概 要 |
戸牧いこいの森は豊岡市の戸牧地区にある森です。
東谷へ降る「小さな散策コース」と、イチゴ谷へ降る「大きな散策コース」が設定されています。
所々の尾根からは山並みを見渡せる眺めが広がります。
今回は少し北側から尾根に登って、「小さな散策コース」と「大きな散策コース」を巡るルートを歩きます。
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起 点 |
豊岡市 戸牧地区
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終 点 |
豊岡市 戸牧地区
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戸牧地区…15番鉄塔…3番鉄塔…伐採地…124.3m峰…2番鉄塔…伐採地…東谷…小橋…17番鉄塔…18番鉄塔…36番鉄塔…木橋…37番鉄塔…イチゴ谷…小橋…小橋…16番鉄塔…17番鉄塔…16番鉄塔…小橋…戸牧地区
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所要時間 |
2時間40分
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歩いて... |
雲が広がる生憎の天候でしたが、所々の尾根からは山並みを見渡すことが出来ました。
散策コースの要所には道標が設置されていて、分かり易くなっていました。
生い茂る笹竹は伐採され、傾斜が急な所には横木の階段も設置されて、整備されている様子が窺えました。
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関連メモ |
戸牧尾根,
戸牧いこいの森,
佐野176m峰
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戸牧地区
国道312号の円山大橋西詰交差点から国道426号を西進していきます。
JRの線路の下をくぐって戸辺羅山トンネルを抜けて戸牧地区に入っていきます。
豊岡病院前交差点を右折すると、すぐの所から右へ戻るようにして降っていく道があります。
その道に入っていくと、橋の手前に僅かな駐車スペースがあったので、ここに車を止めました。
(橋を過ぎた所には、もう少し広めの駐車スペースがあります)
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駐車スペースの脇にはが流れていて、
対岸には硬質プラスチック製の階段が見えています。
その階段が今回の登り口になりますが、橋などは架かっていません。
何とか川を渡れないかと前後を探っていると、すぐに所にがありました。
飛び石を渡って対岸の石段を登り、左へ僅かに進んでいくと、見えていた硬質プラスチック製の階段があります。
送電線の巡視路でよく見かける階段です。
短い急な階段を登り切ると、左側に「火の用心No.15」の赤いが立っています。
道は標識の所から右へ曲がって、森の中へと続いています。
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雑木林のを巻くようにして続く道を軽く登っていきます。
左へ曲がりながら進んでいくとが現れます。
その手前から左へ曲がって、傾斜の増した道を登っていきます。
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15番鉄塔
植林地と雑木林を分ける道を登るようになると、右の尾根の背にが現れます。
その道には赤テープが点々と取り付けられていてルートを示しているようでしたが、
尾根に沿うように曲がっていく道を進んでいきます。
尾根の先端に出ると、送電線の鉄塔「豊岡国府線一五」が立っていました。
駐車スペースから6分ほどの所になります。
樹木に邪魔されながらも方面が少し見えました。
鉄塔のへ明瞭な道(*)が降っていますが、
へ続く尾根を登っていきます。
*鉄塔の北側の道は、この尾根の北にある谷筋へ降りていきます。
谷筋を左へ進んでいくと細見川の傍を通る農道に出られます。
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正規の道ではないのか、尾根の入口には夏草などが少し生えていて歩き難くなっていましたが、
森へ入るとすぐにになりました。
尾根には「地籍調査」の短杭が点々と設置されていました。
少し登って緩やかなに出ると、右から踏み跡が登ってきていました。
手前で分かれてきた踏み跡のようでした。
その道を併せて、正面に続くを進んでいきます。
軽く登っていくと、笹が茂る僅かな高みに着きます。
15番鉄塔から3分ほどの所になります。
高みには「1403 170 14 地籍調査」、「1404 170 14 地籍調査」、「図根多角」などの短杭がありました。
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点々と設置されている短杭を辿るようにして、を緩やかに登っていきます。
少し傾斜が増してきたを登っていくと、道が左右に分岐しています。
15番鉄塔から6分ほどの所になります。
正面の樹木には右の道を指すが取り付けられていました。
文字はほとんど消えていましたが「空港」と書かれているようでした。
他に標識類は見かけませんでしたが、地形図によると、ここは標高100mの等高線で囲まれた南北に細長い高みの南端になるようです。
緩やかな(*)は但馬文教府へ続いていますが、
降り坂になったを進んでいきます。
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少し降っていくとすぐにになります。
僅かな登り坂になったを、引き続き設置されている「地籍調査」や「図根多角」の短杭を確認しながら進んでいきます。
道端に少し笹竹が茂るようになった道を登っていくと、「文教府」のが取り付けられていて、
今来た道を指していました。
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3番鉄塔
植林地と雑木林を分けるを登っていきます。
正面が明るくなってくると、樹間からが見えてきます。
「空港」のを過ぎていくと、
送電線の鉄塔「九日市支線三」の袂に出ました。
15番鉄塔から17分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて展望は得られません。
は鉄塔の下を過ぎて正面へ続いています。
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すぐに現れる硬質プラスチック製のを登っていきます。
階段を登り切るとがありましたが、難なく跨いでいきます。
緩やかになった尾根を進み始めると、すぐの所に分岐があります。
3番鉄塔から1分半ほどの所になります。
脇には「火の用心」の赤い標識が立っていて、は「No4」、
今来たの道は「No3」となっています。
左の道は、4番鉄塔と5番鉄塔を経て九日市下町の住宅地へ降りて行かれますが、
ここはに続く緩やかな道を進んでいきます。
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分岐のすぐ先の樹木にが取り付けられていましたが、文字は消えていて判読できませんでした。
少し登って、僅かなを進んでいきます。
まで進むと、傾斜の増した降り坂になります。
右へ曲がって、を跨いだりしながら降っていくと鞍部に着きます。
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伐採地
鞍部からを登り返していきます。
正面が明るくなってくると、緩やかになった伐採地に出ました。
2014年7月に来た時には樹木が茂る尾根でしたが、この時には山並みを見渡せる展望地になっていました。
北側にはもよく見えました。
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124.3m峰
上空を通る送電線を眺めながらを進んでいきます。
雑木林に入ってを緩やかに登っていくと、
樹木が少し低くなった高みに着きます。
3番鉄塔から10分ほどでの所になります。
道端には「八條村」があるので、
地形図に載っている124.3m峰になるようです。
眺めは良くありませんが、東側にが少し見えました。
情報によると、かつてこの辺りには八條村という集落がありましたが、
昭和8年(1933)に当時の豊岡町に編入されたようです。
どのような村域だったのかは分かりませんが、村を代表する山として、この高みも含まれていたように思われます。
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2番鉄塔
右側の先に見えているへ向かっていきます。
緩やかで広めの尾根道を進んでいくと、送電線の鉄塔「九日市支線二」の袂に出ます。
124.3m峰から2分ほどの所になります。
鉄塔の右側から僅かなが分かれていて、
赤テープが取り付けられていますが、豊岡病院前交差点の辺りへ降りて行けるのでしょうか。
ここは、正面に続くを進んでいきます。
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引き続き、広めでしっかりとしたが続きます。
の左肩を過ぎて、再び尾根の背を進んでいきます。
2番鉄塔から3分ほど進んで僅かな高みの手前まで来ると、
明瞭な尾根道は高みを巻くようにして左へ曲がって降っていきます。
曲がり角から正面へ登っていくが分かれていて、
入口には赤テープが取り付けられています。
前回来た時には左へ曲がっていく尾根道を歩いたので、今回はこの踏み跡を登ることにしました。
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の周りには背丈の低い笹が茂っていました。
これまでの明瞭の尾根道とは違ってあまり歩かれていない様子でしたが、歩くのに支障はありませんでした。
1分ほど登っていくと緩やかなに着きます。
地形図によると、標高120mほどの細長い高みになるようです。
道には「図根多角」や「1487 170 14 地籍調査」の短杭がありました。
その先の笹が茂るを緩やかに降っていくと、左右に通る明瞭な道に出ました。
尾根道と分かれてから2分半ほどの所になります。
標識類は見かけませんが、左の道(*)は先ほどの尾根道に続いているように思えたので、
ここは右へ進んでいきました。
*後で分かるのですが、左の道は尾根の背の少し下に続く「大きな散策コース」で、
36番鉄塔のある高みで尾根道と合流します。
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明瞭になった緩やかな道を進んでいくと、ベンチが設置された分岐に出ました。
2番鉄塔から7分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、正面の道は「豊岡病院方面」、
左の道は「この先行き止まり」、今来た道は「大きな散策コース」となっています。
「火の用心No17」の赤い標識や、「里山とは」と題した解説板もありました。
正面の道は今回の起点へ戻ってしまいそうに思えたので、
「行き止まり」になってはいましたが、しっかりしているを進んでいくことにしました。
里山とは
この辺りは、杉や檜の山とは違う「里山」です。
通常、山と言えば家を建てるときなどに使う杉や檜の木材をとるための山を思い浮かべますが、「里山」は幾分違います。
石油やガスが普及する1960年代までは、私達は薪や炭などの燃料となる木を里山から採っていました。
また落葉は田んぼや畑の肥料として使っていました。
私たちの生活のために、里山は適度に木を伐られていたわけです。
そうすることで太陽の光が多く入る明るい林があり、昆虫がたくさん棲み、動物もたくさん棲める豊かな森がありました。
このように里山は私たちと深いつながりがあったのです。
山火事注意! たばこのポイ捨てはやめましょう
クマなどに注意しましょう! 鈴などの音の鳴るものを身につけましょう
みんなで森をきれいに! ゴミは持ち帰りましょう
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伐採地
雑木林の尾根に続くしっかりとしたを降っていきます。
1分ほど降っていくと、樹間からが見えてきます。
次第に樹木が疎らになってくると、谷向かいの尾根に立つ送電線の(*)が見えてきました。
更に降っていくと伐採地に出ました。
上空を通る送電線が邪魔をしていましたが、目の前には山並みが広がっていました。
*後で分かりますが18番鉄塔になります。
鉄塔からは、この伐採地に続く道がよく見えます。
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東谷
小さく曲がりながらを降っていきます。
に入って曲がりながら更に降っていくと、谷筋に続く道に降り立ちました。
先ほどの分岐から6分ほどで降りて来られました。
中ほどには「1265 170 14 地籍調査」の短杭がありました。
それ以外に標識類は見かけませんでしたが、この後で見かける案内図によると東谷の奥地になるようです。
谷筋の奥へ続く(*)は見送って、
谷筋の出口へ向かってを進んでいきました。
*左の道は、谷の右側の尾根にある18番鉄塔や、左側の尾根の鞍部の傍を通る大きな散策コースへ登って行けます。
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谷筋に続く道を緩やかに降り始めると、すぐにに出ます。
谷筋には棚田が続いていますが、休耕になっているようでした。
次第に道幅が広がってしっかりしてくるを降っていきます。
撓わに実を付けたの袂を過ぎていきます。
左側に柵が続くようになる所まで来ると、
右側へ登っていくが分かれていく分岐があります。
入口には道標が立っていて、右の道は「散策コース」、
正面の道は「小さな散策コース(豊岡病院へ)」、今来た道は「この先行き止まり」となっています。
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小橋
山道は見送って、谷筋に続くを更に進んでいきます。
程なくして谷筋が合流する開けた所に出ると、大きながあります。
脇に立つ看板によると細見川通常砂防堰堤というようです。
砂防ダムの脇を過ぎていくと、細見川に架かる白いガードレールが設置された小橋に出ました。
左のイチゴ谷からの道が合流している所になります。
右へ川沿いに進んでいくと車をとめてきた駐車スペースに着きますが、ここで引き返していきます。
砂防指定地細見川
この土地の区域内において宅地造成、家屋の新築、土採取等の行為をする場合は、
県知事の許可が必要ですから、豊岡土木事務所にご相談下さい。
(兵庫県)
砂防指定地
細見川通常砂防堰堤
砂防ダムに立入ったり、貯水池で遊んではいけません。
危 あぶない 険
(兵庫県)
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場所を確認できたところで、手前のまで引き返してきます。
道標「散策コース」に従って、背の高い笹竹が茂る中の刈り込まれた道へ入っていくと、
すぐに背丈の低い熊笹が茂るになります。
少し左へ曲がって、に続く歩き易い道を登っていきます。
やがて道は大きく左へ曲がっていきます。
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17番鉄塔
程なくして現れる朽ち果てそうなを登っていきます。
小尾根の背に出て少し右へ曲がってに出ると、正面に送電線の鉄塔が立っていました。
斜面を横切るように曲がりながら登っていきます。
尾根の先端を回り込むようにして右へ曲がりながら登っていきます。
道端にポツンと設置されたを過ぎていくと、
送電線の鉄塔「豊岡国府線一七」が立つ高みに着きました。
細見川に架かる小橋から12分ほどで登って来られました。
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17番鉄塔からは、豊岡病院や来日岳などを一望できる眺めが広がっていました。
ここで道が二手に分かれています。
各々には道標が立っていて、は「入り口へ(下山)」、
は「大きな散策コース」、
は「小さな散策コース(東谷へ)」となっています。
下山しては面白くないので、右前方へ続く大きな散策コースを進んでいきました。
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軽いになった道を進んでいきます。
すぐに緩やかになっていくるを快適に進んでいきます。
少し傾斜が増してきた道を登っていくと、ベンチや「里山とは」の解説板のある分岐に着きました。
17番鉄塔から2分ほどで着きました。
東谷へ降っていってから30分ほどで戻って来られました。
ここからは、道標「大きな散策コース」が指すを引き返していきます。
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30秒ほど進んでいくと、標高120mほどの細長い高みを越えてきた道とのに着きます。
標識類は見かけませんが、右前方へ続く大きな散策コースを進んでいきます。
尾根の少し下側を等高線に沿うようにしてが続いています。
僅かに降ったり登ったりするを進んでいくと、
僅かに山並みが見える所がありました。
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し始めた木々を眺めながら、緩やかな道を進んでいきます。
が次第に低くなってくると、浅い谷筋のような斜面に出ます。
「里山とは」の解説板があった分岐から11分ほどの所になります。
背の低い笹が茂る斜面の右へ降っていく踏み跡(*)が分かれていますが見送って、
すぐ先から右へ曲がって登っていく道を進んでいきます。
*右へ降っていく踏み跡は東谷の奥へ続いています。
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軽く登ってになってくると、
右下にが見えてきます。
谷筋のに着くと、道は右へ曲がっていきます。
僅かなを過ぎて軽く登っていくと、鉄塔が見えてきます。
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18番鉄塔
僅かな降り坂になった道を進んでいくと、送電線の鉄塔「豊岡国府線一八」の袂に着きました。
「里山とは」の解説板があった分岐から13分ほどの所になります。
ここで道が分岐しています。
脇の樹木には「コース」のが取り付けられていました。
道標も立っていて、へ降る道は「この先行き止まり」、
左へ登っていくは「大きな散策コース」、
今来た道は「豊岡病院方面」となっています。
正面の道は東谷へ降りて行けますが、左の横木の階段を登っていきます。
正面の斜面のには明瞭な道が見えていますが、
「里山とは」の解説板があった分岐から東谷へ降っていった時の道になります。
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途切れながら続くを登っていきます。
5分ほど登って階段が終わると、少しになります。
樹間から僅かになどを眺めながら登っていきます。
正面に見えてくるを眺めながら尾根を登って高みが迫ってくると、
「東谷1号墳(古墳)」と題した看板が立っています。
東谷1号墳(古墳)
【山火事注意!】 たばこのポイ捨てはやめましょう
【クマなどに注意しましょう!】 鈴などの音の鳴るものを身につけましょう
【みんなで森をきれいに!】 ゴミは持ち帰りましょう
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36番鉄塔
高みの手前を道なりに左へ曲がりながら進んでいくと、左右に通るに出ます。
出た所には道標「豊岡病院方面」が立っていて、今来た道を指していました。
右へひと登りすると、開けた高みに送電線の鉄塔「温泉線三六」が立っています。
18番鉄塔から7分ほどで登って来られました。
地形図によると標高140mほどの高みで、今回のルートの最高地点になります。
鉄塔が邪魔をしているのが難点ですが、目の前にはを見渡せる眺めが広がる展望地になっています。
脇にはが設置されていて、景色を眺めながらひと休みするのに良さそうな所です。
鉄塔を見上げると、2系統の送電線がに交わっていますが、
「温泉線」と「豊岡国府線」のようです。
36番鉄塔の手前から南東へ降る巡視路があって、35番鉄塔から32番鉄塔を経て佐野地区へ降りて行かれます。
(「 佐野176m峰」を参照)
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36番鉄塔の先へ続く尾根道を進み始めると、
すぐの所から右へ道が分かれていくがあります。
入口には道標「大きな散策コース」が立っていて、右の道を指しています。
正面の尾根道(*)を進んでいくと但馬空港へ続く県道50号へ降りていけますが、
今回は右へ分かれていく大きな散策コースを進んでいきます。
尾根の左肩を緩やかに降っていくと、程なくしてが現れます。
一旦途切れて再び始まるを降っていきます。
36番鉄塔から3分半ほど降っていくと、少し山並みが見える所に出ました。
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木橋
曲がりながら続くを更に降っていきます。
一旦途切れて再び現れるを降っていくと、下の方に谷筋が見えてきます。
更に階段を降っていくと谷筋に降り立ちました。
36番鉄塔から7分半ほどで降りて来られました。
降りた所には木橋が架かっています。
脇には道標が立っていて、この先の道は「大きな散策コース」、今降ってきた階段は「頂上へ」となっています。
道標にある「頂上」とは、36番鉄塔が立つ高みを指しているように思われます。
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右へ続く笹が茂るに続く道を進んでいくと、
泥濘み気味の少しに出ます。
谷筋を横切るようにして進んで反対側へ着くと道標が立っていて、
正面の尾根へ登っていく道は「頂上へ」、今来た道は「大きな散策コース」となっています。
(前後の道標から考えると、ここの道標は向きが逆になっているように思えました)
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37番鉄塔
へ向かって登っていきます。
左・右と曲がりながら登っていくとが現れます。
程なくして階段が終わって緩やかになったを進んでいくと、
送電線の鉄塔「温泉線三七」が立っています。
36番鉄塔から13分ほどの所になります。
手前には今来た道を指す道標「頂上へ」が立っていました。
谷筋からの登り口にも道標「頂上へ」が立っていたので、何処が頂上だったのか不思議に思えました。
鉄塔の先に続く道の入口には「大きな散策コース(イチゴ谷へ)」のが立っています。
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イチゴ谷
広い道を緩やかに降っていきます。
傾斜が増してくると、硬質プラスチック製のを降るようになります。
送電線の巡視路でよく見かける階段です。
斜面に曲がりながら続く階段を降っていきます。
階段が終わって狭くなったを降っていくと、
谷筋に続く道に降り立ちました。
ここがイチゴ谷の奥地になるようです。
37番鉄塔から2分ほどで降りて来られました。
降り立った所には道標が立っていて、右の道は「豊岡病院方面」、
今来た道は「頂上へ」となっています。
谷筋の奥へと続くには何も示されてはいません。
地形図によると、37番鉄塔の手前にあった谷の方がこの谷よりも奥まで続いているように思えますが、
その谷もイチゴ谷と言うのか別の名前なのかは分かりませんでした。
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道標に従って右へ曲がっていくと、すぐにになります。
谷のには「火の用心」の標識が立っていて、そこから硬質プラスチック製の階段が続いているようでしたが、
谷のに続く小径を進んでいきます。
の橋を渡って左へ曲がると、
撓わに実った柿の木の所から、道幅が広がった農道になります。
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小橋
軽トラックなら通れる幅のを降っていきます。
2分ほど降っていくと、右から道がしてきます。
地形図に破線で載っている道で、37番鉄塔の手前にあった谷の奥へ続いているようです。
その道を併せてを更に進んでいきます。
谷筋が広がってくると、の傍を過ぎていきます。
道なりに右へ曲がっていくと、左へ曲がる角に小橋が架かっています。
右の東谷からの道が合流している所になります。
イチゴ谷の奥地に降りたってから11分ほどで出られました。
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小橋
沿いに続く未舗装路を進んでいきます。
正面にが近づいてくると、
右側を流れる細見川に白いガードレールの設置されたが架かっています。
小橋を渡ったすぐの所に、木橋の先から尾根へ続く横木の階段があります。
脇には「」や「戸牧1号窯」の解説板がありました。
ここが戸牧いこいの森の入口になるようでした。
車を止めてきた駐車スペースはすぐ先にあるのですが、
案内図によると先ほど訪ねた17番鉄塔のある高みへ続いているようなので、そこまで往復することにしました。
戸牧いこいの森案内図
この森は、その昔、薪をとったり炭の材料をとったりする生活の場としての森でした。
今では、生活の場としてではなく、春にツツジが咲き、秋にはカエデなどの紅葉が楽しめる憩いの場となっています。
古墳や土器などを焼いた窯の跡もあり、大昔から人間は森と関わってきた様子がうかがえます。
また、尾根からは豊岡の街や但馬空港を眺めることができます。
散策を楽しみながら皆さんでいろんな発見をしてみて下さい。
小さな散策コース ちょっと歩いてみよう
今いる場所から、ぐるっと一周できる小さなコースです。
気軽に散策してみて下さい。
大きな散策コース ちょっと頑張って体力づくり!
今いる場所から、ぐるっと一周できる大きなコースです。
弁当や水筒を持つなどして、少し頑張って散策してみてください。
自然を大切に
・たばこのポイ捨てはやめましょう。
・ゴミは持ち帰りましょう。
・木や草花を大切にしましょう。
・鉄塔に登ったりしないで下さい。危険です!
・クマなどに注意しましょう。鈴などの音の鳴るものを身につけましょう。
(平成18年3月 兵庫県)
戸牧1号窯
兵庫県教育委員会では、平成11・12年度に公立豊岡病院建設予定地内の遺跡の発掘調査を行いました。
この丘の斜面からは、須恵器(すえき)という焼き物を焼いた窯跡が見つかり、戸牧1号窯と名付けられました。
調査の結果、長さ約9.3m、幅約1.3mにわたって地面を溝状に堀り、天井を粘土で作る「半地下式」の窯であることが分かりました。
天井は木の枝骨組みにワラを混ぜた粘土で作られたものでしたが、調査時には崩れていました。
また、窯の上部から溝が延びていましたが、これは日本海沿岸地域に多くみられる特徴です。
出土した土器(杯や高杯)から判断したところ、7世紀中頃に作られた窯と考えられます。
戸牧1号窯の製品は、今のところ、どこで使われていたか分かりませんが、
豊岡周辺の窯の数が少ないため、豊岡盆地全体に製品を供給していた可能性もあります。
但馬地域で発見されている末木の窯跡は約30基で、しかも発掘調査が行われているのは数基にすぎません。
但馬の古代窯業を考えるうえで、戸牧1号窯の調査は貴重な材料になりました。
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16番鉄塔
途切れながら続く横木の階段を1分ほど登っていくと、僅かなへ入っていきます。
すぐに植林地を抜けて、雑木林に続くを登っていきます。
階段が終わるとになります。
伐採地に出ると、尾根の途中に送電線の鉄塔「豊岡国府線一六」が立っていました。
小橋から6分ほどの所になります。
手前には道標「入り口へ(下山)」が立っていて、今来た道を指しています。
振り返ると、街並みや来日岳などを見渡せる眺めが広がっていました。
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17番鉄塔
16番鉄塔の先に立つ道標「散策コース」に従って、を更に登っていきます。
1分ほど登って僅かな林へ入ると、ベンチを過ぎた所に「森林と健康」と題したがありました。
林を抜けて再び伐採地に出ると、上の方にが見えてきます。
尾根を登り切って緩やかになった道を右へ曲がりながら進んでいくと、
送電線の鉄塔「豊岡国府線一七」が立つ高みに着きました。
小橋から11分ほどで登って来られました。
ここは小さな散策コースと大きな散策コースが分かれていく所になります。
右側に広がる豊岡病院や来日岳などのを確認したら、登ってきた道を引き返していきます。
森林と健康
森の中を歩いていると気分がとても良くなります。
森林浴は血圧を下げる効果やストレスホルモンの分泌を抑える効果があると言われています。
では、なぜでしょうか?
ひとつは、樹木から発散される「フィトンチッド」という物質のおかげだと言われています。
それは樹木が菌などから自分を守るために発散する揮発性物質で、主な成分はテルペン類と呼ばれる有機化合物です。
このように森には私たちに健康をもたらしてくれる神秘的な力があります。
太古の昔から森の中で暮らしてきた私たちのDNAには「森」が深く刻まれていて、自然に心が穏やかになるのでしょう。
【山火事注意! たばこのポイ捨てはやめましょう】
【クマなどに注意しましょう! 鈴などの音の鳴るものを身につけましょう】
【みんなで森をきれいに! ゴミは持ち帰りましょう】
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16番鉄塔
緩やかな道を進んで左へ曲がって伐採地に出ると、先ほど来のが広がってきます。
僅かな林に入ってを過ぎていくと、先ほどの16番鉄塔に着きます。
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小橋
などを眺めながら伐採地の尾根を降っていきます。
樹木が茂る所まで来ると、を降るようになります。
階段が終わると、僅かなへ入っていきます。
植林地を抜けて更に横木の階段を降っていくと、下の方にが見えてきます。
木橋を渡ったすぐの所に、細見川に架かる小橋があります。
往復22分ほどで戻って来られました。
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戸牧地区
を渡って、
右へ続くを進んでいきます。
国道426号のを抜けていくと、車を止めておいた駐車スペースに着きます。
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