藤無山 散策:2015年05月10日(日)
散策情報 [cn116] 藤無山
概 要 藤無山は養父市と宍粟市の境にある標高1139.4mの山です。 今回は大屋スキー場から林道を通って峠まで登り、そこから南東へ延びる尾根に続く山道に入って山頂へ向かうルートを歩きます。 山頂や途中の尾根からは、氷ノ山などの山並みを見渡せる眺めが広がります。 下山時には道谷地区へ降るルートに寄り道します。
起 点 養父市大屋町 若杉地区
終 点 養父市大屋町 若杉地区
ルート図 若杉地区…峠…小ピーク…小ピーク…982m峰…道谷分岐…1076m峰…藤無山…1076m峰…道谷分岐…県道521号…峠…若杉地区
所要時間 3時間20分
歩いて... 大屋スキー場から峠までは林道が続いていましたが、土砂崩れしている所もありました。 峠から山頂までの尾根には夏草は茂っておらず、明瞭な山道が続いていました。 982m峰の手前は急な斜面でしたが、その先には疲労困憊するほどの急坂が長く続くこともなく、比較的楽に登れました。
関連メモ 若杉992m峰, 藤無山
コース紹介 マップ類】 【スライドショー
若杉地区
養父市大屋町から県道48号を南西へ進んでいきます。 天滝への道や横行渓谷への道を分けていくと若杉地区に入っていきます。 集落を過ぎて幅が狭まってきた道を登っていくと、広くなった曲がり角に分岐があります。 左の道の入口には「WAKASU HIGHLAND」のゲートがあります。 脇には「若杉高原温泉・夏ゲレンデ(プラスノー)・BAGJUMPウォータージャンプ 入口」の標識や、 「藤無山登山口」などの看板が出ています。 右へ曲がっていく道は若杉峠を経て国道29号に出られますが、左の道へ入っていきます。 道なりに曲がりながら登っていくと大屋スキー場に出ます。 受付・総合案内所や駐車場などを過ぎて更に登っていくとロッジふじなしに着きます。 その前が広い駐車スペースになっているので、ここに車を止めさせてもらいました。
建物の左側から続く未舗装の林道を進んでいきます。 少し進んでいくと、ヘアピン状に左へ曲がっていきます。 左前方が開けてくると、一段低い所にリフト乗り場があります。 そのすぐ上を通る林道を進んでいくと、 左側にはプラスチック製のシートが敷かれたゲレンデが広がっていますが、 来る時に見かけた標識に載っていた「プラスノー」というのでしょうか。 その奥には山並みが広がっていました。
リフト乗り場を過ぎていくと、小さな谷筋に小滝があって、 黒い岩壁を心地よい音を立てながら水が流れ落ちていました。 再びゲレンデが広がる所に出ると分岐があります。 正面には「ふじなし登山道」の標識が立っていて、右へ曲がっていく道を指しています。 左のゲレンデに入っていく道は見送って、ヘアピン状に曲がっていく右の道を登っていきます。
右へ曲がって登っていくと、すぐに右側が開けて山並みが広がってきました。 谷筋をヘアピン状に左へ曲がって登っていきます。 左に少し山並みを眺めながら登って右への曲がり角まで来ると、左側にリフト乗り場があります。 駐車スペースから23分ほど登った所になります。 監視室の脇までいくと、目の前には山並みを見渡せる眺めが広がっていました。 画像群
北西の方角には氷ノ山と思われる山も見えますが、まだ少し残雪があるようでした。 眼下には、来る時に過ぎてきた受付・総合案内所や駐車場などを見下ろせました。
リフト乗り場から林道へ戻って、ヘアピン状に右へ曲がっていきます。 右に見える氷ノ山を眺めながら林道を登っていきます。 次第に近づいてくる稜線を正面に眺めながら登っていき、少し左へ曲がっていくと傾斜が緩んできます。
左に山並みを眺めたりしながら林道を更に進んでいきます。 正面にこれから登る982m峰と思われる高みを眺めながら進んでいくと、 土砂崩れしている所がありました。 ここまでは未舗装ながら車でも通行できそうな様子でしたが、これでは車は通れません。 歩く分にはそれほど支障はないので通過していくと、再び土砂崩れしている所がありました。 先ほどよりも大きな石が道に散乱していました。
土砂崩れした所を過ぎて、林道を更に進んでいきます。 左へ曲がってその先へ進んでいきます。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、そろそろに着く雰囲気がしてきます。 尾根が低くなっている所へ向かって登っていくと、の直下にある広くなった所に着きました。 ここで道が二手に分かれています。 左へ曲がっていく道も明瞭ですが、 正面の道を登っていきます。 すぐの所に標識が立っていました。 文字は消えかかっていましたが「ふじなし登山道入口」と書かれているように思えました。
両側から山が迫ってくる林道を登っていくと、程なくしてに着きます。 駐車スペースから40分ほどで登って来られました。 登り着いた所には道標が立っていて、左の植林地を登っていく道は「藤無山」、 正面の谷へ降っていく踏み跡は「道谷方面」となっています。 これまでと同様の標識もありましたが、文字はすっかり消えていました。 ベンチ代わりでしょうか、脇には切り倒した丸太が幾つも置かれていました。 右へ曲がった所が広い駐車スペースのようになっていました。 先ほどの土砂崩れが無ければ、ここまで車で登って来られそうでした。 振り返ると、手前の広くなった所の先には山並みが広がっていました。 藤無山へ続く山道を登る前に、景色を眺めながらひと息入れていきました。
後日にから北西へ続く尾根を歩きました。 (「若杉992m峰」を参照)
小ピーク
落ち着いたところで、道標「藤無山」が指す植林地に続く山道を登っていきます。 入口の樹木には赤テープが取り付けられていました。 この赤テープは山頂まで点々と取り付けられていて、ルートを示しているようでした。 右・左と小刻みに曲がりながら植林地を登っていきます。 結構傾斜があって次第に脹ら脛が痛くなってきましたが、疲労困憊するほどではありませんでした。 道に沿って防護網も張られていましたが、 植林は既に成長していて役目を終えたのか、紐状になって柵の目的は果たしていませんでした。 次第に明るくなってくる正面へ向かって、引き続き急な斜面に折れ曲がりながら続く道を登っていきます。 から8分ほど登って緩やかな尾根になると、小ピークに着きました。 一番高そうな所には「四八」と書かれた石標がありました。 ここが地形図に載っている982m峰かと思いましたが、その西150m辺りにある標高960mほどの高みのようでした。
小ピーク
小ピークを越えて、その先の軽い降り坂になった尾根を進んでいきます。 程なくして緩やかな尾根になります。 先ほどまでの急坂の疲れを癒しながら進んでいくと、少し登り坂になってきます。 坂を登り切ると、少し樹木が切り払われて明るくなった小ピークに着きました。 から12分ほどの所になります。 中ほどには「四七」と書かれた石標がありました。 ここも982m峰ではなく、その西北西100m辺りにある標高960mほどの高みになるようです。 ここで、尾根は少し右へ曲がっていきます。 正面には、これから向かう1076m峰や藤無山が頂部を覗かせていました。
982m峰
緩やかな尾根を進んでいくと、右側に山並みが見える所がありました。 そこを過ぎて軽く登っていくと、「四六」と書かれた石標のある高みに着きました。 ここが地形図に載っている982m峰になります。 から15分ほどで登って来られました。
ここで尾根が、南南西と東南東の二方向に分かれています。 南南西の尾根に出てみると、山並みを見渡せる眺めが広がっていました。 先ほどよりも広い範囲が見え、これから向かう1076m峰藤無山もよく見えました。 画像群
どちらの尾根を降ればいいのかと辺りを見回しても、それらしい標識類は見かけませんでした。 右側の尾根も歩けそうな様子でしたが、かなりの降り坂になっていました。 ここは、藤無山が見える方角でもある石標の左側から正面へ延びる尾根を降っていきます。
正面に藤無山1076m峰を眺めながら尾根を軽く降っていきます。 緩やかな鞍部を過ぎて、少し登り坂になった尾根を進んでいきます。 植林地と雑木林を分ける尾根の両側には樹木が茂っていて展望は良くありませんが、 登り基調の歩き易い尾根が続きます。 分岐はありませんが引き続き赤テープが点々と取り付けられているので、それらを確認しながら進んでいきました。 僅かに降る所を過ぎて登っていくと、 「四三」と書かれた石標や「43」と書かれた「兵公施界」の赤頭短杭がありました。
左側の樹間から僅かに山並みが見える所を過ぎていきます。 植林地と雑木林を分ける歩き易い尾根が続きます。 山頂にかけて、葉先が枯れたような長い草を見かけるようになりますが、名前は分かりませんでした。 右側に僅かに山並みが見える所を過ぎて登っていくと、左側が開けて山並みを見渡せる所に出ました。
道谷分岐
道端に長い草が茂る尾根を登っていくと、 樹木に赤い板が突き刺さっていましたが、何かの目印なのでしょうか。 そこを過ぎて更に登っていくと分岐があります。 982m峰から20分ほどの所になります。 道の中ほどには少し壊れた道標が立っていて、 正面の尾根は「藤無山」、右へ降る道は「道谷方面」となっています。 傍には「56」と書かれた「兵公施界」の赤頭短杭もありました。 左側に見える山並みを眺めながら、ひと息入れていきました。
1076m峰
落ち着いたところで、藤無山へ向かっていきます。 引き続き取り付けられている赤テープを確認しながら、植林地と雑木林を分ける尾根を登っていきます。 傾斜が少し増してきた尾根を登って高みの手前まで来ると、 左側が開けて山並みが少し見えました。 そのすぐ先の高みに着くと、「四〇」と書かれた石標がありました。 この先は少し降り坂になるので、ここが地形図に載っている1076m峰になるようです。 道谷分岐から5分ほど登った所になります。
1076m峰の先へ続く尾根を降っていきます。 剥き出したを過ぎていきます。 僅かな鞍部に着いて、が剥き出した所を登っていきます。 緩やかになった高みに着くと、手前の樹木に少し邪魔されながらも、左側に山並みが見えました。
少し降った所の僅かな鞍部から山並みを眺めてから、その先へ登り返していきます。 剥き出したの脇を過ぎて尾根を登っていくと、 折れ曲がった木がありました。 次第に傾斜が増してくる尾根を登っていくと、左側に山並みが広がってきます。 少し登った所から振り返ると、氷ノ山方面の山並みを見渡せました。
藤無山 (標高1139.4m)
キノコが生えた倒木を過ぎて尾根を登っていきます。 少し開けて明るい所に出ると、 左側には山並みが広がっていました。 そこを過ぎて2分ほど登ると藤無山の山頂に着きました。 山頂には二等三角点「三本杉」があるので、地形図に載っている1139.4m峰になるようです。 1076m峰から17分ほど、から1時間ほどで登って来られました。 爽やかな気候の日だったこともあって、大汗をかいたり疲労困憊することもなく、比較的楽に登ってくることが出来ました。
山頂には「藤無山1139米」の標柱や 「宍粟50名山 藤無山(1139m) No,10」の標柱が立っています。 山頂の南東側が開けていて、山並みを眺められました。 お昼にはまだまだ早い時刻でしたが、持参した物を食べたりしながら休憩していきました。
宍粟50名山 藤無山(1139m) No,10
兵庫県森林管理署・しそう観光協会・宍粟市・(財)しそう森林王国協会
落ち着いたところで、藤無山から下山していきます。 山頂には白い標識が立っていて、南へ降る尾根は「志倉登山口 谷コース」、 東へ降る斜面は「志倉登山口 尾根コース」、今来た道は「道谷登山口 沼谷と尾根コース」となっています。 南の尾根には歩き易そうな道が続いていました。 東の斜面の道はかなり傾斜があって笹なども茂っていました。 下の方には「下山道」の標識も見えましたが、 今回は車を止めてきた大屋スキー場に戻るべく、登ってきた道を引き返すことにしました。
1076m峰
山並みを眺められる少し開けて明るい所を過ぎていきます。 少し残雪がある氷ノ山を正面に眺めながら尾根を降っていきます。 折れ曲がった木を過ぎて登り坂になってくると、 剥き出したに「山」と書かれたタイルが嵌め込まれていました。 少し離れた所にも別のタイルがあって文字らしきものが書かれているようでしたが判読出来ませんでした。 僅かな高みを越えてその先の鞍部から登り返していくと、剥き出した岩の先にある1076m峰に着きます。
道谷分岐
1076m峰を越えて、その先の尾根を降っていきます。 大木の脇を過ぎて更に降っていくと、道標の立つ分岐に戻ってきました。 山頂から15分ほどで降りて来られました。 元来た道を982m峰を経てまで降っても良いのですが、出来る限りピストンルートは避けたいので、 右に見える山並みを眺めてから、 道標「道谷方面」に従って左の道を降っていきました。
これまでの明瞭な道とは違って、植林地の急な斜面に続く道は踏み跡程度になりますが、 このルートにも赤テープが点々と取り付けられていました。 1分半ほど降っていくとトラロープが現れました。 何度か途切れながらも続くトラロープに沿って植林地を降っていきます。 踏み固められた道ではなくてズリ落ちそうな斜面を、時々ロープに掴まりながら降っていきました。 傾斜が緩やかになってくると鞍部に着きます。 道谷分岐から7分ほど降った所になります。 中ほどには道標が立っていて、右の谷筋に続く踏み跡は「道谷方面」、 今降ってきた植林地の斜面は「藤無山」となっています。 正面の尾根(*)も歩き易そうな様子でしたが、 道標に従って右の谷筋へ降っていきました。
*後日に正面の尾根を歩きました。 (「藤無山」を参照)
踏み跡はあまり明瞭ではありませんが、点々と取り付けられている赤テープを辿りながら降っていきます。 道は概ね谷の右側の植林地に続いていますが、 時々谷底の涸れ沢に降りたりもします。 僅かに水が流れるようになった沢を渡って左岸を少し歩く所もあります。 沢を渡り返して、再び右岸の植林地を降っていきます。 右から降ってくる小尾根に出ると「藤無山」の道標が立っていて、今降ってきた谷筋を指していました。 谷筋を降り始めてから14分ほどの所になります。
道標を過ぎて降っていくと沢の傍に出ます。 右から来る支沢を渡っていくと湿地帯に出ます。 束ねた丸太の上に板を打ち付けた木道が敷かれているので、その上を歩いていきました。 植林地を進んでいくと、再び同様の木道が敷かれていました。 その上を渡っていくと分岐があります。 谷筋を降り始めてから18分ほどの所になります。 角には道標が立っていて、 右の道は「藤無山 尾根コース」、今降ってきた谷筋は「藤無山 渓谷コース」となっています。 大屋スキー場から登ってきたへは右の道を進んでいくのですが、正面の道を少し歩いてみました。
県道521号
明瞭になった広い道を真っ直ぐ進んでいきます。 左からきて右へ流れていく沢を渡ってその先へ進んでいくと、道谷地区を通る未舗装の県道521号の曲がり角に出ました。 辺りの路肩が広がっていて、車を数台は止められる駐車スペースになっていました。 出た所には「藤無山 宍粟5 名山」の標柱(*1)が立っていました。 右の道(*2)は500mほど先から舗装路になり、県道48号へ続いています。 その出口には「通行不能」の看板が出ています。 ここはへ向かうべく、手前の分岐まで引き返していきます。
*1 標柱では「宍粟5 名山」となっていましたが、「宍粟50 名山」の「0」が消えたのかも知れません。
*2 後日に右の道を歩きました。 (「若杉992m峰」, 「藤無山」を参照)
往復5分ほどで分岐まで引き返してきて、道標「藤無山 尾根コース」の指す左の道を進んでいきます。 すぐの所で道が二手に分かれています。 右の道は林道のように広くなっていて行く末が気になりますが、 今回歩いた尾根と谷筋に挟まれているので、いずれ行き止まりになっているように思えました。 その道は見送って、左の道を進んでいきます。 僅かな谷筋の右斜面に続く植林地を進んでいきます。 ここでも赤テープが点々と取り付けられているので、それらを確認しながら進んでいきました。 道標の立つ分岐から2分ほど進んでいくと、僅かな沢を渡って向こう岸の小尾根に登っていきます。
更に1分半ほど進んでいくと、再び僅かな沢筋に降りて、向こう岸の小尾根に登っていきます。 引き続き取り付けられている赤テープを辿りながら、谷筋の右斜面に続く植林地を登っていきます。 やがて正面の上の方に明るくなった鞍部が見えてきます。 あそこがだろうと思いながら、そこへ向かって登っていくと、藤無山へ続く山道が始まるに出ました。 道標の立つ分岐から7分ほどで登って来られました。 少し遠回りしましたが、山頂から54分ほどで降りて来られました。 左にある広い駐車スペースからの眺めを再度確認してから、 元来た林道を降っていきます。
林道が分岐している広い所に出て、正面に続く林道を降っていきます。 土砂崩れしている所を二箇所過ぎていくと、 ごく浅い水溜まりにオタマジャクシが沢山いました。 こんな水溜まりではすぐに干上がってしまうであろうにと心配になったりしました。 林道を更に降っていくと、曲がり角にあるリフト乗り場に着きます。 監視室の脇に出て、再度眺めを楽しんでいきました。 画像群
鮮やかな新緑に染まる稜線を正面に眺めながら林道を降っていきます。 右側に見えてくる山並みを眺めながら、ヘアピン状に右へ曲がっていきます。 正面に広がってくる山並みを眺めながら降っていくと、 ゲレンデの脇にある標識の立つ分岐に出ます。 道なりに左へ曲がって降っていきます。 小さな谷筋にある小滝を過ぎていくと、一段低い所にリフト乗り場があります。 登り時には止まっていたリフトですが、この時には運転していました。 スキーを履いた人達が次々と登ってきて、プラスチック製のシートが敷かれたゲレンデを滑降していきました。 私はこのようなゲレンデを滑った経験はありませんが、普通の雪の上を滑るのと感触がどう違うのか興味のあるところではあります。
若杉地区
山際に岩が露出した所があって、僅かな水が流れ落ちる水場がありました。 そこを過ぎて林道を更に降っていきます。 ヘアピン状に右へ曲がっていきます。 赤い屋根の建物が見えてくると、 車を止めておいたロッジふじなしの前の駐車スペースに着きました。 から34分ほどで降りて来られました。