清住677m峰
概 要 丹波市の氷上町清住と青垣町西芦田の境にある677m峰(十九山)へ登ります。 清住地区の奥へ続く林道の分岐まで車で入り、 そこから林道と作業道を進んだ所から尾根に出て山頂へ至るルートを往復します。 尾根に明瞭な道はありませんが、境界杭の場所を示すテープが導いてくれます。
起 点 丹波市氷上町 清住地区
終 点 丹波市氷上町 清住地区
清住地区…登山口…鞍部…大岩…緩斜地…677m峰(十九山)…緩斜地…大岩…鞍部…登山口…清住地区
所要時間 3時間20分
歩いて... 尾根は急傾斜が続いていて、何度も立ち止まりながらの遅い登りとなりました。 尾根や山頂には樹木が茂っていて眺めは広がりません。 テープの間隔が開いた所もあるので、降り時にはルートを誤らないよう細心の注意が必要です。
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コース紹介
清住地区
北近畿豊岡自動車道を氷上ICで降りて、県道7号を北上していきます。 氷上交差点から県道78号に入って西進し、成松北町交差点を左折して進んでいくと、 標識「達身寺2km」の出るがあります。 標識が指す右の道に入って道なりに進んで達身寺の手前まで来ると、左を流れる清住谷川にが架かっています。 小橋を渡って川沿いに進んでいくと、地道とのがあります。 右の小橋を渡ると車道は右へ折れ曲がっていきますが、左の地道の林道に向かっていきます。 林道の入口には(*)がありますが、 二箇所に取り付けられたTバーをずらせば扉を開けられます。 車止め柵を通過し、山の神橋湯之口橋を渡って砂防ダムの手前まで来ると、 「横谷」の標識が立つ分岐があります。 その手前の路肩に車を止めさせて頂きます。 (
*今回の駐車地は狭いので、あまりお勧めできません。 手前にある車止め柵の所が広くなっているので、そこに車を止めて歩いてくるのが良さそうです。
コンクリート舗装されたを進んでいきます。 入口には標識が立っていますが、無学の私には読めない文字がありました。 左右に分れていく地道の作業道は見送って、を道なりに登っていきます。 路肩が広がって車を何台か置ける広さになると、先の方にが見えてきます。 林道を横切る沢の所にある車止めまで来ると、左へ分れていく地道のがあります。 入口には伐採木が散乱していて道らしく見えませんが、ここから左の作業道へ入っていきます。 伐採木を過ぎて植林地の谷筋に入ると、沢沿いに続く歩き易い道になります。
沢から少し離れて、伐採木や岩が散乱するを登っていきます。 次第に石がゴロゴロした道になると、道を塞ぐを跨いでいきます。 沢が近づいてくると、が少し生えるようになります。 谷筋が狭まってくると作業道は途切れて、のすぐ脇に出ます。 沢の脇に剥き出す岩に手を突きながら慎重に登っていきます。
登山口
沢の脇を過ぎると、また石がゴロゴロするが現れます。 のようになった沢を眺めながら、植林地の谷筋に続く作業道を登っていきます。 歩き易くなった作業道を更に登っていくと、が次第に低くなってきます。 黄テープが巻かれた樹木まで来ると、左の斜面にが見えてきます。 ここが今回の登山口になります。 駐車地から20分ほどの所になります。 青い標識には「十九山古道の会」と書かれていて、ひっくり返すと「登山道」と書かれています。
沢の先に現れる作業道は、以前には手前の作業道と続いていたのかも知れませんが、 沢は岩がゴロゴロするばかりで、道があったような雰囲気はありません。 土砂崩れして谷筋が狭まったような雰囲気もないので、木橋でも架けられて通れるようになっていたのでしょうか。
鞍部
を曲がりながら登っていきます。 道には「境界明確化」や「地籍調査」の赤頭短杭が続きます。 左から右へ曲がりながら続くを登っていきます。 歩き難い所は脇を通ったりしながら登っていくと、次第に傾斜がになってきます。 程なくして、尾根にある浅い鞍部に着きます。 登山口から5分ほどの所になります。 左側には地形図に載っていると思われる高みが見えます。
ひと息いれてから、を登っていきます。 所々にある境界杭の場所を示すを確認しながら登っていくと、次第に傾斜が増してきます。 桃テープと青テープが巻かれたを過ぎていきます。 少し傾斜が弛む所もありますが、かなり傾斜の急な尾根が続くので、何度も立ち止まって呼吸を整えながらゆっくり登っていきます。
大岩
次第に雑木林になると、が幾つか剥き出す所を過ぎていきます。 やがて先の方にが見えてきます。 程なくして、尾根を塞ぐ大岩の前に出ます。 鞍部から30分ほどの所になります。 から迂回するようにして登っていきます。 左へ曲がりながら登ってに復帰すると、大岩の上に出ます。
またになる尾根を登っていきます。 幾つかあるを跨ぎながら登っていきます。 所々にある「地籍調査」のや桃テープを確認しながら登っていきます。 またが幾つか見られるようになります。 益々傾斜が増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら休み休み登っていくと、剥き出す岩の脇を過ぎていきます。
緩斜地
を見かけて安心しながら登っていきます。 が見られる尾根を登っていきます。 葉を落としたを見上げたりしながら登っていきます。 標高610m辺りまで来ると、傾斜が少し弛んだ緩斜地があります。 鞍部から1時間2分ほどの所になります。 急坂を登り続けてかなり疲れたので、しばらく休憩していきます。
気を取り直して、先へ続くを登っていきます。 の下を過ぎていきます。 のような枯れ木の脇を過ぎていきます。 左右から近づいてくる尾根を眺めたりしながら真っ直ぐ登っていきます。
次第にが弛んできて登り易くなります。 少し右へ曲がりながら登っていくと、が幾つか剥き出しています。 左の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。 やがてのような緩やかな所に着きます。 鞍部から1時間21分ほどの所になります。 茂るアセビを過ぎた所には「芦田財産区」の黄プラ杭と「地籍調査」の赤頭短杭があります。
677m峰(十九山)
へ降る左の尾根は、701.2m峰を経てカヤマチ山へ続いているようです。 ここは右へ緩やかに続く歩き易いを進んでいきます。 程なくして僅かな高みに着きます。 鞍部から1時間23分ほどで登って来られました。 ここが地形図に載っている677m峰になるようで、情報によると十九山というようです。 中ほどには「芦田財産区」のと「地籍調査」の赤頭短杭があります。 「十九山」の標識はないかと探してみますが、のような物以外は見かけません。 山頂の周りには樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。
山頂の様子を確認してひと息入れたら、を引き返していきます。 緩やかな尾根を進んでいくと、尾根が分岐している尾根の肩のような所に戻ってきます。 677m峰から2分ほどの所になります。 中ほどには「芦田財産区」のと「地籍調査」の赤頭短杭があります。 当初はからカヤマチ山まで歩こうかと思っていましたが、 急坂が続く尾根を登ってきてかなり疲れていたので、今回は諦めてこのまま下山することにしました。 登ってきたを降っていきます。
緩斜地
右の樹間に僅かにを眺めながら降っていきます。 程なくして尾根がしていますが、来た時のことを思い出して、右の尾根を降っていきます。 桃テープの間隔が開いてルートが分り難くなりますが、来る時に見かけたのような枯れ木を見つけて安心します。 の下を過ぎていきます。 次第に傾斜が弛んでくると、標高610m辺りの緩斜地に出ます。 677m峰から14分ほどの所になります。
大岩
が見られる尾根を降っていきます。 傾斜が増してくる尾根を降っていくと、剥き出すの脇を過ぎていきます。 根元からを過ぎていきます。 真っ直ぐ降っていくと、尾根を塞ぐ大岩の上に出ます。 677m峰から30分ほどの所になります。 ここはから迂回して大岩の下に出ます。
鞍部
南へ続くを更に降っていきます。 しばらくテープを見かけないを降っていきます。 次第に植林地になってくると、見覚えのある桃テープと青テープが巻かれたを過ぎていきます。 次第に傾斜が弛んでくるを降っていきます。 剥き出す小岩を過ぎて360m峰と思われる高みが見えてくると、浅い鞍部に戻ってきます。 677m峰から56分ほどの所になります。
登山口
左の斜面に続くを降っていきます。 は脇を通ったりしながら降っていきます。 左から右へ曲がりながら窪んだ道を降っていくと、正面にが見えてきます。 「登山道」「十九山古道の会」の標識を過ぎていくと、左右に通る作業道に降り立ちます。 鞍部から5分ほどの所になります。
右へ続くを降っていきます。 のようになった沢を左に眺めながら降っていきます。 しばらく降って沢が近づいてくると、する道になります。 谷筋が狭まって沢の傍まで来ると作業道は途切れます。 振り返ると、が心地良い水音を響かせています。
沢の脇に剥き出すに手を突きながら慎重に降っていきます。 狭い所を通過すると、また明瞭なが続くようになります。 が少し生えて石がゴロゴロする所を降っていきます。 幾つかあるを跨いでいきます。 のすぐ傍に続く作業道を進んでいきます。 開けた所に出て伐採木が散乱する所を過ぎると、左右に通る林道に出ます。 登山口から13分ほどの所になります。
清住地区
右へ続くコンクリート舗装されたを降っていきます。 左右に分れていく地道の作業道を見送って、道なりにを降っていきます。 少し左へ曲がりながら降っていくと、止めておいたが見えてきます。 程なくして林道に出ます。 左側すぐの所に、車を止めておいた駐車地があります。 登山口から20分ほどで到着しました。