| 概 要 |
釜床山は朝来市生野町にある標高648.7m(点名:釜床山)の山です。
南側の内山寺から鷲尾寺を経て岩屋観音へ至る巡礼の道が通っていますが、
今回は東側の竹原野地区を通る国道429号の曲がり角付近から釜床山へ登り、
北東へ進んだ所にある緩やかな尾根から地形図に破線で載っている道を辿って林道へ降るルートを周回します。
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| 起 点 |
朝来市生野町 竹原野地区
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| 終 点 |
朝来市生野町 竹原野地区
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竹原野地区…29番鉄塔…展望地…28番鉄塔…小峰…釜床山…鞍部…下山口…林道出合…竹原野地区
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| 所要時間 |
2時間10分
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| 歩いて... |
駐車地から29番鉄塔までは、硬質プラスチック製の階段が途切れながら続いています。
山頂は樹木に囲まれていて、眺めはあまり広がりません。
尾根にはアセビが少し煩わしい所がありますが、藪漕ぎが続くような所はありません。
下山口から降り始めると窪んだ道が現れます。
林道に出る手前で道が分からなくなりますが、沢を少し歩くと林道の途中に出られました。
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| 関連メモ |
古城山,
釜床山,
釜床山
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竹原野地区
朝来市生野町を通る国道312号の生野北峠から国道429号に入っていきます。
県道367号を分けて奥へ進んでいくと、賑やかな看板の出るがあります。
左へ曲がっていく道を進んで竹原野橋を渡っていくと、右への曲がり角の手前にある谷筋の入口が小広くなっているので、
ここに車を止めさせて頂きます。
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谷筋の入口には、「大河内No29」と書き込まれた「火の用心」のがあります。
標識の10mほど先に桃テープが取り付けられた木があって、そこから硬質プラスチック製のが続いています。
送電線の巡視路でよく見かける階段です。
植林地の急斜面に折れ曲がりながら続くを登っていきます。
傾斜が緩む所ではが途切れますが、傾斜が増すとまた階段が続くようになります。
合わせて25回ほど曲がりながら登っていくと、広い尾根の背に出ます。
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29番鉄塔
右側の10mほど先にはが見えます。
左側の少し先にが見えるので立ち寄っていきます。
役目を終えた防護網を跨いで軽く降っていくと、程なくして送電線の鉄塔「大河内線二九」が立っています。
駐車地から20分ほどの所になります。
手前には四つの石に囲まれたがあります。
正面にはが見えますが、鉄塔が邪魔をしています。
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展望地
尾根に登り着いた所まで引き返して先へ進み始めると、先ほど見えていたがあります。
傍には「火の用心」の標識もありますが、退色していて文字はほとんど判読出来ません。
少し曲がりながら登っていくと、また硬質プラスチック製のが現れます。
階段が終わって、しばらく続くを進んでいきます。
高みが近づいてくるとになります。
鉄塔が見えてくると、若木が育ち始めた伐採地に出ます。
山並みが広がる展望地になっています。
29番鉄塔から8分ほどの所になります。
スイングパノラマでもを写しておきますが、
逆光のため上手く写せていません。
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植林地に入っていくと、すぐに「火の用心」のを過ぎていきます。
程なくしてになります。
また続くようになる硬質プラスチック製のを登っていきます。
剥き出すを右から迂回するように登っていきます。
左へ曲がって尾根の背に復帰すると、ほとんど退色した「火の用心」の赤い標識があります。
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28番鉄塔
右へ曲がって、硬質プラスチック製の階段が続くを登っていきます。
階段が終わって、になった尾根を進んでいきます。
程なくして尾根の背を外れて、左斜面に続くを登っていきます。
階段が途切れて左右にもあるので、谷へ滑り落ちないよう慎重に進んでいきます。
歩き易くなった道を進んで開けた支尾根に出ると、送電線の鉄塔「大河内線二八」が立っています。
29番鉄塔から21分ほどの所になります。
ここでも山並みを眺められますが、鉄塔が邪魔をしています。
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小峰
送電線のは支尾根を回り込んで先へ続いています。
先の方には「火の用心」の標識も見えますが、釜床山へは遠回りになりそうです。
明瞭な道はありませんが、右のを登っていきます。
少し登っていくと、樹木が茂り気味のに出ます。
僅かにを過ぎて登っていきます。
しばらく登っていくと、標高620mほどの小峰に着きます。
28番鉄塔から9分ほどの所になります。
の黄短杭が中ほどにあって、頂部に「国土調査」の小円盤が取り付けられています。
周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。
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北へ延びるを降っていきます。
少し降っていくとになります。
右の樹間には少しが見えます。
程なくしてになります。
少し右へ曲がりながら登っていくと緩やかな尾根になります。
中ほどには先ほどと同様の、頂部に「国土調査」の小円盤が取り付けられた三菱マークの黄短杭があります。
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右へ曲がって、になった尾根を進んでいきます。
程なくしてになります。
見えてくるへ向かって登っていきます。
真っ直ぐ登っていくと、標高630mほどの尾根の肩のような所に着きます。
中ほどにはこれまでと同様の、頂部に「国土調査」の小円盤が取り付けられた三菱マークの黄短杭があります。
降り坂のも歩き易そうですが、方角が違うので見送っていきます。
ここは緩やかなを進んでいきます。
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釜床山(標高648.7m)
程なくしてになります。
が少し増えて煩わしい所もありますが、歩くのに問題はありません。
近づいてくるへ向かって登っていきます。
傾斜が緩やかになると、松の幼木などが茂る山頂に着きます。
小峰から13分ほど、駐車地から1時間6分ほどで登って来られました。
生い茂る松の幼木の中を探していると「釜床山」があるので、
地形図に載っている648.7m峰の釜床山になるようです。
周囲には樹木が茂っていて、眺めはあまり広がりません。
三等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
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(*)は緩やかな広い尾根になっていて、円山地区から登って来られます。
ここはを降っていきます。
降り始めは緩やかですが、次第にが増してきます。
程なくしてに入っていきます。
少し左へ曲がっていくと益々傾斜が増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
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鞍部
急坂を降っていくと、少し傾斜がに出ます。
少し右へ曲がって、再びが増してくる尾根を降っていきます。
脇の樹木などに掴まりながら降っていくと、程なくしてになります。
尾根を更に降っていくと、左の斜面を横切るようにして続くが近づいてきます。
並行するようになる小径に沿って軽く降っていくと、その小径と合流する鞍部に着きます。
釜床山から16分ほどの所になります。
左へ戻るようにして続く(*)は見送って、このまま正面の尾根を進んでいきます。
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で続く緩やかな尾根を進んでいきます。
程なくして、曲がりながら登るようになります。
石杭がある標高570mほどのに着いて、少し左へ曲がって降っていきます。
に着いて登り返していきます。
少し右へ曲ってアセビが茂るようになる尾根を登っていくと、尾根が二手に分れている標高560mほどの高みに着きます。
釜床山から23分ほどの所になります。
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下山口
には桃テープや青テープが巻かれた樹木があって誘っているように思えます。
ここはテープ類を見かけないを降っていきます。
左の樹間にを眺めながら降っていきます。
程なくして、地形図に載っている破線の道が分れていく標高540mほどの緩やかな尾根になります。
釜床山から27分ほどの所になります。
左の樹間には山並みが広がります。
明瞭な道は見かけませが、緩やかで広いを降っていきます。
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の中ほどを降っていきます。
程なくして右側にが現れます。
地形図に載っている破線の道はこの谷を降っていくようですが、先行きが不安なので見送っていきます。
広い斜面を真っ直ぐ進んでいくとが近づいてきます。
植林地に入るとが現れます。
窪んだ道にはアセビが茂って歩き難そうなので、その脇を降っていきます。
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アセビが減ったに出ると、道が不明瞭になります。
道は何処かと左右を探しながら進んでいくと、左側にが現れます。
左へ曲がりながら降っていくと道がしています。
どちらの道を進もうか愚考しますがよく分からないので、右の道を降ることにします。
少し左へ曲がりながら降っていくと、手前で分れてきた道として安心します。
地形図に載っている破線の道のルートとは外れてきて不安になりますが、少し降っていくと道は右へ曲がっていきます。
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少し先を左へ曲がっていくと、が深くなります。
道なりに右・左・右と曲がりなが降っていくと、次第にへ降りていきます。
僅かな水が流れるを渡っていきます。
次第になどが茂るようになる道を降っていきます。
少し右へ曲がりながら降っていくと、沢が流れる隣りの谷筋に出ます。
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林道出合
沢に沿って進んでいきます。
すぐに道がなくなって、大きな石がゴロゴロするに降りていきますが、
桃テープを見つけて少しは安心します。
沢を少し進むとに道らしきものが見えるので、沢から離れて向かっていきます。
道のない斜面を登っていくと、すぐに明瞭な林道に出ます。
下山口から21分ほどの所になります。
左を見るとは奥へ続いているようなので、
少し手前から林道へ出られたのかも知れませんが、確かめるのは止めておきます。
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竹原野地区
ミツマタが見られるを軽く降っていきます。
少し降っていくと、すぐ傍をが流れるようになります。
更に降っていくと、が林道を横切っているので、
歩き易そうな少し左側から渡っていきます。
涸れ沢を過ぎていくと、抉れてになります。
歩き易くなった林道を進んでいくと、の曲がり角に出ます。
国道429号を右へ進んでいくと、程なくして車を止めておいた駐車地に着きます。
林道出合から10分ほど、釜床山から1時間ほどで降りて来られました。
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