概 要 |
城山は豊岡市竹野町にある標高312.0m(点名:多田)の山です。
山頂まで分かり易い道が続いています。
山頂の北側が開けていて、竹野の街や猫崎半島などを見渡せる眺めが広がります。
今回は切浜川沿いの林道から尾根に登り、城山まで往復してから今坂峠へ降るルートを歩きます。
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起 点 |
豊岡市竹野町 切濱地区
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終 点 |
豊岡市竹野町 切濱地区
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切濱地区…登り口…十字路…踊り場…城山…踊り場…十字路…小峰…鞍部…小峰…降り口…小峰…切浜配水池…今坂峠…今坂地蔵尊…切濱地区
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所要時間 |
2時間30分
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歩いて... |
林道から尾根に登る道は一般的なルートではありませんが地形図に破線で載っていて、
廃道気味ながら歩き難くはありませんでした。
3年前に来た時にあった尾根を塞ぐ多くの倒木は切断されて片付けられていて、歩き易くなっていました。
山頂の手前や今坂峠へ降る尾根には急傾斜の所がありますが、ロープが張られていて助かりました。
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関連メモ |
城山,
城山,
城山,
城山
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切濱地区
竹野地区から県道11号を西進していきます。
僅かな峠を越えて降り始めると、休暇村竹野海岸方面への道が右へ分かれていきます。
その道を見送って進んでいくと、切浜川に架かる切浜橋を渡った所の路肩が広がって駐車スペースになっているので、
ここに車を止めました。
脇には近畿自然歩道のがあります。
も載っていますが、今回登る城山の名前は見られません。
近畿自然歩道 兵庫県北端猫崎半島をめぐる道(切浜バス停〜竹野浜バス停)
近畿自然歩道は、私達の生活が近代化する中で、自然の残っている地域や名所・旧跡を帯状に結び、
身近に歴史や自然とふれあえるよう整備したものです。
コースには道しるべがありますのでそれにしたがってください。
【はさかり岩】
切浜から浜須井に向かう海岸道路の下の海から突き出した2つの岩柱の間に、
直径3〜4mの丸い岩が挟まった奇観で、そのために「はさかり岩」の名で呼ばれています。
【鷹野神社】
賀島天神など複数の神を祭神として祀り、船絵馬や方角石など北前船の遺産を多く残しています。
「浜の天神さん」として親しまれています。
【北前船】
竹野は北前船の寄港により、江戸時代から明治末期にかけて海漕業の村として栄えました。
館内の北前船資料室には、各地の文化・風俗を運んだ商船、北前船の歴史を物語る貴重な資料が展示されています。
【竹野浜】
遠浅の澄んだ海と白い砂浜、山陰海岸随一の海水浴場として古くから知られています。
5月の「北前まつり」や7月の花火大会等、様々なイベントが竹野浜を中心に繰り広げられます。
コースの見どころ
【淀の洞門】
切浜の北端の岬に、日本海の海蝕作用によって造られた洞窟は高さ約19メートル。
神代の昔よりあるといわれ、スサノオノミコトの伝説が語り継がれている。
【休暇村竹野海岸・竹野スノーケルセンター・ビジターセンター】
山陰海岸国立公園内での自然観察、野外活動の拠点施設として整備されたレクリエーションエリアです。
宿泊施設、野外活動施設があり、エリア内のスノーケルセンターでは、竹野海中公園の自然を紹介する展示、
スノーケリングによる磯や海中の自然観察指導を行っています。
【猫崎半島】
兵庫県最北端にあるこの半島は、沖合からみると猫が両耳を立てた姿に似ているのでこの名がついたと言われています。
半島の西側には波食棚が発達し、棚上には直径20〜50cmの甌穴群が見られます。
また、半島内の賀嶋公園からは、勇壮な日本海を望むことができます。
環境省・兵庫県
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少し引き返して、切浜橋を渡った所から南へ分かれていくに入っていきます。
切浜川に沿って軽く降っていくと、JR山陰本線の下をくぐる赤レンガ製のがあります。
トンネルを抜けて軽く登っていくと、切浜川が流れる谷筋にが続くようになります。
左右に広がる田畑を眺めながら、川沿いの緩やかなを進んでいきます。
左右の田畑に分かれていく小径や木橋を見送りながら進んでいくと、小屋の脇を過ぎていきます。
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良い香りを漂わせるがある畑地の下を進んでいきます。
林道を更に進んでいくと、川向かいに建つを過ぎていきます。
すぐにあるの脇を進んでいきます。
次第に狭まってくる谷筋に続くを進んでいきます。
左へ曲がり始める所まで来ると、積んだ石を固めた堰が心地よい水音を響かせていました。
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登り口
道端にあるを過ぎていきます。
道なりに左へ曲がっていくと、で囲まれた所があります。
フェンスには「肥料用」と書かれていますが、落ち葉などを堆肥にする場所でしょうか。
を眺めながら、植林地になった谷筋に続く林道を進んでいきます。
川向うに渡る木橋を見送っていくと、が左に現れます。
左を振り返ると、谷筋に入っていく小径があります。
地形図に破線で載っている道のようです。
駐車スペースから19分ほどの所になります。
林道はこの先にも続いていますが、今回はこの小径から城山へ登っていきます。
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少し右へ曲がりながら谷筋に入って、何本かあるを避けたりくぐったりしていきます。
倒木を過ぎてになると道が不明瞭になりますが、右寄りの歩き易い所を進んでいきます。
程なくして、僅かに水が流れるを横切っていきます。
緩やかな谷筋を進んでいくと、谷筋がに分かれています。
林道から2分ほどの所になります。
正面の谷筋は歩き難そうなので、左前方の谷筋を登っていきます。
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登り坂になったを登っていきます。
倒木も見られますが、それほど歩き難くはありません。
倒木を過ぎていくと、谷のに続く踏み跡を登っていきます。
倒木を跨ぎながら登っていくと、また谷筋が二俣に分かれています。
林道から5分ほどの所になります。
も登れそうな様子ですが、
僅かな踏み跡が見られるを登っていきます。
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十字路
正面に見えてくる尾根に向かって、を登っていきます。
倒木も少しありますが、往時には良く歩かれたであろう雰囲気が残る広めのが続いています。
少し曲がりながら続く踏み跡を登っていくと、左右に続く尾根にある鞍部に着きます。
林道から9分ほどで登って来られました。
左前方へ降っていく道と、左右の尾根に続く道とが交わる十字路になっています。
(*)が一般的な登山ルートになります。
左前方へ降り始める所にが立っていて、右の尾根は「城山」、左の尾根は「今坂峠」となっています。
城山へ向かう前に、ひと息入れていきます。
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右へ続くを軽く登っていきます。
所々の樹木には桃テープが巻かれていてルートを示しています。
3年前に来た時にはこの先にかけて多くのが道を塞いでいましたが、
この時には切断されて片付けられ、歩き易くなっていました。
緩やかになった尾根を進んで傾斜が増してくると、尾根のを回り込むように登っていきます。
尾根の背に出るとになります。
登り坂になってくると、樹木の名前を書いた小札を幾つか見かけるようになります。
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傾斜が緩やかになると、右の樹間からが少し見えます。
傾斜が増してくる尾根を登りながら振り返ると、などが見えてきます。
程なくして、尾根のを登るようになります。
道なりに左・右と曲がって登っていくと、緩やかなに出ます。
登り坂になって切断された倒木群まで来ると、緩やかな尾根になります。
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踊り場
すぐに登り坂になる尾根を進んでいくと、右の樹木越しにが見えてきます。
尾根の右肩や左肩を登ったりしながら、緩やかな所もあるの尾根を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて登り坂になると、が見られるようになります。
傾斜が増してきた尾根を登っていくと、踊り場のような所に着きます。
十字路から25分ほどの所になります。
中ほどには「山頂まであと少しです」のが立っていて、左へ続く道を指しています。
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尾根の左肩を登っていくと、程なくして僅かなになります。
すぐに登り坂になると、広めになった鞍部の左下に着きます。
右側にはがあります。
ここで道が分かり難くなりますが、正面の斜面にが張られていてルートを示しています。
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城山 (標高312.0m)
ロープに掴まりながら滑りやすい急斜面を登っていくと、
右へ曲がってを横切るように続いています。
ロープが終わった先を少し登って左に折れ曲がるとに出ます。
歩き易くなった尾根を登っていくと、小広くなった城山の山頂に着きます。
十字路から33分ほどで登って来られました。
山頂には「多田」があるので、
地形図に載っている312.0m峰になるようです。
中ほどの樹木には「城山」を示すが二つ取り付けられています。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
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山頂の北側が少し開けていて、などを眺めることが出来ます。
手前にはが広っています。
正面に突き出すのがで、
左の方にあるのがのある半島になります。
景色を眺めがら休憩していきました。
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踊り場
落ち着いたところで、を引き返していきます。
尾根を降って道なりに右折し、を横切るように続くロープが張られた道を降っていきます。
少し左へ曲がってロープに掴まりながらずり落ちるように降っていくとの右下に着きます。
尾根の右肩に続く道を少し登ってから降っていくと、標識が立つ踊り場に着きます。
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尾根の右肩を降っていくとに出ます。
少し右・左と曲がりながら降っていくと、になります。
尾根のや左肩を通ったりしながら、元来た尾根を淡々と降っていきます。
左右の樹間から僅かにを眺めながら降っていきます。
尾根の中ほどに樹木が生える所を過ぎていくと、を左・右と曲がって降っていきます。
城山から15分ほどの所になります。
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十字路
に出て、更に降っていきます。
が見える所を過ぎていきます。
背の高いが生える所を過ぎていきます。
尾根の右肩を降っていくと、標識が立つ十字路に戻ってきます。
城山から25分ほどで降りて来られました。
登ってきたを降っても良いのですが、
「今坂峠」の標識が指す桃テープも見られるを登り返していきます。
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小峰
所々に巻かれている桃テープを確認しながら、の斜面を登っていきます。
雑木林のに出ると、傾斜が緩んで歩き易くなります。
少し左へ曲がって、倒木も見られるを軽く登っていきます。
傾斜が増してくる尾根を登っていくと、左右に延びる尾根にある標高140mほどの小峰に着きます。
十字路から6分ほどの所になります。
尾根はも続いていますが、
桃テープに従って続く尾根を進んでいきます。
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鞍部
の尾根を進んでいきます。
程なくしてが目立つようになります。
右の樹間からを眺めながら降っていきます。
傾斜が緩やかになると、馬の背のようになった鞍部に着きます。
十字路から10分ほどの所になります。
緩やかな尾根を進んで登り始めると、左前方へ分かれていくがありますが、
正面の尾根を登り返していきます。
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所々に取り付けられている桃テープを確認しながらを登っていきます。
僅かなを過ぎて軽く降っていきます。
すぐにになる尾根を進んでいきます。
傾斜が緩んで来ると尾根の肩のような所に着きます。
右の樹間からはが見えます。
6年前に来た時には右側からこの辺りに登ってきたように思いますが、登り着いた所はよく分かりませんでした。
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小峰
歩き易くなったを軽く登っていきます。
次第にが目立つようになる尾根を登っていきます。
樹間から僅かに猫崎半島などを眺めながら登っていくと、標高160mほどの小峰に着きます。
十字路から15分ほどの所になります。
尾根は左へも延びていますが、桃テープが取り付けられたを降っていきます。
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降り口
が目立つ尾根を進んでいきます。
緩やかな高みを進んでいくと、程なくしてになります。
少し降っていくと浅いに着きます。
鞍部を過ぎて登り始めると、桃テープが巻かれた木が幾つかあります。
十字路から18分ほどの所になります。
右前方へ降るがあって、その先にも桃テープが巻かれています。
テープがないと尾根を登り返していくところですが、ここが今坂峠への降り口になります。
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右前方へ続くを降っていきます。
斜面を横切るように2分ほど降っていくとに出ます。
少し右へ曲がって降り始めると、傾斜が増した所にが張られています。
50pほどの間隔で結び目が作ってあって持ちやすいロープに掴まりながらを降っていきます。
ロープが終わった先へ降っていくと緩やかな尾根になります。
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緩やかになった尾根を進んでいくと、再びが増してきます。
緩やかになったを過ぎて登り返していきます。
登り坂になる尾根を進んでいくと、樹木が伐採されて明るくなった僅かな高みに着きます。
降り口から8分ほどの所になります。
ここで尾根が二手に分岐しています。
も歩けそうですが、見送っていきます。
ここは桃テープが巻かれている北向きに緩やかに続くを降っていきます。
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小峰
すぐに緩やかになる尾根を進んでいくと、右側にの眺めが広がってきます。
軽く登っていくと、僅かな起伏で続くになります。
軽く登るようになると、松の幼木が見られる小峰に着きます。
降り口から10分ほどの所になります。
3年前に来た時は桃テープが沢山取り付けられた竹の棒が右側に立っていたのですが、この時には左側に片付けられていました。
右側にはが広がります。
眼下に通るJR山陰本線を眺めていると、が通っていきました。
振り返ると、電波塔が幾つか立つも見えます。
先の方へ出てみると、も見えます。
ここで尾根が二手に分岐していますが、景色を眺めながらひと息入れていきました。
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落ち着いたところで、右側の松の幼木の間から東へ延びるを降っていきます。
尾根を少し降っていくと、伐採された松の木が散乱気味ながら、緩やかでになります。
左の樹間からのある半島を眺めながら進んでいきます。
少し左へ曲がって傾斜が増してきた斜面を降るようになると、再びロープが張られています。
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急な尾根をロープに掴まりながら降っていくと、程なくしては終わりになります。
が目立つようになった尾根を降っていきます。
も見られる尾根を降っていきます。
傾斜が増してくる尾根を降っていくと、白い屋根のようなものが右下に見えてきます。
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切浜配水池
尾根の中ほどに生えるの所まで降ると、右下に金網柵が見えてきます。
この辺りで道がはっきりしなくなりますが、大木の左側を降っていきます。
右へ曲がりながら降っていくとの脇に降り立ちます。
ここで道はなくなりますが、右側の金網柵と擁壁の間のを進んでいきます。
建物の前に出ると、が登ってきています。
振り返ると「切浜配水池水位発信盤」の銘板が取り付けられていて、この建物は切浜配水池というようです。
眺めが広がる小峰から8分ほど、十字路から39分ほどで降りて来られました。
これで山道は終わりになります。
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今坂峠
建物の前に続くを道なりに左へ折れ曲がっていきます。
堰提のような石垣が段々に続くを降っていきます。
僅かな竹林の先にあるを掠めて降っていきます。
下の方が明るくなって小屋が見えてくると、古タイヤが置かれて鎖が渡されたの先から舗装路になります。
少し右へ曲がりながら降っていくと、左右に通る道路に出ます。
標識類は見かけませんが、ここが十字路にあった標識が示す今坂峠になるようです。
切浜配水池から4分ほどで降りて来られました。
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今坂地蔵尊
車を止めてきた駐車スペースに向かってを進んでいきます。
程なくしてが見えてきます。
数段の石段まで来ると、その上に祠が建っています。
軒下に掲げられたによると今坂地蔵尊というようです。
祠の中には、前掛けをして赤い帽子を被せてもらったお地蔵さんが並んでいます。
内側の壁面には「」と題した文書が掲示されています。
村のはずれのお地蔵さん 今坂の地蔵尊
語り手 竹野町切浜 水田良夫さん(竹野支店管内)
豊岡市竹野町西区から切浜区にかけて町道が走っていた。
この道は急な坂道になっており、今坂と呼ばれている。
今坂の頂上には、約30cm〜1mの大小9体のお地蔵さんがまつられている。
これらのお地蔵さんは、切浜区とお寺で管理されており、平成17年6月にお堂を改築。
清掃や付近の草刈りなども欠かさず行っている。
また8月23日には、花や団子をお供えし、まつっている。
願い事を一つだけ必ず叶えてくださるという言い伝えがあり、今でも願いをかけてお参りする人も多い。
海岸道路が開通してから、この道は旧道となり、現在では、主に学生の通学路として使用されている。
こうしてわれわれ住民が安全な暮らしをおくることができるのもお地蔵さんに見守り続けてもらっているおかげ。
これからも区民で守っていきたい。
お堂の左右の横にシャクナゲを植え、各3ヶヅツつぼみをつけて春にはきれいに咲くことでしょう。
平成22年10月 良夫 84才
(附近の草刈りは増田輝夫さんがしてくださっている)
奉納 今坂地蔵尊御詠歌
今坂の 海を見晴らす 地蔵尊 願う心は 涼しかるらん 合掌
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切濱地区
今坂地蔵尊の先へ続く道路を進んでいくと、の傍を軽く降るようになります。
右の尾根が低くなってくるとに出ます。
降り坂になった道路を西北西へ進んでいくと、を過ぎていきます。
大寧寺への坂道を左に見送っていくと、「P」の標識が立つを過ぎていきます。
最初に歩いていった簡易舗装路を左に分けて切浜橋を渡ると、車を止めておいた駐車スペースがあります。
今坂峠から12分ほどで到着しました。
右側には切浜漁港や切浜海水浴場がある海が広がっています。
はさかり岩や淀の洞門が近くにありますが、訪ねるのは省略しました。
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