概 要 |
東里ヶ岳は豊岡市但東町にある標高663.7mの山です。
三等三角点のある山頂の北東側と南西側が開けていて、山並みを見渡すことが出来ます。
条件が良いと久美浜湾や天の橋立も見えます。
今回は郷路林道への分岐から続く林道を経て山頂に至るルートを往復します。
林道終点から山道を20分も登ると山頂に着く短いコースです。
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起 点 |
豊岡市但東町 郷路林道出合
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終 点 |
豊岡市但東町 郷路林道出合
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郷路林道出合…林道終点…東里ヶ岳…電波反射板…東里ヶ岳…林道終点…小ピーク…郷路林道出合
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所要時間 |
2時間20分
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歩いて... |
山道はかなり傾斜があって、山頂の近くはトラロープも張られた急坂になっていました。
林道や山頂からは、山並みなどを見渡せる素晴らしい眺めが広がっていましたが、
この時は遠くが霞んでいて、久美浜湾や天の橋立はほとんど見えませんでした。
眺めが良いと聞く反射板まで足を延ばしてみましたが、それほどの展望ではありませんでした。
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関連メモ |
東里ヶ岳,
東里ヶ岳,
東里ヶ岳,
東里ヶ岳
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郷路林道出合
豊岡市出石町から国道426号を東進していきます。
出合交差点を曲がっていくと、小谷交差点を直進した先にがあります。
そのすぐ先の般若川に架かる般若橋の手前から北へ分かれていく1.5車線道路に入っていきます。
法正寺地区の集落を過ぎていくとがありました。
祠の中には赤い前掛けをしたが数体安置されていました。
登り坂が続く道を進んで峠を越えて少し降り始めると、郷路林道との分岐点に着きます。
路肩に少しがあるので、
そこに車を止めて、左に分かれていく未舗装のを歩いていきます。
入口には「東里ヶ岳663.7m 登山口(左へ)」のが立っていて、左の林道を指していました。
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植林地に続くを曲がりながら登っていきます。
道はそれ程荒れてはいなくて、小型車なら何とか通っていけそうな状態でしたが、
「関係者以外の車両の通行を禁止します」の看板が出ていました。
郷路林道出合から7分ほど登っていくと、林道が二股に分かれていました。
左側の林の奥にはコンクリートブロック製のがありました。
標識類は見かけませんでしたが、右側の道は少し降り気味になっているので、
短い草が生えるようになったを登っていきました。
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短い草が生える林道を3分ほど登っていくと、左側が開けてを見渡せる所がありました。
その先へ更に2分半ほど進んでいくと、が見えてきました。
地形図によると、456m峰の西200m辺りにある標高490mほどの小ピークになるようです。
その背後に少し見えている山は、東里ヶ岳から東南東へ延びる尾根の肩でしょうか。
振り返ると、先ほどと少し角度が違うが見えました。
右側の尾根が次第に低くなってくると、456m峰と小ピークとの間にある鞍部に着きました。
道なりに左へ曲がり始めると、その高みへ登っていく僅かながありました。
たぶんその小ピークに登っていけるのだろうとは思いながら、この時はやり過ごしていきました。
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小ピークを巻くようにして続く林道を進んでいくと、左側にが見える所がありました。
そこを過ぎていくと、二つ目の鞍部に着きました。
先ほどの鞍部から5分ほど、郷路林道出合から19分ほど登った所になります。
右側には小ピークからのが降りてきていました。
傾斜も緩やかだし何とか歩いて行けそうに思えたので、帰り道にはここから登ってみようと心に決めて、
尾根の右側に続くようになった林道を更に進んでいきます。
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尾根の右側に続く林道を登っていくと、これから向かうの山頂付近が正面に見えてきます。
登るにつれて右側が開けてきて、山並みを見渡せるようになりました。
何度も振り返って眺めを楽しみながら、林道を登っていきました。
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林道終点
やがて林道は少し左へ曲がっていきます。
に出て更に登っていくと、突如としては終わりになります。
二つ目の鞍部から8分ほど、郷路林道出合から27分ほど登った所になります。
右側が開けていてを眺めることが出来ました。
左側を振り返ると、樹木越しにが少し見えました。
山頂へ続くは正面の左側から始まっています。
入口には「←左へ 東里ヶ岳 456m地点」のが立っていて、その先の山道を指していました。
傍の樹木には「東里岳登山口」のも取り付けられていました。
左右の景色を眺めたり道端に咲くを愛でながら、
これからの登りに備えて、ひと休みしていきました。
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気を取り直して、山道を登っていきます。
いきなりトラロープが張られたが現れます。
しかし長くは続かず、すぐに歩き易い尾根に出ました。
右側が開けていて、を見渡すことができました。
眺めを確認したら、左へ続くを登っていきます。
左側には網が続いていましたが、丸まってロープ状になっている所もかなりありました。
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雑木林のを登っていきます。
かなり傾斜があるものの下草は生えておらず、迷うことなく登っていけました。
所々で樹木が途切れてを見渡せる所がありました。
尾根ではをかなり見かけましたが、この時には花は咲いていませんでした。
左側が植林地になってきた尾根を更に登っていくと、が曲がって腰かけるのに具合の良さそうな木がありました。
陽当たりの良い所ではが赤茶色になっていましたが、同じ品種なのでしょうか。
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周囲の樹木が少なくなってポッカリとに差し掛かるとが始まります。
トラロープも張られているので、それに掴まりながら登っていきました。
脹脛を痛くしながら2分ほど登っていくと、道は少し左へ曲がって緩やかになります。
人心地ついてから、植林地の急坂を更に上へ登っていきます。
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東里ヶ岳 (標高663.7m)
そろそろ頂上が近そうな様子になってくると、
トラロープが途切れる所の樹木に「」の標識が取り付けられていました。
傾斜が緩やかになってきたを少し登っていくと東里ヶ岳の頂上に着きました。
林道終点から18分ほどで登って来られました。
中ほどにはがあるので、地形図に載っている663.7m峰になるようです。
後日に小谷地区から登ってくる尾根を歩きました。(「 東里ヶ岳」を参照)
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山頂には標識類が幾つも設置されていました。
三角点の傍には「東里ヶ岳頂上663.7m」のが置かれ、
脇の樹木には「東里ヶ岳663.7」のが取り付けられていました。
北東側には「久美浜方面」,「畑山方面」のや、
「大島(冠島)小島方面」,「天の橋立方面」のや、
「高竜寺ヶ岳697m」のが、
南西側には「小谷方面」のや
「床尾山 東・839m 西・843m」のがありました。
北東を指している「」の標識もありましたが、指し示すのは蛇足のように思えました。
後日に来てみると、幾つもあった標識類は整理されて、スッキリとしていました。
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山頂の北東側と南西側が開けていて、山並みなどを見渡せる眺めが広がっていました。
この時は遠くが霞んでいて、天の橋立はほとんど見えませんでした。
眼下にはも見えていました。
眺めを楽しみながら、急坂を登って疲れた体を癒していきました。
山名などは特定できませんでしたが、山頂からの眺めを載せておきます。
北東側,
南西側
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疲れも癒えたところで、眺めが広がると聞く反射板を訪ねていくことにしました。
山頂の先へ進み始めると、すぐの所に「←左へ約15分 反射板のある開けた場所」のが立っていて、
その先に続く尾根を指していました。
登ってきた急坂とは比べ物にならないほどの快適な雑木林のが続いていました。
3分ほど進んで降り傾斜が少し増してくる辺りから、
脇の樹木には黄色と黒のが巻きつけられていて、
この先の電波反射板まで導いてくれました。
やがて雑木林と植林地を分ける傾斜の増した尾根を降るようになります。
山頂の先へ進み始めたすぐの所から右の急な尾根を降っていく道があります。
この時には気が付きませんでしたが、 東里地区へ降りていけます。
(「 東里ヶ岳」を参照)
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頭を出したの脇を過ぎて、少し傾斜が緩んだを降っていきます。
程なくして降り傾斜が増してくると、大きな岩が暫く続くようになります。
岩の右側にはトラロープが張られているので、念のために掴まりながら降っていきました。
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電波反射板
急坂が終わって緩やかになると、が広がってきます。
何だか雰囲気の良さそうな所だと思いながら降っていくと電波反射板がありました。
東里ヶ岳から10分ほどで着きました。
周囲の樹木が伐採されて、開けた空間になっていました。
東里ヶ岳の山頂よりも広いので、大人数のグループで来た場合には、こちらで休憩した方が良さそうに思えました。
東里が岳反射板
8m×8m 反射板 GL+6m
2007年10月
兵庫県但馬県民局 豊岡土木事務所 但東事務所
施工 日本無線株式会社
製作 電気興行株式会社
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眺めが良いとのことでしたが、
上の方からは左右の樹木が邪魔をし、下の方に行くと中ほどの樹木が邪魔をして、展望は今ひとつでした。
中ほどの樹木を挟んで、との眺めを載せておきます。
手頃なを見つけて腰かけ、軽く食事をしながらひと休みしていきました。
傍にはも見かけました。
二基あったようですが、ひとつは壊れていました。
後日に 電波反射板から西にある峠までの尾根を歩きました。
(「 東里ヶ岳」,「 東里ヶ岳」を参照)
後日に 電波反射板から北へ延びる尾根を歩きました。
(「 東里ヶ岳」を参照)
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東里ヶ岳
落ち着いたところで、東里ヶ岳へ引き返していきます。
の脇をロープに掴りながら登っていきます。
少し傾斜が緩んだ尾根を更に登っていくと、電波反射板から10分ほどで東里ヶ岳の山頂に戻ってきました。
もう一度、との眺めを確認してから、
「山頂→」の標識が取り付けられていた樹木を探し、そこから続くを降っていきました。
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ロープに掴りながらずり落ちるようにして急坂を降っていきます。
急坂が終わって歩き易くなったを更に降っていきます。
樹木が途切れた所からを眺めながら降っていくと、開けた所に出ました。
正面から左にかけてのを確認してから、
右側に続くトラロープが張られた急坂を降っていきます。
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林道終点
ロープに掴りながら急坂を降っていくと、林道終点に降り立ちました。
東里ヶ岳から15分ほどで降りて来られました。
ここでもの眺めを確認してから、
正面に続くを緩やかに降っていきました。
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林道を1分ほど降って道なりに少し左へ曲がっていくと、を見渡せる眺めが広がってきます。
何度も眺めを確認しながら尾根の左側に続く林道を降っていくと、正面に尖った山が見えてきます。
登ってくる時に確認しようと思っていた小ピークになります。
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林道を更に降っていくと鞍部に着きました。
林道は正面の高みを右から巻くようにして降っていきますが、
小ピークへ向かってを登っていきました。
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小ピーク
には明瞭な道は付いていませんが、
下草などは茂っておらず傾斜もそれほど急ではないので、容易に登っていくことが出来ました。
2分ほど登っていくと標高490mほど小ピークに着きましたが、特別なものは見かけませんでした。
周囲には樹木が茂っていて、展望も得られませんでした。
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小ピークから元の林道に引き返すのは芸がないので、その先へ降っていきました。
少し進んでいくと、次第に降り傾斜が増してきます。
尾根の背も広がって不明瞭になってきますが、藪漕ぎ状態にならなかっただけ幸いでした。
地形図と磁石で方角を確かめながら、雑木林のを降っていきました。
周囲の樹木に掴まったりしながら降っていくと、が二つ頭を出している所がありました。
その左側を降っていくと下の方に林道が見えてきて、心にも余裕が出てきました。
を過ぎていくと、先ほどから見えていた林道に出ました。
小ピークから9分ほどで降りて来られました。
降り立った所は、登ってくる時に確認しておいたでした。
正面には456m峰へ続くがありますが、切り崩された崖になっていたので、
このまま林道を降っていきました。
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郷路林道出合
少し開けた所からを眺めながら林道を降っていきます。
曲がりながら林道を降っていくと、先ほどと少し角度が違うが見えました。
左から来るを併せてその先へ淡々と降っていくと、
車を止めておいたに戻ってきました。
小ピークから林道に出て14分ほど、林道終点から31分ほどで降りて来られました。
(小ピークに立ち寄らなければ、林道終点から25分ほどで降りて来られそうでした)
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