宇野ヶ岳
概 要 宇野ヶ岳は宮津市と舞鶴市の境にある標高697mの山です。 赤岩山から赤石ヶ岳まで続く赤赤縦走路にある山で、北側に眺めが広がります。 今回は普甲峠から杉山林道を終点まで行き、その先に続く杉山作業道の途中からダイラ道を登って尾根に出て宇野ヶ岳へ向かい、 杉山や普甲山を経て普甲峠へ戻るルートを歩きます。
起 点 宮津市小田 普甲峠
終 点 宮津市小田 普甲峠
普甲峠…茶屋ヶ成…嫁入り道…宮津湾展望…上宮津展望…杉山林道終点…出合い…登山口…宇野ヶ岳…杉山…650m峰…嫁入り道…小峰…茶屋ヶ成…普甲山…普甲峠
所要時間 5時間20分
歩いて... 作業道から尾根に登るダイラ道にはロープが張られた急坂があります。 赤赤縦走路の要所には標識が設置され、桃テープも点々と取り付けられています。 宇野ヶ岳から嫁入り道へ至る尾根には笹が茂る所もありますが、 道の部分は刈り払われていて歩くのに支障はありません。 道が分かり難い所もありますが、桃テープを確認しながら歩いていきました。
関連メモ 赤岩山, 元普甲道, 元普甲道
コース紹介
普甲峠
宮津市を通る府道9号を南下していきます。 与謝野町へ続く府道16号を西に分けて更に南下していくと、大江山スキー場(*)がある普甲峠に着きます。 辛皮駅への道が東へ分かれていく手前に、路肩が広がった車数台分の駐車スペースがあるので、ここに車を止めました。
*大江山スキー場は積雪量の減少のために2016年に閉鎖になり、 この時には東側のゲレンデに太陽光発電のソーラーパネルが設置されていました。
駐車スペースのすぐ手前から始まるを進んでいきます。 入口には車止め柵がありますが、脇が開いていて人は容易に通過出来ます。 すぐの所に「赤赤縦走路」のが立っていて、 この先の道は「赤岩山」、今来た道は「赤石ヶ岳」となっています。 舗装された林道を進み始めると樹木に「赤赤縦走路」のが取り付けられていて、 この先の道は「杉山」、今来た道は「鬼の岩屋」となっています。 「杉山林道4380m」のを過ぎていきます。 地道に変わる所まで来ると、左側が開けてが見えます。
僅かなのような所を過ぎていきます。 左側にを眺めながら進んでいきます。 脇に立つ小さなを過ぎていくと降り坂になります。 舗装路に変わる所まで来ると、「林道整備」のが立っています。 同様の看板はこの先にかけて幾つか見掛けますが、年度を分けて林道の整備が進められているようです。
入口に車止め柵があるので、この杉山林道は一般車の通行は禁止のようですが、 路面は荒れておらず適度に車の交換場所もあって、車での走行が考慮された造りになっています。 府民税を使った整備が更に進んで終点までの全区間が舗装されると、一般車に開放されるのでしょうか。
平成28年度
京都府豊かな森を育てる府民税を活用し林道整備しました
京都府産の間伐材を使用しています
茶屋ヶ成
樹木が減って開けてくると、前方にが見えてきます。 簡易トイレを過ぎていくと小広い所に出ます。 駐車スペースから18分ほどの所になります。 左側には「元普甲道」のが立っていて、その脇から古道(*1)が降っています。 標柱の背後にはが広がります。 右側には「杉山林道」のが立っていて、 この先の道は「林道終点3.2km」、右の道(*2)は「辛皮駅2.4km」、左の道は「喜多駅4.6km」、今来た道は「林道入口1.2km」となっています。 脇には「千年の古道」の標柱も立っています。 右側の一段高い所には「茶屋ヶ成」のが立っています。 脇には標識もあって、右の道(*2)は「辛皮駅55分」、左の道は「金山バス停80分」、手前の高みへ登っていく山道は「普甲峠30分」となっています。 正面へ登っていく山道を指す「杉山210分」の板もありますが、何故だか所要時間がガムテープで隠されています。 お勧めルートではないということでしょうか。
過日に金山バス停の傍で見掛けた「元普甲道」のを参考までに載せておきます。
*1 後日に北へ続く元普甲道を歩きました。(「元普甲道」を参照)
*2 後日に南へ続く元普甲道を歩きました。(「元普甲道」を参照)
嫁入り道
林道を先へ進み始めると、「花の道」のを過ぎていきます。 左側に広がるを眺めながら進んでいきます。 舗装路に変わる所に立つ「林道整備」のを過ぎていきます。 地道に変わった林道を進んで少し左へ曲がっていくと、右の森の中へ続く小径が分かれていきます。 茶屋ヶ成から9分ほどの所になります。 左右には「赤赤縦走路」のがあって、 右の小径は「杉山」、今来た道は「普甲峠」となっています。 傍には「嫁入り道」の標柱が立っています。 赤赤縦走路は桃テープが点々と取り付けられたから杉山へ登っていくようですが、このまま林道を進んでいきます。
平成29年度
京都府豊かな森を育てる府民税を活用し林道整備しました。
京都府産の間伐材を使用しています
宮津湾展望
僅かなになった林道を進んでいきます。 左側に立つ「花の道」のを過ぎていきます。 舗装路に変わる所に立つ「林道整備」のを過ぎていきます。 待避所の標識を過ぎていくと、ベンチが設置されて「宮津湾展望」の標柱が立つ所に出ます。 茶屋ヶ成から18分ほどの所になります。 左前方が開けていて、を眺めることが出来ます。
平成30年度
京都府豊かな森を育てる府民税を活用し林道整備しました。
京都府産の間伐材を使用しています
引き続き僅かなの林道を進んでいきます。 左前方に広がるを眺めながら進んでいきます。 程なくして「杉山の大蛇」のが立っています。 傍の崖には蛇の頭部のような岩が出ています。 蛇嫌いの私としてはこんなものでも怖さを感じるので、急ぎ足で通り過ぎていきます。 「林道整備」の看板を過ぎていくと、またの眺めが広がってきます。 更に進んでいくと、「杉山 はばたく森」と題した手製のがあります。 植林地の形が羽ばたく鳥の姿に見えるようです。
令和元年度
京都府豊かな森を育てる府民税を活用し林道整備しました。
京都府産の間伐材を使用しています
水切りを過ぎていくと「かんらん岩」のが立っています。 その先の法面に岩が露出していますが、これが「かんらん岩」で出来ているようです。 「弥太郎道」のを過ぎていきます。 その少し先に「幻の滝」のがありますが、この時には水は流れていませんでした。 なだらかになった林道を進んでいくと「屏風岩」「かんらん岩・蛇紋岩」のが立っています。 右側の岩壁がその岩のようです。 再び僅かな登り坂になった道を進んでいくと「美男杉」「杉山の天然杉」の標柱が立っています。 背後の斜面に生える杉の巨木がそののようです。
上宮津展望
緩やかになったを進んでいきます。 また僅かな登り坂になる林道を進んでいくと、樹木に邪魔されながらもが見えてきます。 程なくしてベンチが設置されて「上宮津展望」の標柱が立つ所に出ます。 茶屋ヶ成から44分ほどの所になります。 左前方が開けていて、山並みや宮津のなどを眺めることが出来ます。 も良く見えます。
林道終点
路肩が広がった所に設置されているを過ぎていきます。 更に進んで正面に案内板が見えてくると「美女杉」のが立っています。 背後の斜面にある杉の巨木がそののようです。 「なぞの池」の標柱を過ぎていくと、右側に「ぼんぼり杉」の標柱が立っています。 背後の斜面にある杉の巨木がそののようです。 杉山林道終点まで来ると、ベンチや案内板などが設置されています。 茶屋ヶ成から50分ほどの所になります。 「自然と歴史のパノラマ展望処」のには、ここから見える地名などが描かれています。 「上宮津・杉山エコミュージアムマップ」のには、 杉の巨木を巡る「天狗のみち」「しごとのみち」「いこいのみち」「古代杉のみち」などが紹介されています。 左に広がるを眺めながらひと休みしていきます。
丹後半島・天橋立・宮津湾 自然と歴史のパノラマ展望処
豊かな自然と歴史に彩られた丹後地方。 丹後天橋立大江山国定公園の南部、宮津市大江山地区に位置する杉山(697m)は、丹後半島から若狭湾方面を見渡す格好の展望台。 杉山林道終点に立つと、自然と歴史が織りなす丹後半島、天橋立、宮津湾の美しい景観が眼下に広がります。
建設省・京都府
落ち着いたところで、案内板の先へ続くを進んでいきます。 すぐの所に「杉山林道終点 4.4キロ」のが立っていて、 その脇からトラロープが張られた急な踏み跡が登っていきます。 踏み跡を見送っていくと、真新しいが右前方へ分かれていきます。 案内板に載っている破線の道のようですが、これも見送っていきます。 一旦緩やかになった先で登り坂になるとになります。 真っ直ぐ登っていくと右へ曲がっていきます。 右への曲がり角まで来ると、案内板に載っている小径が分かれています。 入口には「古代杉」の標柱が立っていて、その先には「スズメバチ キケン! 行くな!」のが取り付けられています。
道なりに右へ曲がっていくと、「天然杉群生地 上宮津杉」のが立っています。 地道に変わって、左右にが幾つも見られる道を登っていきます。 「マンモス杉」の標柱が立つを過ぎていくと、左へ戻るように登っていく小径があります。 入口には「しごとの道」のがありますが、案内板に載っていた破線の道のようです。
出合い
小径を見送っていくと、「バンザイ杉」の標柱が立つを過ぎていきます。 道なりに左へ曲がって真っ直ぐ登っていくと、地形図に実線で載っている杉山作業道に出ます。 林道終点から10分ほどの所になります。 左側と正面には「出合い」のが立ち、 右の道は「風穴へ0.7km」、左の道は「今福の滝6.0km」「喜多駅6.0km」となっています。 脇には「ネマガリ竹」の標柱もありますが、背後に茂るのがその竹でしょうか。 (*)から杉山へ登れますが、見送っていきます。 振り返るとを眺められます。 などを眺めながら、ひと息入れていきます。
*右の道はルート図に緑色で表示。
落ち着いたところで、左へ続くを進み始めると、 杉の巨木の脇に「上宮津スギの森 保全事業」の看板があります。 看板を過ぎていくと、右へ登っていくがあります。 入口には「天狗のみち」の標識が立っていて、右の小径を指しています。 案内板に載っていた破線の道のようですが、見送っていきます。 「巨木群」のを過ぎていきます。 「千手観音杉」の標柱が立つを過ぎていきます。 少し先にある「不動明王杉」の標柱が立つを過ぎていきます。 降り坂になった先で緩やかになると、右へ分かれていくがあります。 林道終点から16分ほどの所になります。 入口には「天狗のみち」の標識が立っています。 案内板に載っていた破線の道で、途中から宇野ヶ岳杉山の間の尾根に登っていけるようですが、今回は見送っていきます。
ふるさとの森林再生事業 杉山の天然杉 上宮津スギの森 保全事業
この事業は、うるさとのシンボル的な森林の再生を目的として(公社)国土緑化推進機構の「緑の基金」の活用と地域の方々の参加・協力により実施されたものです。
平成30年4月28日
事業実施団体 上宮津21夢会議、宮津ふるさとの森を育てる協議会
協賛 上宮津座に三区、国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林整備センター
軽く降ったり登ったりしながら続くを進んでいきます。 2度ほどの軽い登り坂を過ぎて降り坂が続くようになると、やがてになります。 程なくしてに左・右と曲がって降っていきます。 降り坂が続いていて、『尾根に登るのが大変になりそうだ』と思いながら進んでいきます。 正面の樹間に見えてくるなどを眺めながら降っていきます。 左前方が開けてくると地道になります。
登山口
や宮津の市街地などを眺めながら降っていきます。 斜面がした跡を横切っていきます。 少し左へ曲がりながら降っていくと、が見えてきます。 降り傾斜が増す所に立つまで来ると「ダイラ道」となっています。 正面の尾根の左肩に続くがあって、入口の樹木に「ダイラ道」の標識が取り付けられています。 ここはダイラ道(*)が作業道を横切っている所になるようです。 林道終点から36分ほどの所になります。 右の斜面にはアルミ梯子が設置されています。 今回はここから尾根へ登っていきます。
ダイラ道は、林道終点で見掛けたにも載っています。
アルミ梯子を登って、尾根に続くを登っていきます。 右側にが見える所を過ぎていきます。 笹が生える斜面を登り始めるとが垂らされています。 トラロープはすぐに終わってその先へ登っていくと、岩が剥き出した急斜面をに掴まりながら登るようになります。 しばらく続く岩場を慎重に登っていきます。 振り返ると、景色が広がってきます。
トラロープが終わっても、が剥き出す斜面がしばらく続きます。 振り返ってなどを眺めながら登っていきます。 岩が見られなくなると「ダイラ道」のが立っていて、 この先の道は「赤岩山」、今来た道は「今福の滝」となっています。 杉の巨木が見られるようになる斜面を登り始めると、樹木に「ダイラ道」のが取り付けられています。 樹木に取り付けられている桃テープを辿りながら、何度か曲がりながら斜面を登っていきます。
の脇を過ぎていきます。 斜面を横切るように左へ登っていくとが広がってきます。 引き続き取り付けられている桃テープを辿りながら、の斜面を曲がりながら登っていきます。 杉の木が見られる斜面を左へ進んでいくと、先ほどと同様の「ダイラ道」のが立っていて、 この先の道は「赤岩山」、今来た道は「今福の滝」となっています。 左側に広がる景色を眺めながら、緩やかになった道を軽く登っていきます。
近づいてくる尾根に向かって、を登っていきます。 程なくして「古道今福方面」のが立っていて、今来た道を指しています。 標識を過ぎていくと、左右に続く尾根に出ます。 登山口から28分ほどで登って来られました。 樹木の袂には似たようなが二つあって、 右の道は「宇野ヶ岳頂上 約350メートル」、左の道は「手前林道 赤岩山山頂950m 林道終点下り分岐まで400メートル」、 今来た道は「右・古道今福方面 下りナメラ200m 今福約3000メートル」となっています。 左の道(*)は赤赤縦走路の起点の赤岩山へ続いていますが、宇野ヶ岳へ向かって右の道を進んでいきます。
*左の道は「赤岩山」を参照。
右へ続く広くてを進んでいきます。 樹木に巻かれた「大江山連峰 トレイルクラブ」の桃テープが点々と続く尾根を進んでいくとが剥き出す所がありますが、 桃テープに従って左側にある巻き道を進んでいきます。 尾根の背に復帰して登っていくと、が剥き出す所を過ぎていきます。 緩やかになった先を登っていくと、またが剥き出すようになります。 岩が剥き出す所を過ぎて、歩き易くなった尾根を進んでいきます。
登り坂になると、が取り付けらた樹木があります。 に近づいていくと「宇野ヶ岳頂上より東へ100m」となっています。 もうすぐ山頂に着くと分かって安心しながらを登っていきます。 の脇を過ぎていきます。 山頂が近づいてきた雰囲気を感じながら登っていくと、また岩が剥き出す尾根になります。
宇野ヶ岳 (標高694m)
岩の上を登っていくと、「山」「一一五」と刻まれたを過ぎていきます。 小広い所に出ると、岩峰になった宇野ヶ岳に着きます。 尾根に出た所からから10分ほど、登山口から39分ほどで登って来られました。 中ほどには古びた「宇野ヶ岳694m」のが立っています。 傍には「宇野ヶ岳 頂上 舞鶴市最高峰 694m」のもあります。 赤赤トレイルのもあって、この先の道は「普甲峠」となっています。
宇野ヶ岳 頂上
舞鶴市最高峰 694m
杉山 大江方面 約750m
手前 赤岩山頂へ1300m,古道今福分岐350m,林道終点方面分岐750m
宇野ヶ岳は北側が開けていて展望が広がります。
眼下にはが良く見えます。 遠くの方にはがある半島も見えます。 丹後半島の奥にはも遠望できます。 してみると点々と連なる送電線の鉄塔のようなものが見えますが、京丹後市網野町の辺りでしょうか。 山頂には真新しい「宇野ヶ岳」の(*)が立っていて、 この先の道は「杉山35分」、今来た道は「赤岩山65分」となっています。 丁度昼時になったので、岩に腰掛けて景色を愛でながら昼食タイムにしました。
*歩みの遅い私でも、赤岩山からここまで41分ほど、ここから杉山まで22分ほどで歩けたので、 この標識の時間はかなり余裕をみた値のようです。
お腹が満ちたところで、杉山へ続くを進んでいきます。 引き続き、「大江山連峰 トレイルクラブ」のが点々と続いています。 が幾つか見られる緩やかな尾根を進んでいきます。 道の両側に笹が見られるようになる尾根を進んでいくと、「山」「一一八」と刻まれたを過ぎていきます。 ごく浅い鞍部を進んでいくと、軽い登り坂になります。
の間を抜けていきます。 傾斜が緩やかになった尾根を進んでいくと、標識が前後して二つ立っています。 には、この先の道は「普甲峠」、右前方の道は「天狗大杉へ」、今来た道は「赤岩山」となっています。 には、この先の道は「杉山」、右の道は「天狗杉へ」、今来た道は「宇ノ岳」となっています。 杉山作業道にある「天狗のみち」の標識が立つ所へ降りていけるようですが、確かめた訳ではありません。
右の道は見送って正面の尾根を登っていくと、が幾つか見られるようになります。 緩やかになった先を軽く登っていくと、で囲まれた所があります。 岩の袂が深く窪んでいるので、危険防止のロープのようです。 トラロープの先から右側に出て、を登っていきます。 尾根が広がってくると、中ほどに「赤赤トレイル」のが立っていて、 この先の道は「普甲峠」、今来た道は「赤岩山」となっています。 右側に少し出て見ると、樹間からなどを見下ろせました。
杉山 (標高697m)
が幾つも見られる尾根を進んでいきます。 が続く尾根を登っていきます。 緩やかになった尾根を進んでいく、正面にが見えてきます。 標識に向かっていくと、「赤赤縦走路 杉山」となっています。 袂には「赤赤トレイル」の標識があって、 この先の道は「普甲峠」、右へ戻るように降っていく道は「風穴を経て作業道へ」となっています。 手前には「杉山697m」のもあります。 ここが地形図に載っている697m峰杉山になるようです。 宇野ヶ岳から22分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて展望は良くありません。
出合いから西へ続く杉山作業道へ降りていける(*)は見送って、 に続く道を進んでいきます。 が茂る所もありますが、道の部分は刈り払われていて、歩いていくのに支障はありません。 軽いになってくる尾根を、 点々と取り付けられている桃テープを確認しながら進んでいきます。 岩が剥き出す所もありますが、それほど歩き難くはありません。 切断した切口が真新しい倒木の脇を過ぎていきます。
*右の道はルート図に緑色で表示。
650m峰
が茂る所もありますが、すぐに終わりになります。 登り坂になると、正面にが見えてきます。 次第にになってくる尾根を進んでいきます。 なだらかになった尾根を進んで標識が見えてくると、道が分岐しています。 杉山から17分ほどの所になります。 なだらかな尾根が続いてピーク感がなくて明確ではありませんが、 ここが地形図に載っている650m峰ということにしておきます。 「赤赤トレイル」のでは、 左前方の道は「普甲峠」、右の道は「作業道」、今来た道は「杉山」となっています。 正面のは「普甲峠」となっていて、左前方の道を指しています。
「普甲峠」の標識に従って、両側にが茂る尾根を進んでいきます。 引き続き点々と取り付けられているを確認しながら、笹が茂る尾根を進んでいきます。 緩やかな尾根を進んでいくと、樹木に「火の用心」の標識が取り付けられています。 杉山から22分ほどの所になります。 すぐ先で道が分岐しているようですが、正面の道には笹が茂っていて明瞭ではありません。 地面には黄色いが落ちていて、 右の道は「大江山スキー場・嫁入り道」、正面の道は「行き止り」となっています。 笹が茂る正面の道には「行き止まり」のがあります。
右へ曲がって進んでいくと、が茂る所を過ぎていきます。 笹が茂る尾根に曲がりながら続く道を進んでいくと、岩が割れたを抜けていきます。 少し左へ登って、が剥き出す尾根を進んでいきます。 が茂る所を進んでいきます。 少し右へ曲がっていくと、山並みが見える所があります。
樹木に邪魔されながらもを眺めながら、笹が茂る尾根を軽く降っていきます。 雑木林を過ぎていくとを降るようになります。 杉山から36分ほどの所になります。 植林地の斜面に続く踏み跡はあまり明瞭ではなく、 点々と続くがなければ迷いそうな様子です。 桃テープを辿りながら降っていくと、次第に雑木が混じるようになります。
岩が幾つも剥き出すようになるとになります。 の間に続く道を、桃テープを確認しながら緩やかに降っていきます。 の脇を進んでいきます。 大きな岩を過ぎていくとが茂る明るい所に出ます。 杉山から53分ほどの所になります。 正面に山並みが広がってきますが、手前の剥げた山が普甲山で、その奥に連なるのは大笠山から赤石ヶ岳へ続く大江山連峰でしょうか。
嫁入り道
の脇を過ぎたりしながら雑木林を降っていきます。 が幾つか露出する所を過ぎていきます。 傾斜が緩やかになったを降っていきます。 植林地になると、左右に通る道に出ます。 杉山から1時間5分ほどの所になります。 手前の樹木には「赤赤縦走路」のが取り付けられていて、右の道は「林道→普甲峠」となっています。 その先には「赤赤トレイル」のが立っていて、 左右に通る道は「嫁入り道」、正面の道は「普甲峠」、今来た道は「赤岩山」となっています。 右の道を進んでいくと、最初に通っていった杉山林道に出られますが、 少しでも違う道を歩こうと思って、正面の植林地に続く踏み跡を進んでいきます。
小峰
次第に傾斜が増してくるを登っていきます。 この道にも桃テープが点々と取り付けられています。 雑木が混じるようになって、が幾つも剥き出す斜面を登っていきます。 を過ぎていきます。 傾斜が増してくるとが張られています。 トラロープが終わって緩やかになった尾根を少し右へ曲がりながら登っていくと、標高450mほどのなだらかな小峰に着きます。 嫁入り道から14分ほどの所になります。
茶屋ヶ成
少し左へ曲がって、の斜面を降っていきます。 やがて正面の樹間にが見えてきます。 が幾つか剥き出す所を曲がりながら降っていきます。 傾斜がゆるやかになって雑木林を抜けると、浅い鞍部になった茶屋ヶ成に着きます。 嫁入り道から22分ほどの所になります。 右側には杉山林道が通っていますが、 中ほどに立つ「普甲峠30分」の標識が指すを登っていきます。
萱が茂るを登っていきます。 途中で振り返ると、鞍部にあるが良く見えます。 その左側にはも見えます。 少し緩やかになってくる斜面を登っていきます。
普甲山 (標高471.1m)
再び傾斜が増してくると、両側のの背丈が高くなってきます。 右側に壊れた小屋が見える所まで来るとがあります。 角にはが立っていて、 正面の道は「大江山スキー場」、左の道は「普甲山471.1m」「三等3角点10m」、今来た道は「元普甲道」となっています。 標識に従って左へ進んでいくと、萱が刈り払われた所に角が欠けていない綺麗な「不孝峠」があります。 ここが地形図に載っている471.1m峰普甲山になるようです。 茶屋ヶ成から9分ほどの所になります。
標識が立つまで引き返して、その先へ登っていきます。 萱が次第に減ってくると、太陽光発電のソーラーパネルが設置された標高480mほどの広い高みに着きます。 茶屋ヶ成から13分ほどの所になります。 金網柵に取り付けられた標識によると「大江山第二太陽光発電所」というようです。 金網柵に沿って右へ進んでいくとが見えます。 正面には大笠山から続くが見えます。 金網柵に沿って左へ進んでいくとが広がります。
の左側を降っていきます。 緩やかな道になると、右側の広い所にの昇降場がありますが、もう使われることはないのでしょうか。 広い所を過ぎるとになります。 道の脇が広くなった所を右へ曲がって降っていきます。
色付いた木々を眺めながらを降っていきます。 正面にはスキーリフトが設置されたが見えます。 左下には太陽光発電のが沢山見られます。 コンクリート打ちされたに沿って降っていきます。 スキー場の客用と思われる広いを左に眺めながら進んでいきます。 辺りが開けて来ると、スキーやスノーボードをレンタルする建物の脇に出ます。
普甲峠
右側にあるスキーリフトの昇降場やなどを眺めながら進んでいきます。 左へ曲がりながら降っていくと、普甲峠から辛皮駅へ続くに出ます。 災害復旧工事のために通行止めになっている道を見送っていくと、府道9号にあるに出ます。 茶屋ヶ成から30分ほどの所になります。 脇には 「」、 「」、 「丹後天橋立大江山国定公園」などのが設置されています。 「ようこそ宮津・天橋立へ」「宮津市観光案内図」と題した案内図には「」があります。 右へ曲がっていくと、車を止めておいた駐車スペースがすぐの所にあります。
大江山伝説のみち普甲峠コース
盛林寺 戦国時代末期に創建された禅宗寺で、数々の文化財があります。 境内墓地には、明智光秀の首塚と称する宝篋印塔があります。
宮津街道石畳道 宮津藩主京極高広により京街道として切り開かれたもので、当時の石畳が所々に残っています。 文化庁「歴史の道百選」に選定されています。
大江山ロッジ
バンガロー村
スキー場
ハイキング、キャンプ、スキーと大江山連峰の四季折々の自然を満喫できる施設が揃っています。
大江山ロッジ〜盛林寺:4.9km
大江山ロッジ〜宮津駅:8.7km
大江山ロッジ〜辛皮駅:4.4km
丹後天橋立大江山国定公園
丹後半島海岸地区  丹後天橋立大江山国定公園は丹後半島の「海岸と美しい海」、半島中央の「高原と多様な自然」、 大江山を中心とした「連峰と雄大な景観」が見られます。 丹後半島海岸地区は日本海に面し、砂丘や奇岩、砂州、島、岬など、さまざまな海岸景観が見られます。 また、浦島伝説や日本三景の天橋立、伊根の舟屋など歴史・文化景観も多様です。
世屋高原地区  世屋高原地区は丹後半島のほぼ中央に位置し、標高500m〜600mの稜線が連なる高原です。 この地区は、近畿でも有数のブナ・ミズナラ等の落葉広葉樹林や希少な動植物、渓流、湿原、山頂から真下に海を見下ろす半島ならではの眺望景観があり、 棚田などの文化景観を含み、さまざまな自然風景を見ることが出来ます。
大江山連峰地区  大江山連峰地区は丹後半島の南に位置し、標高600m〜800mの稜線が東西に連なっている連山地形です。 連山の山頂からは360度の視界が広がるパノラマ景観や、稜線からの山間景観、鬼嶽稲荷神社から見る雲海など、 さまざまな自然風景を見ることができます。
環境省・京都府
ようこそ宮津・天橋立へ
宮津市観光案内図
ご案内
天橋立まで約13km車で約20分
宮津市街地まで約10km車で約15分
丹後由良まで約20km車で約35分
大江山ハイキングコース
大江山スキー場…2.7km・55分…航空管制塔…0.5km・10分…鬼の岩屋…2.0km・40分…鍋塚…1.7km・40分…鳩ヶ峰…1.0km・20分…千丈ヶ嶽