笹原山
概 要 笹原山は香美町村岡区にある標高720mほどの山です。 山頂からは山並みを見渡せる眺めが広がります。 今回は電波塔の管理道の途中から作業道へ入り、鞍部に出て笹原山へ向かいます。 笹原山からは北東へ延びる尾根を通って748m峰まで進み、南東へ少し降った所から作業道へ降りるルートを周回します。
起 点 香美町村岡区 村岡地区
終 点 香美町村岡区 村岡地区
村岡地区…管理道入口…作業道入口…鞍部…笹原山…高み…小峰A…小峰B…小峰C…748m峰…下山口…作業道出合…作業道入口…管理道入口…村岡地区
所要時間 2時間10分
歩いて... 国道から駐車地までは車で走行できる舗装路が続きます。 作業道は地道ですが、荒れは少なくて歩くのに問題はありません。 笹原山から748m峰へ続く尾根はアップダウンがかなりあります。 下山口から作業道へ降るルートは細い踏み跡で、路面が傾き落ち葉が積もって滑り易くなっていました。
関連メモ 笹原山, 鉄山
コース紹介
村岡地区
豊岡市の日高地区から蘇武トンネルを抜けて国道482号を南下していきます。 国道9号の村岡地域局前交差点に出る手前の宮の上橋を渡った所から右へ戻るように分かれていく道に入っていきます。 対向車があるとすれ違うのに苦労する狭い道(*)を曲がりながら登っていきます。 電波塔の管理道の入口を過ぎていくとがあります。 峠を越えていくと、道が左右に分れる所の路肩が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
*今回は幸いにも対向車が現れることはありませんでした。
管理道入口
車で来た道を引き返して、を越えていきます。 「ヤマゴモリ 52 83 13」と「草待 55 R15」の標識が取り付けられた電柱まで来ると分岐があります。 駐車地から2分ほどの所になります。 右側の樹木には「三段登山口」のが取り付けられていて、 袂には「くくり罠」の小さな看板があります。 車で来た道は左側になりますが、電波塔の管理道になっている右側の道を登っていきます。
この山にイノシシ・シカの捕獲用のくくり罠がしてあります。 入山される方は気を付けて下さい。 山菜採りの方、気を付けて下さい。
村岡猟友会員 有害駆除会員 岸本一也
作業道入口
コンクリート舗装されたを登っていきます。 車が通れるだけの道幅がありますが、両側にススキが生えていて車体を擦りそうな様子です。 右への曲がり角まで来ると、左側にが広がってきます。 右・左・右・左と曲がりながらを登っていきます。 右への曲がり角まで来ると、扇ノ山方面のが見えます。 更に右・左と曲がって登っていくと、路肩が車2台分ほどにがあります。 そのすぐ先から右に戻るようにして地道の作業道が分かれていきます。 管理道入口から9分ほどの所になります。 このまま管理道(*)を登っていくと、三段登山口にある電波塔に着きますが、 今回はここから右の作業道を進んでいきます。 すぐ先に「進入禁止」の看板が立っていますが、歩くのは問題なさそうです。
*この先に続く管理道は「笹原山」を参照。
進入禁止
関係車両以外許可なく進入することを固く禁止します。
北但西部森林組合
植林地の斜面に続くを登っていきます。 軽く登っていくとになります。 右側にが広がってきます。 程なくして軽いになります。 植林地へ入って緩やかになると分岐があります。 木杭が二本立つ右の道は見送って、左の道を進んでいきます。
軽い登り坂になる道を進んでいくと、程なくしてがあります。 木杭が二本立つ左の道は見送って、正面の道を進んでいきます。 すぐの所にまたがありますが、 木杭が二本立つ右の道は見送って、正面の道を進んでいきます。 少し登っていくとまたがありますが、 ここでも木杭が二本立つ右の道は見送って、左前方の道を進んでいきます。 すぐの所にまた分岐があります。 作業道入口から8分ほどの所になります。 両方の道に木杭はありませんが、笹原山へ向かって、左の道(*)を登っていきます。
*右の道は下山時に歩きます。
鞍部
少し登っていくとが道を塞いでいるので、脇を迂回していきます。 植林地を抜けて雑木林の斜面に出ると、程なくしてヘアピン状に曲がっていきます。 尾根に向かって、を斜めに登っていきます。 傾斜が緩やかになると、左右に延びる尾根にある浅い鞍部に着きます。 作業道入口から13分ほどの所になります。 (*)は三段へ続いていますが、今回は見送っていきます。 ここは「笹原山へ↑」の標識が指すを登っていきます。
*左の尾根は「笹原山」を参照。
笹原山
下草が生えていなくて歩き易いを登っていきます。 次第に傾斜が緩やかになると、のような僅かな高みに着きます。 軽い降り坂の尾根を進んでいくと、程なくしてになります。 松の幼木が見られるようになると、樹木が伐採されたに着きます。 鞍部から5分ほどの所になります。 左側には標識が立っていて、 この場所は「笹原山」、左へ続く尾根は「白菅山」「白菅山へ↑」、今来た尾根は「三段」「三段へ↑」となっています。 右側には眺めが広がります。
(逆光になっていて、上手く写せていません)
高み
左へ続く尾根を登っていくと、程なくして標高720mほどのに着きます。 ここを「笹原山」としても良さそうですが、樹木が茂っていて、手前の標識がある所のような眺めは広がりません。 先へ続くを降っていきますが、脇の樹木に手を掛けるほどではありません。 左に並行する窪んだ道に沿って降っていくとになります。 程なくしてになります。 少し登ると、標高700mほどの高みに着きます。 笹原山から3分ほどの所になります。 中ほどには「一七」のタイルが嵌め込まれた石杭があります。
小峰A
明瞭な道はありませんが、右にあるを降っていきます。 写真では良く分かりませんが、かなりの急坂です。 脇の樹木などに手を掛けながら慎重に降っていくとになります。 振り返ると、高みの左側から降ってくるがあるので、よく探せば良かったようです。 程なくしてになります。 脇の樹木に手を掛けながら登っていくと、標高710mほどの小峰Aに着きます。 笹原山から12分ほどの所になります。 中ほどには「白菅山へ↑」の標識が立っています。 右側にはが見えます。 避難小屋らしきものが見える奥の山は、方角からするとでしょうか。
小峰B
すぐにになりますが、樹木に手を掛けるほどの傾斜ではありません。 少し降っていくと浅いに着きます。 すぐにになりますが、樹木に手を掛けるほどの傾斜ではありません。 傾斜が緩やかになると、標高710mほどの小峰Bに着きます。 中ほどには「白菅山へ↑」の標識が立っています。 笹原山から17分ほどの所になります。
小峰C
程なくして軽いになります。 少し降っていくとになります。 程なくして急なになると、「白菅山へ↑」の標識が立っています。 踏み跡を辿って左から回り込むように急坂を登っていくと、「←白菅山へ」の標識が立つに出ます。 左へ曲がって、を登っていきます。 少し右へ曲がりながら続く尾根を軽く登っていくと、標高740mほどの小峰Cに着きます。 笹原山から26分ほどの所になります。
748m峰
軽く降っていくと尾根がしていますが、 「白菅山へ↑」の標識がある左の尾根を登っていきます。 軽く登っていくと、標高730mほどのに着きます。 「←笹原山へ」「白菅山へ→」の標識に従って、右へ曲がって軽く降っていきます。 すぐにを登るようになります。 少し登っていくと、緩やかな高みに着きます。 笹原山から37分ほどの所になります。 この場所を示す標識は見かけませんが、地形図に載っている748m峰になるようです。 中ほどには標識が立っていて、 右の尾根は「鉄山へ→」、左の尾根は「白菅山へ↑」となっています。 「←白菅山」の標識もあります。 左の尾根(*)は白菅山へ続いていますが、 鉄山へ続くを降っていきます。
*左の尾根は「鉄山」を参照。
下山口
少し降っていくとになります。 軽い登り坂になると、標高720mほどのに着きます。 以前に来た時に見かけた踏み跡を探しながらを降っていきます。 程なくして、右側の斜面を戻るように降っていく細い踏み跡が現れます。 748m峰から6分ほどの所になります。 このまま尾根(*)を進んでいくと鉄山に着きますが、ここから右へ続く踏み跡を降っていきます。 以前に来た時には降り口の少し先の樹木に「作業道近道」のがあったのですが、今回は見かけませんでした。
鉄山へ続く尾根は「鉄山」を参照。
作業道出合
路面が傾いた細いを降っていきます。 少し降った所を曲がっていきます。 更に曲がって降っていきます。 落ち葉が厚く積もって滑り易くなっているので、 樹木の幹や根などに掴まりながら慎重に降っていくとに出ます。 左へ曲がって、落ち葉に埋もれた踏み跡を辿りながら、を降っていきます。 足元に注意しながら降っていくと、作業道の曲がり角に出ます。 下山口から11分ほどで降りて来られました。 振り返って、降ってきたを眺めていきます。
落ち葉に埋もれて踏み跡が分り難い所もありましたが、 落ち葉がなくなる季節にはもう少し分かり易くなるように思えます。
右に続くを登っていきます。 少し右へ曲がっていくと軽いになります。 僅かなを回り込んでいきます。 斜面を横切るように続くを進んでいきます。 左側に山並みを眺めながら進んでいきます。
右の尾根が低くなってくると、を回り込んでいきます。 程なくしてになります。 見える範囲が変わってくるを眺めながら進んでいきます。 を回り込むように進んでいきます。 次第に眺めが広がってきます。 車を止めてきたも良く見えます。
の斜面を横切るように続く作業道を進んでいきます。 程なくして、軽いになります。 左下に見えてくるを眺めながら進んでいきます。 程なくして、最初に鞍部へ登っていった道との分岐に戻ってきます。 作業道出合から20分ほどの所になります。 正面の道を進み始めると、先ほど左下に見えていた作業道がしてきます。
作業道入口
軽い降り坂になる作業道を進んでいくと、程なくして左から作業道がしてきます。 すぐ先では右へ作業道が分岐しています。 少し進んで登り坂が始まる所まで来ると、また作業道が左からしてきます。 少し登って植林地から出ると、の斜面になります。 軽く登っていくと緩やかな道になります。 左に広がるを眺めながら進んでいきます。 降り坂になった作業道を進んでいくと、斜めに通る電波塔の管理道に出ます。 作業道出合から28分ほどで歩いて来られました。
管理道入口
左へ続くを降っていきます。 右・左と曲がりながらを降っていきます。 右へ曲がって降っていくとが広がってきます。 左・右と曲がりながら続くを更に降っていきます。 左へ曲がって降っていくと、管理道入口がある舗装路に出ます。 作業道入口から9分ほどで降りて来られました。
村岡地区
左へ続くを進んでいきます。 軽く登っていくとに着きます。 峠を過ぎて降り始めると、道が左右に分れる所に、車を止めておいた駐車地があります。 管理道入口から2分ほどで到着しました。