高山
概 要 高山は京丹後市と宮津市の境界の僅かに宮津市寄りにある標高702mの山です。 丹後半島の最高地点である山頂からは、北西や北東に眺めが開けます。 北側にある世屋高原自然観察道からも登れますが、 今回はブナハウス内山を起終点とし、南西側から高山へ登り、北西側にある駒倉峠へ降るルートを周回します。
起 点 京丹後市大宮町 五十河地区
終 点 京丹後市大宮町 五十河地区
五十河地区…南谷分岐…東谷分岐…浅谷分岐…高山…浅谷分岐…東谷分岐…駒倉峠…五十河地区
所要時間 1時間40分
歩いて... 山頂や尾根の所々からは山並みを眺められます。 前日の雨で少し泥濘んでいる所もありましたが、要所には標識が立っていて分かり易くなています。 横木の階段やロープが張られた傾斜の急な所もあって、汗を拭きながらの遅い登りとなりました。 内山の大ブナにも立ち寄るつもりでしたが、思いのほか汗を掻いて疲れたので、立ち寄るのは省略しました。
関連メモ 高山, 高山
コース紹介
五十河地区
京丹後市峰山町を通る国道312号の周枳交差点から府道657号を東進していきます。 府道53号の延利交差点に突き当たって左折すると、数10m先にがあります。 「小町の里公園1.3km」「ブナハウス内山5.5km」の標識に従って右折して府道655号に入っていきます。 の手前から右側に続く狭くなった道を進んでいきます。 小町公園内には「内山ブナ林」の解説板があって、今回登る高山が「」に載っています。 集落を過ぎた所にあるドーム状のを過ぎていきます。 府道655号を更に進んでいくとを渡っていきます。 まで来て、谷筋を回り込んでいきます。 地道に変わる府道655号を進んでいくとがあります。 「この先車両の通りぬけは出来ません」の標識(*)も出ています。 脇にはが立っていて、右の道は「618」、左の道は「655」となっています。 近畿自然歩道の標識もあって、右の道は「ブナハウス内山0.5km」、今来た道は「小町公園3.6km」となっています。 右の道を曲がりながら登って開けた所に出るとブナハウス内山があります。 建物の前や横に広い所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
正面には「」の解説板があり、所要時間も載っています。 裏面には「内山の歴史」と題した解説板があって「」が載っています。 傍に「内山山系ご案内」と題した解説板もありますが、地図や文字が捲れ上がって読めなくなっています。
*「通り抜け」は出来ないものの、右の道はブナハウス内山まで車で行くことが出来ます。 左の道は味土野地区へ続いていますが、途中で狭くて荒れた所があるので、車での通り抜けは困難です。
内山ブナ林
ブナは、日本の冷温帯を代表する落葉広葉樹。 内山ブナ林は、京都府内でも最大級の約40haの広さを持ち、 そのエリア内には多様な動植物が確認されており学術的にもその評価が高い。 自然観察施設のブナハウス内山から標高702mの高山山頂までは稜線散策道(観察道)が整備されており、 途中、内山集落跡や幹の周囲が3.65mみわたる大ブナを見ることができる。
内山の歴史
標高500mに位置するここ内山地区には大宝年間(701〜704)に高尾山妙法寺が建立され、人々が住み始めた。 この地区の農家は、田上(「たうえ」、「たのうえ」)姓を名のり、 高地にもかかわらず広大な田畑を拓き、近年まで農業を営んできた。 しかし、かつて16戸あった農家が、昭和初期には7戸に減り、昭和10年には1戸となった。 その後、最後の1戸も昭和48年に下山し、廃村となった。 この地区のブナ・ナラの木は、薪として日常生活で利用されたいたが、 現在では、丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域に指定され、貴重な自然として大切に守られている。
京都府
ブナハウス内山の建物は施錠されていなかったので、ちょいとを覗いてみました。 丸いテーブルの両側に長椅子や丸太の椅子などが設置されていて、 「施設の概要」、「内山山系ブナ林の特徴」、「内山ブナ林の四季」などの解説文や写真が壁に沢山貼り出されています。 建物のには「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」の解説板があります。 「ブナ林の構造」の解説板もありますが、地図や文字が捲れ上がって読み難くなっています。 建物の奥にはトイレが併設されています。
施設の概要
ブナハウス内山は、平成4年3月に完成した自然観察施設です。 内山山系には、カエデ、ケヤキ、クヌギなど300種類を超す植物が自生しており、学術的に貴重なものも発見されています。 この施設を拠点に、多くの人に自然の大切さを理解願えたら幸いです。 施設は、木造平屋建て、広さ64uの高床式。 丸太を用いたログハウス風で、急こう配の屋根は濃い緑色。 四方にベランダを配置し、男女別トイレも完備しています。 緑の生長や自然のしくみを理解し、ご家族やグループでゆっくり森林浴をお楽しみください。
施設利用上の注意
・建物、物品等を損傷したり、特殊な設備を施さないこと。
・火気の使用はできません。
・使用後の清掃整理整頓は必ず行うこと。
・水道は、飲料水には使用できません。
内山山系ブナ林の特徴
ブナ林は、町の北側、宮津市と弥栄町境に接する高尾山から鼓ヶ岳にかけての標高400m以上の斜面に広がっています。 美しい灰白色の樹皮を特徴とするブナは、豊富な下生えの植物などをはぐくむことから、わが国の代表的な森林に数えられ、 自然がどれだけ残っているかのバロメーターとされています。 ブナは、通常標高600m以上で育つといわれるが、内山山系のブナは標高400m付近から始まっています。 広さは府内最大級の約40ha。 幼木から成木なでの成育期のブナが多くみられる。 特に、幹の周囲が3.65mある府内で最大のブナが、大宮高フ少年団の調査で明らかになったことから、 保全する価値が再認識されたと言えます。
内山ブナ林の四季
ブナは、日本の冷温帯を代表する落葉広葉樹の一種で、 北海道南部(黒松内低地)以南、鹿児島拳(大隅半島−高隅山)以北に分布しています。 丹後半島には、約100ヘクタールのブナを中心とする自然林が存在し、特に京丹後市大宮町と宮津市が接する標高600mから700mの急峻な地域は、 平成14年より「丹後上世屋内山・京都府自然環境保全地域」に指定されています。 ここに四季の内山ブナ林を写真に収めてみました。
京丹後市大宮市民局
丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域
宮津市と大宮町の境にある丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域は、 丹後半島東部の山地帯に位置する府内有数のブナ自然林を擁する自然豊かな地域です。 この地域では、海抜450m付近の低い標高からブナの分布が見られるほか、 「あがりこ」と呼ばれる巨大なブナの変木が点在するなど、学術上価値の高い自然となっています。 このような優れた自然環境を将来に伝えていくため、大切に守り育てていきましょう。
京都府環境を守り育てる条例により、保全地域内の各知育では一定の行為が禁じられており、これに違反する行為は罰せられます。
特別地域・野生動植物保護地区
貴重な生態系を守るため、自然を改変するような行為は知事の許可がなければ出来ません。
また、下表に掲げる野生動植物21種は採取・捕獲等の行為が禁止されています。
普通地区
土地の界編などは、知事への事前届出が必要です。
保護すべき野生動植物
<植物> ナツエビネ ジガバチソウ オオヤマサギソウ ミスミソウ マズマシロカネソウ ブナ イヌブナ ミズナラ ウラジロガシ アカガシ アツミカンアオイ ナガバモミジイチゴ タジマタムラソウ オオモミジガサ
<動物> ヒダサンショウウオ タゴガエル モルリクワガタ ギフチョウ ミヤマカラスガケハ ヒサマツミドシジミ オオムラサキ
ブナ林の構造
ここは、内山山系のうちで最も美しい林域です。 高木層(20〜30m)には優占しているブナ以外に、ミズナラ、ウリハダカエデ、コシアブラ等がありまs。 亜高木層(10〜19m)にはブナ、ホオノキ、リョウブ、イヌブナ等があります。 低木層(2〜9m)はハウチワカエデ、ツリガネツツジ、クロモジ、エゾユズリハ、ヒメアオキ、オオカメノキ等のいわゆる「ブナ家族」が占め、 林床はササ(チシマザサ)か、ササのない所ではオオイワカガミが優占します。
大宮町
ブナハウス内山の右側に続くを進んでいきます。 入口には錆びてほとんど読めない標識が二つあって、 正面の道は「市左衛門屋敷跡150m」「ブナ林・峠 山頂へ1.3km」となっています。 50m〜60mほど進んでいくとがあります。 正面には「車輌通行不能」」の看板が出ています。 標識の背後にある石垣沿いに続くは見送り、 右へ曲がって植林地に続く道を軽く登っていきます。 明るい所に出ると、左へ曲がった所に分岐があります。 ブナハウス内山から3分ほどの所になります。 角にはが立っていて、 左の道は「駒倉峠」、右の道は「東谷ブナ林をへて高山山頂へ」、 今来た道は「ブナハウス内山」となっています。 「東谷経由山頂へ1.1km」のも取り付けられていて、右の道を指しています。 傍には「内山集落跡」「田上 市左衛門 ハツ 屋敷跡」と刻まれたがあります。 先ほどの解説板によると、この地区に最後まで住んでおられた夫婦の屋敷があった所のようです。 傍の樹木には「」と題した小マップが取り付けられていますが、半円筒形になっていて上手く写せません。 以前に来た時には左の道から登って右の道を降りてきたので、 今回は逆回りにして、から登って左の道を降りてくることにします。
車輌通行不能
この道は歩行者専用遊歩道です。 自動車での通行は出来ません。
(利用上の注意)
一、降雨・融雪後は、滑りやすく落石等に注意が必要です。
一、イノシシ等の大型動物及び…等に注意して下さい。
 (京都府)
内山集落跡
田上 市左衛門 ハツ 屋敷跡
昭和48年4月6日離村
両側に笹が茂る道を軽く降っていくと、程なくして「頂上へ1.1km」のがあって正面の道を指しています。 少し左へ曲がっていくと、僅かなを回り込んでいきます。 少し泥濘んだ道を進んでいくと、少し水が流れるに出ます。 沢を横切って、何度か曲がりながら続くを登っていきます。 傾斜が増してくると横木の階段が現れます。
南谷分岐
すぐにも張られていますが、掴まって登るほどではありません。 しばらく登って横木の階段とロープが終ると、正面にが見えてきます。 程なくして、標識だったと思われるが立っています。 文字が書き込まれていますが判読出来ませんでした。 尾根が近づいてくると「ブナ林の構造」と題したがありますが、 内容はブナハウス内山で見かけたのと同様です。 解説板を過ぎていくと、左右に延びる尾根に出ます。 ブナハウス内山から14分ほどの所になります。 手前には「フナハウスへ450m」の標識があって、今来た道を指しています。 正面には「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」のが立っていて、周囲に標識が幾つかあります。 左の道は「高山山頂0.9km」、右の道は「南谷ブナ林0.4km」「南谷300m」、 右前方の道は「奥野谷0.6km」、今来た道は「内山集落跡0.5km」となっています。
ひと息入れてから、左へ続くを登っていきます。 すぐの所の樹木に「」と題した小マップがありますが、 「現地点」以外は先ほど見かけた小マップと同様の内容です。 両側に笹が茂る尾根を登り始めると、程なくしてが現れます。 所々で途切れながらも、上にある稜線まで続いています。 標高580m辺りまで来ると、「頂上へ700m」のが立っています。 尾根のを回り込むように登っていきます。 尾根の背に復帰して横木の階段とロープが途切れると、標高590mほどの僅かな高みに着きます。 南谷分岐から6分ほどの所になります。 ここからしばらくは、僅かな起伏で続く標高590mほどの歩き易い尾根になります。
軽く降っていくと、僅かにになります。 軽いになる尾根を進んでいきます。 数段の横木の階段を登っていくと、僅かなに着きます。 軽く降っていくとになります。 標高600m辺りまで来て登り傾斜が少し増してくるとが張られていますが、掴まって登るほどではありません。 程なくして現れるを登っていきます。 階段とロープが途切れると、標高610mほどの緩斜地になります。 南谷分岐から11分ほどの所になります。
すぐに始まるロープに沿って進み始めるとが増してきます。 程なくしても現れます。 剥き出すの脇を左から回り込んでいきます。 階段とロープが途切れると、標高650mほどの緩斜地になります。 南谷分岐から16分ほどの所になります。
東谷分岐
すぐに登り傾斜が増してくると、またが張られています。 程なくしてまた現れるを登っていきます。 段差の高いを息を弾ませながら登っていくと稜線が近づいてきます。 頑張って登っていくと、左右に延びる稜線に出ます。 南谷分岐から20分ほどの所になります。 脇には傾いたがあって、 左の道は「駒倉峠経由ブナハウスへ・680m保全林境界分岐点」、今来た道は「東谷経由ブナハウスへ・680m分岐点」となっています。 「680m」というのは各々の道の長さではなくて、この地点の標高のようです。 周囲の様子を確認しながらひと息入れていきます。
ブナ科 Fagaceae ブナ
日本の温帯を代表する夏緑広葉樹の一種。 5月春の訪れとともに一斉に芽吹き、それと同時に枝先には小さな花を多数つける。 果期は秋であるが、果実は豊凶の差が著しく、成り年は数年に一度の割合である。
Fagus crenata 宮津市
浅谷分岐
を進み始めると、すぐの所に「」と題した小マップがありますが、 「現地点」以外はこれまでに見かけた小マップと同様の内容です。 程なくして、ロープが張られたを登っていきます。 階段とロープが終ると、標高680mほどの僅かなに着きます。 高みには「頂上へ200m」の標識があって右を指しています。 右へ曲がって、で続く尾根を進んでいきます。 少し登り坂になると、「京都の自然二百選」のが立っています。 標柱を過ぎていくと分岐に出ます。 東谷分岐から5分ほどの所になります。 正面には「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」のが立っていて、周囲に幾つか標識があります。 左の道は「高山山頂0.1km」、右の道は「浅谷ブナ林0.9km・大ブナ(幹周3.5m)0.3km」、今来た道は「駒倉峠0.7km」となっています。 袂には小さな標識もあって、左の道は「頂上へ50m」、右の道は「大ブナへ150m」となっています。 何故だかも設置されていて、この時には温度18℃・湿度68%ほどでした。
京都の自然二百選 選定植物 ブナ林
美しい自然 大切な自然を永く子孫に伝えよう
平成3年6月14日選定
京都府
丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域
高山 (標高702m)
右の道(*)は内山の大ブナ柳平などへ続いていますが、 高山の山頂へ向かってを進んでいきます。 両側にが茂る道を緩やかに登っていきます。 道なりに少し右へ曲がりながら登っていくと高山の山頂に着きます。 浅谷分岐から1分半ほど、ブナハウス内山から44分ほどで登って来られました。 中ほどには「」と題した解説板があります。 文字が消えて読めない部分もありますが、一応解説文を載せておきます。
*右の道は「高山」を参照。
世屋高原の自然
●ブナ林
宮津市世屋高原は、丹後半島最高点の高山(702m)東側の山麓に位置する標高400m以上の山地です。 山地の大部分は森林で、特にミョウガ谷一帯は約73haの面積を占め、近年は人為的干渉を受けていない美森林です。 このミョウガ谷は、日本三景の一つ天橋立の北端から直線距離にして北西の方向に約6km、世屋高原の南西端にあり、 北側で駒倉国有林、南側は浅谷国有林、西は稜線をもって大宮町と境をなしています。 森林の現況は、ブナ・ミズナラの優先する群落が相当面積を占めており、 特にブナ林は、その広がりや密度から、京都府内でも有数の優れた森であるといわれています。 丹後半島は、冬期の季節風の影響を真正面から受ける位置にあります。 このため、当世屋高原は半島有数の豪雪地域となっており、 ここの植生はこの多雪の影響で、標高450mくらいからブナクラス域に属する…日本海側の典型的な自然植生を堅持しています。 過去に存在したブナ林のほとんどが伐採された中で、丹後半島の世屋高原にまとまった範囲でブナ林が残存しているということは、 地元にとって貴重な財産であると考えられます。
●大フケ湿原
近隣に存在する大フケ湿原は、丹後半島では珍しい高層湿原( 地下水の供給を受けずに降雨のみで涵養される低温・過湿・貪養・強酸性の立地条件下に見られる湿原 )で、世屋高原一帯の森林…をうかがい知ることのできる貴重な資源であるとともに、 ミ…ケを生殖源とする…チ…トンボをはじめ湿原特有の動植物が数多く群生する極めて…すべき湿原です。
三角点はありませんが、脇の樹木に「高山702m」のが取り付けられています。 中ほどには標識が立っていて、北へ降っていく道は「起点1.4km」、今来た道は「浅谷ブナ林1.0km」となっています。 支柱には「高山702米」と書き込まれています。 山頂にはベンチが設置されていて、休憩していくのに良い所です。 が開けていて山並みを眺められます。 にも山並みが見えますが、以前に来た時よりも樹木が育って見え難くなっています。 (*)は世屋高原自然観察道になっていて、上世屋地区にある起点へ降りていけます。
*左の道は「高山」を参照。
浅谷鳥獣保護区区域図
この区域は鳥獣の捕獲が禁止されています。 鳥獣の保護にご協力をお願いします。
京都府
浅谷分岐
落ち着いたところで、を引き返していきます。 道なりに曲がりながら軽く降っていきます。 程なくして「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」の標柱や標識などが立つ分岐に戻ってきます。 高山から1分半ほどの所になります。 当初は内山の大ブナへ立ち寄るつもりでしたが、思いのほか汗を掻いて疲れたので、立ち寄るのは省略します。 ここは「駒倉峠0.7km」の標識に従って、元来たを降っていきます。
東谷分岐
少し降っていくと、「京都の自然二百選」のを過ぎていきます。 で続く尾根を進んでいきます。 軽く登っていくと、「頂上へ200m」の標識がある標高680mほどの僅かなに着きます。 左へ曲がって、ロープが張られたを降っていきます。 傾斜が緩やかになって「内山ブナ林登山マップ」と題した小マップが取り付けられた樹木を過ぎていくと、「680m分岐点」などの標識が立つ分岐に戻ってきます。 高山から6分ほどの所になります。
登ってきた左の尾根は見送って、駒倉峠へ向かってを進んでいきます。 軽く登っていくと、程なくして標高680mほどの僅かなに着きます。 脇に樹木には黄ペンキで曲がった矢印が描かれていますが、意味は分かりませんでした。 少し右へ曲がって、になる尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると、何故だかが張られています。 左側の樹間にはが広がります。 すぐにロープが終ると、標高670mほどの緩斜地になります。 高山から8分ほどの所になります。
程なくしてになる尾根を進んでいきます。 少し降っていくとになります。 「山」の石杭を過ぎていくとになります。 標高650m辺りまで来ると少し左へ曲がって、ロープが張られた横木の階段を降るようになります。 左の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。
しばらく続くロープが張られたを降っていきます。 両側の笹の背丈が高くなった階段を降ってロープが途切れると、曲がっていきます。 またロープが張られるようになる横木の階段を降っていくと、次第にになります。 僅かに撓んだ所を過ぎてロープが張られた尾根を軽く登っていくと、標高620mほどの僅かな高みに着きます。 高山から15分ほどの所になります。 高みを過ぎて降り始めると、左側にが広がってきます。
更に続くに沿って尾根を降っていきます。 次第に傾斜が増してくるので、時々ロープに掴まりながらを降っていきます。 階段とロープが途切れるとになります。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、軽いになります。 開けてくる左側のを眺めながら登っていきます。 程なくして、標高600mほどの僅かな高みに着きます。 高山から21分ほどの所になります。
軽く降っていくとになります。 程なくして降り傾斜が増してくると、曲がっていきます。 土や落ち葉に埋もれ気味のを降っていきます。 少し降っていくとも続くようになります。 ロープが途切れた横木の階段を降っていくと、「頂上へ700m」の標識が立っています。 高山から25分ほどの所になります。
駒倉峠
少し左へ曲がって、を降っていきます。 程なくして、ロープに加えても続くようになる横木の階段を曲がりながら降っていきます。 次第に傾斜が増してくるので、ロープに掴まりながら降っていくと、に降り立ちます。 高山から28分ほどで降りて来られました。 手前の樹木には「」と題した小マップがありますが、 「現地点」以外はこれまでに見かけた小マップと同様の内容です。 降り立った所にはが立っていて、 右の道は「駒倉集落跡」、左の道は「ブナハウス内山」、今来た道は「高山山頂」となっています。 笹が茂る道を右へ少し登った所が駒倉峠になります。
駒倉国有林
自然の景観を大切にしましょう
ゴミは自分でかたづけましょう
木をけずったり・枝を折ったりしないようにしましょう
土石や植物の採集はやめましょう
たき火はしないでください
たばこのすいがらは必ず持ち帰りましょう
京都大阪森林管理事務所
に降り立った所まで引き返してきます。 を眺めていきます。 南東へ続く峠道を降り始めると、すぐの所に降ってきた尾根を指すが立っていて、 「現在地 峠・556m」「頂上へ700m」となっています。 斜面を横切るように続く広いを快調に降っていきます。 僅かな谷筋を回り込む所まで来ると、パイプでつながれた円筒形の設備があります。 谷筋からパイプが延びているので水利設備のように思えます。 峠道に降り立った所から4分ほどの所になります。
谷筋を回り込んだ先を曲がりながら進んでいきます。 少し降った所をヘアピン状に曲がっていきます。 少し先をヘアピン状に曲がって降っていきます。 僅かにが流れる所を過ぎていきます。 植林地を出ると、青テープで囲まれた広い所に出ます。
道が分り難くなりますが、に沿って左へ進んでいきます。 青テープから少し離れた所を道なりに曲がっていきます。 程なくしてへ入っていきます。 植林地を抜けると、「内山集落跡」の石碑がある分岐に戻ってきます。 峠道に降り立った所から11分ほどの所になります。
五十河地区
最初に登っていった左の道は見送って、「ブナハウス内山」の標識に従ってを進んでいきます。 すぐに右へ曲がって植林地を抜けていくと、石垣沿いの小径とのに出ます。 左へ曲がっていくと、程なくしての建物が見えてきます。 建物の前を過ぎていくと、車を止めておいた駐車地があります。 峠道に降り立った所から14分ほどで降りて来られました。