概 要 |
高天山は京丹後市網野町にある標高285.4mの山です。
山頂からは網野の街や丹後半島の山並みなどを見渡せる素晴らしい眺めが広がります。
南東側に通る林道落谷線からのルートが一般的なようですが、
今回は地形図に破線で載っている道が峠を越えていく北東側から登るルートを往復します。
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起 点 |
京丹後市網野町 下岡地区
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終 点 |
京丹後市網野町 下岡地区
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下岡地区…登山口…妙見尊神社…峠…尾根の肩…小峰…高天山…小峰…尾根の肩…峠…谷底…農道出合…登山口…下岡地区…(六神社)
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所要時間 |
2時間30分
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歩いて... |
登山口から山頂までに標識類はありません。
妙見尊神社から峠へ向かう尾根筋には広めの道がありますが、途中から踏み跡程度になります。
峠から山頂までに明瞭な道はありませんが、藪漕ぎなどは必要ありません。
地形図に破線で載っている峠から農道へ降りる谷筋の道は、
かつては広かった様子が残るものの踏み跡程度の所もあります。
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関連メモ |
高天山,
高天山,
高天山
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下岡地区
網野駅(京都丹後鉄道)の前にある網野駅前交差点から府道673号を北上していきます。
最初の信号(*)を過ぎて次の十字路を左折して、新庄川に架かる中田橋を渡っていきます。
がある突き当たりを小さくクランク状に左へ曲がり、
三叉路を左へ登って山際まで来ると六神社の下に広場があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
*信号を左折して十王堂橋を渡っても駐車地に来られますが、この時には工事で通行止めになっていました。
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登山口
まで引き返してきて、左へ曲がっていきます。
民家の間を降っていくとに出ます。
突き当たりのまで来ると、
手前に「高天山」のが設置されています。
情報によると、以前にはこの辺りから高天山へ登る道があったようです。
地図が載っていなくて詳細は不明ですが、地形図に破線で載っている道を辿るルートだったのでしょうか。
前を流れる小川の右前方に架かる小さな木橋が今回の登山口になります。
駐車地から4分ほどの所になります。
網野ふるさと自慢百選 11.高天山
高天山は、標高285mの山です。
山の頂上付近には溶岩が露出しているほか、山頂からは経ヶ岬から久美浜町に至る日本海の海岸線が一望できます。
また網野町の街並みを眼下に見下ろす位置にあることから、地元ではシンボルとして親しまれている山です。
京丹後市教育委員会
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木橋を渡って山際へ進んでいくと、「氷宝殿」の表札が掲げられたがあります。
祠の脇に続く石段を登っていくと、のような狭い所に入っていきます。
切通を抜けていくとになります。
すぐにある左へ戻るように分かれていく小径を見送ってを登っていきます。
道なりに左へ曲がっていくと石段が現れます。
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妙見尊神社
石段の先を右へ曲がっていくとになります。
道なりに左へ曲がって自然石の階段を登っていくと、鞍部になったに着きます。
を登った所にある高みには古い建材が見られるので、かつては社かお堂などがあったように思えます。
ここはを登っていきます。
石段を登って小広い境内に着くと、左側に建物があります。
登山口から8分ほどの所になります。
には社が二つ納められていて、左側の賽銭箱には「金比羅宮」と書かれています。
中央の賽銭箱に名前は見られませんが、建物の壁に掲げられた小札によると妙見尊神社というようです。
神社の由緒などを記したものは見掛けません。
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神社の左側を進んでいくと、すぐにになります。
少し左へ曲がりながら降っていくと、左右に通る広めの道に出ます。
は手前にあった小峠へ続いています。
ここはを登っていきます。
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少し倒木が見られるものの、は歩き易くなっています。
傾斜が少し増してくる尾根を登っていくとになります。
赤土が剥き出すのような所を進んでいきます。
しばらく続く赤土の尾根を登って、幾つも石が剥き出す所にある倒木をくぐっていきます。
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緩やかになったを進んでいきます。
程なくして尾根のが盛り上がってきます。
正面の尾根の背も歩けそうで暫し愚考しますが、左の斜面に続くを見つけて進んでいきます。
倒木を跨いだりしながら、植林地のを進んでいきます。
進むにつれて次第に道幅が狭くなってきて、遂には踏み跡のようになります。
妙見尊神社から9分ほどの所になります。
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次第に雑木が混じるようになるを横切っていきます。
少し右へ曲がりながら進んでいくとになります。
を辿りながら、斜面を横切るように進んでいきます。
少し降るようになると、浅い谷筋に着きます。
妙見尊神社から13分ほどの所になります。
ここで踏み跡が不明瞭になります。
周囲を探っていると前方に僅かな踏み跡が二筋見られますが、
の踏み跡を進んでいきます。
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少し進んでいくと踏み跡も分からなくなるので、を登っていきます。
脇の木の幹や根に掴まりながら登っていくとになります。
少し降っていくと、を横切っていきます。
下に見えてくるへ向かって、赤土の斜面を降っていきます。
倒木を過ぎて、雨後で滑り易い斜面を降っていくと浅い谷筋に着きます。
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峠
またが現れてホッとしながら進んでいきます。
の斜面を横切るように軽く登っていきます。
幅が広がってくる踏み跡を進んでいくと、左下に窪んだが現れます。
窪んだ道を眺めながら進んでいくと、鞍部にある峠に着きます。
妙見尊神社から27分ほどの所になります。
尾根には鉄線柵が続いています。
左側に続いてきた(*)は正面へと降っていきます。
地形図に破線で載っている峠越えの道のようです。
周囲の様子を確認しながら、ひと息入れていきます。
*後日に正面に続く広めの道を歩きました。
途切れながら続く鉄線柵を辿りながら降っていくと、
6分ほどでに出ます。
谷筋は泥濘んで歩き難くなっています。
特に雨後だと水も流れていて靴が沈み込んで泥だらけになります。
14分ほどでまで来ると、
泥濘みはなくなって広くて歩き易い道になります。
19分ほどで畜産施設の傍のに出られます。
(ルート図に緑色で表示)
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落ち着いたところで、鉄線柵が続くを登っていきます。
に明瞭な道はありませんが、樹木は密生しておらず下草も茂っていないので、歩くのに問題はありません。
が張り出した尾根を、少し右へ曲がりながら登っていきます。
少し離れたり近づいたりするの左側を登っていきます。
鉄線柵の左側が次第に狭くなってやがて進めなくなるので、右側へ抜けていきます。
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尾根の肩
が剥き出す尾根を登っていきます。
鉄線柵のが地面を這っている所もあるので、足を引っかけたりしないよう注意しながら登っていきます。
道を覆うの下をくぐっていきます。
程なくして標高180mほどの緩やかな尾根の肩に着きます。
峠から17分ほどの所になります。
は歩き易そうで、降り時には間違わないよう注意が必要です。
ここは緩やかに続くを進んでいきます。
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鉄線柵に沿って緩やかな尾根を進んで軽く降り始めると、が頭を出しています。
浅い鞍部を過ぎるとになります。
剥き出すの間を登っていきます。
ツバキが見られるを登っていきます。
傾斜が緩やかになると、標高200mほどの高みに着きます。
峠から23分ほどの所になります。
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小峰
軽く降っていくとになります。
登り坂になる尾根を進んでいくと、またになります。
登り坂になると、を張った樹木の脇を二つほど過ぎていきます。
高みの手前まで登っていくと、が尾根を塞いでいます。
右側から回り込んでいくと、標高240mほどの小峰に着きます。
峠から30分ほどの所になります。
中ほどには2連のがあります。
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左へ曲がって、軽いの尾根を進んでいきます。
程なくして、赤土が剥き出すになります。
少し登っていくと、僅かなに着きます。
左へ曲がって降り始めると、正面の樹間に目指すが見えてきます。
少し岩が剥き出す尾根を降っていくと緩やかな尾根になります。
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高天山 (標高285.4m)
程なくしてになります。
で歩き易くなる尾根を進んでいきます。
になると山頂が近づいてきます。
尾根が広がってくると、開けたドーム状の高天山に着きます。
峠から40分ほどで登って来られました。
曲がった丸太のベンチの傍にはほとんど地面に埋まった「下岡」があるので、
地形図に載っている285.4m峰になるようです。
別のベンチの傍には「高天山山頂」のが立っています。
高天山山頂
標高285.4m 北緯35度40分27秒 東経135度00分22秒
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高天山は周囲が開けていて、素晴らしい眺めが広がります。
中ほどにはここから見える山の名前を記したが立っていて、
北東から東にかけては「太鼓山 標高683.1m」「金剛童子山 標高613.4m」「依遅ヶ尾山 標高540.0m」、
南西には「高竜寺ヶ岳 標高696.7m」「磯砂山 標高661.0m」となっています。
東側には山並みや街並みを見渡せる眺めが広がります。
眼下にはやがよく見えます。
離湖の奥に聳えている斜台形の姿をした山は依遅ヶ尾山のようです。
犬ヶ岬も少し頭を覗かせています。
にも少し眺めが広がっています。
山並みの間に見える水面は久美浜湾でしょうか。
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山頂の東側の急斜面にはロープが張られた小径がありますが、近年に開設された登山道のになります。
南側には旧来のがあります。
手前にあった峠から地形図に破線で載っている道を辿るべく、を引き返していきます。
樹間に僅かになどを眺めながら尾根を降っていきます。
程なくして緩やかな尾根になります。
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小峰
登り坂になると、少しが剥き出す所を登っていきます。
僅かなを越えていきます。
右へ曲がって降っていくと、赤土が剥き出すになります。
登り坂になる尾根を進んでいくと、2連の赤頭短杭がある標高240mほどの小峰に着きます。
高天山から9分ほどの所になります。
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鉄線柵を右へ回り込んで降っていくと、右の樹間にが見えてきます。
太い根を張った樹木の脇を過ぎたりしながら、が続く尾根を降っていきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、左の樹間にが見える所があります。
になる尾根を進んでいきます。
軽い登り坂になると、標高200mほどの高みに着きます。
高天山から17分ほどの所になります。
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尾根の肩
高みを越えて降っていくと、尾根に剥き出すを過ぎていきます。
緩やかになるとを過ぎていきます。
登り坂になり始めると、が頭を出しています。
傾斜が緩やかになると、標高180mほどの尾根の肩に着きます。
高天山から22分ほどの所になります。
を歩いていきそうになりますが、
登ってきた時のことを思い出して、鉄線柵が続くを降っていきます。
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見覚えがある道を覆うの下をくぐっていきます。
地面を這っているに注意しながら、鉄線柵に沿って尾根を降っていきます。
が剥き出す尾根を降っていくと、次第に傾斜が緩やかになってきます。
登ってきた時にはこの辺りで鉄線柵を横切ったようですが、この時には気付かずに正面の尾根を進んでいきました。
少し進んだ所から曲がって降っていきます。
尾根が広がって浅い谷筋になってくると、鉄線が途切れた所があります。
このまま鉄線柵の左側を降っていけそうですが、登り時に鉄線柵を横切ったことを思い出し、右側に出ていきます。
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峠
根を張り出す樹木が続くを降っていきます。
傾いて滑り易い左肩は避けて尾根の背を降っていくとになります。
程なくしてが増しきます。
少し左へ曲がって、の傍を降っていきます。
広がって来るを降っていきます。
尾根を横切る窪んだ道が見えてくると、鞍部にある峠に着きます。
高天山から40分ほどで降りて来られました。
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ひと息入れてから、右の谷筋へ続くを降っていきます。
雑木林の斜面に続くには落ち葉が厚く積もってフワフワとしています。
程なくしてになります。
歩き難そうなので、右側を回り込んでの下に出ます。
右へ曲がっていくと谷底には獣道のような踏み跡が続いていますが、左の山際に広めの道のようなものが現れます。
ここは地形図に破線で載っている道と思われる山際に続くを進んでいきます。
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谷底
山際に続く広めの道を軽く降っていくと、竹林になったに出ます。
谷筋の前後で道が少し分かり難くなりますが、谷筋を回り込んでいくと再びになります。
かつては広くてしっかりとした道だった様子は窺えますが、歩かれなくなった今では土砂が積もって傾いています。
右の谷底には僅かなが続くようになります。
土塁のような所で道がに分かれています。
歩き易そうな右側の道を降っていくと、すぐ先で合流します。
山際を進んでいくと、浅い谷底の左側に降り立ちます。
峠から11分ほどの所になります。
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農道出合
振り返って、を眺めていきます。
谷底の中ほどは泥濘んでいるので、左のを進んでいきます。
僅かなを跨いでいきます。
まで来ると、泥濘みはなくなります。
短い笹竹が茂る所を進んでいくと、左右に通る農道に出ます。
峠から15分ほどで降りて来られました。
正面には獣捕獲檻が設置され、右側の小川には小橋が架かっています。
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登山口
振り返って、降ってきたを眺めていきます。
農道は右へも続いていますが、進んでいきます。
山際に続くを進んでいきます。
最初の民家まで来て小川に架かるを渡ると、舗装路になります。
小川沿いの舗装路を進んでいくと、登山口になっているT字路に出ます。
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下岡地区
右へ曲がって、「高天山」のを過ぎていきます。
民家の間の坂道を少し左へ曲がりながら登っていくとに出ます。
右へ曲がって、の中を登っていきます。
六神社の森が近づいてくると、車を止めておいた駐車地があります。
農道出合から8分ほどで到着しました。
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六神社
家路につく前に、傍にある六神社を訪ねていきました。
石段を登った所にある「六神社」の扁額が掲げられたをくぐって登っていきます。
を抜けていくと、一段高い所に社殿が建っています。
由緒などを記したものは見掛けませんが、
情報によると、天児屋根命・浦島太郎・島子ノ神・島垂根命・伊満太三郎・綿積乙女命 の六柱が祀られているようです。
左側には合祀されていると思われる社を納めた建物があります。
右側には倉庫のような建物があり、その手前に五角柱のがあります。
各面には「天照皇太神」,「倉稲魂命」,「植安姫命」,「少彦名命」,「大己貴命」と刻まれ、
台座には「安政弐年卯八月吉辰」と刻まれていて、江戸時代末期の石碑のようです。
建物の奥にある擬木の階段を降っていくと、金網柵で囲まれたJ-PHONEの「JPK網野局」があります。
電波塔の右側の背丈の低い笹竹が茂る所にある小径を進んでいくと、に出られます。
(所要時間に含めず)
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