方須張山
概 要 丹波市の青垣町と氷上町の境にある方須張山(標高716m)へ登ります。 西側を通る国道427号にある播州トンネル公園を起終点とし、 旧国道にある播州峠から市町境尾根を登り、稜線に出て方須張山へ向かい、 北側にある葛野峠から林道へ降りるルートを周回します。
起 点 丹波市青垣町 大名草地区
終 点 丹波市青垣町 大名草地区
大名草地区…播州峠…稜線…695.3m峰…698m峰…662.1m峰…方須張山(716m峰)…葛野峠…林道終点…国道出合…大名草地区
所要時間 4時間20分
歩いて... 稜線に出るまでと葛野峠に降りる尾根は急坂になっていて、トラロープが張られた所もあります。 方須張山へ続く尾根は、アップダウンが何度もあるものの、藪漕ぎはなくて歩き易くなっています。 葛野峠から林道へ降りるルートの最初は小径が続いていますが、南へ折れ曲がる辺りで道が不明瞭になります。 全体的に樹木に囲まれていて、眺めの広がる所はありません。
関連メモ 加美667m峰, 葛野峠
コース紹介
大名草地区
丹波市青垣町から国道427号を南下して播州トンネルの手前まで来ると、 右前方に登っていく旧国道を分けた先に播州トンネル公園の駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
公園の入口には「播州トンネル公園」と刻まれたの上に、金色の魚のモニュメントが乗っています。 公園へ入っていくと、奥の方にがあります。
駐車場の手前から分かれていくを進んでいきます。 入口には車止めがあるので、その脇を抜けていきます。 軽い登り坂の道を進んでいくとを横切っていきます。 右へ分かれていく道の先にはが見えています。 右の道を見送って旧国道を進んでいくと、やがて大きく左へ曲がっていきます。 曲がり角から右前方へ道が分かれていますが見送っていきます。
播州峠
「落石注意」のを過ぎていきます。 切り立ったの袂を通ったりしながら登っていきます。 右側にが現れると、向こう側を向いた「落石注意」の標識が立っています。 傾斜が緩やかになると、丹波市青垣町と多可町加美区の境界になっている播州峠に着きます。 駐車場から16分ほどの所になります。 峠にはがありますが、 中に納められていたであろう石仏は見かけません。
峠の手前まで引き返してくると「竜ヶ岳へ」のが立っています。 テープも続いているので、ここから市町境尾根を登っていきます。 テープを辿りながら、明瞭な道のない植林地をに登っていきます。 少し登った所で左へ曲がると、尾根の背をするようになります。 いきなりの急坂なので息を弾ませながら登っていくと、になってホッとします。 程なくして急坂になる尾根を頑張って登っていくと、標高430mほどの小峰Aに着きます。 播州峠から12分ほどの所になります。 左側からも尾根が登ってきますが、降り時に間違えないようにするためか、桃テープが張られています。 中ほどには石杭・赤プラ杭・赤頭短杭などが並んでいます。
曲がって降っていきます。 しばらく降ってに着くと、右側に作業道が来ています。 何処から何処へ続いているのか気になりますが、確かめるのは止めておきます。 に続く急な尾根を登り返していきます。 小岩が見られるを登っていきます。 アセビが茂ってきますが、歩く部分は確保されているので問題はありません。 急坂を頑張って登っていくと、右側に作業道の終点があります。 播州峠から24分ほどの所になります。 先ほどの作業道から続いてきた道なのかも知れません。
作業道は見送って、正面のを更に登っていきます。 息を弾ませながら登っていくと、標高480mほどののような緩やかな所に出ます。 水分補給などをしながらひと息入れていきます。 気を取り直して、左へ曲がっていくを進んでいきます。 程なくしてになります。 写真では良く分かりませんがかなり急なので、脇の樹木の幹や根などに掴まりながら登っていきます。 桃テープや踏み跡を辿って、少し右へ曲がりながら登っていきます。
程なくして踏み跡は消えるので、またを直登していきます。 が急になってくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 何度も立ち止まって呼吸を整えながら登っていくとが張られています。 トラロープが終わった尾根を更に登っていくと、次第にが近づいてきます。 やっとの思いで、標高560mほどの尾根の肩のような緩やかな所に出ます。 播州峠から49分ほどの所になります。 左から登ってくる尾根を眺めたりしながら、ここでもひと息入れていきます。
稜線
気を取り直して進んでいくと、またになります。 脇の樹木に手を掛けながら、を休み休み登っていきます。 近づいてくる高みへ向かって、を頑張って登っていきます。 最後の力を振り絞って登っていくと、標高650mほどの稜線に着きます。 播州峠から1時間7分ほどで登って来られました。 正面の樹木には「走る栄養研究所」のが取り付けられていて、右の尾根(*)を指しています。 中ほどには、境界杭に加えてがあって、 左へ続く尾根は「カヤマチ山」、今登ってきた尾根は「播州峠」となっています。 急坂を登ってきてかなり疲れたので、周囲の様子を確認しながら休憩していきます。
*右の尾根は「加美667m峰」を参照。
落ち着いたところで、東へ延びるを進んでいきます。 入口には桃テープが張られていますが、くぐっていきます。 アセビが茂り気味の尾根を少し降っていくとになります。 軽く登るようになると、僅かなを越えていきます。 軽く降っていくと、またになります。 僅かな起伏で続く尾根を、少し右へ曲がりながら登っていきます。
695.3m峰
傾斜が緩やかになると、曲がっていきます。 少し登って緩やかになると、僅かなを越えていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、軽いになります。 少し右へ曲がりながら登っていくと、アセビが茂るになります。 両側からアセビが迫ってくる尾根を進んでいくと、僅かな高みに着きます。 稜線に出た所から16分ほどの所になります。 左側のアセビの中に「郷附上」があるので、地形図に載っている695.3m峰になるようです。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
四等三角点
基本 No.111751
この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
698m峰
軽く降っていくと、僅かにを過ぎていきます。 左の樹間に僅かにを眺めながら軽く登っていきます。 曲がりながら登っていきます。 少し右へ曲がりながら登っていくとになります。 左から右へ少し曲がりながら登っていくと高みに着きます。 稜線に出た所から25分ほどの所になります。 標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている698m峰になるようです。
尾根が二手に分かれていますが、の尾根を降っていきます。 傾斜が増してくる尾根をしばらく降っていくとになります。 軽く登るようになると、僅かなを越えていきます。 軽く降っていくとになります。 僅かな起伏で続く尾根を快調に進んでいきます。
少し左へ曲がりながら続くを進んでいきます。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、僅かにを過ぎていきます。 軽いになる尾根を少し右へ曲がりながら進んでいきます。 僅かな起伏で続く尾根を進んで緩やかな所を過ぎるとになります。 傾斜が緩やかになると、標高670mほどの小峰Bに着きます。 稜線に出た所から36分ほどの所になります。
少し左へ曲がって降っていくとになります。 植林地の手前まで来て、へ続く尾根を降っていきます。 程なくしてになります。 少し左へ曲がって降っていくとになります。 しばらく進んでいくと降り坂になります。
662.1m峰
少し降って緩やかな尾根を進んでいくと、僅かなを過ぎていきます。 軽く降っていくとになります。 程なくしてが増してきますが、樹木に手を掛けるほどではありません。 少し曲がりながら登っていくとに出ます。 緩やかになった尾根を進んで軽い登り坂になると、両側にアセビが茂る明るい所に出ます。 尾根の中ほどには「親父畔上」があります。 登り坂の途中にあって高みではありませんが、地形図に載っている662.1m峰になるようです。 稜線に出た所から48分ほどの所になります。 樹木に邪魔されながらも右側にが少し見えます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
四等三角点
基本 No.108828
この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
正面に続くを登っていきます。 少し登っていくとになります。 程なくして、標高670mほどの小峰Cに着きます。 稜線に出た所から51分ほどの所になります。 中ほどには「界」の赤プラ杭と「葛野管理組合」のが並んでいます。
方須張山(標高716m)
軽く降っていくと、を過ぎていきます。 すぐに登り坂になる尾根を進んでいくとになります。 少し左へ曲がって進んでいくとになります。 次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 傾斜がになると、少し左へ曲がっていきます。 軽く登っていくと、地形図に載っている716m峰と思われる高みに着きます。 稜線に出た所から1時間ほどで到着しました。 情報によると方須張山というようですが、 「香住の海と山を探す会」の小札があるばかりで、その旨の標識類は見かけません。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。 ここで昼食を摂る予定でしたが、お昼にはもう少し時間があるので、この先の葛野峠で摂ることにします。
稜線に出た所から方須張山までは1.9kmほどの道程になります。 もっと長い時間がかかると想定しましたが、 アップダウンはあるものの比較的歩き易い尾根が続いていて、思いのほか短い時間で着きました。
尾根が二手に分かれていますが、北へ向かうを降っていきます。 すぐに急坂になるとが張られています。 トラロープや樹木に掴まりながら、を降っていきます。 は何度か途切れますが、すぐ先でまた続くようになります。 ずり落ちないよう慎重に降っていくとトラロープは終わりになりますが、急坂は更に続きます。
樹木に手を掛けながら慎重に降っていくと次第にが緩んでいて、 樹木に手を掛けなくても降れるようになります。 やがてになります。 少し進んでいくとになります。 傾斜が緩やかになると、標高620mほどの小峰Dに着きます。 方須張山から15分ほどの所になります。
少し左へ曲がって、を降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくと、次第に傾斜がになります。 緩やかになった尾根を進んで少し曲がりながら軽く降っていくと、僅かにに出ます。 程なくしてになると、少し右へ曲がっていきます。 傾斜が緩やかになると、標高590mほどのピーク感のない小峰Eに着きます。 方須張山から22分ほどの所になります。
葛野峠
軽く降っていくと、少しになります。 軽く登って、僅かなの左肩を過ぎていきます。 軽く降って右側が明るくなってくると、標高580mほどの鞍部に着きます。 この場所を示す標識は見かけませんが、情報によると葛野峠というようです。 方須張山から25分ほどの所になります。 手前の細い樹木には「MTB登山 大柿」のが取り付けられています。 お昼の少し前でしたが、脇の切り株に腰掛けて昼食タイムにしました。
右側には(*)の終点があって、清住地区へ降りていけます。 カヤマチ山へ続いているようです。 ここは車を止めてきた播州トンネル公園へ戻るべく、 左の斜面にある桃テープの所から続く小径を降っていきます。 落ち葉などが積もっていて、があるのが分かり難くなっていますが進んでいきます。
*東側の作業道は「葛野峠」を参照。
赤テープを見かけて安心しながら、を横切るように続く小径を降っていきます。 青テープも見かけるを降っていきます。 倒木を跨いだりしながらしばらく降って緩やかになると、小径は行き止まりになります。 葛野峠から6分ほどの所になります。 左側にあるが巻かれた樹木の所を左へ戻るように曲がり、 明瞭な道のない斜面を横切っていきます。
思いのほかが急なので、ずり落ちないよう足元に注意しながら進んでいきます。 歩き易そうな所を選びながら進んでいくと、ひとつ南側にあるに出ます。 右へ曲がって支尾根を降り始めると、すぐにの巻かれた樹木が見えてきます。 支尾根を真っ直ぐ降っていくと、またが巻かれた樹木があります。 写真では良く分かりませんが、かなりの急傾斜なので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
先の方にまた見えてくるが巻かれた樹木に向かって降っていきます。 広がってくるを降っていきます。 脇の樹木に手を掛けたりしながら降っていくと、のようなものが現れます。 しばらく降ってが近づいてくると、赤テープと青テープを巻かれた樹木があります。 程なくして、僅かに水の流れるがある谷筋に出ます。 葛野峠から19分ほどの所になります。
沢を渡って、先に見えるへ向かっていきます。 僅かな踏み跡を辿って右へ曲がりながら降っていくと、先ほど渡ったの傍に出ます。 左へ曲がって、が剥き出す所もある斜面を横切るように進んでいきます。 先の方に見えてくるへ向かって、少し右へ曲がりながら降っていきます。 別の桃テープまで来ると、左から来るに出ます。
林道終点
沢を渡った所にある桃テープを過ぎると、のようなものが現れます。 導くように続く赤テープを確認しながらを進んでいきます。 少し左へ曲がって桃テープに向かって降っていくとに出ます。 正面には「ウトー」の小札が立っています。 右へ曲がっていくと、沢に小橋が架かっています。 小橋の先が林道終点になるようです。 葛野峠から30分ほどで降りて来られました。
荒れた林道を進み始めると、程なくしてを左へ分けていきます。 に出ると、手前に「紅葉」の小札が立っています。 左に分かれていく作業道もありますが見送っていきます。 正面に山並みを眺めながらを降っていきます。 水が流れてもある林道を進んでいきます。 深く抉れた所もあって、車での走行は困難な状況です。
次第に荒れが減ってきて、車での走行が可能な様子になるを降っていきます。 になってくると「清水ナル」の小札が立っています。 土管が埋設された僅かなまで来ると「初土細谷」の小札がありますが、樹木に隠れて見え難くなっています。 林道を更に進んでいくと、「奥ゆり沢」のが立っています。 小札を過ぎた先から作業道が右前方へ分かれていきますが見送っていきます。
植林地に続く林道を進んでいくと「孫エ門」のが立っています。 すぐ先に立つ「口ゆり沢」のを過ぎていきます。 が左へ分かれる所まで来ると、「おろし谷」の標識が立っています。 左には造成地のようながあります。 作業道を見送って林道を進んでいくと、砂防ダムの脇を過ぎていきます。
国道出合
切り立った岩壁の傍を進んでいくとが見えてきます。 真っ直ぐ進んで小橋を渡ると国道427号に出ます。 林道終点から26分ほどの所になります。 ガードレールには「カヤマチ山登山道」のが取り付けられています。 左へ曲がって、を進んでいきます。
大名草地区
程なくして、道路を真っ直ぐになるように付け替えた名残と思われるが右側に分れていきます。 またある付け替えた名残と思われるを過ぎていきます。 「異常気象時通行規制区間」のを過ぎていきます。 程なくして、が見えてきます。 旧国道を見送っていくと、播州トンネル公園の駐車場に着きます。 国道出合から10分ほどで到着しました。