葛野峠
概 要 葛野峠は丹波市の青垣町と氷上町の境にある標高580mほどの峠です。 地形図に載っている破線の道が尾根を越えていく峠です。 今回は清住谷川が流れる東側の谷筋から峠に至るルートを往復します。
起 点 丹波市氷上町 清住地区
終 点 丹波市氷上町 清住地区
清住地区…高座石…四叉路…林道終点…徒渉地…葛野峠…徒渉地…林道終点…小滝…四叉路…高座石…清住地区
所要時間 2時間50分
歩いて... 標高450m辺りまでは、地形図に載っている実線と破線のルートに道が続いています。 その先の破線のルートに明瞭な道は見かけませんが、地形図に載っていない作業道が曲がりながら峠まで続いています。 作業道には分岐が何度かあって試行錯誤しましたが、何とか峠に辿り着けました。
関連メモ 清住677m峰
コース紹介
清住地区
北近畿豊岡自動車道を氷上ICで降りて、県道7号を北上していきます。 氷上交差点から県道78号に入って西進し、成松北町交差点を左折し、 標識「達身寺2km」の出るを右折していきます。 道なりに進んで達身寺の手前まで来て、左を流れる清住谷川に架かるを渡っていきます。 川沿いに進んで地道とのに出て、右の小橋を渡っていきます。 すぐに広い所に出ると車止め柵があります。 その前が広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きます。 (
を通過していきます。 車両用の扉の左に歩行者用の扉があるので、上下に設けられた小レバーを回して開けていきます。 川から離れて植林地へ入っていくとがありますが、正面に続く林道を進んでいきます。 程なくして右側に「寺の坊跡」のがありますが、解説版などは見かけません。 川が近づいてくるとを渡っていきます。 すぐ先にある湯之口橋を渡り返していきます。
右側を流れるに登っていきます。 左側に続くようになるに沿って進んでいきます。 左前方に砂防ダムが見えてくると分岐があります。 駐車地から11分ほどの所になります。 地形図で実線の道から破線の道が分かれていく所になります。 正面の道には「横谷」の標識があります。 右の道にも標識がありますが、無学の私には読めない文字がありました。 コンクリート道になる(*)は十九山などへ続いていますが、今回は見送っていきます。 ここはを進んでいきます。
*右の道は「清住677m峰」を参照。
すぐにある砂防ダムを過ぎていくと「」のがあります。 載っている地図によると、今歩いている道は林道清住線というようです。 右へ分かれていく作業道を見送ってコンクリート道になると、先ほどと同様の「」のがあります。 「追ヶ谷」の標識を過ぎていくと、車の交換場所のようながあります。 先の方には、腰掛けるのに具合の良さそうなや「かいまいけ」の標識があります。 少し開けた所に出ると砂防ダムがあります。
水源かん養保安林
所在地 氷上郡氷上町清住字十九ヶ丸山195の2外2筆 字方須張212の1
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する等の行為をしてはなりません。
=山火事注意= 兵庫県
水源かん養保安林
所在地 氷上郡氷上町清住字十九ヶ丸山195の2ほか1字6筆
保安林内では、許可なく立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する等の行為をしてはなりません。
=山火事注意= 兵庫県
高座石
谷筋を回り込む所まで来るとがありますが、右の道はすぐ先で行き止まりになっています。 「保安林」の標識と剥き出す小岩を過ぎていくと、 「口西畑」のの所を右へ曲がっていきます。 少し先を左へ曲がって登っていくと、「西畑」のが立っています。 右へ分かれていく作業道を見送っていくと、右の谷にがあります。 少し右へ曲がりながら登っていくと、右の斜面に大岩があります。 駐車地から30分ほどの所になります。 手前には「高座石」の標識がありますが、謂われなどを記したものは見かけません。
兵庫県立歴史博物館のホームページに「高座石の椀貸し」と題した資料が掲載されていて、 高座石の謂われが紹介されています。
高座石を過ぎると、「割谷」のがあります。 程なくして右へ作業道が分かれていきます。 分岐の角の樹木の袂には「岩の上」のがあります。 戻るように左へ分かれていくを見送って、少し左へ曲がりながら進んでいきます。 を渡って沢の左側に出ます。 「通行止」の看板(*)まで来ると作業道が戻るように左へ分かれていきますが、 このまま正面の林道を進んでいきます。
*地形図に実線で載っている林道の範囲には、通行止めにするような荒れた所は見かけませんでした。 標識によると歩行も禁止のようですが、自己責任で通らせて頂きました。
四叉路
登り尾」のを過ぎていきます。 沢に架かるを渡っていきます。 開けた所まで来ると四叉路に出ます。 駐車地から38分ほどの所になります。 地形図に実線で載っている道が分岐している所になります。 標識類は見かけませんが、は方角が違うので見送っていきます。 沢を渡っていくも見送っていきます。 ここはを進んでいきます。
林道終点
正面の道を進み始めると、ロープが括られたが倒れています。 情報によると、以前には車止めとしてロープが張られていたようです。 程なくしてが左へ分かれていきますが見送っていきます。 少し登っていくと、左の沢にが見えてきます。 手前の木が邪魔をしていて良く見えませんが、戻り時に近くまで行くことにして、まずは通り過ぎていきます。 が少し見られる所を過ぎていきます。 コンクリート道から地道になる所まで来ると、車を数台は置いておけそうな小広い所が左側にあります。 駐車地から47分ほどの所になります。 ここまでの林道は地道もありますが路面の荒れは少ないので、軽四駆ならここまでは入って来られそうに思えます。
実際にはどうなのか分かりませんが、 この先にコンクリート道は見かけないし少し荒れた道にもなるので、 林道はここまでとし、この先は作業道ということにしておきます。
徒渉地
すぐの所にある「油利の谷」の標識を過ぎて僅かな沢を横切っていくとがあります。 は沢を横切って戻るように左へ続いているので見送っていきます。 轍の跡なのか、少しを登っていきます。 標高450m辺りまで来ると、作業道は右へ折れ曲がっていきます。 駐車地から56分ほどの所になります。 戻るようにして登っていくは方角が違うので見送っていきます。 左の沢の向こう岸に明瞭な作業道が見えるので、ここで沢をして向かっていきます。
丸太が敷かれたを渡っていきます。 右へ曲がり、少し荒れてくるを登っていきます。 倒木を跨いだりしながら進んでいくと分岐があります。 駐車地から58分ほどの所になります。 角には「湧谷」の標識があります。 沢沿いに続くは少し北寄りに延びているので見送っていきます。 ここは戻るように続くを登っていきます。
右へ曲がりながら登っていくと、に出ます。 谷筋が狭まってくると曲がっていきます。 すぐ先を左へ曲がっていくとがありますが、 正面の道はすぐに行き止まりになっているので右へ曲がっていきます。 少し登っていくとまたがありますが、ここは左へ曲がっていきます。 斜面を横切るように進んでいくと分岐のような所に出ますが、 正面の道はすぐ先で行き止まりになっているので、右へ曲がっていきます。
少し登っていくとまたがありますが、左へ曲がっていきます。 小尾根を回り込む所まで来るとがあります。 軽い降り坂のは、しばらく進んだ所で行き止まりになっています。 ここはを登っていきます。 少し登っていくと分岐のようになっていますが、正面の道はすぐに行き止まりになるので、ここは左へ曲がっていきます。
葛野峠
左右に通るに出て、左前方へ進んでいきます。 軽いになると正面に山が見えてきますが、方角からすると方須張山でしょうか。 程なくしてになります。 稜線が近づいてくると軽いになります。 標高580mほどの稜線まで来ると、浅い鞍部になった峠に着きます。 この場所を示す標識は見かけませんが、情報によると葛野峠というようです。 徒渉地から28分ほど、駐車地から1時間25分ほどで登って来られました。
中ほどに生える樹木の袂には「走る栄養研究所」の標識が置かれていて、傍にはポリタンクもあります。 樹木には「MTB登山 大柿」の標識が取り付けられています。 方須張山へ続いているようです。 カヤマチ山へ続いているようです。 桃テープが巻かれた樹木の所からに降っていく踏み跡があります。
余裕があればカヤマチ山まで登るつもりでしたが、 徒渉地から先の作業道にある分岐を試行錯誤しながら登ってきて気持ちも萎え気味なので、今回は登るのを止めました。
周囲の様子を確認したら、登ってきたを忠実に引き返していきます。 少し降った先を軽く登っていくとがありますが、 元来た右の道を降っていきます。 行き止まりのようになっている所を曲がっていきます。 小尾根を回り込む所にあるを左へ曲がっていきます。 しばらく降って所にある分岐を右へ曲がっていきます。
行き止まりのようになっている所を曲がっていきます。 少し降った所のを右へ曲がっていきます。 谷筋に降りていくとがありますが、 右の道は少し先で行き止まりになっているので左へ降っていきます。 少し先を右・左と曲がって、を降っていきます。 少し抉れた所もある道をしばらく降り、道なりに左へ曲がって隣の谷筋に出ると、「湧谷」の標識がある分岐に戻ってきます。 葛野峠から22分ほどの所になります。
徒渉地
右へ曲がって、荒れ気味のを降っていきます。 程なくして、沢の向かい側にの曲がり角が見えてきます。 左へ曲がって、沢をしていきます。 僅かな沢を横切って対岸に渡ると、作業道の曲がり角に出ます。 葛野峠から24分ほどの所になります。
林道終点
少しもある道を降っていきます。 来る時には気が付かなかったがありますが、 登り坂の左の道は見送って正面の道を降っていきます。 右の沢を横切っていくを見送っていきます。 を横切っていきます。 「油利の谷」の標識を過ぎていくと、車を数台は置いておけそうな小広い所になった林道終点に出ます。 徒渉地から6分ほどの所になります。
小滝
コンクリート道になるを降っていきます。 が少し見られる所を過ぎていきます。 程なくして、右の沢にが見えてきます。 明瞭な道はありませんが、木や草などに掴まりながらを降っていきます。 足下に注意しながら降って沢に出ると小滝があります。 徒渉地から12分ほどの所になります。 小規模ながら水が勢い良く流れ落ちています。
四叉路
往復3分ほどでに戻って、先へ降っていきます。 右へ分かれていくを見送っていきます。 ロープが括られた倒れたを過ぎていきます。 開けた所まで来ると、地形図に実線で載っている道が分岐している四叉路に出ます。 小滝への立ち寄りも含めて、徒渉地から17分ほどの所になります。 左右の道は見送って、元来たを降っていきます。
高座石
沢に架かるを渡っていきます。 向こう側を向いた「通行止」の看板まで来ると、作業道とのがあります。 右の作業道を見送っていくと、沢に架かるを渡っていきます。 右に分かれていくを見送っていきます。 「岩の上」の標識があるを直進していきます。 「割谷」の標識を過ぎていくと、左の斜面に高座石があります。 徒渉地から27分ほどの所になります。
左の谷にあるを過ぎていきます。 すぐにがありますが、正面の道を進んでいきます。 「西畑」の標識を過ぎていくと、曲がっていきます。 少し先を左へ曲がり始めると「口西畑」のがあります。 すぐにある「保安林」の標識と剥き出すを過ぎていきます。 行き止まりになった道があるを回り込んでいきます。 程なくしてある砂防ダムを過ぎていきます。 徒渉地から38分ほどの所になります。
かいまいけ」の標識を過ぎると、平らな石があるに出ます。 「追ヶ谷」のを過ぎていきます。 程なくしてある「水源かん養保安林」のを過ぎていきます。 左へ分かれていくを見送っていきます。 また左へ分かれていく作業道を見送っていくと、先ほどと同様の「水源かん養保安林」のがあります。 右にある砂防ダムを過ぎると、地形図で破線の道が分かれていく分岐に出ます。 徒渉地から46分ほどの所になります。 手前には「横谷」の標識、左の道の入口には読めない文字もある標識が立っています。
清住地区
右側に防護網が現れる所まで来ると、左からが合流してきます。 道なりに進んでいくとを渡っていきます。 すぐ先にあるを渡り返していきます。 「寺の坊跡」の石碑を過ぎていくとがあります。 左の作業道は見送って川沿いに進んでいくとがあります。 来た時と同様に歩行者用の扉を開けて通過していくと、すぐに車を止めておいた駐車地に着きます。 徒渉地から57分ほど、葛野峠から1時間22分ほどで降りて来られました。