今回は遠くが霞んでいて見えませんでした。
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関連メモ |
高竜寺ヶ岳,
高竜寺ヶ岳,
高竜寺ヶ岳,
高竜寺ヶ岳
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高龍寺地区
豊岡市出石町から国道426号を東進し、出合交差点を直進して国道482号を進んでいくと、
太田バス停を過ぎた所にがあります。
そこから北へ分かれていく道に入っていきます。
角には「高竜寺ヶ岳登山口」の標柱が立っていて、その道を指しています。
道なりに東へ曲がりながら進んでいくと、高龍寺川に架かる高龍寺橋の傍にがあります。
そこから北へ分かれていく道に入っていきます。
角には標識「」や道路標識「但東町 高龍寺」、
標柱「高竜寺ヶ岳登山道」などがあって、その道を指しています。
道なりに左へ曲がった所の十字路を右折し、高龍寺地区の集落に続く坂道を登っていきます。
左右に分かれていく路地もありますが、
要所には「高竜寺ヶ岳登山道」「登山道直進」「高竜寺ヶ岳登山道直進」の標柱が立っていて導いてくれます。
最後の民家を過ぎていくと、車を数台は止められる岳登山駐車場に着きます。
ここが高竜寺ヶ岳への登り口になります。
この時は濃い朝霧で辺りが霞んでいました。
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道の脇にはお堂があって、多くのが安置されていました。
中には「ふるさと兵庫50山+8」の高竜寺ヶ岳の紹介ページや千本杉の紹介文などが掲げられ、
「絶景の 高竜寺ヶ岳 登山案内」と題して、
「東屋のある山頂」、「山頂からの雲海」、「日本海・久美浜湾を望む」の写真も貼り出してありました。
たんたん温泉や日本・モンゴル民族博物館のパンフレットや、
「」も置かれていたので、ひとつ貰っていきました。
高竜寺ヶ岳登山の皆様へ
高竜寺ヶ岳六九七メートルには兵庫県側より高竜寺・坂野の二ヶ所、京都府側より尉ヶ畑・布袋野の二ヶ所と四ヶ所の登山道があります。
京都府側からは「但馬富士」と呼ばれ、ふるさと兵庫五十山の内唯一京都府との境に位置し、
日本かいの眺めと三百六十度の大展望を楽しんで下さい。
高竜寺ふるさと委員会では毎年六月に登山道の整備と草刈りを行い、
登山者の安全をお祈りし、登山記念プレートをお一人様一枚お持ち帰りいただいております。
(高竜寺ふるさと委員会)
千本杉 たんたん温泉によみがえる
但東町高龍寺地区の産霊神社に「千本杉」と呼ばれる珍しい杉の大木がありました。
非常に特徴的な杉で、地上十メートル程のところで次々に枝分かれし、文字通り千本杉の様相を呈します。
昭和五十六年の風雨により倒れましたが、再現を願って集落の人々により二世の若木が植えられています。
一度、倒れてしまった「千本杉」なのですが、
かつての珍しく特徴のある「千本杉」を「たんたん温泉」にも蘇らせようと、
地域のあつい思いに支えられ「新宮造園」さんの手を借り、植えられました。
かつての雄姿の遺伝子を継ぐ二世のこの若木をみなさんも温かくみまもってやって下さい。
(たんたん温泉 福寿の湯)
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産霊神社
高竜寺ヶ岳へ向かう前に、すぐ近くにある産霊神社を訪ねていきました。
お堂の左脇の道の先の石段を登って境内に着くと、左側を向いた社殿がありました。
屋根には鰹木は乗っていませんが外削ぎの千木が聳えていました。
中を覗ってみると、「産霊神社」の扁額が掛かる内宮が納められていました。
由緒などを記したものは見かけませんでしたが、これからの散策の無事をお祈りしていきました。
社殿の前には五角柱のがあって
「天照皇大神」「倉稲魂命」「大己貴命」「少彦名命」「埴山媛命」と刻まれていましたが、この神社の祭神でしょうか。
社殿のにひとつ、
に二つのがありましたが、いずれも名前は分かりませんでした。
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産霊神社から岳登山駐車場へ引き返してお堂の先へ進み始めると、
道脇に「高竜寺ヶ岳登山道直進」と「山頂まで80分」のが立っていました。
その先の植林地へ入っていくと、道が金網柵で閉ざされていましたが、
上下に設けられたレバーを回して扉を開けて、その先へ進んでいきます。
登山者のみなさんへ
柵は外し入山していただいて結構です。
(高竜寺区長)
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金網柵を過ぎていくと、谷筋がに分かれています。
右側の谷筋にはが三つ並んでいました。
脇にある「」の看板によると、右側の谷は屋ノ谷というようです。
道は左側の谷筋に続いています。
脇に立つ電柱の傍に「」の標柱が立っていて、左の谷筋に続く道を指しています。
霧の奥に青空が見えるようになった道を登っていくと、左側にの設備がありました。
水源かん養保安林
所在場所:豊岡市但東町高龍寺ヤノ谷21ほか
この付近一帯の三輪は、保安林に指定されています。
次の行為をしようとするときは、豊岡農林水産振興事務所へ相談してください。
1.立木竹の伐採及び損傷
2.下草、落葉、落枝の採取
3.樹根、土石の採掘、その他土地の形質の変更
山火事に注意しましょう。
(兵庫県)
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高竜寺ヶ岳登山口
小沢の上を過ぎて更に進んでいくと、のような所から未舗装路になりますが、
引き続き、車一台が通って行かれる道幅があります。
少し登っていくと「」の標識が立っていて、正面に続く道を指していました。
の前まで来ると、道は鋭角に左へ曲がっていきます。
すぐ先にある次の曲がり角まで来ると「」の標識が立っています。
脇の樹木には「」の標識が取り付けられていました。
ここから山頂に向けての山道が始まります。
岳登山駐車場を出発してから9分ほどの所になります。
他の所の標識類では「高竜寺ヶ岳」の表記になっていますが、
ここの標識は「高龍寺ヶ岳」となっていました。
地名は「高龍寺」で、山名は「高竜寺ヶ岳」と理解していましたが、
「高竜寺」という標識も見かけたし、表記に揺れが見られるようでした。
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右へ曲がりながら登っていくと尾根の背に出ます。
浅くU字形に窪んだ道を真っ直ぐ登っていくと、左右に通る広めの道に出ました。
高竜寺ヶ岳登山口から1分半ほど登った所になります。
道のと正面の尾根に道標「」が立って、正面の尾根に続く道を指しています。
には背丈の低い笹が茂っていて、
にはトラロープが張られていたので、左右に通る道は今ではあまり使われていないようでした。
高竜寺ヶ岳登山口から分かれてきた広い道なのでしょうか。
ここは道を横切って、正面の尾根に続く道を登っていきます。
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かなり傾斜のある尾根を登っていきます。
次第に脹脛が痛くなって息も切れてくるので、何度も立ち止まって呼吸を整えながら、ゆっくりと登っていきました。
道はに抉れた所もかなりありますが、
靴を置く所は確保されていて、それほど歩き難くはありませんでした。
傾斜が緩やかになった所では抉れもなくなって、ホッとひと息ついたりもしました。
高竜寺ヶ岳登山口から10分ほど登った所の緩やかな所から振り返ると、
樹間からを見下ろすことができました。
どうやら霧の上に出たようで、周囲には霧がなくなっていました。
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中間地点
眺めを確認して、V字形に抉れ気味の急坂を登っていきます。
喘ぎながら5分半ほど登っていくと、樹木に「」の標識が取り付けられていました。
の下を過ぎていくと、樹木に「中間地点」の標識が取り付けられていました。
高竜寺ヶ岳登山口から18分半ほど、岳登山駐車場から28分ほどの所になります。
「中間地点」とは何処の中間のことなのかは分かりませんでしたが、
距離的には岳登山駐車場から高竜寺ヶ岳の山頂までの中間のように思えました。
しかし今回登った実績からすると、時間的には中間よりも少し手前のようでした。
後日に来てみると、「中間地点」の標識は、標高510m辺りに移設されていました。
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左右の樹間から見える稜線を眺めながら、引き続き傾斜の急な坂道を登っていきます。
の袂を過ぎていくと、
傾斜が少し緩んでになってきました。
次第に登り傾斜が増し始めると、樹木に「山頂まで30分」の標識が取り付けられていました。
高竜寺ヶ岳登山口から31分ほど登った所になります。
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近道分岐
傾斜が増してくるとが張られていましたが、登る分にはそれほど必要ではありませんでした。
になってきた道を進んでいくと、再び傾斜が増し始める所の樹木に、
「」の標識が取り付けられていました。
右側の樹間からは、目指すの山頂が見えていました。
緩やかになった所を過ぎて登り傾斜が増し始めると分岐がありました。
高竜寺ヶ岳登山口から41分ほど登った所になります。
角の樹木に「」の標識が取り付けられていて、右の道(*)を指していました。
また「高竜寺岳 山頂へ 近道」の紙も括り付けられていて、同じく右の道を指していました。
どのくらい「近道」なのか興味のあるところではありましたが、
今回は正面の上に見えている稜線を目指して真っすぐ登っていきました。
*後日に右の道を歩きました。
(「 高竜寺ヶ岳」を参照)
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南西ピーク
稜線に直登するはかなりの傾斜があって、ロープが張られていました。
これまでよりも傾斜があるので、念のためにロープに掴りながら登っていきました。
喘ぎながら3分ほど登っていくと、左右に続く稜線の高みに着きました。
高竜寺ヶ岳登山口から44分ほどで登って来られました。
地形図によると、高竜寺ヶ岳の西南西400m辺りにある標高650mほどの高みになるようです。
中ほどの樹木には「山頂まで15分」や「山頂」の標識が取り付けられていて、右へ続くを指していました。
山頂へ向かう前に、正面に広がるを眺めながら、
急坂を登ってきて疲れた体を癒していきました。
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近道合流
疲れが癒えたところで、高竜寺ヶ岳へ向かっていきます。
正面の樹間から山頂を眺めながら、快適になったを降っていきます。
程なくして傾斜が増してきた道を降っていくと、右から道がしてきます。
角の樹木には「」の標識が取り付けられていて、正面の尾根道を指していました。
また「高竜寺へ 近道」の紙も括り付けられていて、右の道を指していました。
どうやら、南西ピークの手前にあった「近道」は高みを巻いてここに続いているようでした。
ここは正面に続く尾根道を更に降っていきます。
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高竜寺ヶ岳 (標高696.7m)
(*1)に着いて登り返していくと、
樹木に「」の標識が取り付けられていて、正面の道を指していました。
かなり傾斜のあるを登っていきます。
次第に傾斜が緩やかになってくるとの端に登り着きました。
開けた山頂に出る手前の樹木に「高竜寺」と「」の標識(*2)が取り付けられていて、
今登ってきた道を指していました。
標識を過ぎていくと高竜寺ヶ岳の山頂に着きました。
南西ピークから12分ほど、岳登山駐車場から68分ほどで登って来られました。
*1:鞍部から北側の林道へ降る 踏み跡があります。(「 高竜寺ヶ岳」を参照)
*2:標識の脇から西側へ降る 広めの山道があります。(「 高竜寺ヶ岳」を参照)
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山頂の中ほどには「高竜寺岳六九六.七」と書かれた標柱が立っていて、袂には「山頂」の板が落ちていました。
松の木の傍には「高竜寺ヶ岳登山道完成記念植樹」と書かれた標柱も立っています。
袂にはもありますが、かなり土に埋もれていて、
脇に設置されている小学校の石碑の方が目立っていました。
高竜寺ヶ岳の山頂は北側と南側が開けていて、山並みなどを見渡せる素晴らし眺めが広がっていました。
山頂から見える山の標高を記したも立っていて、
天の橋立・
大江山833m・
東床尾山839m・
来日岳567m・
蘇武岳1074m・
郷路岳620m・
法澤山644m・
江笠山728m・
東里ヶ岳664m・
西床尾山843m・
小天橋などの小板がそれぞれの方角を示していました。
袂には「高竜寺ヶ岳」の板も落ちていました。
「高竜寺ヶ岳登頂記念」と題した看板も設置されていて、登頂した年月日と名前などが記されていました。
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山頂に建つにはがありましたが、
ベンチがやけに低くて、座るにはかなり難がありました。
赤いケースには「登頂記録 尉ヶ畑ふる里会」と題したノートが入れられていて、
「感想文を書いてください」とコメントされていました。
腰かけるのに具合が良さそうな大きな石が傍に幾つか頭を出しているので、
手頃なのを選んで、景色を眺めながら軽く食事をしていきました。
天の橋立や小天橋も見えるようですが、この時には遠くが霞んでいて、よく分かりませんでした。
山名は同定できませんでしたが、山頂から見える眺めを北から時計回りに載せておきます。
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山頂の南東側の尾根にも踏み跡が降っているようでしたが、北側の尾根を降っていきます。
大きな石が頭を出している脇から続く急傾斜の道を降っていくと、
すぐの所の樹木に標識「」の標識が取り付けられていて、その先の道を指していました。
袂には「尉ヶ畑」の板も落ちていて、同じ道を指していました。
道はかなり傾斜がありますが抉れていなくて、広くて歩き易くなっていました。
周囲の樹木が若葉を伸ばして、新緑の眩しい尾根が続きます。
尾根の背を小刻みに右・左と曲がりながら降っていくと、
山頂から4分半ほどの所の道端に「」の標識がありました。
引き続き尾根の背を降っていくと、標識「」が立っていました。
山頂から6分ほど降った所になります。
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展望地
次第に曲がり方が少なくなってきた道を降って緩やかになってくると、開けた所に着きました。
手前には標識「」が立っていました。
山頂から8分ほど降った所になります。
左側が開けていて、丸太のベンチもあって展望地になっていたので、
広がるをしばらく眺めていきました。
展望を楽しんで先へ進み始めると、「」の標識が立っていました。
手前の標識とは20mほどしか離れていないのに9分の差とは不自然ですが、
標識の形が違っているので、別々の人がそれぞれの基準で設置したようです。
この先にかけても2つの系統の標識が見られました。
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展望地
広いを快適に降っていきます。
左へ曲がって尾根の右肩を進み、に着いて右へ曲がり、尾根の左肩を進んでいきます。
緩やかなに出て降るようになると、再び開けた所に出ました。
先ほどの展望地から4分ほど降った所になります。
左側が開けていて、丸太のベンチもあって展望地になっていたので、
ここでも広がるをしばらく眺めていきました。
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展望地を過ぎて降り傾斜が増してくると、横木の階段が現れます。
しかし、段差は低く間隔も広いので、歩くのに苦にはなりません。
途切れながら続く階段を曲がりながら降っていくと、
階段が終わって緩やかになった所に標識「」が立っていました。
2つ目の展望地から2分ほど降った所になります。
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展望地
少し曲がってから尾根の背を降っていきます。
僅かなを越えて降っていくと、また開けた所に出ました。
2つ目の展望地から4分ほど降った所になります。
ここも左側が開けていて、などを眺められる展望地になっていました。
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展望地から1分ほど降っていくと、右側が削られた崖になった所に出ました。
その下には広い道が通っていました。
右側を振り返ると、今回登ったが見えていました。
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山頂入口
崖を過ぎて1分ほど降っていくと、先ほどから見えていた広い道に降り立ちました。
3つ目の展望地から3分ほど、高竜寺ヶ岳から22分ほどで降りて来られました。
この広い道は、この先で見かけた標識によると林道トドロキ線と云うようでした。
脇にはが立っていて、
左へ続く林は「尉ヶ畑」、今降ってきた道は「山頂」「登山道」となっていました。
「45分」の書き込みもありましたが、山頂までの所要時間のように思えました。
角には「」と書かれた標柱がありました。
半ば消されていましたが「坂野へ」の書き込みもありました。
尉ヶ畑地区や坂野地区から高竜寺ヶ岳へ登る場合には、
ここで林道と分かれて山頂へ向かうになります。
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尉ヶ畑分岐
小型車なら通って行かれる幅のある林道を降っていきます。
路面はそれ程荒れておらず、車で通ることが出来そうな状況にありました。
3分ほど降っていくと道が分岐しています。
山際にはが立っていて、左の道は「尉ヶ畑」、
今来た道は「登山道」「山頂入口まで200m」となっていました。
道の向かい側には「たんたん温泉 お帰りにどうぞ」のがあって、右の道を指していました。
左の道(*)を進んでいくと、尉ヶ畑峠を経て尉ヶ畑地区へ降りて行かれるようですが、
今回は坂野地区へ向かって右の道を降っていきました。
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2分ほど降って谷筋に着くとに出ます。
手前には標識「」が立っていて、今来た道を指していました。
左右の道は何も示されていませんが、ここは沢沿いに続く左の道を降っていきます。
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時折咲いているツツジの花を愛でたりしながら、沢沿いに続く林道を淡々と降っていきます。
先ほどのT字路から15分ほど降っていくと、左側の樹木が低くなってを眺められる所がありました。
林道を歩いていると、登ってくるハイカー4組とすれ違いました。
やがて降り傾斜が増してくるとされた道になりました。
舗装路を5分ほど降っていくとT字路に出ました。
尉ヶ畑分岐から30分ほど降った所になります。
角には標識「」(*)が立っていて、今降ってきた道を指していました。
左右の道は何も示されていませんが、ここは左へ降っていきます。
*後日に来てみると、標識は「山頂まで3.4km」に取り換えられていました。
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砂防ダム群
未舗装になった道を1分半ほど降っていくとがありました。
上流側には水が溜まっていて池のようになっていました。
更に1分ほど降っていくと2つ目のがありました。
その先に見えている3つ目の砂防ダムまでくると、道は左へ曲がっていきます。
ダムの傍にある「」の看板によると、
今歩いている谷筋は、林道の名前にもなっている「トドロキ」というようでした。
水源かん養保安林
所在場所:豊岡市但東町坂野字トドロキ27ほか
この付近一帯の三輪は、保安林に指定されています。
次の行為をしようとするときは、豊岡農林水産振興事務所へ相談してください。
1.立木竹の伐採及び損傷
2.下草、落葉、落枝の採取
3.樹根、土石の採掘、その他土地の形質の変更
山火事に注意しましょう。
(兵庫県)
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植林地を降っていくと、白いガードレールが設置されたが沢に架かっています。
小橋を渡って右へ登っていくと国道482号に出ました。
2つ目のT字路から8分ほど、山頂入口から42分ほどで降りて来られました。
角には「林道トドロキ線」、「高竜寺岳登山口」、「山頂入口まで3km」などのがありました。
「たんたん温泉 福寿の湯」の幟もはためいていました。
ここからは一般道路を歩いて、最初の岳登山駐車場へ向かっていきます。
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たんたん温泉
国道を2分ほど降っていくと、右側に「」の標識が出ています。
道路の左右は広い駐車場になっていました。
右側の駐車場の奥にがありました。
岳登山駐車場の傍のお堂に置いてあったパンフレットによると、
高龍の湯・郷路の湯をはじめ、サウナや特産品コーナー・飲食コーナー・休憩室などがあるようでした。
この時は「営業中」の看板が出ていましたが、大汗をかいた訳でもないので、入浴はせずにおきました。
たんたん温泉 福寿の湯
たんたん温泉 福寿の湯は、肌をなめらかにする重曹泉"美人の湯"の泉質です。
浴後に清涼感があり、身も心も癒してくれます。
大自然の中の「野天風呂」で四季を感じながら、思う存分"スローライフ"を堪能してください。
営業時間 | 平日/午前11時〜午後10時まで 土日祝日/午前10時〜午後10時まで |
休館日 | 毎週火曜日 |
泉質 | ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉) 重曹泉の"美人の湯"です |
浴用の適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
泉質別適応症 | きりきず、やけど、慢性皮膚病 |
(出典:パンフレットより抜粋)
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地蔵尊
たんたん温泉を後にして国道を降っていきます。
左へ曲がる辺りまで来ると、の先から右へ戻るようにして降っていく道が分かれていきます。
このまま車道を歩いても趣に欠けようというものなので、に入っていきました。
道なりに左へ曲がって川沿いに進んでいくと、すぐにが架かっています。
真っ直ぐ進んでいくと国道へ出てしまうようなので橋を渡っていきました。
坂野地区の集落を進んでいくと、山際にがあって「三界万霊等」などの石碑もありましたが、
鉄線柵が設置されていて近づいていけませんでした。
そこを過ぎた所の石垣の上にお堂がありました。
たんたん温泉から7分ほどの所になります。
扉は閉ざされていましたが「地蔵尊」の扁額が掲げられていました。
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大師堂
集落の中を進んでいくと、少し左へ曲がった先にがあります。
そこを右折して1.5車線道路を進んでいきます。
小山の手前まで来ると、道の脇にが建っていました。
地蔵尊から4分ほどの所になります。
掲げられた「改築寄附御芳名」の板によると、大師堂というようでした。
中にはなどが幾つも納められていましたが、上段の真ん中にあるのが大師像でしょうか。
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高龍寺口バス停
大師堂を後にして1分半ほど進んでいくとに出ました。
曲がっている国道482号の近道のような道になっています。
前方へ続く車道を7分ほど進んでいくと、山を切り崩したのような所が右側にありました。
そこを過ぎていくと、高龍寺橋の手前にがあります。
大師堂から12分ほどの所になります。
最初に岳登山駐車場へ向かっていった道が右へ分かれています。
手前の角には標柱「高竜寺ヶ岳登山道」が立っています。
カーブミラーの傍には「但東町 高龍寺」の道路標識が立っていて、
バス停の傍には「雲海とリンゴの里 高龍寺 岳登山口」の標識も出ています。
ここを右折して、最初に車で来たを登っていきます。
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真っ直ぐに登った突き当たりを道なりに左へ曲がっていくと、カーブミラーの立つがあります。
正面には「」の標柱が立っていて、右の道を指しています。
標柱に従って右の道を登っていくと、民家が点在する高龍寺地区の集落に入っていきます。
カーブミラーの立つ先に分岐があります。
正面には「」の標柱が立っていて、左側の道を指しています。
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高龍寺地区
道の左側にがある所まで来ると、
手前に「」がありました。
自然木をうまく組み合わせて作った人形もあって風情がありました。
空き地の先で道が左へ分かれていきますが、を登っていきます。
寄り添う民家の間を登っていくとがありますが、
角に立つ標柱「」に従って正面へ登っていきます。
民家への道を左へ分けて登っていくと、最初の岳登山駐車場に戻ってきました。
高龍寺口バス停から10分ほど、たんたん温泉から36分ほどで到着しました。
出発時には辺りは霧で霞んでいましたが、高竜寺ヶ岳に登って降りてくると、既に晴れ渡っていました。
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家路につく前に、無事下山できたことの報告のために、再び産霊神社を訪ねました。
お堂の左脇の道に入っていくと、石段が始まる手前から左へ分かれていく道があります。
軽トラックなどで神社まで登るための道のようでした。
その道に入っていくと、道端にがありました。
そこを過ぎて道なりに右へ曲がっていくと、植林地の先にがあります。
植林地の手前から振り返ると、山並みや田圃などを眺められる農村景色が広がっていました。
には水が張られて田植えの準備が進められているようでした。
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