瀞川山
概 要 瀞川山は香美町村岡区にある標高1039.3mの山です。 山頂の東側が開けていて、山並みを見渡すことが出来ます。 瀞川・氷ノ山林道を通ってすぐ近くまで車で登ることもできますが、今回はハチ北高原から林道に出て山頂へ向かいます。 山頂から少し引き返して笹尾根を野間峠駅まで歩き、自然観察歩道を経てハチ北高原へ戻るルートを歩きます。
起 点 香美町村岡区 大笹地区
終 点 香美町村岡区 大笹地区
大笹地区…瀞川・氷ノ山林道…笹尾根入口…瀞川山山頂すぐ駅…瀞川山…瀞川山山頂すぐ駅…笹尾根入口…展望地…展望地…934m峰…野間峠…935.1m峰…989m峰…野間峠駅…マロニエ広場…自然観察歩道…大笹地区
所要時間 4時間00分
歩いて... ハチ北高原から瀞川・氷ノ山林道へ出る山道の入口は分かりませんでしたが、その途中から登ることが出来ました。 地形図で見ると緩やかに見える笹尾根コースですが、登り降りが結構ありました。 山道にはまだ夏草が伸び切っていなくて助かりました。 少し雲が広がっていたのが残念ですが、各所から山並みを眺めることが出来ました。
関連メモ 瀞川山, 鉢伏山, 瀞川山
コース紹介
大笹地区
香美町を通る国道9号の兎和野高原口交差点から県道89号に入っていきます。 「ハチ北高原」などの看板が出るを左折していきます。 木の殿堂但馬高原植物園を過ぎて大笹地区を突き当たりまで進んでいくと、 ハチ北高原にある駐車場に着きます。 駐車場は車道の両側にありますが、今回は左側の駐車場に車を止めました。 車道の突き当たりには「」があります。
右側の駐車場にあるの右側の坂を登り、道路に出て右へ進んでいきます。 「ロッジあさひ」へのを見送って、僅かな植林地へ入っていきます。 小さな沢の上を過ぎて僅かな植林地を抜けると、左への曲がり角にがあります。 「プチコテージ エルム」などの標識が指す右の道へ入って野間ゲレンデを横切っていくと、少し曲がったがあります。 正面にあるプチコテージ エルムの前を左折して、ゲレンデ管理用作業道を登っていきます。 「告知」の看板が出ていますが、自動車に対するものだと解釈して進んでいきます。
告知
この道路はゲレンデ管理用作業道です。 関係者以外の通行は固くお断り致します。
鉢伏開発観光株式会社、大笹区
左前方にを眺めながら、 次第に傾斜が増してくる坂道を息を弾ませながら登っていきます。 程なくしてを進むようになります。 地形図にはこの辺りから野間峠へ続く破線の道が描かれているので探しながら登っていきますが、それらしい道は見掛けませんでした。 傾斜が緩やかになってくると、道は曲がっていきます。 スキーリフトの下を過ぎていくと、隣のハチ北中央ゲレンデに出ます。 リフトの支柱の傍にはゲレンデのが立っています。 左側にはが広がります。
地形図に載っているリフトは現状と合っていません。 「ハチ北高原ガイドマップ」が現状に合っていて、 野間ゲレンデにあるのが「野間ペアリフト」で、 ハチ北中央ゲレンデにあるのは「野間クワッドリフト」と「中央クワッドリフト」というようです。 「野間ペアリフト」と「野間クワッドリフト」の麓の乗り場は隣り合った所にあります。
スキーリフトの下を過ぎて、道なりに曲がりながら登っていきます。 同じスキーリフトの下を過ぎて森の傍までいくとがあります。 ゲレンデ管理用作業道(*)は左へ曲がっていきますが、ここから右のを進んでいきます。 緩やかな道を進んでいくと、広くなった先にリフトのがあります。 駐車場から26分ほどの所になります。 リフトの脇へ出てみると、先ほど歩いてきた野間ゲレンデの先に山並みが広がっていました。
*左へ曲がっていくゲレンデ管理用作業道は「鉢伏山」を参照。
左にある丘へ続くを登っていきます。 すぐに夏草が茂る開けた丘に出て少し右へ曲がり、 左前方にへ続く林道のガードレールを眺めながら進んでいきます。 広めの踏み跡を辿りながら進んでいくとになります。 軽く降っていくと僅かな鞍部に着きます。 写真ではよく分かりませんが、左右に通る踏み跡があります。 標識類は見掛けませんが、地形図に破線で載っている道のように思えます。 右のはあまり歩かれていない様子ですが、 何処から登ってくるのか気になります。 ここは、左の森の中へ入っていくを進んでいきます。
入口付近は頼りなさそうな道ですが、森へ入ると明瞭なになります。 雑木林の斜面を横切るように進んでいくと分岐があります。 森へ入って1分ほどの所になります。 標識類は見掛けず、どちらの道を進めばいいのか迷う所です。 過日に確かめたところ、左前方の道は大池の西側を経て自然観察歩道へ続いているので、 右前方へ続く道を登っていきます。
軽く登ったり緩やかになったりしながら続く道を進んでいくと、樹木に取り付けられたも見掛けます。 程なくしてがあります。 正面の踏み跡は左から回り込んでいく山道の近道になっていて、すぐ先で合流します。 近道を合わせていくとも見られます。 所々に取り付けられている桃テープを確認しながら、階段混じりのを進んでいきます。 雑木林の斜面を横切るように登っていくと、左から登ってくる山道が合流してきます。 森へ入って5分ほどの所になります。 は何処から来るのか気になりますが、正面に続く山道を登っていきます。
瀞川・氷ノ山林道
自然石・コンクリート・角柱などの階段混じりのを登っていきます。 正面がなってくると、夏草が茂って道が分かり難くなりますが、 草の下を確認すると、角柱の階段が曲がりながら続いています。 右・左と曲がって登っていくと、舗装された瀞川・氷ノ山林道に出ます。 森へ入って7分ほど、駐車場から37分ほどで登って来られました。 登って来たを振り返っても夏草が茂るばかりで、 階段があることが分かり難くなっていますが、 出た所の左前方にある「14.2」が目印になります。 地形図には正面の斜面から野間峠へ続く道が描かれていますが、樹木が茂るばかりでよく分かりませんでした。
左へ続く林道は50mほど先で未舗装になるのが見えますが、 続く緩やかな林道を進んでいきます。 1分もしない所にある「14.2」を過ぎていきます。 少し登り坂になった林道を進んでいくと分岐があります。 林道に出た所から2分ほどの所になります。 入口には白い標柱「14.1」や「森林管理道 瀞川・氷ノ山線(路網拠点林道)」の標識が立っています。 右側を振り返るとが見えます。 を2分ほど登っていくと野間峠に出られますが、 このまま正面の林道を進んでいきます。
森林管理道 瀞川・氷ノ山線(路網拠点林道)
延長51.9米 幅員3米
施工者 兵庫県
管理者 兵庫県
「起点から14.0km」「終点から6.4km」を過ぎていくと、 右側が開けてきてを眺められるようになります。 白い標柱「13.6」を過ぎて左へ曲がっていくと、更にが広がってきます。 白い標柱「13.4」を過ぎていくと、車を止めてきたもよく見えました。 振り返ってを眺めたりしながら進んでいくと、 コンクリート打ちされた切り立った法面を左へ曲がっていきます。 林道に出た所から15分ほどの所になります。
笹尾根入口
白い標識「13.3」を過ぎていくと、「13.2」が立っています。 「13.1」の辺りまで来ると、右側が開けて山並みを見渡せるようになります。
「起点から13.0km」「終点から7.4km」を過ぎていくと未舗装路になります。 左の尾根が低くなってくると、山道が左へ分かれていきます。 林道に出た所から24分ほどの所になります。 入口にはが立っていて、 左の山道も正面の林道も「笹尾根コース(瀞川山山頂すぐ駅)」となっています。 今回はここから笹尾根に入っていきますが、その前に林道の少し先にある瀞川山へ登ります。
瀞川山山頂すぐ駅
右に広がるを眺めてから、 少し左へ曲がりながら続くを進んでいきます。 「12.8」を過ぎて、少し右へ曲がっていきます。 僅かに左へ曲がりながら登っていくと、「瀞川山山頂すぐ駅」の標柱や「(3)瀞川山山頂すぐ駅について」と題した案内板が設置されています。 林道に出た所から28分ほどの所になります。 「」や「」が写真付きで載っています。 主な山の名前を記した「」と題した写真も載っています。 案内板のすぐ先に、瀞川山への南側のがあります。
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、鉢・瀞川ルート)
(3)瀞川山山頂すぐ駅について
瀞川山(1,0939m)がすぐ近くにあり、林道から分岐する登山道を利用すれば10分ほどで山頂に登頂できます。 山頂からは、但馬中央山脈をはじめ、ハチ北〜東鉢伏方面を一望できます。 駅は、南側の登山口がある箇所です。
この場所は、ルート起点より6.5km、標高980m。
(前駅) 徒歩での所要時間 (次駅)
(2)瀞川平カラマツ並木駅 …70分,2.3km… (3)当駅 …70分,2.3km… (4)野間峠駅
入口に落ちている「瀞川山頂」の標識を過ぎて、両側に笹や雑木が茂るを登っていきます。 すぐにに出て、少し曲がりながら続く緩やかでよく踏まれた道を進んでいきます。 僅かに降っていくと、樹木が減ってに出ます。 右側の樹間から少しが見えました。 再び植林地に入って僅かな起伏がある道を進んでいくと、再び明るい所に出ます。
になった道を進んでいきます。 植林地の縁を登って緩やかになるとが立っていて、 この先の道は「瀞川山頂」、今来た道は「林道」となっています。 登り坂になった道を進んで明るい所に出ると、右側には山並みが広がってきます。
瀞川山 (標高1039.3m)
引き続き、の縁を進んでいきます。 少し登って緩やかになるとが見えてきます。 開けた道を真っ直ぐ登っていくと、小広くなった瀞川山の山頂に着きます。 登山口から10分ほどで登って来られました。 中ほどには「瀞川山頂(標高1039m)」のが立っています。 その手前には二等三角点「高尾」もあるので、地形図に載っている1039.3m峰になるようです。
山頂から見える山を記した少し壊れかけた標識も立っていて、左から 「蘇武岳 標高1,074m」「妙見山 標高1,139m」「須留ヶ峰 標高1,053m」「扇ノ山 標高1,310m」となっています。 西側は樹木が茂っていますが、東側の180度ほどが開けていて、山並みを見渡せる眺めが広がります。
右側にはがよく見え、 眼下にはを見下ろせました。 お昼には少し早い時刻でしたが、広がる眺めを楽しみながら昼食タイムにしました。
お腹が満ちて景色も堪能したら、瀞川山から下山していきます。 登ってきた道を引き返しても良いのですが、北東方向の尾根に続く道を降ることにしました。 登ってきた道よりも少しを緩やかに進んでいきます。 少し降り坂になると、木の階段が始まる所にが頭を出しています。 その上に出て見ると、が広がる展望岩になっています。
少し左へ曲がって、傾斜が増してきた所に設置された広い木の階段を降っていきます。 途切れながら続くを右・左と曲がりながら降っていきます。 植林地に続く広い道を降って緩やかになるとがあります。 脇には半壊した簡易トイレがあります。 角にはが倒れていて、右の道は「林道1000m(林内歩道経由)」、正面の道は「林道50m」となっています。 「瀞川山」の板もあって、今降ってきた道を指しています。 (*)は林内歩道のようで興味はありますが、遠回りになりそうなので見送っていきます。 正面の道を左へ曲がりながら降っていきます。 簡易トイレを過ぎて木の階段を降っていくと、左右に通る瀞川・氷ノ山林道に出ます。 瀞川山から6分ほどで降りて来られました。 ここが瀞川山山頂すぐ駅の案内板に載っていた北側の登山口になります。 出口には「瀞川山頂」のが立っていて、今降ってきた道を指しています。
*後日に右の道を歩きました。(「瀞川山」を参照)
瀞川山山頂すぐ駅
左へ続く林道を軽く登っていきます。 白い標柱「12.1」を過ぎていくと、のような所を過ぎていきます。 軽く降っていくとがありますが、左の林道は見送っていきす。 白い標柱「12.2」や「12.3」を過ぎていくと、太い鉄管が埋設されたを過ぎていきます。 白い標柱「12.4」を過ぎて登り坂になるとがありますが、右の林道は見送っていきます。 白い標柱「12.5」を過ぎて、緩やかになった林道を進んでいきます。 降り坂になって白い標柱「12.6」を過ぎて正面が開けてくると、南側の登山口がある瀞川山山頂すぐ駅に着きます。 北側の登山口から9分ほどの所になります。
(北側の登山口から右へ続く林道は「瀞川山」を参照)
笹尾根入口
少し右へ曲がりながら続くを軽く降っていきます。 左へ曲がるようになると、「12.8」を過ぎていきます。 正面に広がるを眺めながら進んでいくと、カーブミラーがある所を右へ曲がっていきます。 右の尾根が低くなってくると、笹尾根の入口に着きます。 北側の登山口から14分ほどの所になります。 左に広がるを眺めてから、右のへ入っていきます。
入口付近は道がはっきりしませんが、すぐにになります。 左へ曲がって、両脇にが茂る道を登っていきます。 雑木林の森を抜けると、シートが被せられたに出ます。 笹尾根入口から2分ほどの所になります。 標識などはありませんが、ハングライダーやパラグライダーの発進場でしょうか。 道は不明瞭になりますが、シートに沿って登っていきます。 シートの角まで来て左へ曲がると、その先に山道が現れます。 左には山並みを見渡せる眺めが広がります。
少し登っていくとに着きます。 高みを過ぎて軽く降っていくと、左側にが広がってきます。 緩やかになる所もあるの尾根を進んでいきます。 道は明瞭に続いていて、夏草も伸び切っておらず、歩き易くなっていました。 軽く降っていくと、左側がに出ます。 笹尾根入口から8分ほどの所になります。 左には山並みが広がります。
展望地
になった尾根を進んでいきます。 降り坂になってくると、正面にが見えてきます。 緩やかになった所から登り返していくと、岩が幾つか露出するに着きます。 高みを越えて、軽いになる尾根を進んでいきます。 緩やかな所もある降り基調の尾根を進んでいくと、正面に鉢伏山が見える開けた所に出ます。 左側に山並みが広がる展望地になっています。 笹尾根入口から14分ほどの所になります。
左を振り返ると、瀞川・氷ノ山林道にあったコンクリート打ちされたが見えます。
展望地
眺めを確認したら、になった尾根を進んでいきます。 程なくして、になります。 緩やかな尾根を進んでいくと、先ほどと同様の眺めが広がる展望地があります。 笹尾根入口から16分ほどの所になります。
左下すぐの所にが見えます。
左に広がる山並みを眺めながら進んでいくとになります。 に着くと、かつては標識だった雰囲気のする木の柱があります。 少し右へ曲がって高みの先へ降っていくと分岐があります。 笹尾根入口から18分ほどの所になります。 戻るように続く道はあまり歩かれていない様子なので見送って、 左の樹木の袂にある黄色い矢印の標識に従って、曲がっていく道を降っていきます。
934m峰
程なくして緩やかになる道を進んでいくと、軽いになります。 樹木が減ってに出ると、 左から合流してきます。 笹尾根入口から20分ほどの所になります。 瀞川・氷ノ山林道の方向から登って来るようですが、林道を歩いている時にはそれらしい道に気が付きませんでした。 林道へ続いているのならショートカットとして使えそうですが、確かめるのは省略しました。 右前方へ続く道を進んでいくと、広くなったの尾根を登るようになります。 坂を登り切ると高みに着きます。 標識類は見掛けませんが、ここが地形図に載っている934m峰になるようです。 笹尾根入口から21分ほどの所になります。
少し右へ曲がって、になった尾根を進んでいきます。 降り坂になると、樹木越しにが見えてきます。 緩やかになったりする所もあるの尾根を進んでいきます。 正面に鉢伏山を眺めながら尾根を進んでいきます。
植林地と雑木林を分けるを降っていきます。 左下の樹間に見えてくるを眺めながら進んでいきます。 森を抜けると、正面に鉢伏山が見える所に出ます。 左には山並みを見渡せる眺めが広がります。
正面に聳えるを眺めながら降り始めると、鎖が設置されています。
野間峠
砕石も見られる尾根を降っていくと、舗装された林道が横切る鞍部にあるに着きます。 笹尾根入口から30分ほどの所になります。 脇には「笹尾根コース」のが立っていて、前後に続く尾根を指しています。 他に標識類は見掛けませんが、ここが地形図に載っている野間峠になるようです。 左から登ってくるは、瀞川・氷ノ山林道の白い標識「14.1」があった所から分かれてくる道になります。 左の林道に出てみると、先ほどと同様の山並みを見渡せる眺めが広がります。
正面へ登っていく尾根道の左側には、板で封鎖されたがあります。 これが地形図に載っている尾根を越えていく破線の道のようですが、笹などが茂っていて歩ける様子ではなく、廃道になっているようです。 右の林道はすぐ先で行き止まりになっています。
935.1m峰
ひと息入れてから、正面に続くを登っていきます。 急な尾根を息を弾ませながら登っていくと、少しに着きます。 左に広がるを眺めてから、再び傾斜が増してくる尾根を喘ぎながら登っていきます。 傾斜が緩やかになってくると、小広い高みに着きます。 野間峠から6分ほどの所になります。 中ほどには「名ヶ谷」があるので、地形図に載っている935.1m峰になるようです。 先ほどと同様なを左に眺めながら、急坂を登ってきた疲れを癒していきました。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
落ち着いたところで、高みの先へ続くを降っていきます。 緩やかになった先へ登り返していくと、に着きます。 振り返るとが見えます。 高みを過ぎるとになります。 緩やかになった尾根を進んで僅かに登り坂になると、尾根に尖った岩が露出しています。 野間峠から10分ほどの所になります。
岩の間を抜けていくとになります。 正面にを眺めながら進んでいきます。 登り坂になって少しを過ぎていくと、 先ほどと同様ながあります。 野間峠から12分ほどの所になります。 岩の間を抜けて急な尾根を登っていくと、緩やかな尾根になります。
程なくしてになります。 緩やかになった所を過ぎて、登ったり緩やかになったりするの尾根を進んでいきます。 尾根を登っていくと、少し傾斜が緩んだのような所に着きます。 左側にはが広がります。 更に尾根を登っていくと、僅かな高みに着きます。
高みを過ぎて軽く降っていくと、になります。 左前方にを眺めながら、登り坂になってくる尾根を進んでいきます。 軽く登ったり降ったりしながら続くを進んでいきます。 樹木越しに少しが見える所を過ぎていきます。 尾根を登っていくと、岩が幾つか剥き出した高みに着きます。 野間峠から23分ほどの所になります。
989m峰
岩を過ぎて軽く降っていくと、になります。 程なくしてになる尾根を進んでいきます。 振り返ってを眺めたりしながら尾根を登っていきます。 やがて、明るくなった高みに着きます。 標識類は見掛けませんが、この辺りが地形図に載っている989m峰のようです。 野間峠から26分ほどの所になります。 左側が開けていて、を眺められます。
正面に鉢伏山を眺めながら、になった尾根を進んでいきます。 程なくしてが見えてきます。 以前に来た野間峠駅がある所だと思いながら降っていくと、になります。 再び降り坂になると木の階段が現れます。 写真では良く分かりませんが、かなり急な階段です。 段差が高い上に木がなくなっている所もあって、スムーズに降っていけません。
野間峠駅
足元を確認しながら慎重にを降っていきます。 程なくして、右側にが見えてきます。 すぐ下には瀞川・氷ノ山林道から分かれてとちのき村へ降る野間林道が見えます。 階段が終わって歩き易くなったを降っていきます。 樹木がなくなって開けてくると、瀞川・氷ノ山林道に降り立ちます。 野間峠から34分ほどで着きました。 降り立った所には「笹尾根コース(野間峠駅)」のが立っていて、今降ってきた道を指しています。 傍には「野間峠駅」の標柱や「(4)野間峠駅について」と題した案内板も設置されていて、 「」が載っています。 起伏が結構あった笹尾根を歩いてきた疲れを癒しながら、ひと息入れていきました。
(正面へ続く瀞川・氷ノ山林道と、少し先から戻るように右へ降っていく野間林道鉢伏山を参照)
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、鉢・瀞川ルート)
(4)野間峠駅について
西には、氷ノ山から延びる青ヶ丸1239m、中ノ丸、仏ノ尾1227mが連なり、 東には但馬中央山脈(妙見山〜蘇武岳〜三川山)が広がり、東西の雄大な兵庫の山並みが見える、旧村岡町と旧美方町の境の峠(標高890m)です。 また、ここはハチ北スキー場のゲレンデコースの一部になっています。 峠からは、(旧)美方町法面へと通ずる「野間林道」が分岐しており、『尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」』へのアクセス道になっています。 峠の直下の村岡側には湿地環境を持つ「大沼」があり、まとまった雨が降ると溜まった水が見えます。 この沼には昔大蛇が住み、近くを通る旅人を沼の中に引き込んでしまうという昔場なりが伝えられていました。
この場所は、ルート起点より8.8km、標高890m。
(前駅) 徒歩での所要時間 (次駅)
(5)ハチ北展望駅 …40分,1.3km… (4)[当駅] …70分,2.3km… (3)瀞川山山頂すぐ駅
マロニエ広場
落ち着いたところで、車を止めてきたハチ北高原へ向かって、 案内板の正面からを降っていきます。 夏草が生い茂ってはいますが、まだ伸び切っておらず、歩くのに支障はありませんでしたが、 横方向に続くのような窪みが何箇所に設けらているので、足を取られないよう注意しながら降っていきます。 次第に傾斜が緩やかになってくるとの端に出ます。 野間峠駅から5分ほどで降りて来られました。 左にある大木を過ぎていくと「自然観察歩道を利用される方へ」と題した案内板があって、も載っています。 案内板の先にあるゲレンデ管理用作業道を降っても駐車場へ戻れますが、 少し手前にある大木の脇から分かれていくを歩いていきます。
マロニエ広場を通るゲレンデ管理用作業道は「鉢伏山」を参照)
自然観察歩道を利用される方へ
ここハチ北高原大池・先大池(大沼・先大沼)は、氷ノ山後山那岐山国定公園にある、県でも有数の高層湿原となっています。 高原性の植物や湿地性植物などの貴重な群生が随所に見られ、それらを餌場とする昆虫・鳥獣の繁殖地でもあります。 しかし、近年地球温暖化などの影響によって、湿原の乾燥化がすすみ、その豊かな植生が失われつつあります。 そこで、地元及び兵庫県、香美町を中心に、平成19年からこれらの自然環境を計画的に保全する活動がスタートしました。 この豊かな自然を未来に遺していくためには、利用される方々がマナーを守っていただくとともに、 一人ひとりが日常の生活や活動の中で保全活動を実践していただくことが必要です。 これらの趣旨をご理解の上、自然環境の保全と適切な利用にご強力いただきますようお願いします。
自然観察のポイント
このエリアでは、自然観察歩道を設けています。貴重な植物を踏みつけないためにも、遊歩道をできるだけ歩きましょう。
鳥獣は静かに観察しましょう。
ハチ北観光協会
自然観察歩道
少しを過ぎて、右へ曲がりながら進んでいきます。 すぐにに続く歩き易い道になります。 右側の浅い谷筋はのようになっていますが、 これが案内図に載っている先大池でしょうか。 少しになった歩道を進んでいきます。 降るようになると道が不明瞭になってきます。
不明瞭ながら僅かにらしき所が続きます。 を跨いだりしながら降っていきます。 降り傾斜が増してくると、左右にが茂るようになります。 滑り易くなっているので、脇の笹に掴まりながら慎重に降っていきました。 かなり荒れていて、『本当にこれが歩道なのか』と思いながら降っていくと、 朽ち果てそうな木の階段も見かけるので、この道で合っているようでした。 滑らないよう注意しながら降っていくと、浅い谷筋に降り立ちます。
左前方にある植林地を進んでいくと、を跨いでいきます。 谷筋が広がってくるとになります。 正面が明るくなってくると大池が見えてきます。 このままへ続く歩道を進んでいくと大池の縁を経てゲレンデ管理用作業道へ出られますが、 大池をひと巡りすべくへ進んでいきます。
明瞭な踏み跡はありませんが、左前方へ進んで大池の畔まで来るとが現れます。 少し左側には野間峠へ登っていった山道の途中から分かれてきたの出口があります。 大池を巡るように設けられたを進んでいきます。 程なくしてボードウォークがしています。 左の斜面へ続くボードウォークはすぐ先で行き止まりになっています。 その10mほど上には先ほどの山道が通っているので、かつてはその山道へ登って行けたのかも知れませんが、 この時には明瞭な道は見掛けませんでした。 左へ分かれていくボードウォークを見送って真っ直ぐ進んでいくと、デッキのようなものがあります。 右側には大池を見渡せる眺めが広がります。
と折れ曲がりながら進んでいきます。 振り返るとが見えます。 大池の端の近くまで来ると、曲がっていきます。 再びあるのようなものを過ぎていくと、 更に右へ曲がって山際を進むようになります。
少し左へ曲がる所まで来ると、またのようなものがあります。 振り返ると、へ続く林道のガードレールが見えました。 山際に続くボードウォークを更に進んでいくと、またのようなものがあります。 少し左へ曲がりながら進んでいくと、自然観察歩道の出口になります。 ボードウォークの入口から9分ほど、自然観察歩道の入口から26分ほどで歩いて来られました。 出た所にはゲレンデ管理用作業道が通っていて、 入口にあったのと同様の「自然観察歩道を利用される方へ」と題したに加えて、 「郷土記念物 大沼のハルニレ」の解説板があります。
郷土記念物 大沼のハルニレ
指定対象ハルニレ 1本
指定年月日平成9年3月28日
地域の人々の暮らしを永年見守ってきたこのハルニレは、地域のシンボルとして親しまれている。 県内最大のハルニレの巨木である。
兵庫県
ハチ北中央ゲレンデに続く元来たを降っていきます。 野間峠へ登っていく山道へ続く未舗装路を左に分けて、の下を過ぎていきます。 正面に広がるを眺めながら降っていきます。 道なりに左へ曲がっていくと、同じスキーリフトの下を過ぎていきます。
緩やかになったを降っていきます。 スキーリフトの下を過ぎるとに出ます。 道なりに右へ曲がって、坂道を降っていきます。 ロッジや山並みを眺めながら、傾斜が増してくるを降っていきます。 息を弾ませながら登ってきた道ですが、降る時は快調であります。 今回登ったを左前方に眺めながら降っていくと、 プチコテージ エルムがある少し曲がった四叉路に着きます。 右へ曲がっていく元来た道を歩いても良いのですが、 曲がり角から分かれてゲレンデに続く草が刈られたを降ることにしました。
大笹地区
道なりに曲がりながら緩やかに降っていくと、 「野間ペアリフト」と「野間クワッドリフト」のがあります。 木片チップが敷かれた所を過ぎて草地を抜けるとに出ます。 ロッジあさひの横に続く正面の道を進んで僅かな坂を登ると、広いに出ます。 駐車場を横切っていくと、車を止めておいた駐車場が車道の向かい側にあります。 ゲレンデ管理用作業道に出た所から22分ほど、野間峠駅から55分ほどで到着しました。