概 要 |
豊岡市竹野町と香美町香住区の境にある384.4m峰(点名:本見塚)へ登ります。
今回は南側の河内地区から林道を進み、林道が分岐する所から尾根を登って山頂へ至り、
ひとつ東側の尾根を降るルートを周回します。
山頂は樹木が茂っていて眺めはあまり広がりませんが、途中の尾根からは山並みを眺められます。
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起 点 |
豊岡市竹野町 河内地区
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終 点 |
豊岡市竹野町 河内地区
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河内地区…登山口…81番鉄塔…小峰A…384.4m峰…小峰B…小峰C…80番鉄塔…下山地…河内地区
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所要時間 |
2時間50分
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歩いて... |
一般的な登山コースではないので標識類は見かけませんが、
疲労困憊するような急坂が続くこともなく、藪漕ぎする所もなくて歩き易い尾根になっています。
前日の雨で滑り易くなっている所もあって、慎重に登っていきました。
林道に降り立つ直前にある竹林には階段が続いていますが、
落ち葉などが積もって分り難く、倒竹が煩わしくなっています。
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関連メモ |
竹野384m峰,
河内243m峰
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河内地区
豊岡の市街地から国道178号を西進していきます。
江野トンネルと森本トンネルを抜けていくと、
農産物直売所や自販機がある先にチェーン着脱・休憩ゾーンがあるので、ここに車を止めさせて頂きます。
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駐車地の先へ進み始めると、すぐにがあります。
県道135号を左に分けて顕彰碑を過ぎていくとがあります。
左前方へ降っていく道の先には河内公民館や八幡宮がありますが、立ち寄るのは省略します。
真っ直ぐ進んでいくと、川谷川にが架かっています。
河内橋の手前から右へ分れていく林道に入っていきます。
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すぐにになる林道を軽く登っていきます。
脇には「警告」の看板が置かれています。
僅かな谷筋まで来るとを渡っていきます。
程なくしてがあります。
には水が浅く溜まっています。
また僅かな谷筋まで来て、小橋を渡っていきます。
警告
区民の総意により私有地に付、山菜・山イモ等の採集を固く禁ず。
河内区長
通常砂防工事 川谷川堰堤
竣工 昭和44年8月
形状 H=65m L=39m V=717.1立方m
貯砂量 V=10,060.5立方m
兵庫県
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登山口
次第に狭まってくるを進んでいくと、また「警告」の看板があります。
少し右へ曲がりながら進んでいくと、谷筋がに分れています。
地形図に実線で載っている林道の分岐になります。
左にはが架かっています。
小橋を渡ったすぐの所にある尾根の先端が、今回の登山口になります。
駐車地から10分ほどの所になります。
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を登っていきます。
疲労困憊するような急坂ではありませんが、前日の雨で滑り易くなっているので、足元に注意しながら慎重に登っていきます。
が茂り気味の所もありますが、藪漕ぎするほどではないので助かります。
樹木が減って歩き易くなったを登っていきます。
右の樹間に送電線のを二つ眺めながら登っていきます。
標高160m辺りまで来ると、傾斜が弛んできます。
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少し左へ曲がっていくと、程なくしてが増してきます。
少し曲がりながら登っていきます。
左の樹間に谷向かいのを眺めながら登っていきます。
次第に傾斜がくる尾根を登っていきます。
標高190m辺りまで来ると、広い平坦地に出ます。
登山口から16分ほどの所になります。
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平坦地の先のに現れる盛り上がった尾根を登っていきます。
歩き易いを登っていきます。
傾斜が弛んだ所を過ぎていくと、少しが増してきます。
少し登っていくと、右側の樹木が減ってに出ます。
少し左へ曲がっていくと、正面に送電線の鉄塔が見えてきます。
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81番鉄塔
振り返ると、が広がります。
電波塔が幾つか立つと思われる山も見えます。
谷向かいの尾根へとが延びていて、鉄塔も見えます。
正面に立つ鉄塔へ向かって、次第に傾斜がになってくる尾根を登っていきます。
少し樹木が茂る所を過ぎると、送電線の鉄塔「温泉線八一」がある高みに着きます。
登山口から28分ほどの所になります。
左右に眺めは広がりませんが、尾根を登ってきて思いのほか疲れたので、水分補給をしながらひと息入れていきます。
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気を取り直して、少し曲がって軽く降っていきます。
緩やかな所を過ぎるとになります。
次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けたりしながら登っていきます。
右の樹間にを眺めながら登っていきます。
左側には送電線のが見えます。
鉄塔の奥には冠雪した山のようなものが頭を出しています。
一瞬『懐かしい富士山か』と思いますが、富士山である筈はなく白い雲でした。
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右から登ってくるを合わせていきます。
が増してきますが、脇の樹木に手を掛けるほどではありません。
左側には残雪が見られるが広がってきますが、
方角からすると三川山から蘇武岳にかけての稜線でしょうか。
少し左へ曲がりながら登っていくと、標高320mほどのに出ます。
すぐに登り傾斜が増してくる尾根を進んでいきます。
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小峰A
近づいてくるへ向かって登っていきます。
電波塔が立つを右側に眺めながら登っていきます。
手前の樹木に邪魔されながらも、三川山から蘇武岳にかけてのが左側に見えます。
次第に傾斜が緩やかになると、左右に延びる尾根にある標高370mほどの小峰Aに着きます。
81番鉄塔から28分ほどの所になります。
周囲に樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、周囲の様子を確認しながらひと息入れていきます。
北北西の方角にが見えます。
北北東の方角にはこれから向かうと思われる高みが見えます。
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は歩き易そうで気になりますが、方角が違うので見送っていきます。
ここは384.4m峰に向かってを降っていきます。
軽く降っていくと、馬の背のような狭くてになります。
樹木に邪魔されながらも広がるを右に眺めながら進んでいきます。
次第に登り坂になると、僅かな瘤に着きます。
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少し左へ曲がって軽く降っていくと、に着きます。
すぐにになる尾根を進んでいきます。
左側には残雪が見られるが見えます。
が張り出す尾根を登っていきます。
少し登っていくと、標高360mほどの緩やかな尾根になります。
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少し曲がっていきます。
左側に現れる植林地に沿って進んでいくとになります。
しばらく登っていくとに出ます。
右へ曲がっていくと、青テープが巻かれた樹木の辺りから左後方へ尾根が分れていきます。
も歩けそうで気になりますが、方角が違うので見送っていきます。
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384.4m峰
左の樹間にと思われる山を眺めながら進んでいきます。
僅かにを過ぎていきます。
次第に広がってくるを登っていきます。
傾斜が緩やかになると、小広くなった山頂に着きます。
中ほどには「本見塚」があるので、地形図に載っている384.4m峰になるようです。
小峰Aから17分ほど、登山口から1時間18分ほどで登って来られました。
周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、水分補給をしながら休憩していきます。
三角点の脇にある注意書きによると、以前にはやぐらがあったようですが、
6年前に来た時からそれらしいものは見かけません。
に僅かに山並みが見えます。
にも少し山並みが見えますが、青葉が茂る季節には見えなくなりそうです。
注意
このやぐらは基本測量に使用する測標です。
展望台ではありません。
あぶないからのぼらないでください。
国土地理院
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落ち着いたところで、東へ延びるを進んでいきます。
曲がって、軽く降っていきます。
右の樹間にを眺めながら降っていきます。
少し降っていくと、広くてになります。
左側には、先ほどよりも樹木に邪魔をされずに神ノ浦山が見えます。
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小峰B
広くて緩やかなを快調に進んでいきます。
少し進んでいくと、軽いになります。
程なくして、標高360mほどの小峰Bに着きます。
384.4m峰から6分ほどの所になります。
北へ続く(*)は、
坊岡地区と本見塚地区を結ぶ道が尾根を越えていく峠へ続いています。
ここは車を止めてきた河内地区へ向かって、南東へ続くを降っていきます。
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右の樹間にを眺めながら降っていきます。
少し降っていくとになります。
少し曲がりながら降っていきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、少し曲がっていきます。
左の樹間に谷向かいの稜線を眺めながら降っていきます。
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が目立つ植林地の尾根を降っていきます。
程なくしてになります。
軽い登り坂になると、を過ぎていきます。
少し左へ曲がって、を過ぎていきます。
軽く登っていくと、標高300mほどの高みに着きます。
小峰Bから12分ほどの所になります。
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降り坂になると、尾根の中ほどがになります。
少し降って窪みが無くなると、になります。
尾根のを回り込むように続く広めの道を降っていきます。
左側にを遠望しながら降っていきます。
程なくして尾根の背に出ます。
広めの道は尾根を跨いでへ降っていきますが、行く末が良くわかりません。
ここは左前方のを登っていきます。
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軽く登っていくと、「界」の赤プラ杭がある標高280mほどのに着きます。
高みを過ぎて軽く降っていくとになります。
軽いになる尾根を進んでいきます。
尾根が広がってくると、尾根が二手に分れています。
小峰Bから19分ほどの所になります。
東へ向かうも歩けそうですが、方角が違うので見送っていきます。
ここは南へ向かう広いを降っていきます。
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小峰C
少し降っていくと、がはっきりしてきます。
馬の背のような緩やかな所を過ぎるとになります。
軽く登っていくと、標高250mほどの小峰Cに着きます。
小峰Bから24分ほどの所になります。
南東へ延びる(*)は243.2m峰へ続いていますが、
以前に歩いたので今回は見送っていきます。
ここは南西へ延びるを降っていきます。
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思いのほかが急なので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
左の樹間にを眺めながら降っていきます。
少し降っていくとが弛んできて、樹木に手を掛けなくても降れるようになります。
右にはが見えますが、方角からすると小峰Aでしょうか。
しばらく降っていくと、幅の狭い浅い鞍部に着きます。
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軽いになる尾根を進んでいきます。
次第に傾斜が緩やかになると、が広がってきます。
何処を歩けば良いのか迷いますが、尾根の中ほどを進んでいくと、ピーク感のない標高210mほどの高みに着きます。
小峰Cから8分ほどの所になります。
広い尾根になっていて何処から降ろうかと左右を覗っていると、
に歩けそうな尾根があるので、そこから降っていきます。
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80番鉄塔
落ち葉が積もって分り難くなっていますが、
尾根を降り始めると硬質プラスチック製のが現れます。
次第に緩やかになってくるを降っていきます。
階段が終って樹木が伐採された明るい所に出ると、送電線の鉄塔「温泉線八〇」に着きます。
小峰Cから11分ほどの所になります。
周囲に広がる景色を眺めながらひと息入れていきます。
左前方の奥に見える山は、方角からするとでしょうか。
左側には、隣の尾根にあるが見えます。
右側には、登り時に通過したが見えます。
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鉄塔の先へ続くを降っていきます。
太い樹木の先を回り込むように右へ曲がると、斜面にが現れます。
斜面を斜めに降っていくとへ入っていきます。
次第に不明瞭になってくる踏み跡を辿って曲がっていきます。
すぐに右へ曲がっていくと、太い樹木の袂に硬質プラスチック製の階段が現れます。
80番鉄塔から5分ほどの所になります。
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下山地
硬質プラスチック製のを辿りながら植林地を降っていきます。
下側から見ると階段は比較的分かり易いですが、上側から見ると落ち葉に覆われて分り難くなっています。
少し先を左・右と曲がりながら降っていくとになります。
階段は続いていますが、次第にが覆ってきて歩き難くなります。
煩わしい倒竹をくぐったり跨いだりしながら降っていきます。
合わせて7回ほど曲がりながら竹林を降っていくと、沢の対岸に林道が見えるに出ます。
沢に架かる丸太橋を渡ると、左右に通る林道に出ます。
80番鉄塔から16分ほど、384.4m峰から1時間2分ほどで降りて来られました。
脇には退色した「火の用心」の赤い標識があって、「No.45」「No.44」に加えて、不明瞭ながら「81」「80」の手書き文字も見られます。
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左へ続くを緩やかに降っていきます。
少し広くなった所を過ぎると、沢に架かるを渡っていきます。
僅かな谷筋まで来ると、道がしていますが、歩くのに問題はありません。
右を流れる沢の音を聞きながら進んでいくと、小橋が架かる林道の分岐に着きます。
下山地から4分ほどの所になります。
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正面に続く林道を進んでいくと、程なくしてが見えてきます。
僅かな谷筋まで来ると、を渡っていきます。
川谷川堰堤を過ぎて僅かな谷筋まで来ると、またを渡っていきます。
次第に開けてくるを降っていきます。
僅かな植林の脇を過ぎていくと、左右に通る国道178号に出ます。
下山地から12分ほどの所になります。
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河内地区
左へ続くを進んでいきます。
程なくして、河内公民館や八幡宮からの道が右からしてきます。
顕彰碑を過ぎると、県道135号が分れていくに出ます。
横断歩道を渡っていくと、車を止めておいたチェーン着脱・休憩ゾーンがあります。
下山地から15分ほどで到着しました。
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