五台山
概 要 五台山は丹波市にある標高654.6mの山です。 山頂からは山並みを見渡せる眺めが広がります。 登山ルートは幾つかあるようですが、今回は岩瀧寺がある南側の香良地区を起終点にして、 小野寺山と五台山へ登るルートを往復します。
起 点 丹波市氷上町 香良地区
終 点 丹波市氷上町 香良地区
香良地区…独鈷の滝…浅山不動尊…不二の滝…臨時登山口…登山道出合…一ツ岩…小峠…鞍部…小野寺山…鞍部…五台山…鞍部…小峠…一ツ岩…登山道出合…臨時登山口…不二の滝…浅山不動尊…独鈷の滝…岩瀧寺…香良地区
所要時間 4時間00分
歩いて... 浅山不動尊を過ぎた先が工事中で、臨時登山道が設けられていました。 臨時登山道は踏み固められていない険しい道でしたが、点々と桃テープが取り付けられていたので助かりました。 山頂近くになると残雪が少しありましたが、歩くのに支障はありませんでした。 小野寺山や五台山からは山並みを見渡せる眺めが広がりました。
関連メモ 五台山, 鷹取山, 香良城跡, 五台山, 五台山
コース紹介
香良地区
丹波市を通る県道7号を南下していきます。 香良谷川に架かる松橋を過ぎていくと、が左へ分かれていきます。 脇には「岩瀧寺・独鈷の滝2km」などのがあって、左の道を指しています。 標識に従って左の県道283号を進んでいくと、香良病院を過ぎた所に駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
駐車場の端にはが立っていて、 今回登る五台山小野寺山の名前が載っています。 傍には「五台山頂まで2.7km」のもあります。
注意
香良区及び岩瀧寺山内の樹木・植物・山野草等 一切の採取、持ち出しを厳禁する。
香良区・岩瀧寺
駐車場のすぐ先の両側には大きなが立っていて、 右の柱には「不動山 岩瀧寺」、左の柱には「名勝 独鈷の滝」の表札が取り付けられています。 手前には「独鈷の滝・不二の滝周辺案内図」と題したがあります。 五台山美和峠までの道も描かれていますが、詳細までは分かりません。 左の森の中にある白玉大明神を見送っていくと、 小広くなった所にがあります。 右側の砂防ダムの脇まで来ると、「岩瀧寺渓谷の植生」と題した解説板などがあります。 傍には「兵庫50名山 五台山」や「美和峠」のが立っています。
市指定文化財 岩瀧寺渓谷の植生
指定年月日 昭和49年7月9日
所有者 岩瀧寺
岩瀧寺渓谷内(岩瀧寺境内1157坪および岩瀧寺所有山林4町9段)は杉の大木が多く、この樹下に陰地植物が豊富で、 特にバイカオウレン・ニシノヤマクワガタ・アズマガヤ・サンショウソオウ・シロバナネコノメ・ハイチゴザサ等がある。 またシダ類は種類が多く60種以上に達し、小面積の地域にこのように多種類を見ることは珍しい。 その中には、カラクサイヌワラビ・ウスメヒワラビ・ミヤマノコゴリシダ・シシラン・ウチワゴケ等もある。 岩上植生としては、ヒトツバ・カタヒバ・イワヒバ・ヌリトラノオ・カミガモシダ等のシダがあり、 セッコク・マメツダラン等のラン類やシャクナゲ等が生じ、湿った岩にはシシラン・ホソバコケシノブ・ウチワゴケ等が見られる。 さらに谷に沿うところは暖地性植物の限界に近く、 ホソバタブ・ヤブニッケイ・シロダモ・リンポクおよびシイ林・カシ林もある。 特にコジキイチゴ・ナガバジュズネノキは県下でも珍しい。 このような植生は霊地として森林環境が保護されたために残ったものであるので、今後も大切に守る必要がある。
平成24年3月 丹波市教育委員会
優良保全林
氷上郡氷上町香良字成山イリズミ98他 2.7ha
この山は、県内の林地を開発した方々の協力金により、公益林整備事業で造成したものです。 みんなで大切に育てましょう。
植栽樹種 やまざくら・たにうつぎ・しゃくなげ・やまぶき・たかおかえで・おおもみじ・やまつづじ・べにどうだん
実施年度 昭和62年度
兵庫県・氷上町・兵庫県造林緑化公社
瀧庵の前にあるを見送って、香良谷川沿いに続く舗装路を進んでいきます。 小さな駐車場の傍を過ぎていくと、「毘沙門天祠洞 是ヨリ一丁」の石柱が立つ(*)を左に分けていきます。 岩瀧寺へ渡っていくまで来ると、 「(砂)香良谷川砂防えん提工事」の看板が出ていて、「」が載っていました。 香良谷川に架かるまで来ると、手前から作業道が分かれていきます。 脇には「森林浴で緑と親しむ五台山の森」と題した案内板があります。 登山道が描かれたも載っていますが、道の詳細までは分かりません。 橋を渡っていくと、右からの道を合わせた先に防護扉があります。 駐車場から6分ほどの所になります。 「五台山・不動尊・独鈷の滝 入口」の貼り紙もあるので、小さな閂をずらして通過していきます。
*後日に毘沙門天祠洞へ続く小径を歩きました。 (「香良城跡」を参照)
北丹波環境林森林浴で緑と親しむ五台山の森(五台山)
ここ五台山は、市島町との境界に位置する標高654.6mの眺望と渓谷に恵まれた山です。 この森林において、両町から生活環境の保全、保健文化的利用の促進を図るため、 環境林っ整備事業により、登山道の解説と樹木の植栽等により人々に親しまれる森林として整備しました。
あなたも素敵な汗を流しましょう。 Let'sハイキング!
平成元年度 林野庁・兵庫県・氷上町
お願い
この扉は害獣防護柵です。 すぐに閉めて下さい。
香良自治会長
五台山・不動尊・独鈷の滝 入口
開けて入って下さい。
独鈷の滝
階段状になったを軽く登っていきます。 幾つか並んだを過ぎていきます。 「参拝・登山の皆様へ」の立て看板を過ぎていくと、「水源かん養保安林」のと標柱があります。 その先へ登って鉄製の手摺が設置されたが現れると、 左側に独鈷の滝があります。
参拝・登山の皆様へ
この先上流で災害復旧工事を行っているため水が汚れています。 ご迷惑をおかけしますが御理解お願い致します。
浅山不動尊
「南無不動明王」の幟が並ぶ急なを曲がりながら登っていきます。 石段が終わって分岐に着くと、「本尊不動明王」のが右を指しています。 石垣沿いに進んでいきます。 正面にある石仏まで来ると、左の岩壁の洞穴の前に祠があります。 祠の裏の洞穴の奥には石仏が安置されていました。 これがになるようです。 駐車場から12分ほどの所になります。
手前のまで引き返して来ると、 正面の石段の脇に「不二の滝」の標識があります。 標識に従って正面の谷筋を曲がりながら登っていくと、すぐに分岐があります。 右には「美和峠登り口」のがあります。 正面には「美和坂古道」や「五台山」のがあって、右前方へ登っていく急な坂を指しています。 左には「登山道」や「分水界の径」などのがあって左を指しています。 右前方の坂を登っていくと美和峠(*)へ出られるようですが、 「五台山登山道」の立て看板などが指すを進んでいきます。
*後日に美和峠への道を歩きました。 (「鷹取山」を参照)
不二の滝
切り立ったを横切るように進んでいきます。 「臨時登山道」の貼り紙を過ぎると、岩壁にあるを抜けていきます。 「臨時登山道」のや「不二の滝」の標識などを過ぎていきます。 左下の谷筋の滝が見えてきます。 手前の樹木が邪魔をしていますが、これが不二の滝でしょうか。
臨時登山道
この先工事中です。 気をつけてお通り下さい。
斜面を横切るように進んでいくと、「臨時登山道」などのを幾つか見かけます。 谷筋が狭まってくるとが渡されています。 その先の金属網の階段を降っていくと、岩盤が剥き出した狭い谷筋に渡されたを渡っていきます。 板が撓むので折れないか気にしながら渡っていくとが現れます。 階段の先の木板を渡って更に階段を登っていくと、作業道の曲がり角に出ます。 駐車場から21分ほどの所になります。 ここは防護扉の手前にあった「」に描かれていた黄色く塗られた所のようです。 詳細位置図にはの方に登山道らしき道が描かれていて気になりますが、 正面にある「臨時登山道」の立て看板が指す右前方の作業道を進んでいきます。
臨時登山道
気をつけてお通り下さい。
注意!!
この先、五台山ハイキングルート
一部工事中の為、気をつけてお通り下さい。
工事中の為 五台山への登頂は臨時登山道の利用をお願いします。
臨時登山口
作業小屋の脇を過ぎていくと「臨時登山道」のがあります。 看板を過ぎて谷筋が少し広がってくると、 左に設けられた鉄パイプ沿いのの入口に再び「臨時登山道」の立て看板があります。 左へ上がって小径を進んでいくと、すぐの所に「五台山臨時登山道」の立て看板があって、左の植林地を指しています。 ここが臨時登山道の入口になります。 駐車場から24分ほどの所になります。
後日に来てみると工事は終っていて、臨時登山道は無くなっていました。 (「鷹取山」を参照)
臨時登山道
工事中のため注意願います。
五台山臨時登山道
足元注意
ピンクリボンが目印です。
植林地の斜面に踏み固められた明瞭な道はありませんが、看板に記されていたが点々と取り付けられていてルートを示しています。 急なを何度も曲がりながら登っていきます。 支尾根を回り込んでいくとの斜面を降るようになります。 少し左から右へ曲がりながら降っていくと、僅かな谷筋に出ます。 臨時登山道に入って16分ほどの所になります。
登山道出合
桃テープを探して谷筋を横切り、の斜面を登っていきます。 かなり傾斜があるので、樹木に掴まりながら登っていきます。 降り坂になると、再びになります。 急な植林地を降っていくと、僅な沢が流れる谷筋に続く明瞭な道に降り立ちます。 臨時登山道に入って27分ほどの所になります。 辺りには「五台山臨時登山道」の立て看板や貼り紙などがあって、今来たルートを指しています。 左を見ると、沢に架かる木橋の先にらしき道が続いています。 これが本来の登山道のようです。 工事中の作業道に出た所から左へ進むとここに来られるように思えますが、確かめた訳ではありません。
この先工事中の為、通り抜けできません。 臨時登山道の利用をお願い致します。
五台山臨時登山道
足元注意
ピンクリボンが目印です。
一ツ岩
沢の右側に続くを登っていきます。 これまでの臨時登山道に比べて歩き易い道になっています。 しばらく登っていくと、の脇を過ぎていきます。 「山を愛する人」のを過ぎていくと、 僅かな沢に架かるを渡っていきます。 右へ曲がりながら登っていくと、一ツ岩の傍に出ます。 登山道に出た所から12分ほどの所になります。 前には「一ツ岩」の標識が立っています。
山を愛する人
来たときよりも美しく!!
動植物を大切に!!
ゴコカンは必ず持ちカエル!!
火の用心!!
五台の径へ
氷上青年低山会
道なりに左へ曲がっていくと、すぐにの曲がり角に出ます。 正面には「五台山登山道」の標識があってを指しています。 標識に従って左へ進んでいくと、林道は谷筋を左へ回り込んでいきます。 その手前から登山道が右前方へ分かれています。 登山道に出た所から16分ほどの所になります。 角に立つ「登山道」の標識に従って、右前方の登山道を登っていきます。
に続く道を登っていきます。 少し降り坂になると、短いロープが垂らされた所から僅かなに降りていきます。 沢を渡って、を折れ曲がりながら登っていきます。 が設置された所もあります。 何度か曲がりながら植林地を登っていくと、道端に「頂上まで1000m」のがあります。 林道から9分ほどの所になります。
小峠
道なりに左へ曲がっていくと、正面にが見えてきます。 左へ曲がりながら植林地を登っていくと、稜線にある小峠に着きます。 林道から13分ほど、駐車場から1時間21分ほどで登って来られました。 右側には「五台山登山道」のが立っていて、右の尾根を指しています。 「小峠」の標識の後ろにもが立っていて、 左前方へ降る道は「イリズミ谷」、今来た道は「香良方面」となっています。 の道は歩けそうな様子ですが、下まで良い状態なのかは不明です。 も歩けそうな様子ですが、標識には「×」が記されています。 周囲の様子を確認しながらひと息入れていきました。
落ち着いたところで、「五台山登山道」の標識が指すを進んでいきます。 1分ほど進んでいくとがあります。 標識類がなくて迷いましたが、右の植林地に続く道を登っていきました。 程なくしてに出て、歩き易い尾根を進んでいきます。 少し曲がりながら登っていくと、道は尾根の背を外れて右斜面に続くようになります。 小峠から9分ほどの所になります。 中ほどには「氷上町」「界」の赤いがあります。
残雪が目立つようになった植林地のを横切るように進んでいきます。 道なりに曲がっていきます。 大きな岩が近づいてくると、その前を右へ曲がっていきます。 手前には「頂上まで400m」のが落ちていました。
鞍部
少し傾斜が増してくる道を登っていくと、上の方にが見えてきます。 道なりに曲がりながら、植林地のを更に登っていきます。 右へ曲がって登っていくと、の傍を過ぎていきます。 次第に傾斜が緩やかになってくると、左右に通る稜線にある鞍部に着きます。 小峠から25分ほどの所になります。 正面にはが立っていて、 右の道は「小野寺山」、左の道は「五台山」、今来た道は「香良(岩瀧寺)」となっています。 「小野寺山まで約5分」「五台山、山頂まで約10分」と書き添えられています。 右には「展望所・山頂・香良方面」を指すがあります。 左には「五台山登山道」や「分水界の径」のもあります。
小野寺山 (標高645m)
先ずは小野寺山へ向かって、を進んでいきます。 名前の書かれた小札が取り付けられた樹木が続く尾根を登っていくと、が多く見られるようになります。 花の季節には綺麗な眺めになりそうです。 次第に雪の量が増えてきますが10pもないので、歩くのに支障はありませんでした。 左側がを登っていくと山頂が近づいてきます。 鞍部から6分ほど登っていくと、開けた小野寺山の山頂に着きます。 小峠から31分ほど、駐車場から1時間55分ほどで登って来られました。 中ほどには「小野寺山645m」のが立っていて、 傍には山頂から見える山などを記したがあります。
小野寺山は北から東にかけてが開けていて、山並みを見渡せる眺めが広がります。
少し樹木が邪魔をしていますが、 にも山並みが見えます。 丁度昼時になったので、設置されている丸太を半分にしたに腰を降ろして昼食タイムにしました。
後日に小野寺山から南東へ延びる尾根を歩きました。 (「鷹取山」を参照)
鞍部
お腹が満ちて景色も楽しんだところで、を引き返していきます。 正面の樹間に五台山を眺めながら、多く見られるの脇を降ってきます。 植林地になった尾根を降っていくと、標識が幾つか立つ鞍部に着きます。 小野寺山から4分ほどで戻って来られました。 小峠から登ってきた左の道は見送って、五台山へ向かってに続く尾根を登り返していきます。 登り始めたすぐの所から右へ分かれていくがあります。 「400m下へ 丹波の名水 狸穴の源泉」の標識が出ていて右の道(*)を指していますが、往復800mの降りと登りはきついので見送っていきます。
*後日に北東の上鴨阪地区から狸穴命水源流を経てここに登ってきました。 (「五台山」, 「五台山」を参照)
植林地に続くを登っていきます。 何度か曲がりながら続くを登っていくと、次第に山頂が近づいてきます。 少し右から回り込むように登っていくと、樹木が減ってに出ます。 右側の樹木越しにが少し見えます。 道なりに左へ曲がって登っていくと、大きな文殊菩薩の石像がある五台山の山頂に着きます。 鞍部から5分ほどで登って来られました。
五台山 (標高654.6m)
石像を過ぎた所に「五台山頂上 標高655米」のが立っていて、 脇には二等三角点「尾ノ寺山」があるので、地形図に載っている654.6m峰になるようです。 傍には「五台山654.7m」の標識もあって、この先の道は「鴨内峠」、今来た道は「小野寺山」となっています。 標識の傍には展望デッキがあって、南東から西にかけての山並みを見渡せる眺めが広がります。
山頂の北西には歩き易そうな(*)が降っていて気になります。 眺めを堪能したら、車を止めてきた駐車場に戻るべくを引き返していきます。
*後日に北西の尾根を歩きました。 (「五台山」, 「五台山」, 「五台山」を参照)
鞍部
植林地の尾根に続くを曲がりながら降っていきます。 所々にが出来ていますが、すぐに合流します。 傾斜が緩やかになってくると、狸穴の源泉へのが左へ分かれていきます。 小径を見送っていくと、小野寺山との分岐になった鞍部に着きます。 五台山から5分ほどで降りて来られました。 「香良(岩瀧寺)」や「香良方面」の標識に従って、元来たを降っていきます。
植林地に曲がりながら続く道を降っていくと、の傍を過ぎていきます。 「頂上まで400m」の標識が落ちているの所を左へ曲がっていきます。 道なりに右へ曲がって、を横切るように降っていきます。 次第に残雪が少なくなってくると、「氷上町」「界」の赤いプラ杭がある尾根の背に出ます。
小峠
少し曲がりながら続く歩き易いを降っていきます。 緩やかな所もあるを快適に降っていきます。 少し左へ曲がって、尾根のを降っていきます。 尾根の背に戻って降っていくと、イリズミ谷との分岐になった小峠に着きます。 鞍部から21分ほどの所になります。 「香良方面」の標識が指す元来たを降っていきます。
植林地のを横切るように降っていきます。 少し右へ曲がっていくとのようになります。 道なりに右へ曲がっていくと、「頂上まで1000m」のを過ぎていきます。 左・右と何度か曲がりながら降っていくとの傍に出ます。 道なりに右へ曲がって沢の傍を降っていくと、短いロープが垂らされた僅かな沢に出ます。 小峠から8分ほどの所になります。
一ツ岩
沢を渡って、沢のに続く道を降っていきます。 程なくして、「登山道」の標識があるの曲がり角の傍に降り立ちます。 左前方に続く林道を進んでいくと、左への曲がり角からが正面へ分かれていきます。 脇には「五台山登山道」の標識があって、今来た道を指しています。 正面の登山道に入ると、すぐの所の右への曲がり角に一ツ岩があります。 小峠から11分ほどの所になります。
登山道出合
左へ曲がりながら降っていくと、僅かな沢に架かるを渡っていきます。 「山を愛する人」の標識を過ぎていくと、の脇を過ぎていきます。 少し水が流れるに降っていきます。 束ねられて木橋のようなの上を過ぎていきます。 やがて「五台山臨時登山道」の立て看板や貼り紙などがある登山道出合に着きます。 小峠から21分ほどの所になります。 沢に架かる木橋の先に続く道が本来ののようで気になりますが、 桃テープが取り付けられた左の臨時登山道を登っていきます。
臨時登山口
急な植林地の斜面を登っていくと、程なくしてになります。 点々と取り付けられた桃テープを辿りながら、斜面を横切るように進んでいきます。 かなり傾斜がある斜面を降っていくとに出ます。 谷筋を過ぎて登っていくと、支尾根を回りんだ先で再びになります。 急な斜面を何度も曲がりながら降っていくと、が見られるようになります。 桃テープを辿りながら植林地の斜面を更に降っていくと、「五台山臨時登山道」の立て看板がある臨時登山口に出ます。 臨時登山道に入ってから22分ほど、小峠から43分ほどで降りて来られました。
不二の滝
右に続くを進んでいきます。 右への曲がり角まで来て、を降っていきます。 木板を渡って再びある金属網の階段を降っていくと、狭い谷筋にが渡されています。 折れないか気にしながら撓む木板を渡っていきます。 木板を渡りり終えて金属網の階段を登り、渡された木板を過ぎていくと、しっかりとしたになります。 程なくして、右下の谷筋に不二の滝が見えてきます。
浅山不動尊
を進んでいきます。 「臨時登山道」の立て看板や「不二の滝」の標識などを過ぎていくと、岩壁にあるを抜けていきます。 道なりに左へ曲がって、切り立った岩壁を横切るように降っていくと、標識が幾つも立つ美和峠へのに出ます。 美和峠への道を見送って右・左と曲がりながら降っていくと浅山不動尊に降り立ちます。 臨時登山口から10分ほどの所になります。
独鈷の滝
曲がりながら続く急なを降っていきます。 階段が終わって階段状の石畳になる辺りまで降ってくると、右側に独鈷の滝があります。 登り時には気が付きませんでしたが、手前には名前を刻んだがありました。
階段状になったを軽く降っていきます。 幾つか並んだを過ぎていきます。 谷筋が広がってくると防護扉に着きます。 来た時と同様に、小さな閂をずらして通過していきます。
岩瀧寺
防護扉を過ぎると道がに分かれています。 車を止めてきた駐車場へは右の橋を渡っていくのですが、岩瀧寺へ向かって左の道を進んでいきます。 小橋を渡っていくと、右からの石段を合わせた所にが並んでいます。 「第一番 霊山寺 釈迦如来」から「第八十八番 大窪寺 薬師如来」に加えて、 「高野山 弘法大師」と「岩瀧寺 不動明王」などもあります。 石仏群の前を過ぎていくと、「四國八十八ヶ所御本尊」の扁額が掲げられたがあります。 その先のお堂の前には「参拝順路」のが立っていて、 「独鈷の滝300m・浅山不動尊330m・不二の滝400m」となっています。 その先には、岩瀧寺の本堂と思われる茅葺のお堂や庫裡などがあります。 臨時登山口から17分ほどの所になります。 お寺の謂れなどを記したものは見かけませんでした。
香良地区
二階が鐘楼になった大きなをくぐっていきます。 石畳からコンクリート敷きになる階段状のを降っていきます。 香良谷川に架かる岩瀧寺橋を渡って舗装路に出ると、正面にがあります。 や岩瀧寺渓谷公衆トイレを過ぎていきます。 両側に立つ大きな石柱を過ぎると、車を止めておいた駐車場に着きます。 岩瀧寺から5分ほど、五台山から1時間34分ほどで降りて来られました。