概 要 |
鰺山峠は豊岡市出石町の寺坂地区と谷山地区の境にある峠です。
近畿自然歩道「出石遠望鰺山峠越えのみち」が通っています。
今回は寺坂バス停から近畿自然歩道を通って鰺山峠まで登り、そこから分れていく城山遊歩道を進んでいきます。
有子山の手前まで進んだ所から南の尾根を降り、出石警察署前バス停へ出るルートを歩きます。
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起 点 |
豊岡市出石町 寺坂地区
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終 点 |
豊岡市出石町 寺坂地区
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寺坂地区…鰺山峠…城山遊歩道入口…256m峰…下山口…小峰…小峠…下山地…小人地区
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所要時間 |
2時間30分
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歩いて... |
近畿自然歩道は1車線の舗装路になっていて、少し落石などが見られる所もありますが、車での走行も出来そうです。
城山遊歩道からの下山ルートに明瞭な道はなく、急坂がかなり続きますが、藪漕ぎなどは必要ありません。
小峠に降りると鉄格子柵があります。
扉もありますが開きません。
鉄格子柵に沿って植林地を横切っていくと、開けられる扉があります。
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関連メモ |
有子山,
有子山
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寺坂地区
豊岡市出石町を通る国道426号/国道482号にある寺坂バス停から歩いていきます。
西へ少し進んでいくと、粟谷橋の手前にがあります。
角には「但馬国六拾四番札所 南無地蔵菩薩」の標識があります。
右へ分れていく道に入っていくとすぐにがありますが、
左側に架かる粟谷小橋を渡っていきます。
橋を渡った所には「近畿自然歩道」のが立っていて、曲がり角である旨の表示がされています。
砂防指定地 粟谷川
この地域内において、土地の掘さく等の行為をする場合は許可が必要です。
豊岡土木寺務所にご相談下さい。
兵庫県
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山際に続く1車線の舗装路を登っていくと、右側にが見えます。
ちょいと石段を登っていくと、玉垣で囲まれた中の一段高い所にがあります。
中には石像が二つ収められていますが、大師像と石仏でしょうか。
舗装路に戻って登っていくと、車を置けそうなのような所があります。
すぐ先に建物があります。
寺坂バス停から9分ほどの所になります。
扉は施錠されていますが、格子戸から中を覗ってみると、ガランとした部屋の壁に小振りの社が祀られているので神社でしょうか。
建物の前には近畿自然歩道のが立っていて、
この先の道は「鰺山峠1.2km・城山遊歩道入口1.3km」、今来た道は「下寺坂バス停1.0km」となっています。
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建物の先へ続くを進んでいきます。
すぐの所の山際に「」の看板があります。
右側の谷筋にが幾つか並んでいます。
谷筋に差し掛かると、を過ぎていきます。
脇には「NTT西日本」と書かれた太い管が併設されていますが、ケーブルが入っているのでしょうか。
すぐ先の谷筋でも、太い管が併設された沢の上を過ぎていきます。
脇には水利設備のようなものがあります。
寺坂バス停から14分ほどの所になります。
土砂流出防備保安林
所在場所:豊岡市出石町寺坂字上山30-1ほか
山火事に注意しましょう
この付近一帯の山林は、保安林に指定されています。
次の行為をしようとするときは、豊岡農林水産振興事務所へ相談してください。
1. 立木竹の伐採及び損傷
2. 下草、落葉、落枝の採取
3. 樹根、土石の採掘、その他土地の形質の変更
平成22年度設置 兵庫県
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谷筋を回り込んで小尾根の先端まで来ると、送電線のが右へ分れていきます。
入口には「火の用心」の赤い標識が立っていて、「No95」と書き込まれています。
巡視路を見送っていくと、またのような所があります。
登り基調で続くを進んでいきます。
やがて谷筋に出ます。
寺坂バス停から21分ほどの所になります。
手前には近畿自然歩道のが立っていて、
この先の道は「鰺山峠0.6km・城山遊歩道入口0.7km」、今来た道は「下寺坂バス停1.6km」となっています。
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谷筋を回り込んで小尾根の先端まで来ると、「火の用心」のが立っています。
明瞭な道は見かけませんが、左の斜面に送電線のがあるようです。
「No96」と「No97」の二枚の板がありますが、道が二つあるのかどうかは確認していません。
巡視路を見送っていくと、またのような所があります。
少し進んで、が敷設された所を過ぎていきます。
谷筋を回り込む手前まで来ると、また近畿自然歩道の標識が立っていて、
この先の道は「鰺山峠0.1km・城山遊歩道入口0.2km」、今来た道は「下寺坂バス停2.1km」となっています。
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鰺山峠
を回り込んでいきます。
道なりに右へ曲がっていくと、が見えてきます。
軽く登っていくと、切通になった峠に着きます。
標識類は見かけませんが、ここが鰺山峠になるようです。
寺坂バス停から31分ほどの所になります。
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城山遊歩道入口
金網で包まれたを過ぎていきます。
少し降っていくと分岐があります。
寺坂バス停から33分ほどの所になります。
手前には近畿自然歩道のが立っていて、
正面の道は「茶臼山古墳1.7km・加藤弘之生家1.7km」、左の道は「城山遊歩道」、今来た道は「下寺坂バス停2.3km」となっています。
左の道の入口には近畿自然歩道「出石遠望鰺山峠越えのみち」のが設置されていて、
の案内図が載っています。
傍には明治時代に造られたが佇んでいます。
近畿自然歩道は正面へ降っていきますが、ここから左へ続くを歩いていきます。
近畿自然歩道 出石遠望鰺山峠越えのみち
下寺坂バス停〜出石営業所バス停 5.1km
城山遊歩道の自然
ここは有子山城址まで続く城山遊歩道の入り口です。
城跡までは、コナラやソヨゴなどが生える雑木林の尾根道で、四季折々の花や野鳥と親しみながら散策できます。
また、冬にはシカの姿を見かけることがあります。
有子山城址
此隅山城が永禄12年(1569)羽柴秀吉に攻略されたのち、天正2年(1574)山名氏により移し造られた天険の山城で、
移城間もない天正8年には再び、秀吉の攻略に会って落城しました。
航空写真では、その城郭跡がよくわかります。
西の丸下の石垣は、荒々しい野面積みで高さ4〜5mに及びます。
(急峻な有子山に築かれた石垣は、当時の難工事であったことが偲ばれます)
環境省・兵庫県
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地道の城山遊歩道を歩き始めると、すぐの所にがあります。
脇には「No97」と書かれた「火の用心」の赤い標識があります。
車止めを過ぎると、しばらくになります。
道なりに折れ曲がって登っていきます。
小振りのを過ぎると地道になります。
右へ曲がって尾根の背に出ると、再びコンクリート道になります。
これより先は、城山遊歩道のため、車両の乗り入れを禁止します。
豊岡市
この近隣は、熊が出没することがあります。
注意して下さい。
豊岡市
注意
この附近にテレビ用ケーブルを埋設しています。
掘削等には十分注意して下さい。
テレビ共同受信施設組合
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すぐに尾根の左斜面に続くようになるを登っていきます。
また地道になると、少し曲がっていきます。
僅かなを過ぎていきます。
再び尾根の背に出ると分岐があります。
城山遊歩道入口から6分ほどの所になります。
の先には「No97」と「No98」と書かれた二枚の「火の用心」の標識があります。
左の道(*)を進んでいくと、193m峰や送電線の鉄塔「新綾部出石線九七」がありますが、立ち寄るのは省略します。
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左の道を見送っていくとになります。
軽いになる道を快調に進んでいきます。
少し降っていくとになります。
軽く登るようになると、僅かなを過ぎていきます。
軽く降って再び登り坂になると、道は尾根の右斜面に続くようになります。
尾根の背には「No98」と書かれた「火の用心」の退色した標識があります。
城山遊歩道入口から13分ほどの所になります。
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258m峰
尾根のに続く道を登っていきます。
の先端を回り込んでいきます。
汗を拭きながら登ってに出ると緩やかになります。
緩やかな道をしばらく進んでいくと、またになります。
程なくして、あまりピーク感のない258m峰と思われる高みに着きます。
城山遊歩道入口から27分ほどの所になります。
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少し左へ曲がって、になる道を進んでいきます。
前方にを眺めながら降っていきます。
脇に二本立っている小振りのを過ぎていきます。
しばらく降っていくとになります。
軽い登り坂になると、僅かな高みを過ぎていきます。
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軽く降って緩やかになると、が狭くなります。
登り坂になると、尾根のを進むようになります。
左の樹間に広がるを眺めながら登っていきます。
傾斜が緩やかな所を過ぎると、僅かにがあります。
登り坂になると、白いガードレールが設置されています。
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下山口
ガードレールが終って、切り立ったの脇を進んでいきます。
左の樹間に僅かにを眺めながら進んでいきます。
また設置されている白いに沿って登っていきます。
やがてに出ます。
城山遊歩道入口から45分ほどの所になります。
左側の苔生した所の先に「鳥獣保護区」の赤い標識が倒れています。
正面へ続く(*)をもう少し進んでいくと有子山に着きますが、今回は止めておきます。
ここから左の斜面を降っていくのですが、城山遊歩道は思いのほか登り坂が続いてかなり汗を掻いたので、
リュックを降ろして水分補給をしながら休憩していきます。
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落ち着いたところで、「鳥獣保護区」の赤い標識の所から南側のを降っていきます。
写真ではよく分かりませんがかなりのなので、適度に生えている樹木に掴まりながら降っていきます。
地形図には破線の道が描かれていますが、明瞭な道は見かけません。
滑り落ちないよう注意しながら慎重に降っていくと、次第にが明瞭になって傾斜も弛んできます。
左側が植林地になると、標高250mほどの鞍部に着きます。
下山口から10分ほどの所になります。
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小峰
程なくして軽いになります。
尾根を塞ぐを避けていきます。
程なくして、アセビが見られる広くてになります。
しばらく進んでいくと、あまりピーク感のない標高260mほどの小峰に着きます。
下山口から15分ほどの所になります。
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になる尾根を進んでいきます。
少し右へ曲がりながら降っていくと、次第にが増してきます。
脇の樹木に手を掛けながら、落ち葉が厚く積もってフワフワするを降っていきます。
次第に尾根が広がってきて何処を歩けば良いのか迷いながらも、曲がりながら降っていきます。
植林地が近づいてくると、以前に来た時に見かけた大樹があります。
下山口から26分ほどの所になります。
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僅かなのようなものが見られるようになりますが、すぐに不明瞭になります。
次第にが増してくるので、また脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
右側に植林地が続くを降っていきます。
次第に傾斜が弛んできて樹木に手を掛けなくても降れるようになると、曲がっていきます。
程なくして、踊り場のような緩やかな尾根に出ます。
下山口から39分ほどの所になります。
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小峠
すぐにになりますが、これまでのような急坂ではありません。
歩き易くなった植林地を降っていくと、見覚えのあるが先の方に見えてきます。
鉄格子柵へ向かって真っ直ぐ降っていくと、標高70mほどの所にある小峠に降り立ちます。
下山口から44分ほどで降りて来られました。
左側にがあります。
鉄格子柵の向こう側に来ている広い道に出るべく扉を開けようとしますが、
施錠はされていませんが傾いているのか、押しても引いても開きません。
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下山地
仕方がないので広い道に出るのは諦めて、右の植林地に見られるを辿って斜面を横切っていきます。
は何度か分岐していますが、鉄格子柵から離れないようにしながら進んでいきます。
軽い起伏で続くを進んでいきます。
右側にが見えてくると、降り傾斜が増してきます。
横木の階段の名残が見られる所を降っていくと谷筋に降り立ちます。
小峠から5分ほどの所になります。
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鉄格子柵の曲がり角にがあります。
ここの扉は半開きになっていて、何とか通り抜けることが出来ます。
扉を過ぎてを降っていきます。
真っ直ぐ降っていくと、左右に通る広い道に出ます。
は先ほどの小峠へ続いています。
ここは戻るように続くを降っていきます。
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すぐに左へ曲がって、急なを降っていきます。
左にあるのような広い所を見送っていきます。
道なりに左へ曲がっていくとになります。
程なくして曲がっていきます。
右の奥まった所に建物がありますが、玄関は南京錠で閉ざされていて使われていない様子です。
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小人地区
右へ曲がって舗装路になった道を降っていくと、右側に別のがあります。
車が止まっている広い所を折れ曲がっていきます。
山際を降って右へ曲がるとに出ます。
真っ直ぐ進んで、右側にあるの出石分庁舎を過ぎていきます。
県道2号に出て右折すると、すぐに出石警察署前バス停があります。
下山地から10分ほどで到着しました。
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