概 要 |
フトウガ峰は朝来市生野町の栃原地区と円山地区の境にある標高1082mの山です。
山頂からは360度の眺めが広がります。
達磨ヶ峰を経て登るルートが一般的なようですが、
今回は栃原地区から千町峠へ向かう市道栃原宍粟線の途中から尾根に取り付き、
稜線に出て1071.6m峰を経てフトウガ峰へ登り、フトウガ峰分岐から杉谷登山口へ降るルートを周回します。
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起 点 |
朝来市生野町 栃原地区
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終 点 |
朝来市生野町 栃原地区
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栃原地区…尾根取付…稜線…最低コル…1071.6m峰…フトウガ峰…フトウガ峰分岐…地籍図根三角点…杉谷登山口…尾根取付…栃原地区
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所要時間 |
4時間00分
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歩いて... |
尾根の取り付きは崖のような所ですが、すぐに明瞭な小径がある尾根になります。
思いのほか急傾斜の所もあるので何度も立ち止まり、樹間に山並みを眺めながらゆっくりと登りました。
稜線に出るとしっかりした登山道が続きますが、1071.6m峰の手前には急坂があります。
1071.6m峰からも眺めが広がります。
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関連メモ |
段ヶ峰,
達磨ヶ峰,
フトウガ峰
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栃原地区
朝来市生野町を通る国道312号の生野交差点から県道39号に入って西進していきます。
播但連絡道の下を過ぎて栃原トンネルを抜けて栃原地区に入ると、
栃原橋を渡った所にがあります。
分岐の先には「」があって、段ヶ峰縦走コースの標高図が載っています。
右へ分れていく道に入ると、すぐの所にがあります。
脇には「生野高原カントリークラブ←左に曲がり2キロ」のと「狗鷲桜←ここから約3km」の標識があります。
左へ戻るようにして分れていく道に入り、道なりに曲がりながら登っていくと、
「生野高原カントリークラブ」の看板が出るの前を過ぎていきます。
山荘などを過ぎ、降り坂になった所にある最後の生野山荘「真誠永創」を過ぎて植林地へ入ると、
左から登ってくる道が合流する手前の路肩が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
山火事注意
ひろげよう 森への感謝と 防火の輪
タバコの投げ捨てはやめましょう
兵庫県生野町
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左からの道を合わせていくと道幅が狭くなりますが、されていて車で通って行けそうな様子です。
稜線で見かける標識によると市道栃原宍粟線というようです。
左の樹間に谷向かいのを眺めながら、緩やかな道を進んでいきます。
曲がりながら続く道を進んでいくと、右上にがあります。
岩の下を過ぎていくと、樹木に「生野ボルダー大岩エリア」の板が取り付けられています。
土管が埋設されたを回り込んでいきます。
程なくして、路肩の広がった車の交換場所のような所を過ぎていきます。
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尾根取付
また土管が埋設されたを回り込んでいきます。
曲がりながら続く道を進んでいくと、また土管が埋設されたを回り込んでいきます。
になった道を軽く登っていきます。
を回り込む所まで来ると、また路肩が広がって車の交換場所のようになっています。
右側には小尾根の先端が来ています。
傾斜は急ですが何とか登れそうな様子なので、ここから尾根に取り付くことにします。
駐車地から17分ほどの所になります。
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明瞭な道のないに取り付きます。
岩や木の根などに掴まりながら四輪駆動でよじ登っていきます。
頑張って5mほど登って緩やかな尾根の背に出ると、歩き易いが現れます。
尾根には「国土調査」の青頭短杭や「地籍調査」の黄頭短杭などのが点々と続いています。
歩き易いを登っていきます。
次第に傾斜が緩やかになると、標高680mほどの高みに着きます。
尾根取付から5分ほどの所になります。
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軽く降っていくと、浅くを過ぎていきます。
緩やかな尾根を進んでいくとになります。
次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
脹ら脛を痛くしながら登っていくと、次第に傾斜がきて登り易くなります。
やがて標高740mほどの緩斜地に出ます。
尾根取付から14分ほどの所になります。
左の樹間にはが見えます。
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少し進んでいくとが増してきます。
傾斜が緩やかになると曲がっていきます。
またが増してくる尾根を登っていきます。
植林地になった尾根の左肩に続くを登っていきます。
尾根の背に復帰して登っていくと、標高800mほどの高みに着きます。
尾根取付から25分ほどの所になります。
立ち止まって、ひと息入れていきます。
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右へ曲がって少し降っていくと、に出ます。
すぐにになります。
左の樹間に段ヶ峰方面のを眺めながら登っていきます。
小岩が剥き出す尾根を登っていくと、傾斜が弛んできてホッとします。
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すぐにが増してくる尾根を登っていきます。
が急でまた脹ら脛が痛くなってくるので、ゆっくり登っていきます。
正面に見えてくる明るい所へ向かって、曲がりながら登っていきます。
やがて、標高870mほどの緩やかな尾根の肩のような所に出ます。
尾根取付から39分ほどの所になります。
右側にはが茂っています。
右前方に僅かにを眺めながら、ひと息入れていきます。
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稜線
気を取り直して、続く尾根を登っていきます。
次第に傾斜が増してくるを登っていきます。
右側に広がってくるを眺めながら登っていきます。
少し左へ曲がりながら尾根を登っていくと、左右に延びる稜線に出ます。
尾根取付から48分ほどで登って来られました。
周囲の様子を確認しながらひと休みしていきます。
右からは達磨ヶ峰方面からの(*)が登ってきています。
*後日に右から来る登山道を歩きました。(「 達磨ヶ峰」を参照)
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落ち着いたところで、左の植林地に続くを進んでいきます。
少し右へ曲がりながら登って植林地を出るとになります。
高みへ向かって、「国土調査」の赤頭短杭や「地籍調査」の黄頭短杭などのが続く尾根を登っていきます。
少し左へ曲がりながら高みの左肩を登っていくと、が右から近づいてきます。
登山道は正面へ降っていきますが、右へ少し登っていくと、標高920mほどの小峰に着きます。
稜線に出た所から6分ほどの所になります。
防護網の傍には「緑」と書かれた赤い石杭があります。
左の樹間にはこれから向かう1071.6m峰からフトウガ峰にかけてのが見えます。
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最低コル
登山道に戻ってに沿って降っていくと、正面に山並みが広がってきます。
傾斜が増してくるを降っていきます。
手前の樹木に邪魔されながらも、左にが見えてきます。
少し降っていくと、右にもが広がってきます。
尾根を更に降っていくと鞍部に着きます。
稜線に出た所から13分ほどの所になります。
中ほどには新旧の「最低コル」のが立っています。
新しい標柱の袂には「ひと休み」の板が落ちています。
古い標柱には「北西へ段ヶ峰85分」「東へ菖蒲沢を経て生野駅…」「南東へ達磨ヶ峰…」などと書かれていますが、消えかかっていて全文字は判読できません。
ひと休み
ゆっくり登ろう 段ヶ峰
守ってネ 愛してネ
来た時よりも美しく
レッドスネイク 歩こう会
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ひと息入れてから、正面に続くの尾根を登り返していきます。
植林地を抜けてに出ると、右側に山並みが広がってきます。
何度も振り返って山並みを眺めながら、になる尾根を進んでいきます。
「緑」と書かれた赤い石杭と「国土調査」の赤頭短杭が並ぶ辺りまでくると、を見かけなくなります。
少し左から回り込むようにして登っていくと、標高960mほどの緩斜地に出ます。
最低コルから14分ほどの所になります。
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少し左へ曲がっていくとになります。
小さく曲がりながらを登っていきます。
少しが剥き出す所を登っていきます。
しばらく登っていくと、アセビが茂る明るい所に出ます。
振り返るとが広がります。
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少し左へ曲がって、へ入っていきます。
少し右へ曲がりながら、などが茂る尾根を登っていきます。
植林地を出ると、曲がって緩やかな道になります。
最低コルから29分ほどの所になります。
斜面を横切るようにしばらく進んでいくと、次第にになります。
道なりに右へ曲がって、岩石が剥き出す広い斜面を登っていきます。
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1071.6m峰
何度も振り返って、広がってくるを眺めながら登っていきます。
短い笹が茂るを少し曲がりながら登っていきます。
の手前まで来ると、踏み跡が右前方へ分れていきます。
右の先に白い標柱が見えるので、右の踏み跡を進んでいきます。
程なくして、四等三角点「倉谷」がある1071.6m峰に着きます。
最低コルから39分ほどで登って来られました。
傍にあるに登ると、周囲の山並みをぐるりと見渡せます。
南西に見える電波塔が幾つか立つ山は、方角からするとのようです。
お昼には少し早い時刻でしたが、この先のフトウガ峰には座れそうな岩がないことは分かっているので、
ここにある具合の良さそうな岩に腰かけて昼食タイムにしました。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
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四等三角点
基本 No.112563
この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
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フトウガ峰 (標高1082m)
お腹が満ちたところで、左から来るに出て、広い尾根を進んでいきます。
短い笹が茂るを軽く登っていきます。
程なくして、「フトウガ峰山頂 1082m」の標識が立つ緩やかな高みに着きます。
1071.6m峰から5分ほどの所になります。
ここからも周囲の山並みを見渡せます。
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フトウガ峰分岐
眺めを確認したら、正面へ続くを進んでいきます。
軽いになる尾根を進んでいきます。
程なくして、「フトウガ峰分岐」の標識が立つ分岐に出ます。
フトウガ峰から2分ほどの所になります。
が二つ立っていて、
正面の道は「段ヶ峰 40分」、左の道は「杉谷登山道・市道栃原宍粟線 40分」、今来た道は「フトウガ峰山頂 5分」となっています。
北西の方角には残雪のあるが連なっていますが、
方角からすると氷ノ山から鉢伏山にかけての稜線のようです。
正面(*)にはが見えますが、以前に歩いたので、今回は省略します。
ここは杉谷登山口へ向かってを進んでいきます。
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正面に広がる山並みを眺めながら、を軽く降っていきます。
が茂る辺りまで来ると、山並みが次第に見え難くなります。
傾斜が増してくるを降っていきます。
のような広い尾根を降っていきます。
しばらく降っていくとになります。
軽く登るようになると、標高1000mほどの僅かな高みに着きます。
フトウガ峰分岐から10分ほどの所になります。
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高みを越えて、引き続きを降っていきます。
少し降っていくとになります。
脇にはが立っていて、
今来た道は「フトウガ峰山頂 10分」「段ヶ峰山頂 50分」となっています。
軽いになる尾根を進んでいきます。
次第に傾斜が増してくる尾根を降っていきます。
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地籍図根三角点
植林地に入っていくと、樹木に赤ペンキで描かれた○印などのが見られるようになります。
傾斜が増してくるを降っていきます。
マーキングを辿って、何度か曲がりながらを降っていきます。
正面が明るくなってくるを降っていきます。
植林地を抜けて明るい所に出ると、「図根三角」と刻まれた黄頭短杭があります。
フトウガ峰分岐から22分ほどの所になります。
地籍図根三角点
地籍調査
大切にしましょう
朝来市
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傾斜が増してくるを降っていきます。
雑木林の斜面を曲がりながら降っていくとが張られています。
一旦途切れて、またすぐに続くに沿って降っていきます。
途切れながら続くロープに時折掴まったりしながら降っていくと、は終わりになります。
ロープが終っても傾斜が急な尾根を降って桃テープが巻かれた木を過ぎると、緩やかで小広い所に出ます。
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先へ続く雑木林のを降っていきます。
曲がりながら降っていくと、次第にが目立つようになります。
四角いを左から回り込むように降っていきます。
切り立ったの袂を降っていきます。
大岩を過ぎて曲がって降っていきます。
振り返ると、大岩群が聳えていますが、大き過ぎて全体が写真に収まりません。
フトウガ峰分岐から33分ほどの所になります。
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大岩群を過ぎるとへ入っていきます。
ここでも樹木に赤ペンキで描かれた○印などのマーキングが続いています。
植林地のを何度も曲がりながら降っていきます。
合わせて20数回曲がりながら降っていくとが近づいてきます。
程なくして、石がゴロゴロする谷筋に降り立ちます。
フトウガ峰分岐から45分ほどの所になります。
中ほどにある樹木には○印と←印のマーキングがあります。
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右へ曲がって、石がゴロゴロするを降っていきます。
道を見かけなくなったを降っていきます。
程なくして、向こう側を向いた「杉谷登山道」のが立っています。
「杉谷(林間)コース フトウガ峰山頂 50分」の板が右を指していますが、
右側は植林地の急斜面になっていて道などは見かけません。
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杉谷登山口
標識を過ぎて、現れるを降っていきます。
剥き出す岩まで来ると、正面にが見えてきます。
岩を過ぎていくと市道栃原宍粟線に出ます。
フトウガ峰分岐から52分ほどで降りて来られました。
振り返ってを確認していきます。
脇には「」があります。
「クマ注意」の看板もありますが、幸いにも出遭いませんでした。
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左側に流れるふと谷川に架かる倉谷橋を渡った所から振り返って、降り立ったを確認していきます。
倉谷橋の先には、路肩の広がった車ののような所があります。
された道を緩やかに降っていきます。
右の樹間にを眺めながら進んでいきます。
少し曲がりながら続く道を淡々と降っていくと、谷筋を回り込んでいきます。
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尾根取付
された道を少し曲がりながら降っていきます。
しばらく降っていくとになります。
小尾根の先端が近づいてくると、斜面にが開いています。
人が入れそうな大きさですが、入口を塞ぐように岩があります。
穴を過ぎると、最初に尾根に取り付いた小尾根の先端に着きます。
杉谷登山口から13分ほどの所になります。
右側からを再度確認していきます。
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小尾根を回り込んでいくと、右側にが見えてきます。
程なくしてされた道になります。
土管が埋設されたを回り込んでいきます。
曲がりながら続く道を進んでいくと、また土管が埋設されたを回り込んでいきます。
尾根を回り込む所まで来ると、路肩の広がった車の交換場所のような所を過ぎていきます。
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栃原地区
また土管が埋設されたを回り込んでいきます。
「生野ボルダー大岩エリア」の板が取り付けられた樹木まで来るとがあります。
右の樹間にを眺めながら進んでいきます。
少し曲がりながら続くを更に降っていきます。
右前方へ道が分れる所まで来ると、車を止めておいた駐車地がすぐ先にあります。
杉谷登山口から29分ほどで到着しました。
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