乙女神社
「丹後風土記」には日本最古の羽衣伝説が記載されていますが、それとは別に、
狩人の三右衛門(さんねも)と一人の天女が織りなす羽衣伝説が地元には伝わっていて、
天女と三右衛門の間には三人の美しい娘がいたとされます。
天女は三右衛門に隠された羽衣を見つけ、娘を残して天に帰ってしまった後、
毎年七月七日の夜に星となって三右衛門と三人の娘に会いにやってくるそうです。
この乙女神社は、天女の娘の一人が祀られているとされ、お参りすると美女が授かるといわれています。
(羽衣ステーション、京丹後市観光協会)
羽衣伝説と乙女神社
むかし、比治の里に三右衛門という狩人が済んでいました。
ある日、三右衛門はいさなご山の頂の池で水浴する八人の天女を見かけ、その羽衣の1つをかくしました。
三右衛門は羽衣をかくされた天女を連れて帰って妻とし三人の娘をもうけました。
天女は農業や養蚕、機織り、酒づくりが上手で、この家はもとより比治の里はたいそう豊かになりました。
しかし、天恋しさにたえかねた天女は、三右衛門の留守に娘たちからかくし場所を聞き出し、
大黒柱の穴にあった羽衣を身につけると、外からかけ戻った三右衛門に、
「七日七日に会いましょう」と再会を約して大空に舞い上がっていきました。
乙女神社は、天女の娘の一人が祀られており、お参りすると美女が授かると言われています。
「丹後七姫」 イメージ花 【羽衣天女】
羽衣椿(ツバキ科) 開花期:2月~4月
日本原産の常緑低木で、ヤブツバキからの改良品種。
花の名のとおり、柔らかな花びらが羽衣のよう。
また、椿の散り際の儚さが、地上を離れ天に帰った天女のようで、
羽衣天女のイメージ花に選ばれました。
(丹後広域観光キャンペーン協議会)
林道ミソン谷線
ミソン谷林道 起点 L=2,980m