本場手打ち 出石皿蕎麦由来
恵まれた風土、出石を代表する味覚”手打皿蕎麦”は宝永3年(1706)に信州上田から国替えになった仙石氏により伝来したといわれる。
在来のそばに信州の手法を加え出石焼の小皿を使い特色ある”出石の手打皿そば”の様式が生まれた歴史は古い。
そばの実を丸引した自然な色と香、練達した手づくりの佳品は、出石の里の恵まれた水によってこそ生まれる、
淡泊、素朴で風雅な味は他に求められない絶品である。
それは三タテの合言葉”挽きたて”,”打ちたて”,”茹きたて”で一層生かされている。
「伝統・本場の技と味」五満石
近畿自然歩道
城下町出石を訪ねるみち(森尾口バス停〜出石営業所バス停)11.7km
出石遠望 鯵山峠越えのみち(出石営業所バス停〜下寺坂バス停)5.1km
近畿自然歩道は、私たちの生活が近代化する中で、自然の残っている地域や名所・旧跡を帯状に結び、
身近にレキしや自然とふれあえるよう整備したものです。
コースには道しるべがありますのでそれにしたがってお歩きください。
城下町出石を訪ねるみち
城山公園(出石城跡)
157段の石段を登り、37の朱の鳥居をくぐって稲荷神社から城下を眺めれば、
まるで江戸時代を思わせるような町並みが望めます。
本城は昭和43年、本丸跡に隅櫓が復元され、その後、登城門や登城橋も造られています。
此隅山と有子山
出石町の北部と中央部に位置するこれらの山の頂上部には、山名氏の居城跡があります。
此隅山城は石垣などを用いない中世初期の山城の様相を残し、
有子山城は石垣で築かれた主郭やくるわ跡が残されています。
ともに史跡として国の重要文化財に指定されています。
環境省・兵庫県
谷山川トンネル放水路
(1)目的
一級河川円山川水系谷山川は、流域面積6.33kuの河川であり、出石町の市街地を流れ出石川に合流している。
現河道は、河床勾配が緩くまた周辺市街地の地盤が低いことから、
出石川の背水の影響と合わせて谷山川の出水により、過去に幾度かの浸水被害を生じている。
一方、出石町は旧城下町で史跡・文化財が数多く、谷山川沿いには多数の古寺等が並び、
”清流谷山河”の環境要素としての役割も大きく、それ自体が観光資源と考えられている。
このため、多義重なる水害に対し、抜本的な治水対策が要請されてきたが、
街並みの保存を考えれば、堤防の嵩上げ・河道拡幅といった河川改修は非常に困難な状況にある。
従って、本事業ではより効果的で、地域に調和した洪水処理対策として、
市街地上流地点にて、全量カット方式で分流し、トンネル河川による出石川への放水路を計画し整備するものである。
(2)事業の概要
事業名 | 抽象河川改修事業 |
事業箇所 | 出石郡出石町伊木〜小人地内 |
事業期間 | 昭和58年度〜平成5年度(工事着手は昭和63年度より) |
総事業費 | 約28億円 |
施工規模 | 全体施工延長 906.8m |
兵庫県豊岡土木事務所