概 要 |
大杉山は豊岡市日高町と香美町村岡区の境にある標高1007mの山です。
山頂からは山並みを眺めることが出来ます。
大杉山へは西側を通る妙見・蘇武林道からのショートコースもありますが、
今回は万場ゲレンデにある登山口から大杉山へ登り、四ッ山越えを経て巨樹の谷へ降るルートを歩きます。
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起 点 |
豊岡市日高町 万場地区
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終 点 |
豊岡市日高町 万場地区
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万場地区…万場登山口…口の滝…中の滝…2合目…大杉…大杉山…四ツ山…三ツ山…二ツ山…一ツ山(金山)…蘇武岳分岐…小峰…小峰…鞍部…蘇武岳登山口…巨樹の谷…2合目…万場登山口…万場地区
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所要時間 |
4時間30分
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歩いて... |
要所に標識やマーキングがあって、迷うことなく歩けました。
大杉山までは登り坂の連続で、何度も立ち止まって呼吸を整えながらの遅い登りとなりました。
四ッ山越えはアップダウンがあるものの、それほど疲労せずに歩けました。
巨樹の谷では崩れやすい斜面に踏み跡が続く所もあって、足元に注意しながら降りました。
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関連メモ |
大杉山,
蘇武岳,
蘇武岳,
大杉山
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万場地区
豊岡市日高町を通る国道312号の祢布交差点から国道482号を西進していきます。
蛇行する登り坂が終わって直線的な坂道が始まる曲がり角まで来ると、「よの木そば」の看板が出るがあります。
左前方へ分かれていく道に入り、鎌木橋を渡った先のY字路を右へ進んでいくと、
万場口バス停の先にがあります。
左折して万場公民館バス停がある十字路を直進していくと広いがあります。
そこに車を止めて歩いても良いのですが、今回は更に奥へ入っていきます。
駐車場の左前方にある舗装路を進んでを渡ると地道に変わります。
凸凹した所もあるので車の腹などを擦らないよう注意しながら登っていくと、
右への曲がり角の手前に路肩が広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
( 万場駐車場から駐車地までの道は「 蘇武岳」を参照)
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万場登山口
駐車地のすぐ先に万場登山口があります。
入口には「蘇武岳・大杉山 万場登山口」のが立っていて、「1合目」の標識も出ています。
その奥には「登山における注意事項」の看板があり、「蘇武岳・大杉山」と題したが載っています。
以前には「フタを開けてご自由にお取りください」と書かれた箱が取り付けられていて「」と題した地図が入っていたのですが、今回は見掛けませんでした。
それによると、大杉山までは2時間10分(20+110)、
蘇武岳には立ち寄らずにこの登山口に戻って来るまでは5時間(20+110+50+45+60+15)となっています。
登山における注意事項
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自分の体力(体調)・装備・知識を再確認してください。
1つでも欠けていると思ったら勇気をもって登山を中止しましょう。
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天候を把握して、早めの出発、早めの下山を心がけてください。
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山頂は通過点、下山こそ細心の注意をしましょう。
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自生する植物や野鳥は共有の財産です。
採取等は絶対しないでください。
(法律により罰せられる場合があります)
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登山道には急勾配の山道や道幅の狭い所、岩場を登る所などがあります。
危険だと思う場所には近づかないでください。
ケガや事故については自己責任。
安全にトレッキングをしてください。
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登山道では携帯電話の通じない場所(圏外)があります。
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危険な野生生物(スズメバチ・マムシ・ツキノワグマ・イノシシ・シカ等)に遭遇する場合があります。
危険なものには手を出さないでください。
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足元の草花や木の根などに思いやりを!
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
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豊岡市・日高神鍋観光協会
クマに注意!
クマの目撃情報が寄せられています。
山に入る時は、鈴やラジオを鳴らすなど充分な対策をお願いします。
クマを見かけたらご連絡ください。
豊岡市役所日高振興局地域振興課
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轍が見られる広めのを軽く登っていきます。
砂防ダムを過ぎていくとは見掛けなくなるので、この辺りまでは入ってくる車があるようです。
苔生したを渡って植林地へ入っていきます。
少し水が流れるを登っていきます。
植林地を抜けると、細い木が目立つ明るい所に出ます。
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口の滝
岩がゴロゴロしてくるを進んでいきます。
剥き出した岩を過ぎていくと、右の沢に(*)が架かっています。
万場登山口から6分ほどの所になります。
木橋をやり過ごした所に立つ「口の滝」の標識を過ぎると、が斜めに横切っています。
ここから右の沢へ降りていきます。
岩がゴロゴロする沢に出て少し遡上すると、黒い岩壁を流れ落ちる滝の前に出ます。
標識類は見かけませんが、これが口の滝になるようです。
*木橋を渡っていくと水が勢い良く流れる沢を渡り返すことになるので、口の滝へのルートとしてはお勧めしません。
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中の滝
往復4分ほどで登山道まで引き返してきます。
少し登って緩やかになると、右を流れる石がゴロゴロするを渡っていきます。
沢の右側を登っていくと、「中の滝」のが立っています。
万場登山口から13分ほどの所になります。
標識には「右上すぐに分岐」「登山道の分岐ポイント」と書かれています。
登山道は右へ曲がっていきますが、左正面のが目立つ谷筋に滝が見えているので立ち寄っていきます。
軽く降ってを渡り、少し登っていくと滝の前に出ます。
ここでも標識類は見かけませんが、これが中の滝になるようです。
万場 中の滝
登山ルートの分岐点に位置する滝。
せせらぎの音と、周りにカエデの木々からの木漏れ日が癒してくれる。
(出典:夏山登山道MAPより)
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2合目
往復4分ほどで登山道まで引き返してきます。
少し登って、が描かれた樹木の所を道なりに左へ曲がっていきます。
この先には樹木や岩に描かれたのマーキングを見かけるようになります。
を左下に眺めながら登っていきます。
「大杉→」と書かれたを過ぎていきます。
程なくして登り傾斜が増してくると分岐があります。
併せて8分ほどの滝への立ち寄りも含めて、万場登山口から19分ほどの所になります。
が立っていて、
左前方へ続く道は「蘇武岳・巨樹の谷」、右へ戻るようにして登っていく道は「大杉山・蘇武岳」となっています。
標識の間には「2合目」の標識が倒れています。
左前方の道は巨樹の谷を経て蘇武岳登山口へ続いていますが下山時に歩くことにして、
先ずは大杉山へ向かって右の道を登っていきます。
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雑木林の明るいを登っていきます。
左・右・左と曲がりながら登っていくとに出ます。
次第に広がってくるを登っていきますが、
登り坂が続いて次第に脹ら脛が痛くなってきます。
傾斜が少し緩んだ所を右へ曲がって登っていくと尾根の背に出ます。
出た所には「3合目」のが立っています。
2合目の分岐から9分ほどの所になります。
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傾斜が緩んだを登っていきます。
軽く登ったり緩やかになったりしながら続くを進んでいきます。
登り坂になって尾根の左斜面を登り始めると「大杉山」のが立っています。
標識に従って右へ曲がって登っていくと、緩やかな尾根の肩のような所に着きます。
すぐ先には「4合目」のが立っています。
2合目の分岐から21分ほどの所になります。
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僅かに降って登り坂になるとになります。
岩尾根を過ぎると、少し傾斜がになります。
次第に登り傾斜が増してくるとまたが剥き出していますが、すぐに終わりになります。
振り返って、樹間に見えるを眺めたりしながら、傾斜が増してくる尾根を登っていきます。
更に尾根を登っていくと、標識が見えてきます。
尾根の途中に「5合目」のが立っています。
2合目の分岐から35分ほどの所になります。
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が見られる尾根を登ってきます。
樹木には引き続き赤ペンキでマーキングされていてルートを示しています。
可憐な花を咲かせたを眺めながら登っていきます。
少し傾斜が緩やかになった所を過ぎていくと、尾根のを登るようになります。
少し進んでいくと「大杉山」のが立っています。
標識に従って右へ曲がっていくと、尾根の背に出ます。
左へ曲がっていくと「6合目」のが立っています。
2合目の分岐から51分ほどの所になります。
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「大杉山」のを過ぎていきます。
杉の枝が落ちている所にが張られていますが、掴まらなくても登っていけます。
すぐに終わるロープを過ぎて根を張り出した樹木まで来ると、右側の樹間に電波塔が幾つか立つが見えますが、
方角からすると三川山でしょうか。
更に登っていくと緩やかな尾根になります。
中ほどには「7合目」のが立っています。
2合目の分岐から1時間2分ほどの所になります。
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傾斜が増してくる尾根を登っていくと、「大杉山」のが立っています。
標識を過ぎて更に登っていくとになります。
右側には先ほどのと思われる山が樹木に邪魔されずに眺められます。
樹間に山並みを眺めながら進んでいくとが増してきます。
尾根が広がった緩やかな所に出ると、「8合目」のが立っています。
2合目の分岐から1時間17分ほどの所になります。
ほとんど休まずに登って来て疲れたので、ひと息入れていきます。
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傾斜が増してくる広い尾根を登り始めると、半壊した「大杉山」のが立っています。
少し狭くなってくるを登っていきます。
が生える尾根を登っていきます。
程なくして緩やかになる尾根を進んでいくと、「9合目」のが立っています。
2合目の分岐から1時間26分ほどの所になります。
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大杉
傾斜が増してくるを登っていきます。
次第に傾斜が緩んでくるを登っていきます。
山頂が近づいてくると、が見えてきます。
程なくして、ロープで囲まれた大きな樹木に着きます。
標識類は見掛けませんが、これが大杉のようです。
2合目の分岐から1時間35分ほどの所になります。
「大杉山」の名前の由来になった木とのことです。
写真では良く分かりませんが、かなりの太さがあって圧倒されます。
傍からは山並みを見渡すことができます。
大杉山の大杉
長い年月の風雨や豪雪にも耐え、遙か昔から山頂より神鍋高原を見守り、山の名前にもなっている杉の巨木
(出典:夏山登山道MAPより)
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大杉山 (標高1007m)
大杉を囲むを登っていきます。
程なくして「大杉山 1007m」の標柱が立つ山頂に着きます。
三角点はありませんが、ここが地形図に載っている1007m峰の大杉山になります。
2合目の分岐から1時間37分ほどで登って来られました。
右側には大杉の傍からと同様のを見渡せる眺めが広がります。
少し角度を変えると北北西の奥に連なるが見えますが、
方角からすると久斗山がある稜線でしょうか。
昼食を摂るにはまだ早いので、水分補給などをしながら休憩していきます。
平均より歩みが遅い私の実績(97分)からすると、
2合目の分岐から大杉山まで110分となっていた以前に登山口で見掛けた案内図に載っている時間は、かなり余裕をみた値のようです。
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四ツ山
山頂にはが立っていて、
左の尾根は「蘇武岳」、登ってきた尾根は「万場登山口」となっています。
正面の尾根(*)は銚子ヶ谷湿原や妙見・蘇武林道へ降りていけますが、
今回はに続く「四ツ山越え」のルートを進んでいきます。
下草は生えておらず藪漕ぎの必要もない尾根を降っていくと、次第に傾斜がになります。
少し左へ曲がりながら降っていくと、に着きます。
鞍部を過ぎて尾根を登っていくと、大杉山の南南東150m辺りにある標高990mほどの高みに着きます。
大杉山から6分ほどの所になります。
中ほどには「四ツ山」のが立っています。
周囲には樹木が茂っていて展望は良くありません。
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三ツ山
標識を過ぎて、緩やかなを進んでいきます。
降り傾斜が増してくるとが張られています。
ロープが終わるとに着きます。
正面に見える高みへ向かって登っていくと、次第に傾斜がになってきます。
山頂はどこかと思いながら進んでいくと、大杉山の南南東250m辺りにある標高970mほどの高みに着きます。
大杉山から10分ほどの所になります。
中ほどには「三ツ山」のが立っています。
ここも周囲に樹木が茂っていて展望は良くありません。
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二ツ山
少し右へ曲がりながらを降っていきます。
尾根には引き続き、赤ペンキでマーキングされた樹木が続きます。
鞍部が近づいてくると右側に広い場所が続くようになりますが、
その左側に続く尾根の背を降っていくと、尾根が分かれているように思える広くてに着きます。
正面に登り始めると、すぐの所に「大杉山」と「蘇武岳」のが立っています。
標識に従って軽く降っていくと、すぐにに着きます。
右側のすぐ下には妙見・蘇武林道が見えます。
鞍部から尾根を登り返していくと、右前方の樹間にと思われる冠雪した山が見えます。
傾斜が緩やかになると、大杉山の南南東450m辺りにある標高960mほどの高みに着きます。
大杉山から20分ほどの所になります。
中ほどには「二ツ山」のが立っています。
ここも周囲に樹木が茂っていて展望は良くありませんが、左側を振り返ると少しが見えます。
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一ツ山(金山) (標高997m)
軽いになった尾根を進んでいきます。
広くなったに着くと、左右には緩やかな谷筋が続いています。
鞍部を過ぎて、になった尾根を進んでいきます。
切断されたを過ぎて、尾根の少し左側を登っていきます。
に戻って更に登っていきます。
次第に傾斜が緩やかになってくると、大杉山の南南東700m辺りにある高みに着きます。
大杉山から30分ほどの所になります。
三角点は見かけませんが、ここが地形図に載っている997m峰になるようです。
中ほどには「金山(一ツ山)」のが立っています。
ここも周囲に樹木が茂っていて展望は良くなく、芽吹く前の樹間から僅かに山並みが見える程度です。
「四ツ山越え」にある四つの高みの中で、ここだけが「金山」という名前が付けられています。
解説板や遺構などは見かけませんでしたが、情報によると、かつてこの付近に金鉱山があったのが名前の由来なのだそうです。
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標識を過ぎて、張られたに沿って緩やかな尾根を進んでいきます。
「蘇武岳」のまで来て、右へ曲がっていきます。
軽いになった尾根を進んでいきます。
樹木の袂にある「蘇武岳コース」のを過ぎていきます。
が増した尾根を進んでいくと、浅い鞍部に着きます。
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蘇武岳分岐
鞍部の先に続くを登っていきます。
左に尾根が見えるようになると、道は曲がっていきます。
尾根のを横切るようにして続く道を進んでいきます。
来た道を指す「大杉山」のを過ぎていくと、
地形図に破線で載っている道が通る尾根に出ます。
ここで「四ツ山越え」のルートは終わりになります。
大杉山から40分ほどで歩いて来られました。
右側にはが立っていて、右の道(*)は「蘇武岳」となっています。
左側にもが立っていて、左の道は「万場下山道・名色下山道」「名色、万場へ」、
右の道は「蘇武岳へ」、今来た道は「大杉山へ」となっています。
周囲の様子を確認しながら、ひと息入れていきました。
「 四ツ山越え」のルートは多少の登り降りはあるものの、下草は生えておらず藪漕ぎの必要もなくて歩き易い尾根が続いていました。
*右の道は「 蘇武岳」,
「 蘇武岳」,
「 大杉山」を参照。
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小峰
落ち着いたところで、を登っていきます。
軽く登っていくとになります。
少し左へ曲がって、僅かなで続く尾根を進んでいきます。
「蘇武岳コース」の標識をくわえ込んだを過ぎていきます。
傾斜が緩やかになると、標高970mほどの小峰に着きます。
蘇武岳分岐から5分ほどの所になります。
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小峰
高みを越えて、を快調に降っていきます。
を降るようになるとロープが張られています。
程なくして階段が終わって、木片チップを敷き詰めたようにフワフワしての尾根を降っていきます。
傾斜が緩やかなを過ぎていきます。
正面へ向かって登っていくと、標高920mほどの小峰に着きます。
蘇武岳分岐から14分ほどの所になります。
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少し右へ曲がって、を進んでいきます。
軽く降るようになるとが目立つようになりますが、歩く部分には生えていなくて、進むのに問題はありません。
この時は芽吹く前でしたが、青葉が茂る季節には緑のトンネルになりそうな様子です。
の間を過ぎていきます。
緩やかな尾根を進んでいくと、尾根の肩のような所に着きます。
蘇武岳分岐から22分ほどの所になります。
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鞍部
傾斜が増してを降るようになると、ロープが張られています。
少し傾斜がと、階段とロープは途切れます。
程なくしてまた現れるロープが張られたを降っていきます。
階段が終わると浅い鞍部に着きます。
蘇武岳分岐から26分ほどの所になります。
右側には「名色下山道」と書かれたが取り付けられた樹木があります。
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蘇武岳登山口
赤テープが巻かれた樹木の所からの斜面に入っていきます。
植林地の端まで行くと、また「名色下山道」と書かれたが取り付けられた樹木があります。
赤テープに従って左へ曲がっていくとに出ます。
右へ曲がって降っていくと、右下すぐの所に通る作業道に降り立ちます。
蘇武岳分岐から33分ほどの所になります。
が幾つか立っていて、
右前方へ続く作業道は「名色下山道」、左前方へ続く山道は「万場下山道」、今来た道は「蘇武岳・大杉山」となっています。
脇にはがあって、
右前方へ続く作業道は「名色(5.9km)」、今来た道は「蘇武岳山頂(2.3q)」となっています。
右へ戻るように続く作業道には「通行禁止」の看板が出ています。
蘇武岳登山道のも載っていますがあまり詳細ではなく、
今回の大杉山や巨樹の谷などは載っていません。
お昼時になったので、脇に腰掛けて昼食タイムにしました。
緑資源公団の作業道につき関係者以外通行禁止
日高町、緑資源公団
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お腹が満ちたところで、左前方へ続くを降っていきます。
浅い谷筋を降るようになるとが張られていますが、
傾斜は急ではないので掴まって歩くためではなくて、ルートを示すために設置されているように思えます。
ロープが終わった先へ降っていくと、「蘇武岳」のが立っていて、今来た道を指しています。
根元から幹が分かれているようなまで来ると、左から踏み跡が合流してきます。
蘇武岳登山口から7分ほどの所になります。
踏み跡を合わせた先にある僅かな水の流れを跨いでいきます。
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巨樹の谷
次第に深くなる谷筋のを進んでいきます。
樹木に飲み込まれそうな「蘇武岳コース」のを過ぎていきます。
雑木林の斜面を緩やかに降っていくと、「蘇武岳」のが倒れています。
やがてロープが道を塞いでいる所に出ます。
蘇武岳登山口から19分ほどの所になります。
正面にはが立っていて、
左の道は「万場下山道」、今来た道は「蘇武岳」となっています。
道は正面へ続いていますが、標識には何も示されていません。
左下に広がる巨樹の谷へ向かって、左にあるロープが張られたを降っていきます。
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段差が高くて歩き難いを降っていきます。
階段が終わった先を左・右と曲がっていくと、下の方にが見えてきます。
へ向かって降っていくと半壊していますが、
左へ続く道は「万場下山道」、今来た道は「蘇武岳」となっています。
左へ曲がって斜面を横切るように降っていくとが見られるようになります。
傾いて崩れやすい道を注意しながら降っていくと栃の巨木があります。
根元には「栃の巨木」の標識が立っています。
蘇武岳登山口から27分ほどの所になります。
栃の巨木
春〜夏に綺麗な花を多く咲かせて出迎えてくれます。 急な傾斜の谷の中間辺りに鎮座します。
(出典:夏山登山道MAPより)
栃の巨木
幹回り7m10cm。
地元名産でもある栃餅の元になる栃の木。
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谷底へ向かって降っていくと、次第に道がになります。
崩れ易い斜面なので足元に注意しながら降っていきます。
谷底を流れる沢にあるを眺めながら降っていきます。
沢の手前を曲がって、道が不明瞭な所を降っていきます。
足元に注意しながら降っていくと、複数の幹が集まったような姿をしたカツラ親分があります。
傍には半壊した「カツラ親分」の標識があります。
蘇武岳登山口から30分ほどの所になります。
カツラ親分
巨樹の谷の中でも一番大きいカツラの木(幹回り11m30cm)。休憩するにはモッテイコイです。
(出典:夏山登山道MAPより)
カツラ親分
幹回り11m30cm。
巨木群生の中の親分。
少し足を止めて巨木を体感してください。
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正面にスキー場のゲレンデを眺めながらを降っていきます。
石がゴロゴロするの傍を降っていきます。
沢の対岸にあるを眺めながら降っていきます。
程なくして、向こう側を向いた子宝岩があります。
傍には「子宝岩」の標識が倒れています。
蘇武岳登山口から36分ほどの所になります。
「何かに見えませんか?」とのことですが、想像力が鈍いのか、私には具体的なものが浮かんできません。
子宝岩
登山道わきにふと出現する岩。 苔の形をよく見ると何かの形? もしかしたら子宝に恵まれるかも。
(出典:夏山登山道MAPより)
子宝岩
コケの形をよく見ると何かに見えませんか?
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谷筋が広くなる所まで来ると、左から谷筋がしてきます。
左へ曲がって、が張られた坂を降っていきます。
谷筋へ降りていくと、樹木の袂に「蘇武岳」のがあります。
石がゴロゴロする沢を渡っていくと、向こう側を向いた「巨樹の谷・蘇武岳」のが立っていまます。
標識を過ぎていくと、道の左右に生える夫婦カツラがあります。
すぐ先には「夫婦カツラ」の標識が向こう側を向いて立っています。
蘇武岳登山口から44分ほどの所になります。
夫婦カツラ
向かって左が雄で右が雌の夫婦のように寄り添っている木。 葉っぱがハートなのも可愛らしい。
(出典:夏山登山道MAPより)
夫婦カツラ
向かって左側の太い木が雄で、右側が雌の夫婦の木です。
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石がゴロゴロするを跨いでいきます。
小岩が目立つようになるとが現れます。
植林地の右側に続くがあります。
赤ペンキでマーキングされた樹木もあって紛らわしくなっていますが見送っていきます。
赤テープやマーキングがある左前方のを降っていきます。
植林地を降っていくと、小岩がゴロゴロする沢に出ます。
蘇武岳登山口から49分ほどの所になります。
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2合目
右には中の滝のがあります。
この時はを流れる水の量は多めだったので、しっかりした岩を探りながら注意深く渡っていきます。
雑木林の明るいを軽く降っていきます。
程なくして大杉山へ登っていった「2合目」の標識がある分岐に着きます。
蘇武岳登山口から53分ほどの所になります。
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右前方の元来た道を降って右へ曲がっていくと、、「中の滝」の標識が立つへの入口に着きます。
左へ曲がって、少し降った所にあるを渡っていきます。
左側にの滝口を眺めながら降っていきます。
踏み跡が斜めに横切っている口の滝への入口まで来ると、すぐ先に「口の滝」の標識が立っています。
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万場登山口
岩がゴロゴロするを降っていきます。
細い木が目立つを過ぎると植林地へ入っていきます。
少し水が流れる道を降って植林地を抜けると、苔生したを渡っていきます。
轍が見られる広めの地道を軽く降っていくとがあります。
正面に作業道の曲がり角が見えてくると、1合目になっている万場登山口に着きます。
2合目から12分ほど、蘇武岳登山口から1時間5分ほどで降りて来られました。
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万場地区
作業道のに車が何台か止められていましたが、
大杉山や蘇武岳への登山者の車でしょうか。
右前方へ降り始めると、すぐの所に車を止めておいた駐車地があります。
帰路の途中にある遅咲きのに立ち寄ってみると、
数人で花見が行われていました。
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