概 要 |
高山は京丹後市と宮津市の境界の僅かに宮津市寄りにある標高702mの山です。
丹後半島の最高地点である山頂からは、北西や北東に眺めが開けます。
今回は麓にある天象観測台「開星館」からブナハウス内山まで府道を歩き、
そこから駒倉峠を経て高山へ登り、柳平まで往復してから、東谷を経てブナハウス内山へ降るルートを歩きます。
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起 点 |
京丹後市大宮町 五十河地区
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終 点 |
京丹後市大宮町 五十河地区
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五十河地区…開星館…内山味土野…ブナハウス内山…駒倉峠…東谷分岐…高山分岐…高山…高山分岐…内山の大ブナ…柳平分岐…柳平…柳平分岐…高山分岐…東谷分岐…ブナハウス内山…内山味土野…五十河地区
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所要時間 |
4時間30分
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歩いて... |
開星館からブナハウス内山までの府道は車でも十分に通れる状態でした。
駒倉峠から山頂までには急坂もありますが長くは続かず、比較的歩き易い道が続いていました。
「内山の大ブナ」への分岐から柳平までの尾根には熊笹が生い茂っていて藪漕ぎ状態になりました。
東谷経由の尾根はかなりの急傾斜になっていました。
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関連メモ |
高尾山,
高山,
高山
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五十河地区
京丹後市峰山町を通る国道312号の周枳交差点から府道657号を東進していきます。
府道53号の延利交差点に突き当たって左折すると、数10m先に延利桜木交差点があります。
「小町の里公園1.3km」「ブナハウス内山5.5km」の標識に従って右折して府道655号に入っていきます。
の手前から右側に続く狭くなった道を進んでいきます。
集落を過ぎていくと「丹後★内山天象観察台★開星館」の標識が掲げられたが右上に見えてきます。
角に立つ「内山天象観察台」の道標や「開星館50m」の標識に従って、その手前から右へ分かれていく道を登っていきます。
「駐車場へ」の小さな標識に従って登っていくと、
の手前を左折した所に駐車場があります。
今回はここに車を止めさせてもらいました。
小町公園にある案内板にがあって、今回歩くルートが載っています。
山陰海岸ジオパーク 内山ブナ林
ブナは、日本の冷温帯を代表する落葉広葉樹。
内山ブナ林は、京都府内でも最大級の約40haの広さを持ち、
そのエリア内には多様な動植物が確認されており学術的にもその評価が高い。
自然観察施設のブナハウス内山から標高702mの高山山頂までは稜線散策道(観察道)が整備されており、
途中、内山集落跡や幹の周囲が3.65mにわたる大ブナを見ることができる。
五十河(いかが)の自然
大宮町は丹後半島の中央部に位置する山紫水明の地である。
竹野川とその支流沿いに拓けた盆地と周囲の山地で構成され、
気候は山陰型で、冬期には積雪も多いが、春から夏には穏やかな気候が続く。
豊かな自然に恵まれた農業と丹後ちりめんの里である。
面積は68.93kuでその内、山林が77%を占め特に五十河には北東部に高尾山(620m)、高山(702m)、駒ヶ岳(569m)の連峰がそびえ、
竹野川の源流として豊かな自然林が展開する。
山系で最高峰は高山(702m)と呼ばれ、半島の最高点でもある。
高山を中心に展開する各尾根は平均傾斜角25度以上の急斜面で谷をはさみ込み容易に人を近ずけない。
気候的には半島有数の多雪地域であり、そのためか植相は日本海側要素が濃く、
高尾山、内山、高山尾根筋にはブナの美林が展開し、春にはブナの林床をオオイワカガミが覆い、
京都府北部を代表する植相を呈し、自然としての価値は、はかり知れぬものがあり、かけがえのない財産と云えよう。
(大宮町)
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開星館
駐車場の南西に広がるを眺めながら正面にある階段を降っていくと開星館があります。
前には「天象観察台 開星館」の石碑や小池などがあり、右奥には「フーコーの振り子実験塔」がありました。
石碑の脇から車で登ってきた道に出て右へ降っていくとに出ます。
角には近畿自然歩道「内山ブナ林と味土野を訪ねるみち」のが立っていて、
右の道は「味土野6.5km」、左の道は「小町公園1.3km」、今降ってきた道は「内山天象観察台」となっています。
脇には標識が立っていて、右の道は「内山の大ブナ」、今降ってきた道は「開星館」となっています。
袂には「内山へ2.8km」の小さな標識もありました。
ブナハウス内山へ向かって、右へ続くを歩いていきます。
天象観測台 開星館
海抜234m 田上市左衛門耕作地跡
東経135度9分27秒
北緯33度36分42秒
西経224度50分33秒
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ふるさと大宮を歩く 11 五十河・新宮区
大宮町指定文化財(天然記念物) 内山の大ブナ
ブナハウス内山まで徒歩40分
ブナハウス内山から徒歩1時間
ふるさと大宮を歩く 11 五十河・新宮区
開星館 50m
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田んぼが広がる浅い谷筋に続く府道655号を1分ほど進んでいくとがあります。
角には近畿自然歩道「内山ブナ林と味土野を訪ねるみち」の道標が立っていて、
正面の道は「味土野6.4km」、右の道は「内山天象観察台」、今来た道は「小町公園1.4km」となっています。
右の道は駐車場から降ってくる道になります。
正面に続く道を進んでいくと、次第に五十河川が近づいてきます。
などを眺めながら進んでいくと三の瀬橋が架かっています。
下を流れる五十河川のやを眺めながら橋を渡り、
右へ曲がって右岸を進んでいきます。
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登り基調で続くを進んでいきます。
道端にが見られるようになった道を進んでいくと味土野谷橋が架かっています。
開星館から19分ほどの所になります。
上流にはがありました。
橋を渡った左側には「五十河川」と題した石碑がありました。
その傍から川へ降りていく幅の広いがあって、
少し夏草が茂ってはいますが公園のように整備されていました。
橋を渡った所の道端には「ブナハウスへ1.7km」のが立っていました。
砂防指定地 五十河川
この付近では宅地造成、家屋の建築、土石の採取、立木竹の伐採等をする場合は、知事の許可が必要ですから、
峰山土木事務所に御相談下さい。
(京都府)
五十河川
五十河川 味土野谷 砂防堰堤
高10.5m 長58.0m
1998年度完成
京都府土木建築部
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両側に白いガードレールが設置されたを過ぎていきます。
道の下にはコンクリート護岸された沢が流れていました。
道なりにを左へ曲がっていくと、谷筋を流れる沢を渡っていきます。
右側にはがありました。
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僅かな植林地を過ぎていきます。
右下に沢が流れるようになると、を大きく右へ曲がっていきます。
白いが設置された所まで来ると、
水路が道の下を通って右側の太い管へ流れ落ちていました。
そこを過ぎてを左へ曲がっていくと、
これまで舗装されていた府道655号は未舗装路に変わります。
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内山味土野
未舗装路になっても路面は荒れておらず、車でも十分に通って行ける状態で続いていました。
道なりに少し右へ曲がりながら、樹木がようになった道を進んでいきます。
正面にが見えてきた道を進んでいくと分岐があります。
開星館から41分ほどの所になります。
によると、ここは「内山味土野」という交差点で、
左の道は府道655号、右の道は府道618号になります。
角には近畿自然歩道「内山ブナ林と味土野を訪ねるみち」の道標が立っていて、
左の道は「味土野4.2km」、右の道は「ブナハウス内山0.5km」、今来た道は「小町公園3.6km」となっています。
「この先車両の通りぬけは出来ません」の標識(*)も出ています。
味土野地区へ続く近畿自然歩道は左の道になりますが、
この時には「自然歩道をなおしています」という旨の看板が出ていました。
ここはブナハウス内山へ向かって、右の道を進んでいきます。
*「通り抜け」は出来ないものの、右の道は ブナハウス内山まで車で行くことが出来ます。
後日に左の道を歩きました。(「 高尾山」を参照)
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ブナハウス内山 (標高488m)
道なりに右へ曲がって坂道を登っていきます。
が現れると、道は左へ曲がっていきます。
石垣のあるを左へ曲がって真っ直ぐ進んでいくとブナハウス内山があります。
内山味土野から8分ほど、開星館から50分ほどで着きました。
建物の前や横には駐車スペースがありました。
辺りには「内山の歴史」「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」「ブナ林の構造」と題した解説板がありました。
「」や
「」もありました。
宮津市側にも自然散策ルートが設定されているようでした。
「内山山系ご案内」と題した解説板もありましたが、地図や文字が捲れ上がって読めなくなっていました。
小町広場からの狭い道が開星館を過ぎると更に狭くなるように感じたので、今回は開星館から府道を歩きましたが、
途中から未舗装路になるものの、路面は荒れておらず、対向車との交換場所も適度に確保されていて、
車でも十分にここまで登って来られる状態でした。
内山の歴史
標高500mに位置するここ内山地区には大宝年間(701〜704)に高尾山妙法寺が建立され、人々が住み始めた。
この地区の農家は、田上(「たうえ」、「たのうえ」)姓を名のり、
高地にもかかわらず広大な田畑を拓き、近年まで農業を営んできた。
しかし、かつて16戸あった農家が、昭和初期には7戸に減り、昭和10年には1戸となった。
その後、最後の1戸も昭和48年に下山し、廃村となった。
この地区のブナ・ナラの木は、薪として日常生活で利用されたいたが、
現在では、丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域に指定され、貴重な自然として大切に守られている。
(京都府)
丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域
宮津市と大宮町の境にある丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域は、
丹後半島東部の山地帯に位置する府内有数のブナ自然林を擁する自然豊かな地域です。
この地域では、海抜450m付近の低い標高からブナの分布が見られるほか、
「あがりこ」と呼ばれる巨大なブナの変木が点在するなど、学術上価値の高い自然となっています。
このような優れた自然環境を将来に伝えていくため、大切に守り育てていきましょう。
京都府環境を守り育てる条例により、保全地域内の各知育では一定の行為が禁じられており、これに違反する行為は罰せられます。
特別地域・野生動植物保護地区
貴重な生態系を守るため、自然を改変するような行為は知事の許可がなければ出来ません。
また、下表に掲げる野生動植物21種は採取・捕獲等の行為が禁止されています。
普通地区
土地の界編などは、知事への事前届出が必要です。
保護すべき野生動植物
<植物> |
ナツエビネ ジガバチソウ オオヤマサギソウ ミスミソウ マズマシロカネソウ ブナ イヌブナ ミズナラ ウラジロガシ アカガシ アツミカンアオイ ナガバモミジイチゴ タジマタムラソウ オオモミジガサ
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<動物> |
ヒダサンショウウオ タゴガエル モルリクワガタ ギフチョウ ミヤマカラスガケハ ヒサマツミドシジミ オオムラサキ
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ブナ林の構造
ここは、内山山系のうちで最も美しい林域です。
高木層(20〜30m)には優占しているブナ以外に、ミズナラ、ウリハダカエデ、コシアブラ等がありまs。
亜高木層(10〜19m)にはブナ、ホオノキ、リョウブ、イヌブナ等があります。
低木層(2〜9m)はハウチワカエデ、ツリガネツツジ、クロモジ、エゾユズリハ、ヒメアオキ、オオカメノキ等のいわゆる「ブナ家族」が占め、
林床はササ(チシマザサ)か、ササのない所ではオオイワカガミが優占します。
(大宮町)
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「おおみや ブナハウス内山」の標識が掲げられたへ入ってみると、
丸いテーブルの両側に長椅子や丸太の椅子などが設置されていて、奥にはトイレも併設されていました。
ブナハウス内山の概要や、「内山ブナ林の四季」「内山山系ブナ林の特徴」などの紙や写真が壁に沢山貼り出されていました。
「入山記念にご記入下さい」と書かれたノートも置かれていました。
開いてみると、各地から来られた人達の書き込みがありましたが、私は恥ずかしがり屋なので書かずにおきました。
貼り出された紙や写真などを眺めながら、ひと休みしていきました。
施設の概要
ブナハウス内山は、平成4年3月に完成した自然観察施設です。
内山山系には、カエデ、ケヤキ、クヌギなど300種類を超す植物が自生しており、学術的に貴重なものも発見されています。
この施設を拠点に、多くの人に自然の大切さを理解願えたら幸いです。
施設は、木造平屋建て、広さ64uの高床式。
丸太を用いたログハウス風で、急こう配の屋根は濃い緑色。
四方にベランダを配置し、男女別トイレも完備しています。
緑の生長や自然のしくみを理解し、ご家族やグループでゆっくり森林浴をお楽しみください。
施設利用上の注意
・建物、物品等を損傷したり、特殊な設備を施さないこと。
・火気の使用はできません。
・使用後の清掃整理整頓は必ず行うこと。
・水道は、飲料水には使用できません。
内山山系ブナ林の特徴
ブナ林は、町の北側、宮津市と弥栄町境に接する高尾山から鼓ヶ岳にかけての標高400m以上の斜面に広がっています。
美しい灰白色の樹皮を特徴とするブナは、豊富な下生えの植物などをはぐくむことから、わが国の代表的な森林に数えられ、
自然がどれだけ残っているかのバロメーターとされています。
ブナは、通常標高600m以上で育つといわれるが、内山山系のブナは標高400m付近から始まっています。
広さは府内最大級の約40ha。
幼木から成木なでの成育期のブナが多くみられる。
特に、幹の周囲が3.65mある府内で最大のブナが、大宮高フ少年団の調査で明らかになったことから、
保全する価値が再認識されたと言えます。
内山ブナ林の四季
ブナは、日本の冷温帯を代表する落葉広葉樹の一種で、
北海道南部(黒松内低地)以南、鹿児島拳(大隅半島−高隅山)以北に分布しています。
丹後半島には、約100ヘクタールのブナを中心とする自然林が存在し、特に京丹後市大宮町と宮津市が接する標高600mから700mの急峻な地域は、
平成14年より「丹後上世屋内山・京都府自然環境保全地域」に指定されています。
ここに四季の内山ブナ林を写真に収めてみました。
(京丹後市大宮市民局)
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内山集落跡
落ち着いたところで、ブナハウス内山の右側から続くを進んでいきます。
入口には小さな標識が立っていて、その先へ続く道は「市左衛門屋敷跡150m」「ブナ林・峠 山頂へ1.3km」となっています。
夏草が茂り始めた道を軽く登っていきます。
1分ほど進んで右への曲がり角まで来ると、「車輌通行不能」のが出ていました。
道なりに右へ曲がり、植林地を抜けて明るくなった所に出ると、左への曲がり角に分岐があります。
角にはが立っていて、左の道は「駒倉峠」、右の道は「東谷ブナ林をへて高山山頂へ」、
今来た道は「ブナハウス内山」となっています。
傍には「内山集落跡」「田上 市左衛門 ハツ 屋敷跡」と刻まれたがありました。
先ほどの解説板によると、この地区に最後まで住んでおられた夫婦の屋敷があった所のようです。
は下山時に歩くとして、
樹木の袂にある「登山道 駒倉峠へ450m 現在地 標高500m」の標識が指すを進んでいきました。
車輌通行不能
この道は歩行者専用遊歩道です。
自動車での通行は出来ません。
(利用上の注意)
一、降雨・融雪後は、滑りやすく落石等に注意が必要です。
一、イノシシ等の大型動物及び…等に注意して下さい。
(京都府)
内山集落跡
田上 市左衛門 ハツ 屋敷跡
昭和48年4月6日離村
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山道にしては広めでが続きます。
かつては駒倉峠を越えて内山地区と駒倉地区を結ぶ生活道路だったのでしょうか。
ヘアピン状に曲がっていきます。
その先をヘアピン状に曲がって僅かな谷筋に差し掛かると、
パイプでつながれたが道端にありました。
谷筋からパイプが延びているので水利設備のように思えました。
まだ新しそうに見えますが、ブナハウス内山へ引いている簡易水道でしょうか。
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駒倉峠
「落石注意」の標識を何度か見かけるようになったを軽く登っていきます。
右の尾根が次第に低くなってくると、尾根を人工的に切り開いた形の駒倉峠に着きました。
ブナハウス内山から14分ほどで登って来られました。
脇にはが立っていて、峠を越えていく道は「駒倉集落跡」、
右の尾根に登っていく道は「高山山頂」、今来た道は「ブナハウス内山」となっています。
傍には右の尾根を指すもあって、「現在地 峠556m」「頂上へ700m」となっています。
情報によると、道標でも「集落跡」となっている駒倉地区は昭和47年に廃村になったようです。
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右の尾根に続くロープが垂らされた急なを登っていきます。
程なくして階段は終わって、途切れながら横木の階段が続く登り基調のになります。
地形図によると、標高590mから600mにかけての緩やかな尾根になるようです。
道の両側には熊笹が茂っていますが、歩く部分には茂っておらず、定期的な整備が行われているようでした。
道には数字が埋め込まれたが点々と設置されていますが、
この尾根は京丹後市と宮津市の市境になるようです。
緩やかになった所を進んでいくと、ロープが張られた僅かな高みの右側が開けていてを眺められました。
駒倉峠から6分ほどの所になります。
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傾斜が増してきた尾根に続くを登っていきます。
脇にはロープも垂らされていますが、それほど必要ではありませんでした。
階段を登り切ると、樹木に邪魔されながらも右側にが見えました。
階段が終わっても、道の両側にロープが張られていました。
少し登った所からもが眺められました。
駒倉峠から11分ほどの所になります。
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引き続き、若い笹が伸び始めたを登っていきます。
振り返ると、樹木越しにを少し眺められました。
階段が終わった道を登っていくとになってきて、ホッとしながら進んでいきました。
僅かに降ってから坂道を登っていきます。
緩やかになったり傾斜が増したりしながら続く尾根を登っていくと、谷側が少し崩落している所がありました。
駒倉峠から19分ほどの所になります。
谷側にはロープが張られ、その先にはなどが少し見えました。
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東谷分岐
軽く登ってから降り始めると、黄ペンキで下向きのが書かれた樹木がありました。
左右の谷筋に道でもあるのかと思って探ってみましたが、熊笹が茂るばかりでした。
が生える尾根を軽く降っていきます。
僅かに登り坂になってくると分岐があります。
駒倉峠から21分ほどの所になります。
角にはが立っていて、右へ降っていく急坂は「東谷経由ブナハウスへ・680m分岐点」、
今来た道は「駒倉峠経由ブナハウスへ・680m保全林境界分岐点」となっています。
「680m」というのは各々の道の長さではなくて、この地点の標高のようでした。
右の道は内山集落跡へ降っていけますが下山時に歩くとして、
高山へ向かって、少し左へ曲がっていくを進んでいきます。
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高山分岐
程なくして、ロープが張られたを登っていきます。
に着くと、「頂上へ200m」の標識がありました。
高みの先へ降って、緩やかになった尾根を進んでいきます。
少し登り坂になると、「京都の自然二百選」のが立っています。
そこを過ぎていくと分岐に出ます。
駒倉峠から26分ほどの所になります。
角にはなどが幾つか立っていて、左の道は「高山山頂0.1km」、
右の道は「浅谷ブナ林0.9km・大ブナ(幹周3.5m)0.3km」、今来た道は「駒倉峠0.7km」となっています。
袂には小さな道標もあって、左の道は「頂上へ50m」、右の道は「大ブナへ150m」となっています。
何故だか温度計と湿度計も設置されていて、この時には温度15℃・湿度56%ほどでした。
ここは高山の山頂へ向かってを進んでいきます。
京都の自然二百選 選定植物 ブナ林
美しい自然 大切な自然を永く子孫に伝えよう
平成3年6月14日選定
(京都府)
丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域
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高山 (標高702m)
両側にが茂る道を緩やかに登っていきます。
道なりに少し右へ曲がりながら登っていくと高山の山頂に着きます。
駒倉峠から28分ほどで登って来られました。
「世屋高原の自然」と題したがありました。
文字が少し消えて読めない部分もありましたが、一応解説文を載せておきます。
世屋高原の自然
●ブナ林
宮津市世屋高原は、丹後半島最高点の高山(702m)東側の山麓に位置する標高400m以上の山地です。
山地の大部分は森林で、特にミョウガ谷一帯は約73haの面積を占め、近年は人為的干渉を受けていない美森林です。
このミョウガ谷は、日本三景の一つ天橋立の北端から直線距離にして北西の方向に約6km、世屋高原の南西端にあり、
北側で駒倉国有林、南側は浅谷国有林、西は稜線をもって大宮町と境をなしています。
森林の現況は、ブナ・ミズナラの優先する群落が相当面積を占めており、
特にブナ林は、その広がりや密度から、京都府内でも有数の優れた森であるといわれています。
丹後半島は、冬期の季節風の影響を真正面から受ける位置にあります。
このため、当世屋高原は半島有数の豪雪地域となっており、
ここの植生はこの多雪の影響で、標高450mくらいからブナクラス域に属する…日本海側の典型的な自然植生を堅持しています。
過去に存在したブナ林のほとんどが伐採された中で、丹後半島の世屋高原にまとまった範囲でブナ林が残存しているということは、
地元にとって貴重な財産であると考えられます。
●大フケ湿原
近隣に存在する大フケ湿原は、丹後半島では珍しい高層湿原(
地下水の供給を受けずに降雨のみで涵養される低温・過湿・貪養・強酸性の立地条件下に見られる湿原
)で、世屋高原一帯の森林…をうかがい知ることのできる貴重な資源であるとともに、
ミ…ケを生殖源とする…チ…トンボをはじめ湿原特有の動植物が数多く群生する極めて…すべき湿原です。
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三角点はありませんが、山頂の中ほどには「高山702m」のが立っていて、
左へ降っていく道は「起点1.4km」、今来た道は「浅谷ブナ林1.0km」となっています。
ブナハウス内山で見かけた案内図によると、
(*)は上世屋の「ブナ林観察道入口」へ降っていけるようでした。
とが開けていて、山並みを眺めることができました。
設置されているベンチに腰掛けて、水分補給などをしながら休憩していきました。
浅谷鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されています。
鳥獣の保護にご協力をお願いします。
(京都府)
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落ち着いたところで、手前のまで引き返してきます。
脇の樹木には「ブナ」と題した小板が取り付けられていました。
右の道を引き返していってもいいのですが、まだまだ時間的に余裕があったので、
内山の大ブナを訪ねるべく、正面の道を進んでいきました。
両側に熊笹が茂るを降っていきます。
横木の階段も設置されていますが、土砂や落ち葉が積もって分かり難くなっていました。
緩やかになったを進んでいくと、程なくして登り坂になってきます。
右側に僅かに見えるを眺めながら進んでいくと分岐があります。
高山から6分ほどの所になります。
角には道標が立っていて、右前方へ降っていく道は「幹周3.65mの府下最大のブナ0.1km」、
左前方へ登っていく道は「浅谷ブナ林0.7km」、今来た道は「高山山頂0.3km」となっています。
ここは右前方の急坂を降っていきます。
ブナ科 ブナ
日本の温帯を代表する夏緑広葉樹の一種。
5月春の訪れとともに一斉に芽吹き、それと同時に枝先には小さな花を多数つける。
果期は秋であるが、果実は豊凶の差が著しく、成り年は数年に一度の割合である。
(宮津市)
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内山の大ブナ
ロープが張られた横木の階段混じりのを降っていきます。
傾斜が少し緩んだ斜面を回り込むようにして降っていきます。
を左へ曲がって階段を更に降っていくと、右下にが見えてきます。
そこへ向かってロープが張られた横木の階段を降っていくと、内山の大ブナに着きました。
道標のある尾根の分岐から2分ほどの所になります。
脇には「内山の大ブナ」と題した標識が立っていました。
傍まで近寄っていくと、京都府内で最大とあって圧倒されそうな大きさでした。
内山の大ブナ
京丹後市指定天然記念物
幹周3.65m 樹高23m 推定樹齢350年
LA 35.37.26 LO 135.10.11 680m
(京丹後市教育委員会)
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往復6分ほどで、道標のある尾根のまで引き返してきます。
来た道を引き返してブナハウス内山へ降っても良いのですが、
まだ時間に余裕があったので、この東側にある柳平(679.2m峰)まで往復することにしました。
道標「浅谷ブナ林」に従って、右へ続く道を登っていきます。
僅かな高みを越えて軽く降っていきます。
大きなの傍を降っていくと、
「柳平分岐へ500m」のがありました。
次第に熊笹が生い茂るようになってきた道を進んでいきます。
完全にになった尾根を進んでいくと、
僅かに登った所に、熊笹に隠れるようにして道標が立っていました。
笹を避けてみると、この先の道は「浅谷ブナ林0.5km」、
今来た道は「高山山頂0.5km」となっていました。
傍には「鳥獣保護区」の赤い標識もありました。
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軽く降ってから登り始めると、すぐの所に再びが立っています。
内山の大ブナへの分岐から7分ほどの所になります。
右前方へ降っていく道は「浅谷ブナ林0.5km」、今来た道は「高山山頂0.5km」となっています。
地形図によると、ここは高山の南東400m辺りにある標高670mほどの緩やかな高みになるようです。
左前方へも踏み跡が続いていそうな様子でしたが、道標に従って右へ降っていきます。
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柳平分岐
道を覆う熊笹が少し減ってを降っていきます。
程なくして傾斜が緩んで左側にが現れると、道は少し左へ曲がっていきます。
再び生い茂る熊笹をしながら進んでいきます。
少し降り坂になる所もある道を進んでいくと、やがて登り坂になってきます。
左側から近づいてくる緩やかな稜線を気にしながら登っていくと分岐に着きました。
内山の大ブナへの分岐から15分ほどの所になります。
角にはが立っていて、右へ降っていく道は「浅谷ブナ林0.3km」、
左の道は「通行不可」、今来た道は「高山山頂0.7km」となっています。
別の道標もあって、今来た道は「高山山頂0.9km」となっていました。
ここが、先ほどの小さな標識にあった柳平分岐のはずだがと思いながら辺りを見回していると、
道標の袂には左の道を指すが倒れていて、「柳平へ・柳平まで450m」となっていました。
「新宮分岐尾根300m」の標識もありました。
「通行不可」とはなっていますが、ここまで来たのだから行ける所まで行ってみようと思って、
柳平へ向かって左に続く尾根を進んでいきました。
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これまでと同様に生い茂るを掻き分けながら進んでいきます。
標高670mほどのを越えて降り坂になってくると、
樹木にが取り付けられていました。
そこを過ぎていくと、標高660mほどの緩やかな鞍部に着きます。
右側には、樹木に邪魔されながらもが見えました。
手前の尾根の背後に連なっているのは天橋立かと思いましたが、
鞍部から少し登った所から振り返ると、その東側にあるのようでした。
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柳平 (標高679.2m)
引き続き熊笹が生い茂る緩やかな尾根を軽く登っていきます。
のような所に着くと、右側にロープが張られていました。
南東へ延びる尾根が分かれていく所のようです。
少し左へ曲がりながら登ってを咥えた樹木を過ぎていくと、
道の中ほどにがありました。
標石はほとんど地面に埋まっていましたが、三等三角点「柳平」というようです。
傍には「柳平679m」の標識がありました。
柳平分岐から13分ほどで着きました。
手前の樹木には「柳平ブナ林」のが取り付けられていました。
周囲は樹木に囲まれていて、展望は得られません。
柳平分岐にあった道標では「通行不可」とのことでしたが、道の様子はそれまでと同様で、
熊笹が茂っている以外には、特に分かり難かったり危険な所は見かけませんでした。
三等三角点
基本測量
標識をたいせつにしましょう
国土地理院
柳平ブナ林
標高679m LA 35-37-17 LO 135-10-46
(「柳平ブナ林」の標識の「ブナ」は「木」偏に「無」と書きます)
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柳平分岐
三角点を確認したら、熊笹が茂るを引き返していきます。
が少し見える緩やかな鞍部を過ぎて尾根を登っていきます。
標高670mほどのを越えて降っていくと、
柳平から11分ほどで柳平分岐に戻ってきました。
柳平へ向かう時は長く感じた尾根ですが、引き返してくる時は短く感じました。
道標「高山山頂」に従って、を引き返していきます。
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高山分岐
生い茂る熊笹を藪漕ぎしながら降っていきます。
僅かな谷筋を回り込むようにして少し右へ曲がりながら登っていくと、
道標の立つ標高670mほどのに着きます。
少し左へ曲がり、すぐの所にある道標を過ぎて降っていきます。
道を覆う熊笹が次第に少なくなってくる道を登っていきます。
「柳平分岐へ500m」の小さな標識を過ぎて降り気味に進んでいくと、
内山の大ブナへのに着きます。
軽く降ってから横木の階段を登っていくと、高山の手前にある分岐に着きました。
内山の大ブナへの立ち寄りも含めて、ここから柳平までの往復に1時間12分ほどかかりました。
設置されている温度計と湿度計を確認してみると、来た時から少し変わって、温度17℃・湿度54%ほどになっていました。
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東谷分岐
道標「駒倉峠」に従って、元来たを降っていきます。
緩やかになった尾根を進んで軽く登っていくと、標識のあるに着きます。
その先のロープが張られた横木の階段を降っていきます。
階段が終わって歩き易くなった道を進んでいくと、高山分岐から4分ほどで、道標の立つ東谷への分岐に着きます。
当初に予定していた通り、道標「東谷経由ブナハウスへ」に従って、を降っていきます。
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かなり傾斜がある雑木林の尾根を降り始めると、程なくしてが張られるようになります。
それほど必要な様子でもありませんでしたが、時々はロープに掴まりながら降る場面もありました。
道は明瞭で、熊笹も生い茂っていないのは幸いでした。
この時にはロープのをしている二人連れを見かけました。
東谷分岐から8分ほど降っていくと、傾斜が緩んできます。
地形図によると、標高590mほどのになるようです。
少し降ったりしながら、緩やかな尾根がしばらく続きます。
東谷分岐から11分ほど降っていくと、道端に「頂上へ700m」の標識がありました。
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緩やかな尾根を更に進んでいくと、再び傾斜が増してきます。
小さく左にに折れ曲がって降っていきます。
写真ではよく分かりませんが、かなり傾斜が急なので、に掴まりながら降っていきました。
横木の階段も設置されていますが、かなる古くなっていました。
傾斜が緩んできてもまだ続くロープに沿って降っていくと分岐があります。
東谷分岐から16分ほど降った所になります。
角にはが立っていて、正面の道は「南谷ブナ林0.4km」、左前方の道は「奥野谷0.6km」、
右へ戻るようにして続く道は「内山集落跡0.5km」、今降ってきた道は「高山山頂0.9km」となっています。
正面を指す小さな標識もあって、「南谷300m」となっていました。
今回はブナハウス内山へ向かってを進んでいきました。
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1分ほど進んでいくと、「集落跡へ400m」のがありました。
そこを過ぎて更に1分ほど進んでいくと、「ブナ林の構造」と題したがありましたが、
ブナハウス内山で見かけたのと同様の内容でした。
落葉に埋もれた横木の階段混じりの道を降っていきます。
小さく曲がりながら降って竹林が見えてくると谷筋に着きます。
手前にはが倒れています。
どの道を指しているのかは不明でしたが、「南谷ブナ林0.5km」「東谷ブナ林0.4km」「内山集落跡…」の板がありました。
谷筋を流れるを跨いでいきます。
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内山集落跡
竹林や熊笹が茂る傍を進んでいきます。
僅かな沢に架かるを渡っていきます。
その先のなどが少し茂る所を進んでいくと、
道端に「頂上へ1.1km」のがあって、今来た道を指していました。
標識を過ぎていくと、明るくなった内山集落跡に出ました。
東谷分岐から28分ほどで降りて来られました。
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ブナハウス内山
道標「ブナハウス内山」の指す左前方へ続くを緩やかに降っていきます。
僅かな植林地を抜けるとに出ますが、以前には家屋が建っていた所でしょうか。
道なりに左へ曲がって進んでいくとブナハウス内山に着きます。
建物の横の駐車スペースに止めてある車が1台増えていましたが、
先ほど見かけたロープの設置作業をされていた方々が乗って来られたのでしょうか。
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内山味土野
元来た府道618号を引き返していきます。
竹林が現れると、石垣のあるを右へ曲がっていきます。
竹林が終わって、正面にを眺めながら緩やかに降っていきます。
道なりに左へ曲がって降っていくと、味土野へ続く府道655号に出ます。
ブナハウス内山から8分ほどで着きました。
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正面に僅かに山並みを眺めながら降っていくと、樹木がようになります。
舗装路に変わってすぐの所にあるヘアピンカーブを右へ曲がっていきます。
水路が道の下を通って左側の太い管へ流れ落ちる白いが設置された所を過ぎていきます。
を大きく左へ曲がって、左下を流れる沢の音を聞きながら降っていきます。
小規模なダムがあるを流れる沢を渡っていきます。
少し先にあるヘアピンカーブを右へ曲がって、
両側に白いガードレールが設置されたを過ぎていくと、
砂防ダムのある五十河川に架かる味土野谷橋に着きます。
ブナハウス内山から25分ほどで着きました。
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五十河地区
道端に細い水の流れが見られるようになった道を降っていきます。
左へ曲がった所に架かるを渡って、右へ曲がっていきます。
僅かな植林地を抜けて右側が開けてくると、正面の奥にが少し見えてきます。
次第に谷筋が広がって田畑が見られるようになった道を降っていくと、
の丸いドームや駐車場に止めてきた私の車が見えてきました。
正面に丸いドームを眺めながら降っていくと、道標の立つに着きます。
「内山天象観察台」の道標に従って左の未舗装路を登っていくと、車を止めておいた駐車場に着きます。
ブナハウス内山から43分ほどで到着しました。
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