概 要 |
須留岐山は豊岡市日高町と養父市八鹿町の境にある標高449.3m(点名:伊佐村)の山です。
山頂や尾根からは山並みを見渡せる眺めが広がります。
今回は南西にある砕石場の傍から尾根に取り付いて市境尾根に出て、301m峰を経て須留岐山へ向かい、
地籍図根三角点に立ち寄ってから尾根筋コースを浅間神社へ降るルートを周回します。
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起 点 |
養父市八鹿町 浅間地区
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終 点 |
養父市八鹿町 浅間地区
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浅間地区…尾根取付…進美寺分岐…301m峰…須留岐山…地籍図根三角点…丸太のベンチ…散策路…浅間神社…浅間地区
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所要時間 |
4時間10分
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歩いて... |
尾根取付から尾根の背に出るまでは笹薮の急坂になりますが、その先は急坂もあるものの歩き易くなります。
市境尾根や尾根筋コースには桃テープが続いています。
アップダウンが続く市境尾根の所々からは山並みを眺められます。
尾根筋コースには道が左右に傾いて落ち葉も積もって滑り易い所もあるので慎重に降りました。
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関連メモ |
進美寺山,
須留岐山,
須留岐山,
須留岐山,
進美寺山
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浅間地区
豊岡市日高町の浅倉地区から円山川に架かる赤崎橋を渡り、進美寺トンネルを抜けていきます。
円山台への道を左に分けて降っていくと、浅間大橋を渡った先の路肩が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
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尾根取付
車で来た道を引き返していくと、すぐにを渡っていきます。
円山台への道を右に分けて登っていくとになります。
の入口を過ぎていきます。
切通を抜けて豊岡市に入ると、ススキなどが茂る広いが右側にあります。
明瞭な道はありませんが、ススキを掻き分けて、笹が茂る尾根に取り付きます。
駐車地から7分ほどの所になります。
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4年前に来た時と比べて笹が育っていて、完全に笹のになります。
笹に掴まりながら植林地の縁のを登っていくと、笹の背丈が次第に低くなってきます。
頑張って登っていくと、になってきます。
やっとのことで緩やかな尾根の背に出てホッとします。
距離は短いものの、尾根取付から6分ほどもかかりました。
振り返って、登ってきたを見下ろしたりしながらひと息入れていきます。
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気を取り直して、を登っていきます。
浅くのようなものが続く尾根を登っていきます。
尾根の左肩に続く窪んだ道を登っていくとに復帰します。
程なくして窪んだ道はまた尾根の左肩に続くようになりますが、尾根の背を跨いでを通ったりしながら登っていきます。
尾根の背に復帰して左から窪んだ道を合わせ、右斜面に続くようになる窪んだ道を進んでいきます。
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少し進んでいくと折れ曲がっていきます。
すぐにに復帰して、右へ曲がって登っていきます。
右・左と少し曲がりながらを登っていきます。
尾根のを回り込むように登っていきます。
尾根の背に戻って登り傾斜が増してくると、道は尾根の右斜面に続くようになります。
尾根取付から25分ほどの所になります。
地形図の破線の道が曲がっている所になります。
正面の尾根(*)も歩けそうですが、ここは右斜面に続く道を進んでいきます。
*過日に正面の尾根を歩きました。(「 進美寺山」を参照)
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雑木林のを横切るように軽く登っていきます。
のような所に出て、左へ曲がっていきます。
少しのようになる所を登っていきます。
右へ曲がりながら登っていくと、に復帰します。
少し左へ曲がりながら登っていきます。
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程なくして、標高210mほどのになります。
が茂る所を過ぎていきます。
少し左へ曲がりながら続くを登っていきます。
浅くも見られる尾根を少し曲がりながら登っていきます。
次第に傾斜が弛んでくる尾根を登っていきます。
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進美寺分岐
アセビの倒木を過ぎていくと、標高260mほどのになります。
僅かにを過ぎていきます。
軽く登り返していくと、中ほどにコンクリートが埋め込まれたようながあります。
程なくして、市境尾根にある分岐に出ます。
尾根取付から47分ほどで登って来られました。
右脇にはがあって、
正面の道は「進美寺」、今来た道は「円山台」となっています。
進美寺へ続く(*)を眺めたりしながら、ひと息入れていきます。
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落ち着いたところで、戻るように続くを進んでいきます。
左へ曲がりながら軽く登っていくと、程なくして「須留喜山」のがあります。
須留岐山は「須留喜山」とも表記するようです。
軽い登り坂で続く道を進んでいくと、硬質プラスチック製のが左側にありますが、見送っていきます。
左の尾根が次第に低くなってくるとに出ます。
登り坂になってくると、左側の少し離れた所に防護網が続くようになります。
少し左へ出てみるとが広がります。
拡大するとが見えます。
ほとんど樹木に隠れていますがも僅かに見えます。
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傾斜が増してくる尾根を登っていくと、樹木の袂に壊れた「須留喜山」のがあります。
少し分かり難いのですが、標識の手前から踏み跡(*)が左へ分かれていて、古墳を経て日置地区へ降っていけます。
左の踏み跡は見送って、桃テープが続くを登っていきます。
程なくして標高290mほどのに着きます。
進美寺分岐から8分ほどの所になります。
右側には、樹木に邪魔されながらもが少し見えます。
高みの先へ降り始めると、赤い「境界見出標」の小札と「水造」の石杭があります。
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少し右へ曲がりながら降っていくとになります。
傾斜が増してくると尾根が二手に分れていますが、を降っていきます。
少し降っていくと、右前方にが少し見えてきます。
右を振り返ると、などが見えます。
程なくして、堀切のように窪んだ所に着きます。
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軽く登ったりしながら続く標高260mほどのを進んでいきます。
で続く尾根を快調に進んでいきます。
次第にになりますが、傾斜は緩やかです。
しばらく登っていくとが明るくなっているので、ちょいと出てみます。
手前の樹木に邪魔されながらも山並みが少し見えます。
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301m峰
に戻って登っていきます。
程なくして「水造」のがあって、脇の樹木には「境界見出標」の小札が取り付けられています。
次第にになる尾根を登っていきます。
程なくしてなだらかな尾根が続くようになります。
標識類はなくピーク感もありませんが、この辺りが地形図に載っている301m峰になるようです。
進美寺分岐から29分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりません。
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になる尾根を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて降っていくと、標高280mほどのに着きます。
左側にを眺めながら、尾根を登り返していきます。
次第に登が増してきて、脹ら脛が痛くなってきます。
何度も立ち止まって呼吸を整え汗を拭いながらゆっくり登っていくと、標高330mほどの小峰Bに着きます。
進美寺分岐から44分ほどの所になります。
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少し左へ曲がって軽く降っていくとになります。
程なくして、標高320mほどのに着きます。
登り傾斜が増してくると、尾根にが剥き出しています。
どうしたものかと左右を覗っていると、左側にが張られているので、そこから登っていきます。
ロープや木の根などに掴まりながらよじ登っていくとに出ます。
歩き易くなった尾根を軽く登っていくと、標高370mほどの小峰Cに着きます。
進美寺分岐から56分ほどの所になります。
中ほどの樹木には標識が取り付けられていますが、文字は消えていて判読できません。
少し先には「水造」の石杭と「境界見出標」の小札があります。
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少し右へ曲がりながら降っていくと、僅かにを過ぎていきます。
少し曲がりながら進んでいくと、標高360mほどのになります。
次第にになる尾根を進んでいきます。
右の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。
樹木が少し煩わしくなる尾根を登っていきます。
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右の樹間にを眺めながら登っていきます。
程なくして僅かなを過ぎていきます。
僅かに撓んだ所を過ぎて、両側にが茂る尾根を登っていきます。
程なくして、が剥き出す尾根になりますが、登り難くはありません。
左側になどを眺めながら登っていきます。
登り傾斜が増し始めると、「あと一息」の標識があります。
進美寺分岐から1時間11分ほどの所になります。
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次第にが幾つも剥き出すようになります。
右側の樹間にを眺めながら、岩が剥き出す尾根を登っていきます。
益々が増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
程なくしてが垂らされているので、掴まったりしながら登っていきます。
ロープが終わった尾根を登っていくと、山頂らしき高みが近づいてきます。
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須留岐山(標高449.3m)
山頂の手前まで来ると、道が二手にしています。
山頂へは右の道を進むのですが、正面の道をちょいと歩いてみます。
ひと登りすると、山頂の一段低い所にあるに出ます。
手前の樹木が少し邪魔をしていますが、左側にが広がります。
手前の分岐まで引き返して、尾根の右斜面に続くが両側から迫る道を進んでいきます。
少し左へ曲がりながら登っていくと、「須留岐山頂上449.6m」の標識が立つ須留岐山の山頂に着きます。
進美寺分岐から1時間22分ほどで到着しました。
登り着いた所の右側には「伊佐村」があるので、地形図に載っている449.3m峰になるようです。
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には山並みが広がります。
も良く見えます。
右の方には鎖場が続く(*)の降り口があって、
「浅間寺」を指す標識が立っています。
標識の先にもが広がります。
お昼には少し早い時刻だったので、昼食は下山後に摂ることにして、僅かな高みの周囲に続く平坦な所を歩いたりしながら休憩していきます。
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落ち着いたとこで、尾根筋コースを降るべく東の方へ進んでいくと、
「浅間寺」のが立っています。
標識の傍から鎖が張られたを降っていきます。
鎖に掴まりながら降って緩やかな尾根になるとが立っていて、
この先の道は「八鹿町浅間(須留岐の森)」、今来た道は「須留岐山山頂」となっています。
僅かな起伏で続くの尾根を進んでいきます。
右側に山並みを眺めながら進んでいきます。
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地籍図根三角点
軽く降っていくと、僅かにを過ぎていきます。
軽く登るようになると、僅かなを過ぎていきます。
少し降っていくとがあります。
中ほどにはが立っていて、
右斜面に続く道は「八鹿町浅間(須留岐の森)」、今来た道は「須留岐山山頂」となっています。
尾根筋コースは右斜面に続いていますが、正面の高みに地籍図根三角点があるので、ちょいと立ち寄っていきます。
軽く登っていくと、樹木が伐採された高みに着きます。
須留岐山から11分ほどの所になります。
中ほどには地籍図根三角点があります。
以前に来た時よりも樹木が育ったようで、高みからのはあまり広がりません。
地籍図根三角点
地籍調査
大切にしましょう
豊岡市
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標識の立つまで引き返してきて、
「八鹿町浅間(須留岐の森)」の板が指す左の道を降っていきます。
尾根のに続く道を降っていきます。
右の樹間にを眺めながら降っていきます。
には落ち葉が積もり左右にも傾いているので、滑って足を踏み外さないよう慎重に降っていきます。
左の尾根が次第に低くなってくると尾根の背に出ます。
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浅い鞍部まで来て、尾根の背を外れてを降っていきます。
曲がりながら続く道を軽く降っていきます。
程なくしてに出ると緩やかになります。
少し先で、また尾根の背を外れてを降るようになります。
左へ曲がりながら降っていくと、次第に松の幼木が見られるようになりますが、藪漕ぎするほどではありません。
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程なくして、曲がって降っていきます。
すぐに左へ曲がって、右側に広がるを眺めながら降っていきます。
に出て、更に降っていきます。
傾斜が緩やかになって僅かに撓んだ所まで来ると分岐があります。
地籍図根三角点から24分ほどの所になります。
左側にはが立っていて、
この先の道は「須留岐の森」、今来た道は「須留岐山」となっています。
には半壊した「通行不可」の標識が出ています。
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丸太のベンチ
右の道は見送って正面の尾根を軽く登っていくと、程なくして標高260mほどの僅かなに着きます。
左側にはが立っていて、
この先の道は「須留岐の森」、今降ってきた道は「須留岐山」となっています。
丸太を輪切りにした形の椅子が三つ設置されていて、腰掛けてひと休みするのに良さそうです。
広いが見られるようになる尾根を降っていきます。
曲がりながら降っていくとになります。
軽く登って緩やかになると、丸太を縦半分に切ったベンチが設置されています。
地籍図根三角点から32分ほどの所になります。
ベンチに腰掛けてひと休みしていきます。
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落ち着いたところで、桃テープが見られる所から尾根のを降っていきます。
少し曲がりながら降って尾根の背に出て、に続く道を降っていきます。
僅かに撓んだ所を過ぎて尾根の背に復帰すると、標高190mほどの僅かなに着きます。
少し先を右へ曲がって、また現れるを降っていきます。
階段が終わって緩やかになると、僅かな高みに着きます。
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軽く降り始めるとが巻かれた樹木が見えてきます。
道なりに折れ曲がって、右斜面に続く道を降っていきます。
に復帰すると緩やかになります。
軽く降っていくと分岐があります。
休憩した丸太のベンチから10分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、
左の道は「あずまや」、正面の道は「浅間寺」、今来た道は「須留岐山」となっています。
(*)はあずまやを経て県道2号へ降りていけますが、以前にも歩いたので今回は見送っていきます。
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を進んでいきます。
軽い登り坂になる道を進んでいくと、丸太を縦半分に切ったベンチがある標高160mほどのに着きます。
曲がって、緩やかな尾根を軽く降っていきます。
少し右へ曲がって、を降っていきます。
程なくして、落ち葉に埋もれて分り難い横木の階段を降るようになります。
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散策路
階段が終わって、を淡々と降っていきます。
植林地になって、またを降っていきます。
少し右へ曲がって、広がってくるの斜面を降っていきます。
やがて左右に延びる須留岐の森の散策路に出ます。
休憩した丸太のベンチから20分ほど、須留岐山から1時間8分ほどで降りて来られました。
正面にはが立っていて、
右の道は「浅間寺」、左の道は「浅間集会所」、今来た道は「須留岐山」となっています。
(*)は浅間寺へ続いていますが、駐車地へは遠回りになるので、今回は見送っていきます。
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防護柵沿いに続くを進んでいきます。
程なくしてが立っていて、
正面の道は「浅間集会所」、右の防護柵を抜けていく道は「竹林を経て水神さま」、今来た道は「須留岐山・浅間寺」となっています。
右の道は見送って正面の道を進んでいくと、右側がになってきます。
降り傾斜が増し始めると防護扉があります。
散策路に出た所から3分ほどの所になります。
右に続いてきたは道を横切って左へ曲がっていて、歩けそうな道も見られますが見送っていきます。
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上下に設けられた小レバーを回してを開けて、正面に続く道を降っていきます。
の脇を過ぎていきます。
コンクリート舗装されたU字形にを降っていきます。
真っ直ぐ降っていくと、斜めに通る道に出ます。
散策路に出た所から6分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、
右の道は「浅間集会所」、左の道は「アベマキの大木」、今来た道は「須留岐山・浅間寺」となっています。
の先にあるというアベマキも気になりますが、今回は見送っていきます。
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を進んでいきます。
墓地を過ぎていくとがあります。
角にはが立っていて、
右側の道は「浅間集会所」、左側の道は「浅間神社」、今来た道は「須留岐山・須留岐の森」となっています。
どちらの道でも良さそうですが、今回は左側の道を降っていきます。
すぐにあるの脇を過ぎていきます。
正面に墓地が見えてくると道が分岐していますが、右側の道を降っていきます。
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浅間神社
左上の墓地への道を見送っていくと、の建物の脇に出ます。
真っ直ぐ降ってまで来ると標識が立っていて、
右へ曲がっていく道は「浅間集会所」、今来た道は「須留岐の森」となっています。
この地蔵堂は但馬六十六地蔵尊第五十番札所になっているようですが、掲げられている板の文字は判読出来なくなっています。
右へ曲がって、石垣や塀の間を過ぎていくとに出ます。
右にあるを登っていきます。
鳥居をくぐっていくと、一段高い所に浅間神社があります。
散策路に出た所から16分ほどの所になります。
神社の由緒などを記したものは見かけませんが、
左側からを眺めたりしながら休憩していきます。
社殿の左右にはがあります。
但馬六十六地蔵尊
但馬地方を巡る総延長約175kmの道に祀られているお地蔵さんです。
新羅の王子の 天日槍(あめのひぼこ)が 但馬に渡来し、当時は泥海だった土地を開拓した際に、
泥が早く乾いて地面が固まるようにと祈願して祀られたようです。
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手前の曲がり角まで引き返して、正面に続くを進んでいきます。
真っ直ぐ進んで「浅間神社」の扁額が掲げられた鳥居をくぐると、左右に通るに出ます。
脇には「式内 浅間神社」の石柱が立っています。
右折して県道2号を少し進んでいくと、があります。
西川橋を渡っていくと分岐があります。
角には「圃場整備記念碑」のがあります。
傍には「浅間寺」を指す標識があって、右へ分れていく道を指しています。
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浅間地区
右の道は見送って、県道2号を150mほど進んでいくとがあります。
右折して200mほど進んでいくと、への道を右へ分けていきます。
小川に架かるを渡っていきます。
程なくして、車で来たに出ます。
右折して少し登っていくと、車を止めておいた駐車地に着きます。
浅間神社から17分ほどで到着しました。
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