瀞川山
概 要 瀞川山は香美町村岡区にある標高1039.1mの山です。 山頂の南東側が開けていて、山並みを見渡すことが出来ます。 瀞川・氷ノ山林道を通ってすぐ近くまで車で登ることもできますが、 今回は南東側の車道からのルートを往復します。
起 点 香美町村岡区 口大谷地区
終 点 香美町村岡区 口大谷地区
口大谷地区…登山口…浅い鞍部…尾根の肩…稜線…瀞川山…瀞川山山頂すぐ駅…稜線…尾根の肩…浅い鞍部…登山口…口大谷地区
所要時間 2時間50分
歩いて... 登山口から尾根までは踏み跡が続いています。 尾根は藪漕ぎの必要はありませんが急傾斜の所もあって、何度も立ち止まりながらの登りとなりました。 標高980mほどの稜線に出ると、明瞭で広めの道が現れます。 尾根の途中から残雪がありましたが、多くても5cm程度で助かりました。 瀞川・氷ノ山林道には雪が20cmほど積もっていて、靴の中まで濡れました。
関連メモ 瀞川山, 瀞川山, 瀞川山
コース紹介
口大谷地区
香美町村岡区を通る国道9号の兎和野高原口交差点から県道89号に入って、登り坂になった車道を北上していきます。 リゾートヴィラハチ北への道を左に分けていくとがあります。 角には「木の殿堂」の看板や「但馬アルペンルート」の標識などが立っています。 左折して兎和野ハチ北線を登っていくとへの入口があります。 更に進んでいくとがあります。 口大谷地区へ入っていくとがあります。 角には広い駐車スペースがあります。 左の道を見送って降っていくと路肩が広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
登山口
萱が茂っていてはっきりしませんが、駐車地の右奥へ続くを進んでいきます。 砂利道になった所にあるを右へ進んでいきます。 軽く登った所にあるヘアピン状の曲がり角を過ぎて、 右へ曲がった少し先にあるを直進していきます。 次第に低くなる左の尾根を回り込んだ所にあるを左へ進んでいきます。 少し進んだ先を右へ曲がっていくと、左の植林地に桃テープが巻かれた樹木があります。 桃テープへ続く僅かな踏み跡もあるので、ここから植林地へ入っていきます。 駐車地から9分ほどの所になります。
次の分岐を左へ進んだ先にあるからも植林地に入っていけます。 少し入った所に桃テープが巻かれています。 (ルート図に緑色で表示)
桃テープが巻かれた樹木の右側を進んでいくと、が巻かれた樹木が右側に見えてきます。 少し先の曲がり角からの入口になります。 左に現れるを進んでいきます。 僅かな踏み跡を辿りながらを軽く登っていきます。 動物の足跡も続いていて、獣道のようになっています。 植林が疎らになると、次第に左右のが大きくなってきます。 露出した岩を抱くように根を張る切り株を過ぎていきます。
左右の傾きが急な斜面を横切るように進んでいくと、次第にがゴロゴロするようになります。 右側にある露出したには水が僅かに流れ落ちています。 石や岩が剥き出す所を登っていくと、左の谷にが見えてきます。 谷筋が狭まってくると、小滝の上流にあるに出ます。 沢を跨いだすぐの所から左へ戻るようにして続く踏み跡を登っていきます。
浅い鞍部
植林地のを横切るように登っていきます。 道なりに右へ曲がっていくと、道がになります。 少し登っていくと、左へ続くが現れます。 程なくして緩やかな浅い鞍部に着きます。 登山口から20分ほどの所になります。 正面にはが広がっています。 左側には僅かながあります。 周囲の様子を確認しながら、ひと息入れていきます。
尾根の肩
落ち着いたところで、を登っていきます。 に明瞭な道はありませんが、樹木は密生していないので藪漕ぎの必要はありません。 次第に傾斜が増してくる尾根を、脹ら脛を痛くしながら登っていくと、緩やかな尾根の肩に着きます。 浅い鞍部から8分ほどの所になります。 左を振り返ると、樹間からが見えます。 中ほどにはが落ちていました。 息が弾んで暑くなってきたので、着てきたウィンドブレーカーを脱ぎ、水分補給などをしながら休憩していきます。
落ち着いたところで、すぐに傾斜が増してくるを登っていきます。 小さく曲がりながら登っていくとが茂るようになりますが、 行く手を遮るほどではないので助かります。 振り返ってを眺めながら登っていきます。 イワカガミが生える尾根を登っていくと、次第に残雪が見られるようになります。 樹木に積もった雪が融けて雨のように落ちてきて、かなり濡れました。
稜線
が次第に近づいてくるのを眺めながら登っていきます。 雪で滑り易くなっているので足元に注意しながら登っていくと、益々が増してきます。 何度も立ち止まって呼吸を整えながら登っていきます。 左の樹間には目指すが見えます。 少しのようになる尾根を登っていきます。 次第に残雪が深くなってきますが、多くても5cm程度なので助かります。 次第に傾斜が緩やかになって右の尾根と合流すると、東西に延びる 標高980mほどの稜線に出ます。 尾根の肩から27分ほどの所になります。 雪が積もって分かり難くなっていますが、左にあるを進んでいきます。
尾根の背の左肩に続く緩やかでを少し曲がりながら進んでいきます。 軽いになる道を快調に進んでいきます。 少し登り始めると、右側にの曲がり角が見えてきます。 登り坂になる道を進んでいくと、左右に通る道に出ます。 稜線に登り着いた所から7分ほどの所になります。 正面には壊れたトイレがあります。 角には雪に埋もれたがあります。 雪を払い除けてみると「瀞川山」となっていて左の道を指しています。
はすぐに瀞川・氷ノ山林道に出られますが、 瀞川山へ向かってを登っていきます。 程なくして間隔の広いが現れます。 右から左へ曲がっていくと、階段が途切れてになります。 また現れる木の階段をひと登りすると、剥き出す岩があります。 眺めが広がる展望岩になっていますが、雪があって危ないので登るのは止めておきました。
瀞川山 (標高1039.1m)
になった道を進んでいきます。 軽く登るようになると瀞川山の山頂に着きます。 壊れたトイレがある分岐から7分ほど、麓の登山口から1時間13分ほどで登って来られました。 中ほどには雪に埋もれたが立っていて、「瀞川山頂(標高1039m)」となっています。 傍には三等三角点「高尾」があるので、地形図に載っている1039.1m峰になるようです。 以前に来た時には各方面に見える山の名前を記した標識もあったのですが、この時には見かけませんでした。 生憎の曇天なのが残念ですが、目の前には山並みを見渡せる眺めが広がります。
南西にはが見えます。 その背後に氷ノ山が聳えているのですが、曇天ではっきりとは見えませんでした。 北東の奥に聳えるのはでしょうか。 眼下に広がるを眺めたりしながら休憩していきます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
眺めを堪能したところで、に続く尾根を降っていきます。 傾斜が増す所を降っていくとになります。 雲が流れていって、の山頂付近が少し見えてきます。 植林地の縁に沿って降っていくとが立っていて、 この先の道は「林道」、今来た道は「瀞川山頂」となっています。 瀞川山から3分ほどの所になります。
瀞川山山頂すぐ駅
植林地の縁に続くを軽く降っていきます。 軽い登り坂になると、僅かなを越えていきます。 緩やかになった道を進んで降り傾斜が増し始めると、 左へ曲がっての斜面を降るようになります。 正面に鉢伏山を眺めながら降っていくと瀞川・氷ノ山林道に降り立ちます。 瀞川山から12分ほどの所になります。 林道に出た所には「瀞川山山頂すぐ駅」のが設置されています。 「」や「」が写真付きで載っています。 主な山の名前を記した「」と題した写真も載っています。
(南西へ続く瀞川・氷ノ山林道は「瀞川山」, 「瀞川山」を参照)
ひょうごの屋根・緑の回廊(瀞川・氷ノ山林道、鉢・瀞川ルート)
(3)瀞川山山頂すぐ駅について
瀞川山(1,0939m)がすぐ近くにあり、林道から分岐する登山道を利用すれば10分ほどで山頂に登頂できます。 山頂からは、但馬中央山脈をはじめ、ハチ北〜東鉢伏方面を一望できます。 駅は、南側の登山口がある箇所です。
この場所は、ルート起点より6.5km、標高980m。
(前駅) 徒歩での所要時間 (次駅)
(2)瀞川平カラマツ並木駅 …70分,2.3km… (3)当駅 …70分,2.3km… (4)野間峠駅
北東へ続くを進んでいきます。 起点から距離を示す「12.6」のを過ぎていきます。 降り坂になってくると、次第にが路面を覆うようになります。 深い所では20cmほどもあります。 新しい轍が続いています。 腹を擦った様子はないので、最低地上高の高いクルマが通ったようです。 100m間隔で続く白い標柱を確認しながら軽く降っていくと、雪が減って歩き易くなります。
程なくしてまたが増えてきます。 次第に靴の中まで濡れてきますが、引き返すのはイヤなので、このまま進んでいきます。 「12.1」の白い標柱を過ぎていくと、黄色い三角コーンの所から右前方へ登っていく道があります。 瀞川山山頂すぐ駅から10分ほどの所になります。 入口には「瀞川山頂」のが立っていて、右の道を指しています。 このまま林道を進んでいくと、途中から十石山を経て木の殿堂へ降りていけますが、 車を止めてきた駐車地から遠くなるので、登ってきた道を引き返すべく、右の道に入っていきます。
(この先の林道は「瀞川山」を参照)
林道からへ入ると、雪の量が減って歩き易くなります。 植林地の中を右へ曲がりながら軽く登っていくと、瀞川山の手前にあった壊れたが見えてきます。 トイレへ向かって登っていくと、雪を払い除けておいた「瀞川山」の標識がある分岐に着きます。 瀞川・氷ノ山林道から1分ほどの所になります。 左へ曲がって、を降っていきます。
稜線
を降って、左側に近づいてくる作業道の曲がり角の傍を過ぎていきます。 軽い登り坂の所を過ぎて、尾根の背のを少し曲がりながら進んでいきます。 程なくして、尾根が広がった緩やかで広い所に着きます。 急な尾根から稜線に登り着いた所になります。 瀞川・氷ノ山林道から6分ほどの所になります。 雪があって不確かですが、広めの道はこの辺りで終わっているようです。 何処を歩けば良いのか分かり難いですが、雪の上に残る自分の靴跡を辿ってを降っていきます。
次第に傾斜が増してくる尾根に続く少しを降っていきます。 何度も立ち止まりながら登ってきた急坂も降り時は楽勝ですが、残雪で滑り易くなっているので、足元に注意しながら降っていきます。 降るに連れて、次第にの量が減って歩き易くなってきます。 残雪がなくなると、が生える尾根になります。 右の樹間に鉢伏山を眺めながら降っていきます。
尾根の肩
が茂る所を過ぎていきます。 小さく曲がりながらを降っていきます。 やがてが近づいてきます。 植林地に入っていくと、緩やかな尾根の肩に着きます。 稜線から19分ほどの所になります。 左の樹間に高そうな山が見えますが、方角からするとでしょうか。
浅い鞍部
が見られる尾根を降っていきます。 次第に傾斜が増してくるを快調に降っていきます。 幾つかあるを避けながら降っていきます。 降るに連れて次第に傾斜がになってきます。 尾根が広がってくると浅い鞍部に着きます。 尾根の肩から6分ほどの所になります。
左へ続くを降っていきます。 程なくして右へ曲がって、下に見えるに向かって斜面を降っていきます。 道なりに左へ曲がって、谷筋へ向かってを降っていきます。 植林地を斜めに降っていくと谷筋に降り立ちます。
右へ曲がって、すぐの所を流れるを跨いでいきます。 心地良い水音を響かせるを右に眺めながら踏み跡を降っていきます。 次第にがゴロゴロするようになる所を降っていきます。 左右の傾きが急な斜面を横切るように降っていくと、露出した岩を抱くように根を張る切り株を過ぎていきます。
登山口
左右の傾きが減ってくるとへ入っていきます。 動物の足跡も続いていて獣道のようになっているを辿りながら降っていきます。 を淡々と降っていきます。 正面が明るくなってくると、が巻かれた樹木が見えてきます。 その手前を右へ曲がって広い植林地を軽く降っていくと、作業道の曲がり角に出ます。 浅い鞍部から17分ほど、瀞川・氷ノ山林道から49分ほどで降りて来られました。
口大谷地区
正面から左前方へ曲がっていくを軽く降っていきます。 少し左へ曲がりながら降った所にあるを右へ降っていきます。 曲がりながら降った所にあるの左の道を進んでいきます。 左・右と曲がりながら降って、正面が明るくなった所にある砂利道のを左へ降っていきます。 萱が茂る所を抜けていくと、車を止めておいた駐車地に出ます。 登山口から9分ほどで降りて来られました。