概 要 |
鷹取山は丹波市にある標高566.3m(点名:香良)の山です。
山頂からは山並みを見渡せる眺めが広がります。
今回は西側の岩瀧寺がある谷筋から美和峠を経て鷹取山へ登り、小野寺山を経て岩瀧寺がある谷筋へ降るルートを周回します。
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起 点 |
丹波市氷上町 香良地区
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終 点 |
丹波市氷上町 香良地区
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香良地区…独鈷の滝…浅山不動尊…美和峠…鷹取山…小野寺山…鞍部…小峠…一ツ岩…砂防ダム…不二の滝…浅山不動尊…独鈷の滝…香良地区
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所要時間 |
5時間20分
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歩いて... |
傾斜が急な所や荒れた所があって、大汗を掻きながらの遅い登りとなりました。
要所に標識が設置されて道は分かり易いものの、最後の砂防ダムの前後で道が分り難くなります。
以前に行われていた工事が終って従来のルートに戻っていて、
五台山の臨時登山道は無くなり、狭い谷筋に架けられていた仮設橋は撤去されています。
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関連メモ |
五台山,
鷹取山,
香良城跡,
五台山,
五台山
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香良地区
丹波市を通る県道7号を南下していきます。
香良谷川に架かる松橋を過ぎていくと、が左へ分かれていきます。
脇には「岩瀧寺・独鈷の滝2km」などのがあって、左の道を指しています。
標識に従って左の県道283号を進んでいくと、香良病院を過ぎた所に駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
駐車場の端にはが立っていて、 今回登る鷹取山や小野寺山の名前が載っています。
傍には「五台山頂まで2.7km」のもあります。
注意
香良区及び岩瀧寺山内の樹木・植物・山野草等 一切の採取、持ち出しを厳禁する。
香良区・岩瀧寺
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駐車場のすぐ先の両側には大きなが立っていて、
右の柱には「不動山 岩瀧寺」、左の柱には「名勝 独鈷の滝」の表札が取り付けられています。
手前には「独鈷の滝・不二の滝周辺案内図」と題したがあります。
美和峠や五台山までの道も描かれていますが、詳細までは分かりません。
左の森の中にある白玉大明神を見送っていくと、
広場にとがあります。
東屋の中に入ってみると「香良川慕情」の歌詞が掲示されています。
砂防ダムの脇まで来ると、「岩瀧寺渓谷の植生」と題した解説板などがあります。
傍には「兵庫50名山 五台山」や「美和峠」のが立っています。
岩滝寺渓谷 香良川慕情
作詞 西脇真由美 作曲 西村俊夫 唄 香坂かおり
一. |
五台の山に日は暮ちて 里のあかりが目にしみる ゆれる小窓を見つめる様な 滝は独鈷の香良川
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二. |
白いコブシの花が咲く 五台の山の岩間不動 手杓のばしたか細い肩に 滝は独鈷の香良香川
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三. |
川のさ霧に身をまかせ 流れにしずむ花ひとつ 好きと云えずに淋音で泣いた 滝は独鈷の香良香川
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四. |
こぼれる雪を手にうけて 重ねあわせた手のぬくみ 山の岩肌雪時雨の滝に 鐘はいつ鳴る岩滝寺
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市指定文化財 岩瀧寺渓谷の植生
指定年月日 昭和49年7月9日
所有者 岩瀧寺
岩瀧寺渓谷内(岩瀧寺境内1157坪および岩瀧寺所有山林4町9段)は杉の大木が多く、この樹下に陰地植物が豊富で、
特にバイカオウレン・ニシノヤマクワガタ・アズマガヤ・サンショウソオウ・シロバナネコノメ・ハイチゴザサ等がある。
またシダ類は種類が多く60種以上に達し、小面積の地域にこのように多種類を見ることは珍しい。
その中には、カラクサイヌワラビ・ウスメヒワラビ・ミヤマノコゴリシダ・シシラン・ウチワゴケ等もある。
岩上植生としては、ヒトツバ・カタヒバ・イワヒバ・ヌリトラノオ・カミガモシダ等のシダがあり、
セッコク・マメツダラン等のラン類やシャクナゲ等が生じ、湿った岩にはシシラン・ホソバコケシノブ・ウチワゴケ等が見られる。
さらに谷に沿うところは暖地性植物の限界に近く、
ホソバタブ・ヤブニッケイ・シロダモ・リンポクおよびシイ林・カシ林もある。
特にコジキイチゴ・ナガバジュズネノキは県下でも珍しい。
このような植生は霊地として森林環境が保護されたために残ったものであるので、今後も大切に守る必要がある。
平成24年3月 丹波市教育委員会
優良保全林
氷上郡氷上町香良字成山イリズミ98他 2.7ha
この山は、県内の林地を開発した方々の協力金により、公益林整備事業で造成したものです。
みんなで大切に育てましょう。
植栽樹種 |
やまざくら・たにうつぎ・しゃくなげ・やまぶき・たかおかえで・おおもみじ・やまつづじ・べにどうだん
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実施年度 昭和62年度
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兵庫県・氷上町・兵庫県造林緑化公社
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瀧庵の前にあるを見送って、香良谷川沿いに続く舗装路を進んでいきます。
小さな駐車場の傍を過ぎていくと、「毘沙門天祠洞 是ヨリ一丁」の石柱が立つ(*)を左に分けていきます。
次の駐車場まで来ると、岩瀧寺へ渡っていくを見送っていきます。
香良谷川に架かるまで来ると作業道が分かれていますが、
役目を終えたようで土嚢で封鎖されています。
左脇には「五台山文殊菩薩」の標柱と小祠があって、
傍に「森林浴で緑と親しむ五台山の森」と題したがあります。
五台山までの登山道が描かれたも載っていますが、
道の詳細までは分からず、美和峠までの道は載っていません。
橋を渡って左へ曲がると防護扉があります。
駐車場から8分ほどの所になります。
小さなレバーを回して通過していきます。
*後日に 毘沙門天祠洞へ続く小径を歩きました。
(「 香良城跡」を参照)
北丹波環境林森林浴で緑と親しむ五台山の森(五台山)
ここ五台山は、市島町との境界に位置する標高654.6mの眺望と渓谷に恵まれた山です。
この森林において、両町から生活環境の保全、保健文化的利用の促進を図るため、
環境林っ整備事業により、登山道の解説と樹木の植栽等により人々に親しまれる森林として整備しました。
あなたも素敵な汗を流しましょう。 Let'sハイキング!
平成元年度 林野庁・兵庫県・氷上町
お願い
開け放しはしないでください。
必ず閉めてください。
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独鈷の滝
階段状になったを軽く登っていきます。
幾つか並んだを過ぎていきます。
登り傾斜が増してくると、「水源かん養保安林」のと標柱があります。
鉄製の手摺が設置されたが現れると、
左側に独鈷の滝があります。
水源かん養保安林
氷上郡氷上町香良字タキナメラ102-1から102-7
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、
土地形質を変更する等の行為をしてはなりません。
=山火事注意= 兵庫県
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浅山不動尊
急なを曲がりながら登っていきます。
石段が終わって分岐に着くと、「本尊不動明王」のが右を指しています。
石垣沿いに進んでいきます。
正面にある石仏まで来ると、左の岩壁の洞穴の前に祠があります。
祠の裏の洞穴に安置されている石仏がになるようです。
駐車場から15分ほどの所になります。
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手前のまで引き返して、
正面の石段の先に続く道を登っていきます。
谷筋を曲がりながら登っていくと、すぐに分岐があります。
駐車場から20分ほどの所になります。
右には「美和峠登り口」の(*)があります。
正面には「美和坂古道」や「五台山」のがあって、右前方へ登っていく急な坂を指しています。
左には「五台山」「登山道」「不二の滝」のがあって左の道を指しています。
今回はトラロープが垂らされたから美和峠に出て鷹取山へ登り、左の道を降ってくることにします。
*標識ではここから美和峠まで「30分〜40分」となっていますが、今回は1時間ほどかかりました。
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「美和峠」の標識を過ぎて、大小の岩があるを登っていきます。
小さく曲がりながら登っていくとになります。
道に沿って桃色や赤色のテープが取り付けられていますが、登山ルートを示しているのでしょうか。
「日露戦役記念林」と刻まれたを過ぎていきます。
小さな涸れ沢を渡った所に分岐があります。
浅山不動尊から7分ほどの所になります。
「五台山」のが左の道を指しています。
右側には半壊したが立っていて、
右の谷筋は「美和峠」、今来た道は「香良滝」(*)となっています。
壊れた板も墜ちていて、鴨内峠から由良峠にかけての名前が見られます。
*「香良滝」が何処なのかはわかりませんが、独鈷の滝のことでしょうか。
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右の谷筋を登り始めると、すぐ先にはがあって、
に「美和峠40分」と書かれています。
点々と続くテープを辿りながら、谷筋に続くを登っていきます。
曲がって登っていきます。
岩壁の前を右へ曲がって登っていくと、岩が剥き出す所を過ぎていきます。
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緩やかな所を過ぎるとが増してきます。
のような所を過ぎていきます。
少し登っていくと、曲がっていきます。
道なりに右へ曲がっていくと、が見えてきます。
更に左へ曲がって登って、次の右への曲がり角まで来ると分岐があります。
浅山不動尊から19分ほどの所になります。
左の道には桃テープが張られているので、右へ曲がっていく道を登っていきます。
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少し先を曲がっていきます。
斜面を斜めに登っていくと小尾根に出ます。
浅山不動尊から22分ほどの所になります。
は尾根を越えて右前方へ降っていて、少し先には「分水界の径」の標識が見えます。
かなり汗を掻いて疲れてもきたので、水分補給をしながら小休止していきます。
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気を取り直して、僅かなになる道を進んでいきます。
程なくして軽く登るようになると、の所を過ぎていきます。
稜線が近づいてくると、斜面を横切るように曲がっていきます。
斜面を斜めに登っていくと、またに出ます。
右へ曲がって、広い尾根の背を登っていきます。
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が見られる尾根を登っていきます。
少しのようになる尾根を登っていきます。
尾根の左肩を登っていくと緩やかな尾根に出ます。
浅山不動尊から37分ほどの所になります。
中ほどには「団」のがありますが、タイルの文字は消えています。
脇には半壊したがあって、今来た道は「香良滝」となっています。
ここでも水分補給をしながらひと休みしていきます。
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左へ曲がって、を軽く登っていきます。
程なくして、尾根の背を外れてを進むようになります。
道には赤頭短杭を見掛けるようになります。
緩やかな所を過ぎると、軽いになります。
軽い登り坂になると、少しシダ類が茂る崩落地に出ます。
浅山不動尊から42分ほどの所になります。
垂らされたトラロープに掴まりながら小径を降っていくと、一番に出ます。
反対側にもが垂らされた小径がありますが、
括り付けられている部分が緩くて滑って移動してしまうので、首の部分を掴んで締め付けながら登っていきます。
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トラロープが終った先を更に登って左へ曲がると、本来のになります。
まで来て、右前方へ降っていきます。
少し降ってになると、また「団」の石杭があります。
軽いのある道を進んでいきます。
道端にアセビが見られるようになる道を登っていくと、「団」の石杭と赤頭短杭が並んでいます。
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美和峠
右へ曲がりながら登っていくと、少しになります。
少し水が溜まったを過ぎていきます。
緩やかになる斜面を登っていくと、左右に通る尾根にある美和峠に着きます。
浅山不動尊から1時間2分ほどで登って来られました。
道路標識のような「市島町」と「氷上町」の標識の支柱に寄り添うように、
左の道を指す「鷹取山登山道」と、右の道を指す「五大山・愛宕山」のが立っています。
別のもあって、
この地点は「美和峠(氷上越)」、 右の道は「愛宕山」、左の道は「鷹取山」、正面の道は「エルム」、今来た道は「香良(岩瀧寺)」となっています。
「岩滝寺渓谷」「独鈷の滝」「岩滝寺」「不動明王」の板を並べたもあります。
正面の道を指す「エルムいちじま」のもあります。
かなり汗を掻いて疲れたので、ここでも水分補給をしながら小休止していきます。
標識では「エルム」や「 エルムいちじま」となっていますが、運営会社が変わったようで、
散策時点ではキャンプリゾート「 森のひととき」になっています。
( 森のひとときへ続く正面の道と 愛宕山へ続く右の道は「 鷹取山」を参照)
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落ち着いたところで、鷹取山へ向かってを登っていきます。
「地籍調査」や「図根多角」の短杭が続く尾根を登っていくと、程なくしてになります。
僅かな降り坂になると、が設置された明るい所に着きます。
右側が開けていて、を眺めることができます。
尾根を登って傾斜が緩やかになると尾根の肩のような所に着きます。
美和峠から5分ほどの所になります。
脇には「与戸区」と書かれた「地籍調査」の短杭と石杭があります。
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軽く降って緩やかな尾根を進んでいくと、程なくして軽いになります。
傾斜が緩んだ所を過ぎて更に登っていくと、が剥き出しています。
しばらくが見られる尾根を登っていきます。
汗を拭きながら登っていくと、緩やかな高みに着きます。
美和峠から14分ほどの所になります。
また疲れが溜まってきたので、水分補給をしながらひと息入れていきます。
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気を取り直して、少しを降っていきます。
緩やかな所を過ぎて登っていくと、またになります。
程なくして、またになります。
緩やかな高みを過ぎていくと、僅かなになります。
緩やかな尾根になると、脇に「分水界の径」の標識が立っています。
美和峠から19分ほどの所になります。
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鷹取山 (標高566.3m)
程なくして、が増してきます。
樹間から頂上らしき明るい所が見えてくるとが張られています。
ロープが終わった先へ登っていくと、明るくなった山頂部のに着きます。
少し右へ曲がっていくと、ベンチが幾つか設置された鷹取山の山頂の着きます。
美和峠から27分ほどで登って来られました。
中ほどには「香良」があるので、地形図に載っている566.3m峰になるようです。
傍には「香良三角点」の標識や「雷大御神」「大正六年四月建之」の石柱もあります。
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各方面には、山の名前が書かれていたと思われる看板が設置されていますが、色あせて判読し難くなくなっています。
山頂の東側が開けていて、山並みを見渡せる眺めが広がります。
振り返ると「鷹取山(氷上槍)566.7m」のがあって、
この先の道は「小野寺山」、今来た道は「愛宕山」となっています。
お昼にはまだ早い時刻だったので、昼食はこれから向う小野寺山で摂ることにして、
に腰掛けて景色を眺めながら休憩していきます。
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景色を楽しんだところで、「森のひととき下山口分岐迄200m」のが立つ北へ延びる尾根を降っていきます。
かなりの尾根になっているので、足元に注意しながら降っていきます。
植林地と雑木林を分ける尾根を小刻みに曲がりながら降っていくと、やがてが張られています。
途切れながら続くロープに掴まりながら降っていくと、尾根の背を外れてを降るようになります。
尾根の背に復帰して降っていくと、トラロープが終る所に分岐があります。
鷹取山から12分ほどの所になります。
降り口にあった標識に書かれていた分岐のようです。
脇の樹木にはが取り付けられていて、
右へ戻るように分かれていく道は「森のひととき下山口」「森のひとときへ」となっています。
袂には半壊して文字が読めなくなった「五台山−五大山」の標識もあります。
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森のひとときへ降りられるというも気になりますが、見送っていきます。
を降っていきます。
少し降っていくとになります。
「分水界の径」のなどを過ぎていきます。
少し登って、アセビや小岩が見られる僅かなを過ぎていきます。
僅かに撓んだ尾根を進んでいくと、標高460mほどの鞍部に着きます。
鷹取山から18分ほどの所になります。
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少し登っていくとになります。
切断された倒木を過ぎていくと、石杭がある標高490mほどのに着きます。
「図根多角」や「地籍調査」の短杭が見られるを軽く降っていきます。
少し降っていくとになります。
程なくして登り坂になると、標高490mほどの小峰Bの右肩を過ぎていきます。
鷹取山から26分ほどの所になります。
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少し降っていくと、「地籍調査」のを過ぎていきます。
降り傾斜が増してくると、左下に並行するが見えてきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、を過ぎた所から登り坂になります。
容易に作業道へ降りられますが、何処へ続くのか不明なので、このまま尾根の背を登っていきます。
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少し登っていくとになります。
登り坂になると、再び左下にが近づいてきます。
石杭を過ぎていくと、アセビが茂るになります。
緩やかになると、左側の作業道にが茂るようになります。
やがて作業道と同じ高さになりますが、
左へ曲がっていく作業道は見送って、このまま尾根の背を登っていきます。
鷹取山から37分ほどの所になります。
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が少し見られる尾根を登っていきます。
緩やかな尾根になるとがあります。
右へ曲がって、を進んでいきます。
程なくして登り坂になると、が剥き出す尾根になります。
小岩を過ぎていくと緩やかな尾根になります。
鷹取山から46分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、
この先の道は「小野寺山」、今来た道は「鷹取山」となっています。
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登り坂になるとを過ぎていきます。
尾根の少しを登っていきます。
に復帰していくと、右へ曲がっていく尾根が見えてきます。
傾斜が緩やかになると尾根の肩に着きます。
鷹取山から54分ほどの所になります。
中ほどにはが二つ並んでいます。
かなり汗を掻いて疲れてきたので、水分補給をしながらひと息入れていきます。
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右へ曲がっていくとになります。
次第に傾斜が増してくる尾根を登っていくと、尾根にが現れます。
張られたに掴まりながら、左側から回り込むように登っていきます。
大岩を過ぎて、小さく曲がりながらを登っていきます。
少し倒木が見られる尾根を登っていきます。
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小野寺山
少し登っていくと、が見られるようになります。
石杭を過ぎていくと、尾根のを登るようになります。
尾根の背に出ると道が分り難くなりますが、が取り付けられた所へ向っていきます。
生い茂るアセビの間に続くを登っていきます。
少し左へ曲がりながら登ってアセビが茂る所を抜けると、小広くなった小野寺山の山頂に着きます。
鷹取山から1時間10分ほどで到着しました。
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中ほどには「小野寺山645m」のが立っていて、
この先の道は「五台山」、今来た道は「鷹取山」となっています。
傍には山頂から見える山などを記したがあります。
北から東にかけてが開けていて、山並みを見渡せる眺めが広がります。
やにも山並みが見えます。
丁度昼時になったので、脇に設置されているに腰掛けて昼食タイムにしました。
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鞍部
お腹が満ちたところで、六角盤の先へ続くを降っていきます。
傾斜が緩やかになると、が続くようになります。
花の季節には綺麗な眺めになりそうです。
尾根の右肩に続くの傍を降っていきます。
に出て、少しアセビが見られる尾根を降っていきます。
傾斜が緩やかになると、分岐になった標高600mほどの鞍部に着きます。
小野寺山から4分ほどの所になります。
が幾つか立っていて、
正面の道は「五台山」「山頂」、左の道は「香良(岩瀧寺)」「香良方面」、
今来た道は「小野寺山」「展望所」、「(小野寺山まで約5分)」と書き添えられています。
「分水界の径」のや正面の道を指す「五台山登山道」の標識もあります。
正面の道(*)を進んでいくと五台山に着きますが、を降っていきます。
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へ続く道を降っていきます。
程なくして、左下にあるを過ぎていきます。
緩やかな所を過ぎて降っていくと、曲がっていきます。
少し降った所を右へ曲がってが剥き出す所まで来ると、左へ曲がっていきます。
以前に来た時には曲がり角に「頂上まで400m」の標識があったのですが、この時には気が付きませんでした。
少し先を右へ曲がって降っていくと、苔生して小さなキノコが生える切り株を過ぎていきます。
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緩やかになった道を進んでいくと、少しが茂る所に出ます。
シダ類を抜けて軽いになる道を進んでいきます。
の斜面を横切るように進んでいきます。
程なくして、南北に続く尾根の背に出ます。
鞍部から13分ほどの所になります。
中ほどには「氷上町」「界」のがあります。
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小峠
左へ曲がって、を降っていきます。
程なくして、尾根の右肩に続く少しになります。
に復帰して、更に降っていきます。
少し傾斜が増してくる尾根を降っていくと、正面の樹木に「小峠」の標識が取り付けられています。
鞍部から21分ほどの所になります。
袂にはが墜ちていて、右前方の道は「イリズミ谷」、左後方の道は「香良方面・下り道」となっています。
別のが樹木に取り付けられていて、今来た道は「五台山登山道」となっています。
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へ続く道を降っていきます。
少し降った所を右へ曲がって、の背を降っていきます。
小尾根から外れて、曲がっていきます。
傾斜が緩やかになった道を進んでいくと、向こう側を向いた標識が立っていて、「頂上まで1000m」となっています。
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左へ曲がっていくと、を過ぎていきます。
右へ曲がってシダ類が茂る脇を降っていくと、またがあります。
左・右・左と曲がりながら植林地の斜面を降っていくと、谷底を流れるの近くに出ます。
沢の手前を右へ曲がって、谷筋のを降っていきます。
左・右と曲がりながら更に降っていくと沢に出ます。
小峠から11分ほどの所になります。
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僅かに水が流れるを渡っていきます。
谷筋のを軽く登っていきます。
程なくしてになります。
軽く降っていくと作業道に出ます。
小峠から13分ほどの所になります。
出た所には「登山道」の標識が立っていて、今来た道を指しています。
右側を見ると、谷筋を回り込んでいくが崩落しています。
以前に架かっていたと思われるコンクリート橋が壊れていて、軽トラでも通れなくなっています。
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一ツ岩
軽い登り坂になったを進んでいきます。
少し登っていくと「五台山登山道」のが立っていて、今来た道を指しています。
作業道は小尾根を回り込むように左へ曲がっていきますが、右前方に続く道を降っていきます。
すぐの所に大岩があって、袂に「一ツ岩」の標識が立っています。
小峠から16分ほどの所になります。
岩の手前を曲がって降っていきます。
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少し先を左へ曲がって谷筋へ降りていくと、少し水が流れる沢に架かるを渡っていきます。
右側にあるを眺めながら進んでいきます。
すぐの所の樹木に「山を愛する人」のが取り付けられています。
以前には「五台の径へ」の板もあったのですが、この時には見掛けませんでした。
降り傾斜が増してくると、の袂を過ぎていきます。
右に流れる沢の水音を聞きながら、谷筋を降っていきます。
山を愛する人
来たときよりも美しく!!
動植物を大切に!!
ゴコカンは必ず持ちカエル!!
火の用心!!
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木橋のようにの上を過ぎていきます。
程なくして、が巻かれた樹木が幾つかあります。
以前にはこの辺りから左上の雑木林へ踏み跡が続いていて、
「五台山臨時登山道」の立て看板や貼り紙があったのですが、この時には見掛けませんでした。
程なくして沢に出ると、丸太橋が架かっています。
小峠から29分ほどの所になります。
は、真ん中の木が折れています。
何とも頼りない様子で渡れそうにないので、少し水が流れて岩が剥き出す沢に降りて渡っていきます。
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流れる水に気を付けながらを渡っていきます。
対岸の道に出たすぐ先にが設置されています。
振り返ると、を削った所には「五台山」と書かれています。
もう一つあるベンチを過ぎて、に降っていきます。
振り返ると、小滝が心地良い水音を響かせています。
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谷筋のに続く道を進んでいきます。
次第に谷筋が狭まってくると、岩が剥き出すを降るようになります。
岩の上を降っていくと、沢を渡って谷筋のを進んでいきます。
歩き易くなった道を進んでいくと、またを渡って右側を進むようになります。
横木の階段が見られる道を降っていきます。
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砂防ダム
次第に傾斜が緩やかになると、正面にが見えてきます。
次第にになって歩き難くなります。
分り難くなる道を降って先の方に砂防ダムが見えてくると、
水が流れて岩がゴロゴロするに降り立ちます。
歩けそうな所から沢の左側に渡っていくと砂防ダムに出ます。
小峠から44分ほどの所になります。
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左側に設置された手摺の付いたを登っていきます。
石段を登り切って、その先へ続くを降っていきます。
石段を降り終えるとに降り立ちます。
正面に続く広めの道は砂防ダムののようです。
降りた所には「五台山登山道」の看板が出ています。
看板の脇にあるに掴まりながら、護岸された沢筋へ降りていきます。
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慎重に降っていくとに降り立ちます。
石がゴロゴロする沢筋を進んでいくと、右側に狭いがあります。
剥き出す岩の上を注意しながら降って、岩壁の回廊のような右のへ入っていきます。
以前に設置されていた仮説橋は撤去されていて、代わりに谷筋の左側にが設置されています。
明瞭な道はないものの、水が勢いよく流れている訳ではないので、それほど危険なこともなく歩いていけます。
鎖が終ると、崖に架けられた急なアルミ梯子を登っていきます。
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不二の滝
梯子を登り終えて振り返り、を眺めていきます。
歩き易くなったを進んでいきます。
「注意」のや「落石注意」の看板を過ぎていきます。
切り立ったを進んでいきます。
右下には二筋になった滝が見えますが、最初に見掛けた案内図に載っていた不二の滝でしょうか。
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浅山不動尊
を進んでいきます。
岩が剥き出す谷筋を回り込む所まで来ると、
「臨時登山道」の看板に「五台山」のが取り付けられていて左の谷筋(*)を指しています。
左の谷筋は見送って、少し先の岩壁にあるを抜けていきます。
道なりに左へ曲がって、切り立った岩壁を横切るように降っていくと、
標識が幾つも立つ美和峠へ登っていったに戻ってきます。
右へ曲がって、小刻みに曲がりながら降っていくと浅山不動尊の降り立ちます。
砂防ダムから11分ほどの所になります。
*左の谷筋を登っていくのは臨時登山道の名残なのか、本来の登山道なのかは分かりませんでした。
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独鈷の滝
右へ続く急なを降っていきます。
曲がりながら続くを降っていきます。
石段の傾斜が少し緩んでくると、階段状のが見えてきます。
右側にある独鈷の滝を眺めながら降っていきます。
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階段状になったを降っていきます。
幾つか並んだを過ぎていきます。
根か幹か分からないどっしりとした姿のを過ぎていきます。
谷筋が広がって明るくなってくると防護扉に着きます。
砂防ダムから18分ほどの所になります。
来た時と同様に、小さなレバーを回して通過していきます。
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香良地区
防護扉を過ぎると道がに分かれています。
左正面の道(*)は岩瀧寺へ続いていますが立ち寄るのは省略し、
右に架かる橋を渡って、車を止めてきた駐車場へ向っていきます。
岩瀧寺へ続くを見送っていきます。
またある岩瀧寺へ続く小橋を見送り、
「毘沙門天祠洞」の石柱が立つ小径を右に分けていくと、を過ぎていきます。
瀧庵の手前まで来ると、右側に網で囲まれた一角があります。
取り付けられている標識によると「」というようです。
を過ぎていきます。
東屋や岩瀧寺渓谷公衆トイレがあるを過ぎていきます。
両側に立つ大きな石柱を過ぎると、車を止めておいた駐車場に着きます。
砂防ダムから25分ほど、小野寺山から1時間39分ほどで降りて来られました。
岩瀧寺オオムラサキゲージ
オオムラサキについて・・
オオムラサキ(大紫,Sasakia charonda)は、チョウ目(鱗翅目)、タテハチョウ科に分類される蝶の一種。
日本の国蝶。
日本に分布する広義のタテハチョウ科の中では最大級の種類。
生態や幼虫、蛹の形態は同じコムラサキ亜科のゴマダラチョウによく似る。
成虫は前翅長50-55mmほどで、オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。
メスはオスよりひと回り大きいが、翅に青紫色の光沢はなくこげ茶色をしている。
【形態】
日本での地理的変異はやや顕著。
北海道から東北地方の個体は翅表の明色斑が白色に近く、かつ裏面が淡い緑色個体も多い。
九州産は翅表明色斑が縮小し、一見して黒っぽい印象を与える。
成虫は年に一回だけ6-7月に発生し、8月にも生き残った成虫を見かける。
クヌギ、コナラ、ニレ、クワ、ヤナギなどの樹液に集まったり、クリ、クサギなどの花で吸蜜する。
ときに腐果や獣糞などの汚物に来ることもある。
【生態】
餌場での生態は勇ましく、スズメバチなど他の昆虫を羽で蹴散らしながら樹液を吸う姿をよく見かける。
また、飛翔能力が高く、近くに居る時にはその音が聞こえる程、鳥のように力強く、はばたいて、あるいは滑空しながら雄大に飛ぶ。
縄張り飛翔は午後におこなわれることが多く、西日を浴びて高い樹冠を活発に飛び回る姿を見かける。
雄は樹液の周囲に縄張りを作る。
幼虫の食樹はエノキやエゾエノキ。
卵から孵った幼虫は、夏から秋にかけてエキノの葉を食べて成長する。
冬は地面に降りて、食樹の根際や空洞内に溜まった落ち葉の中で越冬する。
春に休眠から覚めると再び食樹に登って、葉を食い、更に成長を続け、蛹になる。
外敵から身を守る為、蛹の状態でも体を震わせることができる。
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