概 要 |
白菅山は香美町村岡区にある標高896.4m(点名:白菅)の山です。
山頂からの眺めは僅かですが、北側と南側にある展望地からは山並みを見渡せます。
南西の笹原山方面や北北西の和佐父峠方面からも登れますが、
今回は三川林道の起点を起終点とし、林道を1kmほど進んだ所から尾根を登るルートを往復します。
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起 点 |
香美町村岡区 三川林道
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終 点 |
香美町村岡区 三川林道
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三川林道…登山口…白菅山…白菅西展望台…白菅山…白菅東展望台…白菅山…登山口…三川林道
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所要時間 |
1時間40分
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歩いて... |
登山口の近くまで車で行く予定でしたが、三川林道は災害復旧工事で車は通行止めになっていたので、
三川林道の起点に車を止めて林道を1kmほど歩いていきました。
尾根に明瞭な道はありませんが、テープが点々と取り付けられてルートを示しています。
しかし山頂の手前では傾斜が急になり、息を弾ませながらの遅い登りとなりました。
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関連メモ |
白菅山,
鉄山,
白菅山
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三川林道
香美町村岡区を通る国道9号の高井交差点から県道259号を進んでいきます。
集落を抜けて谷筋に続く植林地に沿って登っていくと、橋が架かる所にがあります。
橋を渡って道なりに曲がりながら登っていくと妙見・蘇武林道に出ます。
傍には起点からの距離を示す標柱「14.3」が立っています。
左折して標柱「17.1」が立つ所まで来ると、蘇武展望台や「蘇道」の記念碑が建つがあります。
脇には案内板があって、
「」と
「」が載っています。
車から降りて、左に広がる山並みを眺めていきます。
妙見・蘇武林道を更に進んで標柱「22.5」が立つまで来ると、右側に山並みが広がります。
妙見・蘇武林道の終点(24.8km)と三川林道の起点になっている四叉路まで来ると、
三川線起点駅(妙見・蘇武線終点駅)があります。
脇には「」と「」の案内板(*)があります。
この時には、三川林道はのため通行止めになっていました。
登山口の近くまで車で行く予定でしたが、少し先に「通行止め」の車止めが見えているので、
今回はここに車を止めて三川林道を1kmほど歩いていくことにします。
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*「森林基幹道 三川線」の案内板は剥がれて読めなくなっているので、過日に見かけた案内板を参考までに載せています。
この道は林道です。
林道は木材を運び出したり、森林を守り育てるために設置された道路です。
以下のことを承諾・厳守されたうえで利用願います。
1 |
一般道(公共交通に寄与することを目的とする国道等)に比べ次のことが異なります。
注意して走行して下さい。
・道幅が狭く、急カーブが多い
・未舗装で悪路が多い
・落石・倒木の危険が多い
・ガードレール・カーブミラーが少ない
・急勾配が多い
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2 |
次の期間は通行しないで下さい。
・豪雨・強風 → 土砂崩れ・倒木の恐れがあります
・降雪・凍結時 → 除雪は行いません
・夜間・霧がかかった時 → 街灯はなく、見通しが悪いです。
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3 |
次のことは行わないで下さい。
・暴走行為・通行の妨げにある行為
・林道施設・しゅうへんの自然を損傷・汚染する行為
・火気の取扱い
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4 |
構造上、次の車両は通行できません。
・積載時重量制限 20トンを超える車両
・積載時制限長 12メートルを超える車両
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5 |
走行速度は20km/h以下を心がけましょう。
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6 |
ゴミ等の不法投棄は法律で罰せられます。
絶対に捨てないでください。
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7 |
許可なく林道を占用することは禁止しています。
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兵庫県朝来農林振興事務所
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三川林道を歩き始めると、すぐの所に「通行止め」のが出ていますが、
車の通行が禁止という意味と解釈して通過していきます。
程なくして「0.1」のがあります。
この標柱は起点からの距離を表しているようで、この先にかけて100m間隔で続いています。
「0.2」の標柱を過ぎていくと、右側の樹間にが見えてきます。
切通が近づいてくると、「0.3」の標柱の先に「白菅山(尾根道)」のが立っています。
右の尾根を覗いてみると、馬の背のような急坂になっていますが、
三川林道が通っていなかった頃は、この先の標高850mほどの高みを越えていくルートがあったようです。
緩やかになって切通を過ぎていくと、車を何台か止めておけそうな広い所があります。
先へ出てみると、が見えます。
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登山口
「0.4」と「0.5」の標柱を過ぎていくと、コンクリート擁壁のがあります。
「0.6」と「0.7」の標柱を過ぎていくと、車を何台か止めておけるがあります。
「0.8」と「0.9」の標柱を過ぎていくと、
車を止めておけそうな広さがある右へのに「白菅山」の標識が立っています。
右側の斜面には「大杉山(尾根道)」の標識がありますが、先ほどあった「白菅山(尾根道)」の標識の所へ尾根が続いているようです。
左へ曲がって地道の作業路を進み始めると、すぐに「白菅山へ」の標識が立っています。
駐車地から16分ほどの所になります。
「オートバイ通り抜け禁止」の看板が出ていて車止めもありますが、ここが今回のになります。
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軽く登って緩やかな尾根になると、「九六」のタイルが嵌め込まれた「山」のがあります。
同様の石杭はこの先にかけて幾つか見かけます。
尾根に明瞭な道はありませんが、所々にが巻かれていてルートを示しているようです。
2014年に来た時にはこの辺りには笹などが茂って煩わしい思いをしましたが、
枯れてしまったようで、数年前から見かけなくなっています。
幾つかある「山」の赤頭石杭を確認しながら、で続く尾根を進んでいきます。
降り傾斜が増してくると、標高770mほどの鞍部に着きます。
登山口から4分ほどの所になります。
中ほどにはが立っていて、こちら側は「白菅山へ」、裏側は「林道登山口へ」となっています。
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「山」の赤頭石杭を確認しながら、が続く尾根を登り返していきます。
赤頭石杭を過ぎていくと、傾斜が少しになります。
広がってくる尾根を進んでいくと、向こう側を向いた「林道登山口へ」のが立っています。
次第に登り傾斜が増してくると、また向こう側を向いた「林道登山口へ」のがあります。
益々傾斜が増してきて汗が噴き出して息も切れてくるので、何度も立ち止まりながらゆっくり登っていきます。
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尾根に明瞭な道はありませんが、下草が生えていないブナ林は歩き易くなっています。
所々に取り付けられているを辿りながら登っていきます。
曲がりながら登っていくと、先の樹間にが見えてきます。
『あれが山頂か』と思いながら、気を取り直して登っていきます。
明るい所に真っ直ぐには向かわず、僅かに見られるや桃テープを辿りながら、急なブナ林を登っていきます。
左・右と何度か曲がりながらを登っていきます。
登り時には気が付きませんでしたが、所々に「村岡山岳縦走ルート」の橙プラ杭が見られます。
まだ続いている桃テープを辿りながら、急斜面を更に登っていきます。
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白菅山(標高896.4m)
左へ曲がっていくとが近づいてきます。
倒木が少し見られる所まで来ると、に出ます。
出た所には、向こう側を向いた「林道登山口へ」のが立っていて、傍に「村岡山岳縦走ルート」の橙プラ杭もあります。
標識を過ぎると、小広くなった白菅山の山頂に着きます。
登山口から24分ほどで登って来られました。
中ほどには「白菅山896m」のがあります。
その手前には三等三角点「白菅」があるので、地形図に載っている896.4m峰になるようです。
山頂の周囲には樹木が茂っていますが、東側が少し開けていて山並みが見えます。
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白菅西展望台
「和佐父峠へ」の標識が指す延びる尾根を進んでいきます。
に明瞭な道は見かけませんが、中ほどを進んでいきます。
降り傾斜が増し始める所まで来ると、樹木に「白菅西展望台」のが取り付けられています。
白菅山から2分ほどの所になります。
傍には「和佐父峠へ」の標識もあります。
「展望台」とは言っても、左側の樹間に僅かに山並みが見える程度です。
少し角度を変えて眺めると、「但馬大仏」で有名なが眼下に見えます。
(*)を降っていくと和佐父峠へ出られますが、今回はここで引き返すことにします。
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白菅山(標高896.4m)
明瞭な道のないの中ほどを引き返してきます。
程なくして、「和佐父峠へ」の標識があるの山頂に戻ってきます。
往復5分ほどで戻って来られました。
「白菅山896m」の標識と三等三角点「白菅」の先へ進んでいきます。
桃テープが取り付けられた樹木と「村岡山岳縦走ルート」の橙プラ杭がある所から、延びる尾根を降っていきます。
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白菅東展望台
少し降っていくとになります。
軽く登っていくと、樹木に「白菅山」のが取り付けられています。
標識のすぐ先から右の斜面を降る広めの道(*)がありますが、748m峰を経て鉄山や笹原山へ続いています。
右の道は見送って、正面の僅かなを越えていきます。
降り坂になると、樹木が伐採された開けた所に出ます。
白菅山から4分ほどの所になります。
以前には樹木に「白菅東展望台」の標識が取り付けられていたのですが、この時には見かけませんでした。
右側に山並みを見渡せる眺めが広がる展望地になっています。
右へ曲がって西へ降っていくがあります。
降り口には標識が立っていて、右の道は「笹原山へ」、今来た道は「白菅山」となっています。
手前にあった分岐からの道に出られるようです。
に尾根が延びているので少し降ってみると、左側に山並みが広がってきます。
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白菅山(標高896.4m)
西へ向かう小径の降り口に立つまで引き返してきて、元来た尾根を登っていきます。
僅かな高みを越えていくと「白菅山」の標識が取り付けられたを過ぎていきます。
緩やかになった尾根を進んでいくとになります。
軽く登っていくと、白菅山の山頂に戻ってきます。
往復14分ほどで戻って来られました。
「林道登山口へ」の標識と「村岡山岳縦走ルート」の橙プラ杭が立つ所から、
三川林道へ向かって元来たを降っていきます。
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急傾斜のを曲がりながら降っていきます。
汗を拭きながら休み休み登ってきたも降る時は楽勝です。
点々と続くを辿りながら降っていきます。
曲がりながら、次第に傾斜が弛んでくる尾根を降っていきます。
歩き易くなった尾根を進んでいくと、「林道登山口へ」の標識を過ぎていきます。
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少し降って僅かな鞍部に着くと、また「林道登山口へ」のがあります。
軽く登って、僅かなを過ぎていきます。
まだまだ続くを軽く降っていきます。
「山」のを過ぎていきます。
やがて、標高770mほどの鞍部に着きます。
白菅山から16分ほどの所になります。
中ほどには標識が立っていて、
こちら側は「林道登山口へ」、裏側は「白菅山へ」となっています。
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登山口
になる尾根を進んでいきます。
少し登って緩やかになる尾根を進んでいくと、「九三」のタイルが嵌め込まれた「山」のがあります。
僅かな起伏で続くを進んでいきます。
正面に作業路が見えてくると、「九六」のタイルが嵌め込まれた「山」のを過ぎていきます。
降り坂になる尾根を進んでいくと、「白菅山へ」の標識が立つ登山口に降り立ちます。
白菅山から21分ほどで降りて来られました。
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正面に続く作業路を進んでいくと、すぐにの曲がり角に出ます。
手前のカーブミラーの傍には「白菅山」の標識があります。
正面の尾根には「大杉山(尾根道)」の標識がありますが、崖のようになっていて、とても道のようには思えません。
右折して元来たを引き返していきます。
「0.9」と「0.8」の標柱を過ぎていくと、車を何台か止めておけるがあります。
「0.7」と「0.6」の標柱を過ぎていくと、コンクリート擁壁のがあります。
「0.5」の標柱を過ぎていくと、谷筋を回り込む所から山並みが少し見えます。
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三川林道
「0.4」の標柱を過ぎて切通の手前まで来ると、車を何台か止めておけそうながあります。
右側に出ると山並みを眺められますが省略します。
切通を過ぎて降っていくと、「白菅山(尾根道)」のの先に「0.3」の標柱が立っています。
左側の樹間にを眺めながら軽く降っていきます。
「0.2」と「0.1」の標柱を過ぎていくと、「通行止め」のがあります。
車止めを過ぎていくと、車を止めておいた三川林道の起点と妙見・蘇武林道の終点にある三川線起点駅(妙見・蘇武線終点駅)に着きます。
登山口から17分ほどで到着しました。
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