概 要 |
戸牧いこいの森は豊岡市の戸牧地区にある森です。
東谷を通る「小さな散策コース」と、イチゴ谷を通る「大きな散策コース」が設定されています。
尾根の所々からは山並みを見渡せる眺めが広がります。
今回は但馬文教府から南へ続く尾根を経て戸牧いこいの森に向かい、東谷へ降りるコースを歩きます。
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起 点 |
豊岡市 妙楽寺地区
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終 点 |
豊岡市 妙楽寺地区
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妙楽寺地区…地籍図根三角点…104m峰…三番鉄塔…124.3m峰…2番鉄塔…36番鉄塔…18番鉄塔…東谷…15番鉄塔…104m峰…地籍図根三角点…妙楽寺地区
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所要時間 |
2時間10分
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歩いて... |
北近畿豊岡自動車道の延伸による影響なのか、イチゴ谷を通る「大きな散策コース」の西半分は「現在通行止め」となっています。
18番鉄塔から東谷へ降るルートには「この先行き止まり」の標識が出ていますが、傾斜は急ながら踏み跡程度の道が続いています。
東谷の道は工事中に加えて雨後で泥濘んでいて、靴が泥だらけになりました。
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関連メモ |
戸牧尾根,
戸牧いこいの森,
戸牧いこいの森,
佐野176m峰
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妙楽寺地区
豊岡駅(JR山陰本線)の東口から線路沿いに南へ進み、妙楽寺口バス停・豊岡警察署バス停を過ぎていくと、道は曲がっていきます。
曲がり角の右にあるをくぐって、線路の西側に出ます。
すぐにある二股の左の道を進んでいくと「但馬文教府」の標識が立つがあります。
標識に従って右折し、曲がりながら続く坂道を登ってに着くと、但馬文教府への道と空き地への道が分かれていきます。
左の道の先に広い空き地があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
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空き地の左奥の笹が茂る間にあるに入っていきます。
すぐに右へ曲がってが茂る中の小径を進んでいくと、すぐに正面が開けてきます。
急坂をひと登りすると、緩やかで広い丘にが続いています。
になる作業道を進んでいきます。
しばらく登っていくと尾根の右側へ降り始めますが、ここから左の尾根を登っていきます。
駐車地から5分ほどの所になります。
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地籍図根三角点
樹木が伐採された尾根を登っていくと、すぐに僅かなに着きます。
右側には山並みが広がりますが、雲や朝霧ではっきりとは見えません。
少し左へ曲がって、尾根の背に続くを軽く降っていきます。
尾根には枯れススキや松の幼木などが茂り気味ですが、道は途切れることなく続いています。
軽く登っていくと、広くて緩やかな所に出ます。
松の幼木などに隠れて分り難くなっていますが、左側にがあります。
駐車地から8分ほどの所になります。
地籍図根三角点
地籍調査
大切にしましょう
豊岡市
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104m峰
地籍図根三角点の先に続く雑木林の緩やかなを進んでいきます。
尾根には「地籍調査」や「図根多角」などの境界杭が点々と設置されています。
程なくして軽いになります。
少し曲がりながら登っていくとになります。
再び登り坂になる尾根を進んでいくと、分岐になった高みに着きます。
中ほどにある「地籍調査」や「図根多角」の境界杭のほかに標識類は見かけませんが、
ここが地形図に載っている104m峰になるようです。
駐車地から12分ほどの所になります。
も歩けそうな様子ですが、方角が違うので見送っていきます。
ここはを進んでいきます。
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少し曲がりながら続く広いを進んでいきます。
引き続き設置されている「地籍調査」や「図根多角」の境界杭を確認しながら歩き易い道を進んでいくと、軽いになります。
広い尾根道を登っていくと、尾根が分岐している標高100mほどの小峰に着きます。
駐車地から15分ほどの所になります。
は15番鉄塔へ続いていて、戻り時に歩くことにします。
先ずはを降っていきます。
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3番鉄塔
少し降っていくとになります。
尾根の右肩を過ぎて、広い尾根の背に続く僅かなになった道を進んでいきます。
少し曲がりながら登っていくと、になります。
緩やかになった道を進んでいくと、送電線の鉄塔「九日市支線三」の袂に出ます。
駐車地から22分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりません。
は鉄塔の下を過ぎて正面へ続いています。
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すぐに現れる硬質プラスチック製のを登っていきます。
送電線の巡視路でよく見かける階段です。
階段が終わって緩やかになるとがあります。
脇には「火の用心」の赤い標識が立っていて、左の道は「No4」、今来た道は「No3」となっています。
左の道(*)は4番鉄塔と5番鉄塔を経て九日市下町の住宅地へ降りていけますが、正面に続く緩やかな道を進んでいきます。
少し進んでいくと軽いになります。
標高110mほどのの端まで来ると、傾斜の増した降り坂になります。
右へ曲がって急坂を降って緩やかになった尾根を進んでいくと鞍部に着きます。
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124.3m峰
鞍部を過ぎてを軽く登り返していきます。
正面が明るくなってくると、緩やかになったに出ます。
駐車地から31分ほどの所になります。
右側にはを見渡せます。
先ほどよりも雲や朝霧が減って見易くなっています。
少し左へ曲がって、上空を通る送電線を眺めながらを進んでいきます。
雑木林に入って尾根道を緩やかに登っていくと、樹木が少し低くなった高みに着きます。
駐車地から34分ほどの所になります。
道端には「八條村」があるので、
地形図に載っている124.3m峰になるようです。
情報によると、かつてこの辺りには八條村という集落がありましたが、
昭和8年(1933)に当時の豊岡町に編入されたようです。
どのような村域だったのかは分かりませんが、村を代表する山として、この高みも含まれていたように思われます。
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2番鉄塔
右へ続くを進んでいきます。
少し進んでいくと、「火の用心No2」のを過ぎていきます。
僅かに降ったりしながら尾根を進んでいくと、送電線の鉄塔「九日市支線二」の袂に出ます。
駐車地から36分ほどの所になります。
手前の樹木が邪魔をしていますが、左側にが少し見えます。
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正面に続くを進んでいきます。
の左肩を過ぎていきます。
緩やかなに出て進んでいきます。
僅かなの手前まで来ると、明瞭な尾根道は高みを巻くように左へ曲がっていきます。
戸牧いこいの森の大きな散策コースへ出られる踏み跡(*)が右前方へ分かれていきますが、見送っていきます。
高みを巻くように進んで尾根の背に出ると分岐があります。
駐車地から43分ほどの所になります。
脇には「火の用心No1」の赤い標識が立っています。
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左の道は見送って、を進んでいきます。
登り坂になると、少しになります。
標高110mほどのを過ぎると降り坂になります。
少し降っていくと、狭くなった馬の背のような鞍部に着きます。
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鞍部を過ぎて、を曲がりながら登っていきます。
しばらく登っていくとになります。
また少しを登るようになります。
傾斜が増してくる道を登っていくと、送電線のが正面に見えてきます。
鉄塔へ向かって登っていくと道が分岐しています。
正面の道には「豊岡病院方面」の標識が立っています。
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36番鉄塔
左へ曲がって登っていくと、すぐに送電線の鉄塔「温泉線三六」がある標高140mほどの高みに着きます。
駐車地から55分ほどの所になります。
小広くなった山頂にはが設置されています。
山頂の先からへ降っていく道があって、
入口に「大きな散策コース」(*1)の標識が立っています。
(*2)は176m峰方面へ続いています。
鉄塔が邪魔をしていますが、左側にを眺められる展望地になっています。
*1 この先で見かける案内図によると、 大きな散策コースの西半分のルートは「現在通行止め」となっています。
*2 正面の道は「 戸牧尾根」,
「 佐野176m峰」を参照
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18番鉄塔
手前のまで引き返して、「豊岡病院方面」の標識が指す北へ延びる道を進んでいきます。
斜面を横切るように進んで尾根の背に出る所まで来ると、「東谷1号墳(古墳)」と題したが立っています。
尾根の背をしばらく降っていくとが現れます。
前方にを眺めながら降っていきます。
途切れながら続く横木の階段を降って開けた所に出ると、送電線の鉄塔「豊岡国府線一八」が立っています。
36番鉄塔から6分ほどの所になります。
鉄塔の袂には今来た道を指す「大きな散策コース」の標識が立っています。
東谷1号墳(古墳)
【山火事注意!】 たばこのポイ捨てはやめましょう
【クマなどに注意しましょう!】 鈴などの音の鳴るものを身につけましょう
【みんなで森をきれいに!】 ゴミは持ち帰りましょう
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東谷
鉄塔の袂に続く横木の階段を降っていくと、すぐにがあります。
の先には「豊岡病院方面」の標識が立っています。
の先には「この先行き止まり」の標識が立っています。
大きな散策コースは右の道になりますが、今回は東谷へ降りるべく、左の道を進んでいきます。
最初は明瞭な道ですが、程なくして程度の道になります。
雨後で滑り易くなっているので注意しながら降っていくと谷筋に降り立ちます。
標識はありませんが、ここが東谷になるようです。
36番鉄塔から12分ほどの所になります。
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右脇には「火の用心No19」のがあって、「18」の文字も見られます。
細い水の流れを跨いで、谷筋の向こう側にあるもう一つの細いを跨いでいきます。
には谷筋の奥へ続く小径があって、大きな散策コースへ出られます。
ここはの細い小径を進んでいきます。
泥濘んだ所を過ぎていくと分岐があります。
右の斜面(*)に登っていく道は見送って、谷筋に続く左の道を進んでいきます。
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程なくしてに出ます。
谷筋には棚田が続いていますが、休耕になっているようです。
次第に道幅が広がってしっかりしてくるを降っていきます。
石が積まれた所まで来るとがあります。
右側にが立っていて、
右の道(*)は「散策コース」、正面の道は「小さな散策コース(豊岡病院へ)」、今来た道は「この先行き止まり」となっています。
右から正面へ続く道が小さな散策コースになります。
右の道は見送って、正面の道を進んでいきます。
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夏草が減ってくると、作業中のが道を塞いでいますが、脇を通っていきます。
正面が開けてくるとが見えてきます。
右から左へ曲がっていくと、細見川にが架かっています。
小橋を渡って右へ曲がり、但馬空港へ続く車道の下をに沿って進んでいきます。
次第に高くなるコンクリート擁壁に沿って進んでいきます。
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次第に低くなるコンクリート擁壁が終わると、「豊岡病院前」のが見えてきます。
が見えてくると道幅が広がってきます。
右側にはが架かっています。
脇には「川で安全に遊ぶための注意」、「」、「砂防指定地 細見川 砂防堰堤」などの看板が出ています。
小橋を渡った右側に、尾根へ続く横木の階段(*)があります。
脇には「」や「戸牧1号窯」の解説板があります。
ここが戸牧いこいの森の入口になるようです。
36番鉄塔から30分ほどの所になります。
川で安全に遊ぶための注意
急な増水に注意!!
川は、雨が降るとすぐに水が増えることがあります。
遊ぶ前にチェック!!
●上流の空に雨雲や入道雲が見えていませんか?
●雷が鳴り、雨がふり出していませんか?
●大雨注意報や警報がでていませんか?
少しでも当てはまったらストップ!川遊び!
砂防指定地 細見川
この土地の区域内において、宅地造成、家屋の新築、土採取等の行為をする場合は、
兵庫県知事の許可が必要ですから豊岡土木事務所にご相談ください。
砂防指定地 細見川 砂防堰堤
砂防ダムに立入ったり、貯水池で遊んではいけません。
危 あぶない 険
兵庫県
戸牧いこいの森案内図
この森は、その昔、薪をとったり炭の材料をとったりする生活の場としての森でした。
今では、生活の場としてではなく、春にツツジが咲き、秋にはカエデなどの紅葉が楽しめる憩いの場となっています。
古墳や土器などを焼いた窯の跡もあり、大昔から人間は森と関わってきた様子がうかがえます。
また、尾根からは豊岡の街や但馬空港を眺めることができます。
散策を楽しみながら皆さんでいろんな発見をしてみて下さい。
小さな散策コース ちょっと歩いてみよう
今いる場所から、ぐるっと一周できる小さなコースです。
気軽に散策してみて下さい。
大きな散策コース ちょっと頑張って体力づくり!
今いる場所から、ぐるっと一周できる大きなコースです。
弁当や水筒を持つなどして、少し頑張って散策してみてください。
自然を大切に
・たばこのポイ捨てはやめましょう。
・ゴミは持ち帰りましょう。
・木や草花を大切にしましょう。
・鉄塔に登ったりしないで下さい。危険です!
・クマなどに注意しましょう。鈴などの音の鳴るものを身につけましょう。
平成18年3月 兵庫県
戸牧1号窯
兵庫県教育委員会では、平成11・12年度に公立豊岡病院建設予定地内の遺跡の発掘調査を行いました。
この丘の斜面からは、須恵器(すえき)という焼き物を焼いた窯跡が見つかり、戸牧1号窯と名付けられました。
調査の結果、長さ約9.3m、幅約1.3mにわたって地面を溝状に堀り、天井を粘土で作る「半地下式」の窯であることが分かりました。
天井は木の枝骨組みにワラを混ぜた粘土で作られたものでしたが、調査時には崩れていました。
また、窯の上部から溝が延びていましたが、これは日本海沿岸地域に多くみられる特徴です。
出土した土器(杯や高杯)から判断したところ、7世紀中頃に作られた窯と考えられます。
戸牧1号窯の製品は、今のところ、どこで使われていたか分かりませんが、
豊岡周辺の窯の数が少ないため、豊岡盆地全体に製品を供給していた可能性もあります。
但馬地域で発見されている末木の窯跡は約30基で、しかも発掘調査が行われているのは数基にすぎません。
但馬の古代窯業を考えるうえで、戸牧1号窯の調査は貴重な材料になりました。
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をくぐっていきます。
車道の下を過ぎると、道幅が広がって車を置けそうながあります。
細見川の対岸には、硬質プラスチック製の階段が見えます。
夏草が茂って分り難くなっていますが、川へ降りていくがあります。
川の傍まで来てを渡り、対岸の石段を登っていきます。
左へ進んでいくと、見えていた硬質プラスチック製のがあります。
階段を登ったすぐ上には「火の用心No,15」の退色した赤い標識が立っています。
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15番鉄塔
標識の所から曲がっていく道を進んでいきます。
広い道のような所に出て曲がっていくと、
また硬質プラスチック製の階段が現れます。
階段が途切れる所まで登っていくと、踏み跡が右前方へ分かれていきますが、
尾根のに続く道を進んでいきます。
斜面を横切るように進んで尾根の先端に出ると、送電線の鉄塔「豊岡国府線一五」が立っています。
戸牧いこいの森の入口から9分ほどの所になります。
正面には来日岳などのが見えます。
鉄塔のへ降る道がありますが、谷筋を左へ進んでいくと細見川の傍を通る農道に出られます。
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草木が茂る東へ続くを登っていきます。
振り返ると眺めが広がります。
森へ入ると、すぐにになります。
少し登っていくとになります。
この尾根にも「地籍調査」の境界杭や「界」の赤プラ杭が点々と続きます。
軽いになる尾根を進んでいきます。
しばらく登って緩やかになると、標高100mほどの小峰に着きます。
15番鉄塔から6分ほどの所になります。
最初に戸牧いこいの森へ向かっていったのは右の尾根になりますが、
車を止めてきた駐車地へ向かってを降っていきます。
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104m峰
軽いで続く尾根を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎると軽いになります。
近づいてくる高みへ向かってを登っていきます。
傾斜が緩やかになると、尾根が分岐している104m峰に着きます。
15番鉄塔から9分ほどの所になります。
左の道も気になりますが、元来たの道を降っていきます。
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地籍図根三角点
軽く降っていくとになります。
緩やかな尾根を進んでいくと、少しを曲がりながら降るようになります。
程なくしてになる尾根を進んでいきます。
正面が明るくなると軽いになります。
傾斜が緩やかになると、地籍図根三角点がある僅かな高みに着きます。
15番鉄塔から13分ほどの所になります。
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先へ続くを軽く降っていきます。
樹木が茂り気味の尾根を進んでいくと、眺めが広がる僅かなに着きます。
来る時には雲や朝霧ではっきり見えませんでしたが、この時には良く見えるようになっていました。
すぐに見えてくるへ向かって降っていきます。
少し曲がりながら降っていくと作業道に降り立ちます。
15番鉄塔から18分ほどの所になります。
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妙楽寺地区
正面に続くを真っ直ぐ降っていきます。
少し降っていくと緩やかでに出ます。
左右にススキなどが茂るようになるを進んでいきます。
傾斜が急な所を降っていくと、両側にが茂るようになります。
道なりに左へ曲がって降っていくと、車を止めておいた広い空き地に着きます。
15番鉄塔から23分ほどで到着しました。
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