概 要 |
磯砂山は京丹後市の峰山町と大宮町の境に聳える標高660.9mの山です。
日本最古の羽衣伝説が残され、天女が水浴びをしたとされる女池もあります。
山頂からは360度の大パノラマが広がります。
今回は大萱地区の林道の途中から谷筋を詰め、尾根に取り付いて山頂を目指します。
山頂からは1010段も続く横木の階段を大成地区へ降っています。
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起 点 |
京丹後市峰山町 大萱地区
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終 点 |
京丹後市峰山町 大成地区
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大萱地区…登り口…尾根取付…尾根の肩…尾根の肩…展望地…磯砂山…展望地…展望地…峠…登山口…大成地区
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所要時間 |
2時間50分
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歩いて... |
谷筋が二股に分かれた少し先から尾根に取り付きましたが、かなりの急坂が続き、
息も絶え絶えの超スローペースの登りとなりました。
山頂から北西に延びる尾根に登り着いてからは、歩き易い極楽尾根が続きました。
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関連メモ |
磯砂山,
磯砂山,
磯砂山,
磯砂山,
磯砂山,
大成峠,
磯砂山
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大萱地区
豊岡の市街地から国道178号を北東へ進んでいきます。
久美浜駅を過ぎて国道312号を東進していきます。
比治山トンネルを抜けてウッディいさなごの手前まで来ると、
の手前から右へ分かれていく舗装路があります。
その道に入って鱒留川に架かる大橋を渡って五箇地区の集落が現れるとがあります。
角には背の高い標識が立っていて、右の道は「脇松 茂地 いさなご登山 茂地口」、
左の道は「大門 大萱 いさなご登山 御滝口」となっています。
どちらの道も磯砂山へ登れるようですが、今回は左の道を進んでいきます。
集落を抜けて、大萱川に架かるを渡って更に進んでいきます。
大萱地区に入って再び民家が現れるとがあります。
川向こうに建つ最奥の民家へ続く道を分けていくと舗装路は終わりになります。
手前には空き地があって駐車スペースのようになっていたので、ここに車を止めさせて頂きました。
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駐車スペースの先に続く未舗装路を進んでいきます。
入口のには「林道御滝線」の標識が立っています。
左下を流れる大萱川の水音を聞きながら、緩やかで歩き易いを進んでいきます。
左岸に続く林道を7分ほど進んでいくと小規模ながあります。
右側の山へ入っていく道を見送りながら進んでいくと、コンクリート橋を渡って右岸を進むようになります。
駐車スペースから9分ほどの所になります。
林道御滝線
延長2,573m
(通り抜けできません)
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清らかなを右下に眺めながら林道を進んでいきます。
駐車スペースから17分ほどの所にあるを渡って左岸を進んでいきます。
少し右へ曲がる所まで来ると、左の大萱川にコンクリート橋(*)が架かっています。
駐車スペースから18分ほどの所になります。
地形図によると、これまで続いてきた実線の道から破線の道が二股に分かれている所になるようです。
橋の先には広めの坂道が続いていました。
橋の際には「南無阿弥陀佛」のがあって、「右 やま 左 かや」とも刻まれているようでした。
傍には「いさなごさん」の標識もあって、正面に続く林道を指しています。
*コンクリート橋を渡っていく道は「 磯砂山」を参照。
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登り口
植林地に続くを軽く登っていきます。
を渡って右岸を進んでいくと、
右側を流れる大萱川にコンクリート橋が架かっています。
駐車スペースから26分ほどの所になります。
橋を渡った所の山際に「いさなごさん」のが見えました。
ここが五箇地区にあった標識の「御滝口」になるのかどうかは分かりませんが、
ここで林道と分かれて橋(*)を渡り、
正面の谷筋に続くから磯砂山を目指すことにしました。
*後日に橋を渡った所から 大萱川沿いに続くを歩きました。
(「 磯砂山」を参照)
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歩き始めてすぐの所に「公社造林地」のが倒れていました。
谷筋に続くこのは、地形図に破線で載っている道のようです。
谷筋には沢が流れていて、心地よい水音を響かせていました。
やには稜線が続いていました。
植林地になった谷筋を進んでいくと、沢にかかるを渡っていきます。
林道から5分ほどの所になります。
前日の雨のためか、3本の丸太の表面が濡れてとても滑りやすくなっていたので、
歩幅を狭めて一歩一歩慎重に渡っていきました。
公社造林地
所在地 | 峰山町字五箇小字御瀧谷381-4他2筆 |
契約地名 | 五箇(その2)事業地 |
地目 | 山林 |
植栽面積 | …ヘクタール |
植栽年度 | 昭和51年度〜昭和…年度 |
(京都府造林公社)
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尾根取付
丸太橋を渡って、植林地の谷筋を詰めていきます。
林道から7分ほど進んでいくと、谷筋の幅が少しに出ます。
その先で谷筋が二股に分かれています。
地形図に載っている破線の道は右側の谷筋に続くようですが、入口付近が崩落気味で倒木もあって歩き難い状態になっていたので、
沢を渡って左側の谷筋に続く踏み跡を進んでいきました。
少し進んでいくと、石がゴロゴロしてが茂る所に出ます。
この先どうなるのかと思いながら進んでいくと、シダ類はすぐに終わりになりました。
を渡ってその先へ進んでいくと、
次第に踏み跡が不明瞭になって進めそうもなくなりました。
右側の尾根の上にが見えたので、
少し引き返した辺りから尾根に取り付くことにしました。
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すぐに稜線に出るだろうと思って尾根を登り始めたものの、かなりの急傾斜になっていました。
地形図に破線で道が載っている右側の谷筋を詰めた方が良かったのかと思いながらも木などに掴まりながら登っていくと、
何とかに出ました。
明瞭な尾根道は見かけず傾斜も急ですが、植林地になった尾根に樹木は密生しておらず、夏草なども茂っていないのが救いでした。
特に分岐などはなく、尾根の背を真っ直ぐ登っていきました。
左右の樹間から僅かに稜線を眺めながら登っていきます。
谷筋から12分ほど登っていくと、少し傾斜が緩んでなりました。
地形図によると、標高350mほどの尾根になるようです。
更に登っていくと、樹木が少し疎らになった高みに着きました。
谷筋から16分ほどの所になります。
左側が開けていて、谷向かいのが見えました。
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尾根の肩
少し降って僅かなに着き、
その先に続くに変わった尾根を進んでいきます。
が次第に増してくるので、何度も立ち止まって呼吸を整えながらゆっくり登っていきました。
正面に見えてくるへ向かって登っていくと、左右に通る尾根の肩のような所に着きました。
谷筋から26分ほどで登って来られました。
磯砂山へは左に延びる尾根を進んでいくのですが、急坂を登って疲れたので、ここでひと息入れていきました。
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落ち着いたところで、左へ続くを進んでいきます。
僅かな高みを越えてもあり、これまでの急坂に比べると楽勝であります。
14分ほど進んでいくと(*)が増してきます。
傾斜が緩やかになると、になってきます。
僅かに降ったりする所もある尾根を登っていくと、樹木にが取り付けられていました。
尾根の肩から20分ほどの所になります。
文字は判読できませんでしたが、標識は正面に続く尾根を指していて、
磯砂山へ続く正しいルートであろうことは分かって安心するのでした。
* 茂地地区からの登山道が、右の谷筋からこの辺りに登ってきます。
(「 磯砂山」を参照)
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標識を過ぎて、を進んでいきます。
次第に登り傾斜が増して来ると、尾根にがしばらく見られるようになりました。
僅かに歩き易い所もありますが、登れど登れど一向に傾斜は緩んできません。
何度も立ち止まって噴き出す汗を拭い、呼吸を整えながらの超スローペースの登りになりました。
やがて正面にが見えてきます。
あれが磯砂山(*)なのかと思いながら登っていきます。
振り返ると、樹間から山並みや若狭湾などが広がるようになります。
*正面に見える高みは磯砂山ではなくて、山頂から北西に延びる尾根の肩になります。
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尾根の肩
所々にイワカガミが見られるを更に登っていきます。
やっとのことで急坂を登り切ると、緩やかになった尾根の肩に着きます。
先ほどの尾根の肩から50分ほどで登って来られました。
正面には更に高みが見えています。
振り返ると、手前の樹木に邪魔されながらも眺めが広がっていました。
東の方角にはと思われる所も僅かに見えました。
後日に来てみると、尾根の肩に出る手前の急坂にはロープが張られていました。
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展望地
枝を蛸足のように張ったを過ぎて、
緩やかになったを進んでいきます。
程なくしてになりますが、これまでの急坂に比べると楽勝です。
坂を登り切って緩やかな尾根に出ると、眺めが広がる展望地になっていました。
尾根の肩から3分ほどの所になります。
正面には展望台があるの山頂部がよく見えました。
広がる景色を眺めながらひと息入れていきました。
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大きな岩が頭を出すを進んでいきます。
は良く踏まれていてとても歩き易くなっていました。
軽くもある極楽尾根が続きます。
次第に近づいてくる磯砂山の山頂へ向かって快調に進んでいきます。
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浅いに着いて、その先へ登り返していきます。
は広くて傾斜もそれほど急ではないので、苦労することなく登っていけます。
木の枝に括り付けられたボトルの下を過ぎて登っていくと、
が間近に見えてきます。
樹木がなくなった先に現れる展望台へ向かって真っ直ぐ登っていきます。
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磯砂山 (標高660.9m)
のような所を横切って真っ直ぐ登っていくと、磯砂山の山頂にある展望台の脇に登り着きました。
尾根の肩に出てから13分ほどで登って来られました。
傍には一等三角点「磯砂山」もあるので、地形図に載っている660.9m峰になるようです。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
(国土地理院)
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先ずは北西を向いている六角形の展望台へ登って、360度の大パノラマを堪能しました。
薄雲が広がっていたのが残念ですが、宮津にある天の橋立や久美浜にある小天橋も見えました。
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この磯砂山には日本最古の羽衣伝説が伝わっていて、そのがあります。
傍には「きょうたんご観光案内図」と題した案内板もありますが、
設置されてから年月が経つようで、かなり掠れていました。
尾根は北東側へも続いていて、10mほど低い所に岩が幾つか頭を出すなだらかな所があります。
過日に大成地区で見かけた案内図によると、山頂にあるこの広い場所は「てんてん広場」というようです。
丁度昼時になったので、先の方に設置されているに腰掛けて昼食タイムにしました。
いさなご山頂 661メートル 日本最古の羽衣伝説 発祥の地
羽衣天女の由来
奈良時代の丹後風土記に記された羽衣説話は、日本最古のものです。
いさなご山(比治山)の頂き近くにある家で水浴びをしていた八人の天女のうちの一人が、
ふもと比治の里の老夫婦の養女となりました。
天女は米づくりはもとより、酒づくりや養蚕機織りの技術に優れ、
比治の里はたいそう富み、豊かになりました。
この天女は丹後一帯の農業神、豊受大神(豊宇賀能売命)として祀られ、
古代丹後王国をまとめる精神的な象徴として、古くから親しまれていたことは有名です。
平成二年建之
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お腹が満ちて景色も堪能したところで、磯砂山から下山していきます。
大萱地区へ降りる道はないかと思って北東の尾根(*)を探ってみましたが、明瞭な道は見掛けませんでした。
傾斜がかなりあって、今回登ってきたルートよりも樹木が茂って歩き難くなっていました。
無理矢理進んでいけば521m峰や392m峰を経て地形図に破線で載っている林道へ降りられそうな気もしましたが、
急坂の登りでかなり疲れていたので、様子が分かっている大成地区へ続く幅の広いを降ることにしました。
*後日に北東の尾根を歩きました。
(「 磯砂山」,
「 磯砂山」を参照)
(北東の尾根の探索は所要時間に含めず)
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展望地
正面に広がる山並みを眺めながら、幅の広い横木の階段を降っていきます。
1分ほど降っていくと、腰掛けるのに具合が良さそうなのある所から、右の僅かな切通のような所を降っていきます。
尾根を右から巻くようにして降っていくと再び尾根の背に出ます。
階段がなくなった尾根道を進んでいくと、四面に「南無妙法蓮華経」と刻まれたが立っています。
石柱を過ぎて緩やかな尾根を降っていくと、ベンチが設置された展望地に着きます。
山頂から4分ほどの所になります。
左側には山並みが広がり、の一部も見えました。
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僅かなのような所から、再び始まる横木の階段を降っていきます。
正面から左にかけて広がる山並みを眺めながら、1歩では長く2歩には短い間隔で続くを降っていきます。
急坂を登ってきた疲れがまだ癒えておらず、重い脚を交互に出しながら降っていきました。
山頂から7分ほど降っていくと、「頂上まで250段」の標識が立っていました。
この階段は1010段あるようなので、山頂からまだ1/4しか降っていないことになりますが、かなり疲れてきました。
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両側に樹木が茂るようになったを更に降っていきます。
再びを眺められる所を過ぎて階段を更に降っていきます。
山頂から12分ほど降っていくと、「頂上まで500段」の標識が立っていました。
やっと山頂から半分の所まで降りてきました。
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展望地
が途切れて、歩き易くなった尾根道を降っていきます。
再び現れる階段を降っていくと、ベンチが設置された展望地に着きます。
山頂から14分ほど降った所になります。
左側には山並みが広がっていました。
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峠
右側に続くのような所を過ぎて、
尾根のに続く横木の階段を更に降っていきます。
尾根の背に出て降っていくと「頂上まで780段」のが立っています。
そこを過ぎていくと、鞍部になった峠に着きます。
山頂から18分ほどで降りて来られました。
ここは尾根道と少しずれた峠道が交わる所で、脇にはベンチも設置されています。
手前には「磯砂山頂上まで460m」の標識が立っています。
左の道は上常吉地区へ、右の道は大成地区へ降っていけます。
正面には「女池まで200m」の標識が立っていて、少し先には「磯砂女池の羽衣伝説」の解説板も立っていますが、
今回は女池には立ち寄らず、から大成地区へ降っていきます。
磯砂女池の羽衣伝説
北畠親房著の元元集(1337年)に、「
丹後国風土記に曰く、丹後国比治の山(磯砂山)の山頂に井あり、その名を真井(女池)という。
この井に天女八人降り来て水を浴みき。
麓の和奈佐という老夫、天女の衣をかくし、児として無理に連れ帰る。
天女万病に効く天酒をよくす、十有余年するうち、老夫の家富みえ栄ゆるも、
老夫は”汝はもともと、わが児にあらず”と家より追う。
天女は泣く泣く放浪し、竹野の郡舟木の里にたどりて死す。
里人天女を奈具社にて祀る。
こは豊宇賀能売の命(伊勢神宮外宮の豊受大神)なり
」と、このように女池の羽衣伝説は日本各地に数ある羽衣伝説の中でも、極めて格調の高いものである。
(京丹後市)
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登山口
削り取られた崖沿いの道を進んでいきます。
右側にロープ柵が続くようになると、左への曲がり角に、地面に埋まるようにしてが設置されています。
を過ぎて、を降っていきます。
「いさなご登山道」「頂上まで1000段」のを過ぎていくと舗装路が見えてきます。
擬木の手摺が設置された道を通って車止めを過ぎると、舗装路の終点に出ました。
峠から6分ほど、山頂から26分ほどで降りて来られました。
脇には「京都の自然200選」や「登山口 山頂まで1010段」の標識が立っています。
「京都の自然二百選」 磯砂山
美しい自然 大切な自然を 永く子孫に伝えよう
(平成5年8月31日選定 京都府)
山火事注意
守ります 山の緑と 防火のマナー
タバコの投げ捨てはやめましょう
(森林国営保険、京都府)
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大成地区
谷筋に続くを降っていきます。
過日に大成地区で見かけた案内板によるとミソン谷林道というようです。
沢を横切って向こう岸に続くを降っていきます。
尾根の先端を道なりに右へ曲がっていくと、「登山口まで310m」の標識の先に羽衣茶屋があります。
登山口から5分ほどで到着しました。
今回はここを終点とします。
茶屋と云っても店舗は営業しておらず単なる休憩所で、傍にはトイレも併設されています。
ここは林道の曲がり角で、分岐している所でもあります。
茶屋の前の道幅が広がっていて駐車スペースになっているので、
複数人で来る場合には、ここに車を待機させておくと良いように思います。
今回は単独行だったので、車を止めてきた大萱地区まで歩くことになりました。
20分ほどでに出て北上していきます。
峰山町大路浄水場・天女の里・乙女神社などを過ぎ、大路地区の集落を進んでいきます。
国道312号に出る1kmほど手前でから分かれ、
鱒留川に架かる小橋を渡って、山際を進んでいきます。
藤社神社の脇を過ぎて五箇地区に出て坂道を登っていくと、
車を止めておいたに到着しました。
羽衣茶屋から駐車スペースまで、約2時間の長丁場でした。
五箇地区からの登り坂を除くと降り基調から緩やかな道が続いていて助かりましたが、
登山靴で舗装路を休まずに長い時間歩いたので、最後は足が痛くなってしまいました。
(羽衣茶屋から駐車スペースまでの歩行は所要時間に含めず)
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