概 要 |
宍粟市波賀町と養父市大屋町の境にある992.5m峰(点名:若杉)へ登ります。
標高720mほどの若杉峠の傍から作業道を進み、途中で尾根に取り付いて山頂へ向かいます。
山頂から南東に延びる市境尾根を降って峠に出て、谷筋を降って車道に出るルートを周回します。
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起 点 |
宍粟市波賀町 道谷地区
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終 点 |
宍粟市波賀町 道谷地区
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道谷地区…作業道入口…尾根取付…992.5m峰…小峰…峠…下山地…道谷地区
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所要時間 |
3時間00分
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歩いて... |
峠に出るまでは一般的な登山ルートではないので標識類は見かけません。
尾根取付までの作業道は思いのほか傾斜が急で、かなり汗を掻きました。
尾根に明瞭な道はなくアップダウンもありますが、点々と続く境界杭を確認しながら進んでいきます。
総じて眺めは広がりませんが、樹間から僅かに山並みの見える所があります。
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関連メモ |
藤無山,
藤無山
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道谷地区
養父市大屋町を通る県道6号から分かれて、県道48号を南西へ進んでいきます。
大屋の街を過ぎて天滝への道や横行林道を分けて若杉峠の手前まで来ると、
が左へ分れていきます。
左側にはが広がります。
旧道を見送っていくと、宍粟市波賀町との境にあるに着きます。
峠を過ぎて道谷地区を降っていくと、県道521号との分岐の手前の道幅が広がっているので、端に寄せて車を止めさせて頂きます。
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車で来たを引き返していきます。
コンクリート擁壁を過ぎると、丸い石が積まれたの脇を進んでいきます。
右へ分かれていく鉄板敷きのを分けていきます。
少し右へ曲がる所まで来ると、林道の入口に小祠が建っています。
の中には地蔵菩薩と不動明王と思われる紙幣が納められていて、般若心経が掲示されています。
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作業道入口
小祠を過ぎた所の左側に「西谷奥谷 合併記念造林碑」と刻まれたがあります。
石碑の先の右側には「KDDI基地局 宍粟波賀町道谷東局」のがあります。
若杉峠の手前まで来ると、「ワカスギ29」「道谷77」の標識が取り付けられた電柱が立っています。
駐車地から12分ほどの所になります。
ここから右へ分れていくに入っていきます。
入口は広場のようになっていて作業道のように思えませんが、細い草が少し茂る先へとが延びています。
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少し泥濘んだ所もある作業道を進んでいくと、浅い谷筋を回り込んでいきます。
削られた法面に沿って登っていくと、曲がってきます。
少し先を左へ曲がって若杉峠の上の辺りまで来るとに出ます。
右へ回り込んでいくと、浅い谷筋を回り込んでいきます。
次の小尾根を右へ回り込んでいくと、道が三方に分岐しています。
作業道入口から11分ほどの所になります。
標識類は見かけず迷いますが、しばらく愚考した後、正面の道を登っていきます。
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尾根取付
思いのほか傾斜が急な道を真っ直ぐ登っていくと、浅い谷筋を回り込んでいきます。
少し登っていくと、を右へ曲がっていきます。
滑り止めの横木が見られる道を曲がりながら登っていきます。
息を弾ませながら登っていくと、道が左右にしています。
左の道を軽く登っていくと、右へ回り込む辺りの法面が低くなってきます。
作業道入口から19分ほどの所になります。
こちらの道は少し先で行き止りになっているので、ここから明瞭な道のないの斜面を登っていくことにします。
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高さ1m弱の法面をよじ登っていくと、傾斜はあるものの登り易いになります。
尾根には「境界明確化」の赤頭短杭が点々と設置され、その場所を示す桃テープや黄ペンキが見られます。
少し左へ曲がって次第にがはっきりしてくると、
「地籍調査」の赤頭短杭も併設されるようになります。
少し左へ曲がりながら尾根を登っていくと、「国調」のも見かけるようになります。
少し右へ曲がる所まで来ると、標高870mほどの緩斜地に出ます。
尾根取付から10分ほどの所になります。
気温は低めながら湿度が高くてかなり汗を掻いたので、立ち止まってひと休みしていきます。
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気を取り直して緩やかな尾根を進んでいくと、程なくしてになります。
更に傾斜が増してくると、「国調」のも見かけるようになります。
益々傾斜が増してくるので脇の樹木に手を掛けながら登って標高910mほどの所まで来ると、
右から来る尾根とします。
少し左へ曲がっていくと、「筆界基準」のも見かけるようになります。
緩やかになった尾根を進み始めると、「休1」と書かれた桃テープがあり、傍には「境界明確化」と「地籍調査」の赤頭短杭が並んでいます。
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軽く登ったり緩やかになったりする尾根を進んでいくと、僅かにを過ぎていきます。
登り坂になる尾根を進んで雑木林になると、標高920mほどのになります。
少し右へ曲がって、を進んでいきます。
軽く登るようになると、標高930mほどの僅かな高みに着きます。
尾根取付から28分ほどの所になります。
降り始める所には、のような角張った石を挟んで「地積調査」の赤頭短杭と「波賀町有林」と書かれた黄プラ杭が並んでいます。
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軽く降っていくと、僅かなを過ぎていきます。
軽く登り返していくとになります。
僅かにを過ぎて、右側が植林地になる尾根を登っていきます。
左の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。
少し右へ曲がりながら登っていくと、標高950mほどの緩斜地に出ます。
尾根取付から36分ほどの所になります。
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992.5m峰
軽いになる尾根を進んでいきます。
少し登っていくと、右から来る尾根とします。
少し左へ曲がって傾斜が弛んできた尾根を進んでいくと、すぐ先にが見えてきます。
左の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。
程なくして、樹木が伐採された山頂に着きます。
尾根取付から43分ほどで登って来られました。
中ほどに「若杉」があるので、地形図に載っている992.5m峰になるようです。
山頂の周囲には樹木が茂っていて残念ながら眺めは広がりませんが、
かなり汗を掻いて疲れたので、リュックを降ろして水分補給しながら休憩していきます。
北東の樹間にの建物などが僅かに見えますが、
冬枯れの季節にはもう少し見易くなりそうです。
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落ち着いたところで、先へ続くを進んでいきます。
左から右へ少し曲がりながら進んでいくと、軽いになります。
緩やかになった所から登り返していくと、標高980mほどの僅かなに着きます。
左へ曲がりながら少し降っていくとになります。
すぐに軽い登り坂になる尾根を進んでいきます。
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少し登っていくとになります。
僅かな降り坂になると、浅いを過ぎていきます。
すぐに登り坂になると、左の樹間にが少し見えてきます。
程なくして、標高980mほどの僅かな高みに着きます。
992.5m峰から7分ほどの所になります。
には、赤頭短杭・「筆界基準」の黄頭短杭・標石・角張った石などが並んでいます。
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になる尾根を進んでいきます。
少し降ってになると、
脇にタイルが嵌め込まれた「山」の石杭があります。
同様の石杭はこの先にかけて幾つか見かけるようになります。
左の樹間に僅かにを眺めながら、緩やかな尾根を進んでいきます。
降り坂が始まる標高970mの辺りまで来ると、尾根が広がってきます。
992.5m峰から12分ほどの所になります。
何処を歩けば良いのか分り難くなりますが、少しを降っていきます。
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小峰
タイルが嵌め込まれた「山」のが点々と続く尾根を、少し右へ曲がりながら降っていきます。
しばらく降っていくとになります。
緩やかな所もあるを登っていきます。
近づいてくるへ向かって登っていきます。
傾斜が緩やかになると、標高950mほどの小峰に着きます。
992.5m峰から20分ほどの所になります。
中ほどには「二七」のタイルが嵌め込まれた「山」の石杭があります。
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曲がって、尾根を降っていきます。
程なくして、傾斜がになります。
少し左へ曲がりながら登っていくと、標高930mほどの僅かなに着きます。
降り坂になると、少し曲がっていきます。
緩やかな尾根になると、タイルが嵌め込まれた「山」の石杭があります。
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僅かに登っていくとになります。
少し右へ曲がりながら降っていくと、急な尾根の手前にあるに出ます。
『急過ぎて登れそうにないし』と思いながら左右を覗っていると、左のすぐ先にが見えるので向かっていきます。
植林地を抜けると、平らになった造成地のような所に出ます。
992.5m峰から30分ほどの所になります。
左側にはが見えます。
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峠
水路が見られるを進んでいきます。
程なくして峠に出ます。
992.5m峰から32分ほどで降りて来られました。
中ほどには壊れかけたが立っていて、
正面の尾根は「藤無山」、右の谷筋は「道谷方面」となっています。
(*1)を指す板はありませんが、若杉高原おおやスキー場から登ってくる道になります。
正面の道(*2)は藤無山へ続いています。
余裕があれば登ろうかと思っていましたが、かなり汗を掻いて疲れたので今回は見送ることにします。
「道谷方面」の標識が指すを降っていきます。
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浅い谷筋を軽く降っていくと、僅かに窪んだを横切っていきます。
すぐにのような道の曲がり角に出ますが、左の道は10mほど先で行き止りになっています。
谷筋のに続く作業道を緩やかに降っていきます。
所々にある僅かに窪んだ支谷を横切っていくと、少し水が流れる沢に出ます。
作業道は沢の向こう側へ続いていますが、橋は架かっていません。
仕方がないので、左側からに降りて、対岸に渡っていきます。
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歩き易くなったを軽く降っていきます。
程なくしてがあります。
角には壊れかけたがあって、
左の道は「藤無山 沼谷コース」、今来た道は「藤無山 尾根コース」となっています。
左の道には「作業道を登る」と書き添えられています。
が藤無山へ続いているようですが、
以前に来た時とは違う道のようです。
正面の道を進んでいくと、すぐに左右に通る作業道に出ます。
以前に来た時にはここに標識が立っていて(*)を歩いたように記憶していますが、標識が移設されたようです。
峠から降ってきた谷筋の作業道も以前より奥まで延びているようだし、
近年になって作業道が延長されたり手を加えられたりしたように思えます。
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下山地
作業道を右へ降っていくと、を通過していきます。
明るくなってくる正面へ向かってを降っていきます。
程なくして、車も通れそうな広い地道の曲がり角に出ます。
峠から9分ほどで降りて来られました。
手元の地図によると、この広い道は県道521号となっていて、北側の県道48号と南側の国道429号を結んでいるようです。
左脇には「藤無山 宍粟50名山」のが立っています。
は広くなっていて、車を数台は止められそうな場所になっています。
藤無山 宍粟50名山
登山者の皆様へ
「みんなで守ろう!宍粟50名山」事業を展開しています。
登山道の倒木・崩壊、案内看板の破損などお気付きになられた事がありましたら、
下記まで情報をお願いします。
公益財団法人 しそう森林王国観光協会
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右にある沢の上を過ぎて、軽いで続く道を進んでいきます。
程なくしてあるを過ぎていきます。
程なくしてがありますが、左の道はすぐ先の広場で行き止りのようです。
すぐの所にあるを過ぎていきます。
少し進んでいくと、小池のようになった谷筋があります。
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しばらく進んでいくとになります。
下山地から9分ほどの所になります。
すぐ先にある沢が流れる谷筋まで来るとがありますが、右の道はすぐ先で行き止りになっています。
を過ぎていきます。
切り立ったの脇を進んでいきます。
水が流れて少し泥濘んだ道を進んでいきます。
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太い鉄管が埋設されたを過ぎていきます。
少し左・右と曲がりながら進んでいくと、道の1/3ほどがしています。
下山地から18分ほどの所になります。
剥き出す岩壁のあるのような所を過ぎていきます。
少し曲がりながら降っていくと、黒い岩壁を流れ落ちるがあります。
切通のようになった所まで来ると、車止めが設置されています。
下山地から25分ほどの所になります。
振り返ると、「通り抜け不可 通行止め」のが出ています。
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車止めを過ぎた所から右へ分れていく地道を見送って、ヘアピン状に曲がっていきます。
正面に山並みを眺めながら降っていくと、向こう側を向いたが立っていて、
「この先通り抜け不可 通行止め」となっています。
右への曲がり角の手前まで来ると、向こう側を向いたが立っていて、
「これより先未改修(悪路のため)通行不能」となっています。
ヘアピン状に右へ曲がる所まで来ると、地道が左へ分れていきますが見送っていきます。
正面のすぐの所を流れるが心地良い音を響かせているので、ちょいと出て眺めていきます。
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右へ曲がって降っていくと、すぐの所からまたが左へ分れていきます。
舗装路は右へ曲がっていくのですが、左の地道のすぐ先に根元から幹が分れたがあります。
傍にはがあって、心地良い水音を響かせています。
舗装路に戻って降り始めると、すぐの所に広いがあります。
左のすぐ傍を流れる沢沿いに降っていくと開けた所に出ます。
下山地から35分ほどの所になります。
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小川の上を斜めに通過し、農地が広がるを進んでいきます。
心地良い水音を響かせるに沿って進んでいきます。
川向こうにあるを眺めながら進んでいきます。
小川に斜めに架かるを渡っていきます。
左を流れるようになった小川に沿って進んでいくと、小川に架かる小橋を見送っていきます。
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道谷地区
水が流れ落ちるを眺めながら進んでいきます。
正面に広がるを眺めながら進んでいきます。
やがて青いが見えてきます。
小川を渡って左右に通る県道48号に出ると、車を止めておいた駐車地が右側にあります。
下山地から47分ほどで到着しました。
手前には「右 やま 左 たぢまみち」と刻まれた石標が向こう側を向いて立っています。
振り返ってみると、出口には「この先通行不能」のが出ています。
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