岩屋山
概 要 岩屋山は丹波市青垣町にある標高718.3m(点名:檜倉山)の山です。 電波塔が立つ山頂からの眺めはそこそこですが、北北東にある667m峰からは山並みを見渡せます。 今回は山頂の北北東にある駐車場まで車で登り、 そこから尾根に取り付いて山頂へ登り、電波塔の保守路を降るミニルートを周回します。 駐車場に戻ってから667mまで往復します。
起 点 丹波市青垣町 西芦田地区
終 点 丹波市青垣町 西芦田地区
西芦田地区…岩屋山…駐車場…667m峰…西芦田地区
所要時間 0時間50分
歩いて... 麓から駐車場までは狭い舗装路ですが、所々に待避所が設けられています。 駐車場から山頂までの尾根には桃テープや橙頭白杭が点々と続いてルートを示しています。 尾根に下草は茂っておらず藪漕ぎも必要ありません。
関連メモ 岩屋山, 竜王山
コース紹介
西芦田地区
北近畿豊岡自動車道を青垣ICで降りて県道7号を南下していきます。 芦田郵便局や西芦田公民館を過ぎて、「青垣青少年の家」の標識が出るを右折していきます。 丹波少年自然の家の第3駐車場を過ぎていくとがありますが、この時は開放されていました。 第2駐車場や第1駐車場を過ぎて奥へ進んでいくと地道とのに出ます。 正面には標識が倒れていて、「岩屋山頂まで4.5km約1時間30分・高原寺コース入口まで3.3km約1時間」となっています。 右へ曲がって登っていくとが左へ分かれていきます。 所々に待避所が設けられている一車線の舗装路を曲がりながら登っていくと、 (*1)が右へ分かれていきます。 入口には「竜王山・佐治中央公園」の標識が立ち、「(10)」の標識もあります。 傍に「」の看板が倒れていて、 今回登る岩屋山やこれから向かう駐車場が載っています。 山道を見送って更に登って稜線に出ると、「待避所」のがあります。 脇から高原寺コース(*2)が右へ分かれていきます。 入口には標識が立っていて、右の道は「岩屋観音・青垣中学校」、左の道は「岩屋山」となっています。 左へ曲がって緩やかになった道を進んでいくと、案内図に載っている駐車場があるので、ここに車を止めさせて頂きます。 脇には男性用と女性用のがあります。
*1 右の山道は「竜王山」を参照。
*2 右の高原寺コースは「岩屋山」, 「竜王山」を参照。
「猪鹿柵」夜間通行禁止!
農産物の被害防止のため、夜間は通行を禁止します。
 年間 午後6時より午前7時まで(開けたら必ず、閉めて下さい)
防護柵設置場所において発生した損害(第三者に及ぼした損害を含む)については、その責を一切負いません。
西芦谷部落・丹波市役所・丹波少年自然の家
カヤマチ線
施行主体 兵庫県 延長4.0米 幅員117.0米 (延長と幅員が逆になっている)
平成5年度 保安林管理道整備事業
以前に来た時には駐車場の先の右側に続く保守路を登って左側の尾根を降ってきましたが、 今回は逆回りすることにして、左側のを登っていきます。 以前に来た時にはアセビに掴まりながら降ってきたように思いますが、 この時には左斜面に明瞭なが出来て桃テープも取り付けられています。 ハイキング会でもあったのか、この桃テープは山頂まで続いていて、ルートを示しています。 少し進んだ所を右へ曲がってを登っていきます。 すぐに狭いに出ます。 小岩が幾つも剥き出すを登っていきます。 少し登ってくと標高660mほどの小峰に着きます。 駐車場から4分ほどの所になります。 脇には「抜かないで!○大切な杭です 御協力お願いします」の文字が浮き彫りされた薄いプラスチック板の橙頭白杭があります。 この杭もこの先にかけて幾つも見かけます。
軽いになる尾根を進んでいきます。 少し降っていくとになります。 小岩が剥き出す所まで来るとになります。 岩が剥き出すを登っていきます。 次第に尾根の背を外れてを進むようになります。 大岩の右側を過ぎていくとに復帰します。 駐車場から7分ほどの所になります。 振り返って大岩を眺めていきます。
になった尾根を進んでいきます。 軽いになる尾根を進んでいきます。 が少し見られるようになる尾根を登っていきます。 程なくしてになります。 また小岩が見られるようになるとになります。 点々と続く桃テープや橙頭白杭を辿りながら登っていきます。
岩屋山(標高718.3m)
少しが増してくる尾根を登っていきます。 樹木に吊されたを過ぎていきます。 少し左へ曲がっていくと、傾斜がになります。 程なくして、正面の樹間にが見えてきます。 電波塔の手前まで来ると、三等三角点「檜倉山」があります。 ここが地形図に載っている718.3m峰岩屋山になります。 駐車場から15分ほどの所になります。
三等三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
建設省国土地理院
森から出ると、金網柵に囲まれたが正面に立っています。 金網柵に沿ってを進む方が近道になります。 今回はを進んでいきます。 左へ回り込むように曲がりながら進んでいくと、右の樹上にが少し見えてきます。 電波塔を3/4周ほどするとの終点に出ます。 金網柵の左側からの出口には「走る栄養研究所R/N」のがあります。 少し離れた所から電波塔を眺めていきます。 以前に来た時に見かけたNTTドコモの銘板は見かけず、代わりに「JTOWER」の標識が取り付けられていました。 電波塔を眺めたり景色を眺めたりしながら、しばらく休憩していきます。
落ち着いたところで、先へ続くを降っていきます。 右へ曲がっていくとになります。 右の尾根が低くなってくると、「H720・3800M」と書かれた黄色いがあります。 数値は標高と起点からの距離のように思われます。 他の所でも見かけますが、何故だか文字の部分が削られて読めなくなっています。 程なくして、道はヘアピン状に右へ曲がっていきます。 手前の右側にはのような所があります。 曲がり角からは南西にが延びています。 桃テープも巻かれているし、歩けそうな様子で気になりますが、探るのは止めておきます。
右へ曲がって、軽い降り坂で続く地道のを進んでいきます。 やがてを見かけるようになりますが、山頂の電波塔へ電気を送っているようです。 ガードレールに赤ペンキで書かれた「R158」などのを見かけるようになります。 カーブミラーが設置されたまで来ると、「R155」と書かれています。 防護網が施された崖の脇を過ぎていきます。
駐車場
またカーブミラーが設置されたまで来ると、「R147」と書かれています。 先の方に駐車場が見えてくるとがあります。 柵は施錠されていて開けられませんが、脇が少し開いているので歩行者が通過するのは問題ありません。 脇には「NTT docomo」のがあります。 山頂まで続く保守路を描いた地図も載っていますが、ほとんど消えていて判読出来ません。 車止め柵を過ぎると、車を止めておいた駐車場に着きます。 山頂から17分ほどで降りて来られました。 駐車場のに眺めの広がる667m峰があるので立ち寄っていきます。
667m峰
車で来た道を引き返し始めると、すぐの所から右前方へ登っていくが分かれています。 入口には車止め鎖が張られています。 脇には水道の蛇口があって捻ると水が出ますが、飲用ではないようです。 坂道を真っ直ぐ登っていくと、程なくして開けた高みに着きます。 場所を示す標識類は見かけませんが、地形図に載っている667m峰になるようです。 駐車場から2分ほどの所になります。 左にはが建っていて、 外壁には「」と題した看板が取り付けられています。 東屋の手前には「小川聚氏追悼碑」があります。 北西側にはパラグライダーやハンググライダーの板張りのがあります。 からは山並みを見渡せる眺めが広がります。
小川聚氏追悼碑
岩屋を愛する者達へ
果てしなく広がるこの大空、 安全第一に空中散歩
−空の優しさ、厳しさの中で−
小川聚氏の死を悼んで
平成11年7月25日「岩屋の神様」とフライヤーに親しまれておられた小川聚氏が亡くなられました。 ご遺族のご厚意により「岩屋山がより安全により快適なスカイスポーツ基地」となりますよう改修工事費を寄贈いただきました。 ここに、その工事の完成を記念して、追悼碑を建立いたします。
平成13年9月吉日 青垣町スカイスポーツ運営協議会
パラグライダー(ハンググライダー)で飛行される皆様へお願い
佐治川・遠阪川の近くには送電線が経過しています。 接近すると非常に危険ですので、飛行中は近づかないようにしていください。
関西電力株式会社
岩屋山のフライト旋回ルール
◎岩屋山・ランディング・前山上空は、奇数日:左旋回 偶数日:右旋回。
お願い:飲酒・喫煙は禁止です。 ごみは各自お持ち帰りください。
青垣町スカイスポーツ運営協議会
岩屋山エリア厳守事項
*クロスチェックを必ず励行しましょう*
(1)レッグベルト接続 OK
(2)チェストベルト接続 OK
(3)レスキューピン OK
(4)第三者によるチェックの徹底
(5)フライト前、無線機又は口頭で「テイクオフ」を必ず告知
安全で楽しくフライトしていただくため、フライヤーの皆様のご協力をよろしくお願い致します。
青垣町スカイスポーツ運営協議会
西芦田地区
眺めを確認したら、を引き返していきます。 正面には岩屋山にあるが良く見えます。 舗装されたを降っていきます。 真っ直ぐ降っていくと、車で来たに出ます。 車止め鎖を跨いで正面へ進んでいくと、すぐに駐車場に戻ってきます。 667m峰から2分ほどで到着しました。