加美667m峰
概 要 多可町加美区と丹波市氷上町の境にある667.0m峰(点名:山寄上山)へ登ります。 山寄上地区を起終点とし、林道の途中から舟坂峠へ登り、667.0m峰を経て播州峠へ降り、国道427号に出るルートを周回します。
起 点 多可町加美区 山寄上地区
終 点 多可町加美区 山寄上地区
山寄上地区…登山口…舟坂峠…667.0m峰…小峰A…小峰B…播州峠…旧国道出口…山寄上地区
所要時間 3時間10分
歩いて... 舟坂峠の手前で道が不明瞭になりますが、尾根に出ると藪漕ぎの必要がない明瞭な道になり、 テープ類や境界杭が点々と続いてルートを示しています。 今回のルートには、眺めの広がる所はほとんどありません。 山頂の前後には1cm程度の雪が見られましたが、歩くのに問題はありませんでした。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
山寄上地区
丹波市青垣町から播州トンネルを抜けて国道427号を南下していきます。 せせらぎ公園を過ぎていくと、清島橋を渡った先に広い所があるので、ここに車を止めさせて頂きました。
駐車地の東側にあるを渡っていきます。 小屋などが見られるを道なりに真っ直ぐ進んでいきます。 程なくしてになります。 沢に架かる小橋を渡っていくと防護扉があります。 駐車地から2分ほどの所になります。 コの字形レバーを回して巻かれた鎖を解けば、は容易に開けられます。
防護扉を過ぎると、の上を通過していきます。 しばらくはが続きます。 開けた所に出るとが見えてきます。 右へ分れていくを見送っていきます。 左の沢にある二つの砂防ダムを眺めながら進んでいきます。 駐車地から8分ほどの所になります。
きけん!
はいらないで。
兵庫県
右へ分れていくを見送っていきます。 を横切っていく林道を軽く登っていきます。 沢を渡った所から左へ分れていく二つのを見送っていきます。 地道に変わった林道を登っていくとがありますが、右の道を進んでいきます。 沢の上を過ぎるとまた分岐がありますが、戻るように続く右の道は見送って、正面の道を進んでいきます。
しばらく林道を登っていくと、またがあります。 ここでも太い鉄管が埋設された沢の上を過ぎていく左の道は見送って、正面の道を進んでいきます。 更に登ってコンクリート道になると、五叉路になった分岐があります。 駐車地から20分ほどの所になります。 には地道が二つ分れていきます。 にはコンクリート道が一つ分れていきます。 左の道の入口には「」の看板があって、 これから目指す舟坂峠の名前がに載っています。
登山口
正面の道を進み始めると、すぐにになります。 荒れてきて石がゴロゴロするようになるを登っていきます。 傾斜が増してくる林道を真っ直ぐ登っていくと、正面に植林地のが見えてきます。 『終点か』と思っていると、は右へ回り込むようにして更に続いています。 地形図によると、右へ曲がっていく林道は目指す舟坂峠から離れていくようなので、 明瞭な道は見かけませんが、ここから正面の谷筋を登ることにします。 駐車地から23分ほどの所になります。
打ち枝が煩わしくてが茂る所を過ぎていきます。 ミツマタが減って、僅かなの右側に続く踏み跡を登っていきます。 「地籍調査」の赤頭短杭が点々と続くようになるので、確認しながら登っていきます。 少し登っていくと涸れ沢の右側が歩き難くなるので、赤頭短杭が見られる涸れ沢のへ渡っていきます。 道らしき跡は見られますが、などが散乱して歩き難くなっています。 伐採木を跨いだりしながら植林地の谷筋を登っていくと、左後方から来て右前方へ続く踏み跡に出ます。 登山口から7分ほどの所になります。 少し手前から続いていたようですが、右前方へ続く踏み跡を進んでいきます。
「地籍調査」の赤頭短杭が見られる踏み跡を登っていくと、程なくして曲がっていきます。 少し進んだ所を道なりに曲がって登っていきます。 更に左へ曲がって登っていくと、が巻かれた樹木が右上に見えてきます。 正面の踏み跡は少し先で行き止りになっているので、右へ曲がって黄テープへ向かっていきます。 少し登って上の方が明るくなってくると、「地籍調査」の赤頭短杭が二つ並んでいる所があります。 踏み跡は正面へ続いているようにも思えますが、明瞭な踏み跡を見かけない左上の斜面へ登っていきます。
打ち枝などが煩わしいを斜めに登っていきます。 少し登っていくと僅かなが現れますが、すぐに不明瞭になります。 「地籍調査」の赤頭短杭を辿りながら登っていくと、曲がっていきます。 踏み跡も見かけなくなった植林地の斜面を右へ曲がって登っていくと、峠が近づいてきます。
舟坂峠
傾斜が弛んでくると、左右に延びる尾根の鞍部にある舟坂峠に着きます。 登山口から26分ほどで登って来られました。 正面の樹木には「舟坂峠545m」の標識が取り付けられ、 中ほどには「地籍調査」の赤頭短杭や「界」の黄プラ杭などが幾つか並んでいます。 左側にはがあります。 中にはが安置されています。 「彫式願石」などと刻まれているようですが、はっきりとは読めませんでした。 の谷筋には、地形図に破線で載っている踏み跡が見られます。 南にある586.6m峰へ続くを眺めたりしながら休憩していきます。
落ち着いたところで、石祠の先へ続くを登っていきます。 少し登っていくと、「走る栄養研究所」のが見られるようになります。 次第にが茂るようになりますが、歩く部分には生えていないので助かります。 「筆界基準」のが点々と続く尾根を登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになる尾根を登っていくと、標高630mほどの高み1に着きます。 舟坂峠から14分ほどの所になります。
少し左へ曲がって、引き続きが茂る尾根を軽く降っていきます。 周囲には僅かな雪が見られるようになります。 この程度の雪なら陽が昇るとすぐに解けてしまいそうですが、気温が低いためか解けずにしっかり残っています。 緩やかになった尾根を進んでいくと、軽いになります。 「界」のも見られる尾根を進んでいきます。 傾斜が緩んできて伐採木が目立つようになると、にも雪が見られますが、多くても1cm程度なので、歩くのに問題はありません。 伐採木を跨ぎながら進んでいくと、標高640mほどの高み2に着きます。 舟坂峠から19分ほどの所になります。
軽いになる尾根を進んでいきます。 少し降って雪を見かけなくなると、になります。 「地籍調査」の赤頭短杭に加えても見かける尾根を進んでいきます。 標高640mほどのを進んでいくと、また僅かに雪が見られるようになります。 僅かな降り坂になる尾根を進んでいくと、標高630mほどの浅い鞍部を過ぎていきます。
667.0m峰
程なくしてになります。 少し傾斜が増してくると、長さ5mほどのが垂らされていますが、掴まって登るほどではありません。 緩やかになった尾根を、曲がりながら進んでいきます。 また雪が見られるようになる尾根を軽く登っていくと高みに着きます。 舟坂峠から28分ほどの所になります。 傍には退役したと思われる古いアンテナがあります。 中ほどには「山寄上山」があるので、地形図に載っている667.0m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていて残念ながら眺めは広がりませんが、水分補給をしながら休憩していきます。
四等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
四等三角点
基本 No.110095
この測量標はすべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
667.0m峰で尾根が二手に分れていますが、北北東へ続くを降っていきます。 「地積調査」の赤頭短杭などが続くを降っていきます。 傾斜が緩やかになると、に着きます。 少し進んでいくと、軽いになります。 軽く登って傾斜が緩やかになると、標高650mほどの高み3に着きます。 667.0m峰から4分ほどの所になります。
降り始める所にある大きめの「地籍調査」のを過ぎていきます。 右側の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 次第に雪が減ってくるとになります。 少し右へ曲がりながら登るようになると、またが見られるようになります。 傾斜が緩やかになると、標高640mほどの高み4に着きます。 667.0m峰から7分ほどの所になります。
小峰A
を降っていくと、これまで茂っていたアセビを見かけなくなります。 少し降っていくとになります。 まだ続いている「地籍調査」のを辿りながら、尾根を登り返していきます。 傾斜が緩やかになると、標高650mほどの小峰Aに着きます。 667.0m峰から12分ほどの所になります。 中ほどには「地籍調査」などの短杭に加えて、「カヤマチ山→」のがあります。 脇の樹木には「←播州峠」のが取り付けられていて、 袂には矢印の小看板が3枚落ちています。 を進んでいくとカヤマチ山へ行けるようですが、 地形図によるとかなり距離があるようなので、今回は見送っていきます。 ここは播州峠へ向かって、北へ延びるを降っていきます。
かなり急な尾根を降っていくと、「落石注意」のがあります。 脇の樹木に手を掛けながら急な尾根を降っていくと、この尾根にも「走る栄養研究所」のが点々と続いています。 しばらく降っていくと傾斜がきて、樹木に手を掛けなくても降れるようになります。 次第に緩やかになると、標高560mほどの尾根の肩のような所に出ます。 小峰Aから14分ほどの所になります。 ここで尾根が二手に分れていますが、「スピード落とせ!! この先危険箇所!!」の小看板が見えるを降っていきます。
少し曲がりながら降っていくとが張られています。 かなり急傾斜なので、ロープに掴まりながら降っていきます。 滑り落ちないよう注意しながら降ってトラロープが終ると、向こう側を向いた「落石注意」のがあります。 更に続く急な尾根を脇の樹木に手を掛けながら降って緩やかになると、雪を見かけなくなります。 左の樹間に少しを眺めながら降っていきます。 傾斜が増してくる尾根を降っていくと、また「落石注意」のがあります。 少し右へ曲がって、尾根の背を降っていきます。
この辺りからレンズに水滴が付いていて、一部がぼやけた写真になっています。
桃テープや白テープが巻かれた所まで来て、曲がっていきます。 テープを辿りながら斜面を横切るように降っていくと、次第にが見られるようになります。 尾根の背に出ると、程なくしてになります。 が張られた所まで来て、右へ曲がっていきます。 次第にアセビが増えてくる尾根を降っていきます。
小峰B
両側にが茂る尾根を降っていきます。 次第にアセビが減ってくると、標高420mほどのに着きます。 鞍部を過ぎて、になる尾根を進んでいきます。 傾斜が弛んできた尾根を少し左へ曲がりながら登っていくと、標高430mほどの小峰Bに着きます。 小峰Aから41分ほどの所になります。 中ほどには「」と刻まれたや「地籍調査」の赤頭短杭などが並んでいます。 ここで尾根が二手に分れていますが、石杭の背後に張られた長い桃テープの続く尾根を降っていきます。
尾根を降り始めると、すぐの所にがあります。 中ほどには「地籍調査」の赤頭短杭があります。 うっかりしていると正面の尾根を降ってしまいますが、地籍調査」の赤頭短杭が続くを降っていきます。 アセビが見られるようになるを、脇の樹木に掴まりながら降っていきます。 しばらく降っていくと緩やかな尾根になります。
播州峠
少し左へ曲がっていくとが増してくるので、また脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。 次第に道が不明瞭になってきますが、先の方に見える桃テープへ向かって曲がり、斜面を横切るように降っていきます。 しばらく降っていくとが見えてきます。 思いの外傾斜が急な斜面を降っていくと、斜めに通るに降り立ちます。 小峰Bから9分ほど、667.0m峰から1時間4分ほどで降りて来られました。 正面には融雪剤保管庫のような入れ物があります。 降り立った道は、国道427号の播州トンネルが出来るまでの旧国道のようです。 左へ登ったすぐの所に峠があります。 名前を記した標識は見かけませんが、丹波市青垣町と多可町加美区の境にある播州峠になるようです。 手前には「青垣町」、先には「加美町」の道路標識が立っています。
旧国道出口
峠を越えて降り始めると、すぐの所にKDDIのがあります。 右へ分れていく道を二つ見送っていくと、ガードレールに「」のが取り付けられています。 国道427号が近づいてくるとがあります。 施錠されていて車の通行は出来ませんが、人は脇を通過できます。 柵には「播州峠」の小さな標識が取り付けられています。 車止め柵を過ぎると、国道427号に出ます。 播州峠から13分ほどの所になります。 右側にはの出入口があります。
この街道を汚す者あれば神霊現れ祟り有り
山ノ神
山寄上地区
国道427号に出たすぐの所から東側に二つのが分れていきます。 入口には「」の看板があります。 も載っていますが、今回の散策ルートに関する名前などは見かけません。 左右へ分れていく道を見送って道なりに軽く降っていくと、東屋が建つ細長いがあります。 山下橋を過ぎて谷筋が広がってくると、三国岳山寄上コースの登山口になっているが右へ分れていきます。 林道大玉線を見送っていくとが架かっています。 清島橋を渡っていくと、車を止めておいた駐車地があります。 旧国道出口から18分ほどで到着しました。