河内243m峰
概 要 豊岡市竹野町の河内地区と坊岡地区の境にある243.2m峰(点名:河内)へ登ります。 河内交差点の傍から林道に入り、80番鉄塔を経て稜線に出て、244m峰・79番鉄塔を経て243.2m峰に向います。 243.2m峰からは南に続く尾根を降って国道178号へ出るルートを周回します。
起 点 豊岡市竹野町 河内地区
終 点 豊岡市竹野町 河内地区
河内地区…登山口…80番鉄塔…小峰…244m峰…243.2m峰…小屋…下山地…河内地区
所要時間 2時間10分
歩いて... 80番鉄塔の手前まで硬質プラスチック製の階段が続きますが、落ち葉などが積もっていて分り難くなっています。 79番鉄塔が立つ244m峰までの尾根は送電線の巡視路になっているようで歩き易くなっていますが、 244m峰を過ぎると明瞭な道を見かけなくなります。 細木などが茂ってプチ藪漕ぎする所もあるので、方角を確認しながら降っていきます。
関連メモ 竹野384m峰
コース紹介
河内地区
豊岡の市街地から国道178号を西進していきます。 江野トンネルと森本トンネルを抜けていくと、 農産物直売所自販機がある先にチェーン着脱・休憩ゾーンがあるので、ここに車を止めさせて頂きました。
駐車地の先へ進み始めると、すぐにがあります。 県道135号を左に分けて顕彰碑を過ぎていくとがあります。 左前方へ降っていく道の先には河内公民館八幡宮がありますが、立ち寄るのは省略します。 真っ直ぐ進んでいくと、川谷川にが架かっています。 河内橋の手前から右へ分れていく林道に入っていきます。
すぐにになる林道を軽く登っていきます。 脇には「警告」の看板が置かれています。 僅かな谷筋まで来るとを渡っていきます。 程なくして、があります。 は泥が堆積して広くなっています。 また僅かな谷筋まで来て、小橋を渡っていきます。
警告
区民の総意により私有地に付、山菜・山イモ等の採集を固く禁ず。
河内区長
通常砂防工事 川谷川堰堤
竣工 昭和44年8月
形状 H=65m L=39m V=717.1立方m
貯砂量 V=10,060.5立方m
兵庫県
次第に狭まってくるを進んでいくと、また「警告」の看板があります。 少し右へ曲がりながら進んでいくと、谷筋がに分れています。 地形図に実線で載っている林道の分岐になります。 の先に続く左の道も歩きやすそうです。 左の道は見送って、正面の道を進んでいきます。
登山口
左の沢にはが剥き出していて、その上を心地良い音を響かせながら水が流れています。 僅かな谷筋まで来ると、道の半分ほどがしています。 程なくして、沢に架かるを渡っていきます。 右側を流れるようになった沢沿いに登っていくと、退色した「火の用心」のが見えてきます。 標識(*)まで来ると、右の沢に丸太橋が架かっています。 駐車地から18分ほどの所になります。 ここから丸太橋を渡って、尾根に向っていきます。
*標識には「No.45」「No.44」に加えて、不明瞭ながら「81」「80」の手書き文字も見られます。
しっかりしてグラつくことのないを渡っていきます。 雑然とした様子の対岸に出ると、正面の小さなの両側に小尾根があります。 竹林になっているを登っていきます。 倒竹が目立つ所を登っていくと、送電線の巡視路でよく見かけるが現れます。 最初は倒竹が煩わしいですが、くぐったり跨いだりしながら進んでいきます。 落ち葉などが積もって分り難い所もありますが、階段を辿りながら竹林の小尾根を登っていきます。
曲がりながら続くを登っていきます。 次第に倒竹が減って歩き易くなるを登っていきます。 竹が減ってくるとになります。 合わせて7回ほど曲がりながら登って正面に稜線が見えてくると、しばらく続いたは途切れます。 登山口から9分ほどの所になります。 この辺りで道が不明瞭になりますが、左へ戻るように続く踏み跡があるので登っていきます。
80番鉄塔
踏み跡を少し登った先を折れ曲がっていきます。 斜面を横切るように進んで植林地から出ると、細いながらも道がになってきます。 斜面を斜めに登っていくとに出ます。 左へ曲がっていくと、すぐの所に送電線の鉄塔「温泉線八〇」が立っています。 登山口から16分ほどで登って来られました。 左右に広がる景色を眺めながらひと休みしていきます。 には送電線が延びていますが、手前の樹木が少し邪魔をしています。 にも送電線が延びています。 谷向かいの尾根に立つ鉄塔がある所は、これから向う244m峰になるようです。
落ち着いたところで、北へ続くを進んでいきます。 森へ入っていくと、が現れます。 「火の用心」の標識は見かけませんが、この尾根も送電線のになっているようです。 ほぼ真っ直ぐ続く階段を登り切ると、標高210mほどの高みに着きます。 80番鉄塔から3分ほどの所になります。
小峰
右へ曲がって、を進んでいきます。 軽く降って尾根の幅が狭まると、ごくを過ぎていきます。 程なくしてになります。 次第に傾斜が増してくる尾根を登っていくと、らしき明るい所が正面に見えてきます。 真っ直ぐ登っていくと、標高250mほどの小峰に着きます。 80番鉄塔から14分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは広がりません。
後日に小峰の北へ続く尾根を歩きました。 (「竹野384m峰」を参照)
右へ曲がって、を降っていきます。 しばらく降っていくとになります。 僅かな登り坂になると、尾根の左肩にが現れますが、尾根の背を進んでいきます。 窪んだ道は程なくして左前方へ降っていきますが、右側のを進んでいきます。 尾根を軽く登っていくと、標高230mほどの僅かな高みに着きます。 80番鉄塔から19分ほどの所になります。
少し右へ曲がって降って尾根が狭まってくると、僅かなを過ぎていきます。 鞍部から登り返して緩やかになると、少し曲がっていきます。 僅かに降っていくと、程なくして軽いになります。 緩やかな所を過ぎて登り傾斜が増してくると、正面に高みが見えてきます。
244m峰
へ向って真っ直ぐ登っていきます。 切り開かれた高みに着くと、送電線の鉄塔「温泉線七九」が立っています。 標識類は見かけませんが、ここが地形図に載っている244m峰になるようです。 80番鉄塔から25分ほどの所になります。 リュックを降ろして水分補給しながら休憩していきます。 には送電線が延びていて、先ほどの80番鉄塔が見えます。 左側にもが延びています。 巡視路のような道も見られるので、次の鉄塔まで行けるのかも知れませんが、確かめるのは止めておきます。
落ち着いたところで、南へ続くを降っていきます。 には細木などが茂ってきますが、藪漕ぎするほどではありません。 少し降って標高230m辺りまで来ると尾根が二手に分れていますが、を降っていきます。 軽く降って僅かな登り坂になると、標高220mほどのに着きます。 軽く降っていくと、尾根が狭くなった鞍部に着きます。 244m峰から8分ほどの所になります。
243.2m峰(点名:河内)
鞍部から登り返していくと、倒木が目立つになります。 軽く登るようになると、標高230mほどの僅かなに着きます。 少し左へ曲がって軽く降っていくと、僅かにを過ぎていきます。 すぐに登り坂になる尾根を進んでいくと、樹木が伐採された高みに着きます。 中ほどには「河内」があるので、地形図に載っている243.2m峰になるようです。 244m峰から15分ほどで到着しました。 三角点の傍の切り株の袂には「地籍調査」のがあります。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がらないので、水分補給をしながらひと息入れたら通過していきます。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
緩やかな尾根を進んでいくと、尾根がに分れています。 中ほどには「地籍調査」の青頭短杭があります。 少し右へ曲がって軽く降っていくとになります。 少し左へ曲がって、が目立つ尾根を降っていきます。 緩やかな所を過ぎると軽いになります。 傾斜が緩やかになると、標高220mほどの僅かな高みに着きます。 243.2m峰から7分ほどの所になります。
小屋
を過ぎて、軽く降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていくとになります。 『そろそろ左へ曲がらないと』と思って尾根を探しながら進んでいくと、次第にになってきます。 倒木を避けながら進んでいくと、トタン張りのが見えてきます。 小屋の正面へ回り込んでいくと、中には小さな白木の祠があり、一升瓶などが落ちていました。 243.2m峰から13分ほどの所になります。
正面の尾根を真っ直ぐ進んでいくと河内橋の辺りへ降りて行きそうなので、 農産物直売所の辺りへ降りるべく、小屋の前を進んでいきます。 程なくして、南へ延びるに出ます。 次第にはっきりしていくるを降っていきます。 少し降っていくと、大きなキノコが生える樹木があります。 243.2m峰から18分ほどの所になります。 この辺りで尾根が二手に分れていますが、を降っていきます。
少し降っていくと、次第にが混じるようになります。 が尾根を塞いでいるので、迂回しながら降っていきます。 が混じる尾根になります。 少し降っていくと、倒竹や倒木が見られる緩やかな尾根になります。
程なくして、が増してきます。 倒木を避けたりしながら降っていくとになります。 少し進んで、左へ曲がっていくを降っていきます。 少し降っていくと、左から来る作業道の終点に出ます。 243.2m峰から31分ほどの所になります。 は左へ戻るように緩やかに続いていますが、方角が違うようなので見送っていきます。
下山地
正面に続くを降っていきます。 しばらく降っていくと、右下にが見えてきます。 尾根の先端まで来て、曲がっていきます。 明瞭な踏み跡をひと降りするとに出ます。 右へ曲がって谷筋を進んでいくと、すぐに国道178号に出ます。 243.2m峰から36分ほどで降りて来られました。
河内地区
道路向かいにはが並んでいます。 左側にはがあって、土曜日の朝市が行われているようでした。 道路を渡って右へ進み始めると、すぐの所のが広がっていて、ここにも車を止められそうです。 「」の標識を過ぎていきます。 河内交差点の手前まで来ると、車を止めておいた駐車地に着きます。