西床尾山
概 要 西床尾山は養父市和田山町と豊岡市出石町の境にある標高843mの山です。 山頂の北東側や西側が開けていて、山並みを眺められます。 登山ルートは幾つかあって、東床尾山と一緒に登ることも多いようですが、 今回は竹ノ内地区を通る林道床尾線にある「らかん口」から西床尾山に登るルートを往復します。
起 点 朝来市和田山町 竹ノ内地区
終 点 朝来市和田山町 竹ノ内地区
竹ノ内地区…登山口…ダイゼンの滝入口…尾根取付…西床尾山…尾根取付…ダイゼンの滝入口…登山口…竹ノ内地区
所要時間 3時間50分
歩いて... 登山道にはテープや小札が点々と取り付けられて分かり易くなっていますが少し荒れ気味です。 谷筋では何度か沢を渡りますが、岩が濡れて滑り易くなっているので、靴を濡らしながら慎重に渡ることになりました。 谷筋を離れると急登が始まります。 気温が高くて汗が噴き出し息も切れてくるので、何度も立ち止まりながらの遅い登りとなりました。
関連メモ 西床尾山, 西床尾山
コース紹介
竹ノ内地区
養父市を通る県道104号の糸井橋交差点から県道10号に入っていきます。 県道274号を右に分けて和田地区に入ると、県道10号は左へ曲がっていきます。 県道10号と分かれて竹ノ内地区に入り、最奥の民家を過ぎていくと、 「竹ノ内隕石落下之地」の標識の先にが架かっています。 奥村橋を渡った所からが始まります。 入口には「森林管理道 床尾線 起点」の標柱が立ち、 「」や「」の解説板があります。 森林総合利用管理施設を過ぎて小橋を渡って東屋が建つ小橋まで来ると「不動の滝」のがあります。 近畿自然歩道の標識も立っていて、 この先の林道は「糸井の大カツラ1.5km」、今来た林道は「竹ノ内隕石落下の地2.5km」となっています。 上流側には何段にもなった滝がありますが、これがのようです。 小橋を渡って更に登って次の小橋の手前まで来ると、路肩の広がった所があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
路面が少し傾斜しているので、念のために石をタイヤに挟んでズリ落ちないようにしておきます。
竹ノ内隕石落下之地
隕石の由来
明治13年(1880)2月18日午前5時30分頃大きな火の玉が尾を引きながら南から北に向けて飛び来_一大音響とともに落下した。 この光芒は兵庫大阪京都の三府県でも観測された。 落下地点の字名により竹ノ内隕石と命名され重さは718.7グラムあった。 国立科学博物館村山定男氏の調査の結果本邦に於て落下日時場所標本が確認され科学分析等の科学的研究が行われた最初の隕石である。 このことは日本の科学史上貴重な資料であるといえる。 ここに落下百年を記念し現地に碑を建立して後世に伝える。
選字 村山定男博士
森林管理道 床尾線 起点
延長 14253米 幅員4米
管理者 豊岡市・朝来市
林道 床尾線(起点)
この道は林道です。 林道は木材を運び出したり、森林を守り育てるために設置された道路です。 以下のことを承諾・厳守されたうえで利用願います。
一般道(公共交通に寄与することを目的とする国道等)に比べ次のことが異なります。 注意して走行してください。
・道幅が狭く、急カーブが多い。
・落石・倒木の危険が多い。
・ガードレール・カーブミラーが少ない。
・急勾配が多い。
・街灯はなく、夜間の走行は危険。
次の期間は通行しないで下さい。
・豪雨・強風時 → 土砂崩れ・倒木の恐れがあります。
・降雪・凍結時 → 除雪は行いません。
次のことは行わないで下さい。
・暴走行為・通行の妨げになる行為。
・林道施設・周辺の自然を損傷・汚染する行為。
・火気の取扱。
走行速度は20km/h以下を心がけましょう。
ゴミ等の不法投棄は法律で罰せられます。 絶対に捨てないでください。
許可なく林道を占有することは禁止しています。
近畿自然歩道 東床尾山但馬眺望のみち(竹ノ内バス停〜下寺坂バス停) 11.1km
近畿自然歩道は、私たちの生活が近代化する中で、自然の残っている地域や名所・旧跡を帯状に結び、 身近に歴史や自然とふれあえるよう整備したものです。 コースには道しるべがありますのでそれにしたがってお歩きください。
【コースの見どころ】
東床尾山  東床尾山は標高839m、山頂は出石町・和田山町・但東町の3町に接しています。 イノシシやシカなどの野生動物がたくさん見られる自然豊かな山です。 谷が深いため、一度迷ったら出て来れない山として古くから地元に人々に恐れられ、 シカとまちがえるほどの大きなアリが出たという民話も残されています。
糸井の大カツラ  推定樹齢2000年ともいわれるカツラの雄株で、高さ約35m・幹回り約18mの巨木です。 主幹は朽ち、大小50余りのひこばえがその周囲から発生し、 旧主幹部を保護するような形で林立しています。(国指定天然記念物)
糸井渓谷  糸井川の源流部、東・西床尾山、鉄鈷山に挟まれた渓谷で、両側は荒い岩肌と広葉樹林が囲み、 たくさんの貴重な植物がはぐくまれています。 長さ2kmあまりの渓谷の中には数々の名滝があり荘厳な雰囲気を醸し出しています。
環境省・兵庫県
登山口(らかん口)
林道床尾線を先へ進み始めると、すぐの所にが架かっています。 左側にはがあって、心地良い水音を響かせています。 小橋を渡っていくと、すぐの所に登山口(らかん口)があります。 入口には近畿自然歩道のが立っていて、 右へ曲がっていく林道は「糸井の大カツラ1.3km」、正面の谷筋は「西床尾山登山道・羅漢の谷」、 今来た林道は「不動の滝0.2km」となっています。 支柱には「(1)西床尾山登山口(らかん口)」と書かれています。 傍には「西床尾山(843m)登山口(ここはらかん口です)」のが立っていて、 「」が貼り出してあります。 「登山ガイドマック在中」の木箱にはパンフレットが入っていて、 「」と「」が載っています。
西床尾山(843m)登山口(ここはらかん口です)
西床尾山は843mと標高は高くありませんが、周囲にさえぎる山が無い為、 氷ノ山、扇ノ山、段が峰など但馬、北播丹波の山並みや、但馬ドーム、竹田城跡をはじめ、広く眺望する事が出来ます。 登山道は途中まで渓流沿いですが、後半は尾根道となります。 道標等、設置していますが行動には十分注意して入山して下さい。 西床尾山山頂までは約2時間の行程です。
床尾山系イメージマップ
西床尾山、東床尾山、鉄鈷山は糸井三山として朝来市の北端に座し、 最奥部にある国指定天然記念物”大カツラ”の巨木を始め、自然も豊かで出石糸井県立自然公園の中核をなすものです。 床尾山系は古くより金山として栄えました。 点在する坑道跡、精錬所跡はその名残りです。 標高は800m前後と高くありませんが周囲に高い山が無い為、 眺めが良く但馬、丹波の山並み、町並み、そして遠くは丹後の天橋立までも眺望する事が出来、 一等三角点になっています。 西床尾山から東床尾山、鉄鈷山に縦走も楽しめ多くの人が訪れます。 四季を通して楽しむことの出来る山ですが、冬期にはかなりの積雪もありそれなりの装備も必要です。 竹ノ内集落の最奥部には日本最古(記録上)の隕石落下地点を示す碑が建ち、自然に対する夢がまた広がる土地です。 尚、県立自然公園として多くの人に楽しんで頂く為、動植物の採取は固く禁止されています。
朝来市観光交流課、和田山町観光協会
岩が剥き出すばかりで道があるようには見えませんが、正面のに入っていきます。 すぐの所に古びたがありますが、濡れてとても滑るので脇を通っていきます。 丸太橋を過ぎると明瞭なが現れます。 道の所々には「図根多角」のが見られます。 谷筋を流れる沢にはが幾つも見られ、心地良い水音を響かせています。 しばらく進んでいくと、ガレた支沢を横切っていきます。 登山口から5分ほどの所になります。 支沢のすぐ先には大きめの「細部図根」の黄頭短杭があります。
少しシダ類が茂る所を進んでいくと、樹木に「竹ノ内コース標識」の円いが取り付けられています。 この小札はこの先にかけて幾つも見かけるようになります。 倒木が見られるを登っていきます。 僅かに水が流れるを跨いでいきます。 小さな段差のある岩盤を流れるに沿って登っていきます。 幾つもあるを眺めながら進んでいきます。 根刮ぎ倒れたが道を塞いでいますが、右側を迂回していきます。 倒木を過ぎると、荒れた支沢を横切っていきます。 登山口から15分ほどの所になります。 右側の谷筋には黒い岩盤を流れるがあります。
が少し茂る所を登っていきます。 「細部図根」の黄頭短杭や「竹ノ内コース標識」の小札が点々と続くを進んでいきます。 またになる所を登っていきます。 しばらく進んでいくと小さな(*)が立っていますが、文字が消えかかっていて判読出来ません。 少し先の樹木に「精錬所跡地」の案内メモが取り付けられています。 対岸にはがあって、その上が平らになっていますが、 そこで精錬していたのでしょうか。
精錬所跡地
床尾山系は古くより金山として栄え、昭和初期まで、この地をはじめ数か所で精錬が行われていました。
*消えかかった文字を繋げていくと、解説板の内容は案内メモとほぼ同様のようでした。
桃テープも点々と続く沢沿いのを進んでいきます。 対岸には段々状のが見られますが、その昔にはこの辺りまで耕作地だったのでしょうか。 程なくして、沢の右側に続いてきた小径は途切れます。 登山口から27分ほどの所になります。 手前の樹木には「竹ノ内コース標識」の小札に加えて「登山道はこの周辺で沢を渡ります」の案内メモが取り付けられています。 沢のに小径が続いているので、滑り易い岩の上は避けて、水に濡れながらも沢を渡っていきます。
沢の左側を進んでいくと、程なくしてまたに出ます。 左側の岩壁にはと思われる穴が二つあります。 傍には小さな標識がありますが、退色していて文字は判読出来ません。 を渡ろうと思いますが、濡れた岩はとても滑り易くて渡っていけません。 手前の岩には「登山道はこの周辺で沢を渡ります」の案内メモが置かれていて桃テープも見られます。 少し先へ進んでいくと、対岸の樹木に「竹ノ内コース標識」の小札と「登山道はこの周辺で沢を渡ります」の案内メモが取り付けられています。 ここでも滑り易い岩の上は避けて、水に濡れながらも何とか対岸へ渡っていきます。
ダイゼンの滝入口
沢のに出て、その先に続く小径を登っていきます。 程なくして、樹木の袂に壊れたがあります。 繋ぎ合わせてみると、この付近のです。 標識が二つ立つ所まで来ると、谷筋が二手に分れています。 登山口から38分ほどの所になります。 は「ダイゼンの滝」となっていて、「約10mの滝ですが未整備です 約10分」と添えられています。 手前の案内図では右の谷にあるのは「らいでんの滝」となっていますが、名前が変更されたのでしょうか。 は「西床尾山方面」となっています。 右の谷筋にあるというダイゼンの滝も気になりますが、 先ずは西床尾山へ向かって左前方の谷筋を進んでいきます。
沢の傍を進んでいくとが現れます。 岩をよじ登って沢沿いに進んでいくと、またに出ます。 手前の樹木には「登山道はこの周辺で沢を渡ります」の案内メモが取り付けられていて矢印のメモもあります。 ここでも滑り易い岩の上は避けながらを渡っていきます。 沢の左側を登っていくと、尖った岩の所で道が分岐しています。 登山口から45分ほどの所になります。 左の樹木には「西床尾山」の標識が取り付けられていて右の道を指していて、 右の道には「竹ノ内コース標識」の小札が取り付けられているので、右の道を進んでいきます。
沢の少し上に続くを登っていきます。 軽く降って沢に近づくと、樹木に「西床尾山方面」のが取り付けられていて、左前方を指しています。 右には沢を渡っていく僅かながあるようです。 案内メモに従って左前方の道を進んでいくと、小石が積まれたを幾つか見かけるようになりますが、ケルンの代わりでしょうか。 矢印の案内メモも見られる道を進んでいくと、またに出ます。 登山口から53分ほどの所になります。 手前の樹木には「登山道はこの周辺で沢を渡ります」のなどが取り付けられています。
沢を渡った所の樹木には「西床尾山方面」のが取り付けられています。 沢の右側に続くを更に登っていきます。 次第に奥まった様子の谷筋になりますが、まだが見られます。 またの傍に出ます。 ここでは案内メモを見かけませんが、対岸に見える桃テープや黄テープに向かって沢を渡っていきます。 点々と取り付けられている「竹ノ内コース標識」の小札を確認しながら進んでいくと、倒木が見られる僅かな支沢を跨いでいきます。
尾根取付
右を流れるようになった僅かな沢に沿ってを登っていきます。 次第に狭くなる谷筋が二手に分れる所まで来ると、の取り付けられた樹木が正面に見えてきます。 近づいていくと、「竹ノ内コース標識」の小札と矢印の標識に加えて、簡単な地図の案内メモが取り付けられています。 登山口から1時間7分ほどの所になります。 には「これより急な尾根道 最後の水場です」と書かれていて、左の尾根を指しています。 ここで谷筋から離れて、を登っていきます。
かなり傾斜がには、桃テープ・黄テープ・「竹ノ内コース標識」の小札が引き続き見られます。 尾根を直登するのではなく、小さく曲がりながら続くを辿りながら登っていきます。 見えてくるのような所へ向かって、息を弾ませながら急な尾根を登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、標高620mほどの緩斜地に出ます。 尾根取付から6分ほどの所になります。 腰かけるのに具合の良いがあるので、リュックを降ろして水分補給しながらひと休みしていきます。
気を取り直して先へ続くを進んでいくと、登り傾斜が増してきます。 背丈の低いが茂る所を過ぎていきます。 気温が高くて汗が噴き出し息も切れてくるので、何度も立ち止まりながらをゆっくり登っていきます。 が茂る所に出て、左側を迂回するように登っていきます。 益々傾斜が増してくる尾根を歩幅を短くして一歩一歩ゆっくり登っていくと、切り株に小石が幾つも置かれていますが、これもケルンの代わりでしょうか。
左右への曲がり方が少し大きくなるを辿りながら、急な尾根を更に登っていきます。 も取り付けられているので、確認しながら登っていきます。 何度も曲がりながら登っていくと、踏み跡は尾根を外れて右の谷筋へ向かっていきます。 緩斜地から17分ほどの所になります。 踏み跡は少し先で不明瞭になるので、ここは左のを登っていきます。
まだ続いている「竹ノ内コース標識」のを辿りながら急な尾根を登っていきます。 が茂る所もありますが、歩く部分は確保されています。 が少し見られる急な尾根を曲がりながら登っていきます。 次第に広がってくるの尾根を登っていきます。 急な尾根を喘ぎながら登って山頂が近づいてくると、「らかん口方面 尾根道」の案内メモが取り付けられた樹木を過ぎていきます。
西床尾山(標高843m)
程なくして、右前方の樹間にが見えてきます。 次第に傾斜がきて歩き易くなります。 山頂が近づいてくると、「らかん口」のが取り付けられた樹木があります。 山頂の手前まで来ると、「らかん口方面 下山口」のが立っています。 左右に延びる尾根に出ると、右側に西床尾山の山頂があります。 緩斜地から40分ほど、登山口から1時間59分ほどで登って来られました。 登山口にあった標識では「西床尾山山頂までは約2時間の行程」となっていましたが、ほぼその時間で登ることが出来ました。 中ほどには「西床尾山 八四三米」が立っていますが、文字は消えかかっています。 その代わりなのか、「西床尾山843m」の小札が取り付けられていますが、その小札も読み難くなっています。
お昼にはまだまだ早い時刻だったので、昼食は下山してから摂ることにして、 景色を眺めながら休憩していきます。 山頂のが開けていて、山並みを眺められます。
手前の樹木が邪魔をしていますが、にも山並みが広がります。
北の方向に少し出てみると、が見えます。 (*1)は東床尾山へ続いています。 南西の方向には、鳥取県とのの山並みが見えます。 (*2)は奥山地区や堀場地区へ降りていけます。
*1 北の尾根は「西床尾山」を参照。
*2 南の尾根は「西床尾山」を参照。
落ち着いたところで、案内メモのある所から登ってきたを引き返していきます。 降り傾斜が増し始めると、左側にが見えてきます。 登り時には気が付きませんでしたが、程なくして尾根が分岐しています。 山頂から2分ほどの所になります。 ここは見覚えのある「らかん口方面 尾根道」の案内メモが取り付けられた樹木があるを降っていきます。
が少し見られる急な尾根を何度も曲がりながら降っていきます。 喘ぎながら登ってきた急な尾根も降る時は楽勝です。 程なくしてが茂る所を過ぎていきます。 益々傾斜が増してくるを降っていきます。 石が並べられたを過ぎていきます。 またシダ類が茂るようになる尾根を降っていきます。
尾根取付
次第に傾斜が弛んで歩き易くなると、標高620mほどのに出ます。 少し左へ曲がって、傾斜が増してくるを降っていきます。 しばらく降っていくと、分岐しているが見えてきます。 踏み跡を辿りながら降っていくと谷筋に降り立ちます。 山頂から30分ほどで降りて来られました。 右への曲がり角の樹木には、見覚えのあるが取り付けられています。
右へ曲がって、谷筋に続くを降っていきます。 倒木が見られる僅かなを跨いでいきます。 しばらく降っていくとを渡っていきます。 に出て、谷筋に続く小径を降っていきます。 程なくしてまたに出ます。 手前の樹木には「西床尾山方面」の案内メモ、沢を渡った先の樹木には「登山道はこの周辺で沢を渡ります」の案内メモが取り付けられています。 来た時と同様に、滑り易い岩の上は避けながら沢を渡っていきます。
小岩がゴロゴロする沢に沿って続くを降っていきます。 伐採されたが幾つか見られる所を過ぎていきます。 尖った岩まで来ると、右から降ってくる道とします。 沢沿いに降っていくと、来る時に見落とした「登山道はこの周辺で沢を渡ります」のがあります。 桃テープが巻かれた辺りから、滑り易い岩の上は避けながらを渡っていきます。
ダイゼンの滝入口
少し進んでいくとの上に出るので、 岩に手を掛けながら降っていきます。 斜面を横切るように続く狭くなったを進んでいきます。 程なくして、谷筋が合流する所に出ます。 尾根取付から22分ほどの所になります。 手前には「西床尾山方面」、先には「ダイゼンの滝」の標識が立っています。 の10分ほど先にダイゼンの滝があるようで気になりますが、今回は訪ねるのを省略します。
壊れた案内図を過ぎて、沢の左側に続くを降っていきます。 沢の傍まで来ると、樹木に「登山道はこの周辺で沢を渡ります」と矢印のが取り付けられています。 来る時は何処を渡ったのか探していると、対岸に桃テープが見えます。 ここでも濡れた岩の上は避けてを渡っていきます。 坑道跡と思われる二つの穴の前を過ぎて、シダ類が少し茂るを降っていきます。 すぐにに出ます。 こちら側からは見え難いですが、対岸の樹木には「登山道はこの周辺で沢を渡ります」の案内メモが取り付けられています。 ここでも濡れた岩の上は避けて、水に濡れながら沢を渡っていきます。
沢の左側に続くを降っていきます。 しばらく進んでいくと、樹木に「精錬所跡地」のが取り付けられています。 少し先に立っている判読出来ない小さなを過ぎていきます。 程なくして、またになります。 が少し茂る所を過ぎていきます。 しばらく降っていくと、荒れた支沢を横切っていきます。 左側の谷筋には黒い岩盤を流れるがあります。
すぐにある根刮ぎ倒れたを迂回していきます。 が茂り気味の小径を降っていきます。 僅かに水が流れるを跨いでいきます。 またが茂るようになる小径を進んでいきます。 少し見られる倒木を跨いだりしながら降っていくと、大きめの「細部図根」の黄頭短杭の先にガレた支沢があります。
登山口
支沢を横切って、谷筋に続くを軽く降っていきます。 幾つもあるの心地良い水音を聞きながら進んでいきます。 程なくして、が剥き出す所に出ます。 濡れて危ないの脇を通っていきます。 剥き出す岩の上を降っていくと、林道床尾線にある登山口(らかん口)に戻ってきます。 尾根取付から53分ほど、西床尾山から1時間24分ほどで降りて来られました。
竹ノ内地区
振り返って、を再度眺めていきます。 右に続くを進んでいきます。 小橋を渡ると、すぐの所に車を止めておいた駐車地があります。
この日は気温が高くて大汗を掻いたので、エアコンをかけて車の中でしばらく涼んでいきます。 落ち着いてから、タイヤに挟んでおいた石を取り除き、切り返しながら方向転換して家路につきます。