概 要 |
平岩山は宮津市の万年地区にある標高290mほどの山です。
天橋立トレイルになっている滝上山から妙見山へ続く尾根にあります。
今回は西側の須津地区から近畿自然歩道を通って須津峠に出て山頂へ登るルートを往復します。
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起 点 |
宮津市 須津地区
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終 点 |
宮津市 須津地区
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須津地区…須津峠…200m峰…展望地…平岩山…展望地…200m峰…須津峠…須津地区
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所要時間 |
2時間10分
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歩いて... |
近畿自然歩道には少し荒れた所もありますが、概ね歩き易い広い道が続きます。
須津峠から平岩山までの登山道は明瞭ですが、傾斜が急な所にはトラロープが張られています。
気温が高い日で、噴き出す汗を拭きながらの登山となりました。
山頂からの眺めはあまり良くありませんが、途中の尾根からは宮津湾や天橋立などを眺められます。
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関連メモ |
文殊山,
妙見山
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須津地区
京丹後市大宮町を通る国道312号を南下していきます。
国道176号に出て東進して丹後半島を周回する国道178号を左に分け、須津大橋を過ぎて宮津トンネルの400mほど手前まで来るとがあります。
右の道に入った所の道幅が少し広がっているので、端に寄せて車を止めさせて頂きました。
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国道176号に戻って先へ進み始めると、
すぐの所に「夕ヶ丘26」「ユウガオカ4L24」の標識が取り付けられたがあります。
笹が茂っていて少し分り難いですが、電柱の袂から続く踏み跡へ入っていきます。
笹が茂る所を過ぎると、石垣が積まれた平坦地が見られるに入っていきます。
少し進んでいくと、僅かに水が流れるを横切っていきます。
軽く登っていくと、斜めに通る広い道に出ます。
駐車地から3分ほどの所になります。
正面には近畿自然歩道「金引の滝と旧宮津街道を訪ねるみち」のが立っていて、
左の道は「須津峠0.9km」、右の道は「岩滝口駅1.7km」となっています。
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左へ続くを進んでいきます。
この辺りの道には丸い石が敷き詰められています。
道の両側が高くなってくると、「山」と刻まれたがある所から右へ踏み跡が分かれていきます。
右の踏み跡を送っていくと、「須津山国有林」のが倒れています。
谷筋を回り込む所まで来ると、道がしています。
道が少し荒れた所を進んでいきます。
須津山国有林
一、 |
草木を愛しましょう 林木は国の大事な資源です
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一、 |
林内でたき火を止めましょう
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一、 |
煙草の火に注意しましょう 山火事を起こすと規則によって罰せられます
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京都営林署
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荒れた所を過ぎて歩き易くなると、道の脇にが見られるようになります。
傾斜が緩やかになった道を進んでいくと、投棄されたを過ぎていきます。
の上を通過していきます。
程なくして、先ほどと同様の「須津山国有林」のが倒れています。
道を塞ぐ倒木を過ぎていくと、道がしています。
陥没した脇を過ぎていくと、左から登ってくる道が合流してきます。
駐車地から13分ほどの所になります。
手前には近畿自然歩道「金引の滝と旧宮津街道を訪ねるみち」のが立っていて、
正面の道は「須津峠0.5km」、今来た道は「岩滝口駅2.1km」となっています。
標識の先には「須津山国有林」と「水源かん養干害防備保安林」のが並んでいます。
看板にはこの辺りのが載っていて、これから向う須津峠の名前が見られます。
今回登る平岩山の辺りに「須津山」の名前も見られますが、平岩山の別名なのでしょうか。
須津山国有林
自然の景観を大切にしましょう
ゴミは自分でかたづけましょう
木をけずったり・枝を折ったりしないようにしましょう
土石や植物の採集はやめましょう
たき火はしないでください
たばこのすいがらは必ず持ち帰りましょう
京都大阪森林管理事務所
水源かん養干害防備保安林 須津山国有林
この森林は、下流の施設や農用地などに水を供給し、渇水を緩和、洪水を防止する大切な役割を持つ保安林です。
山火事に注意し、みんなで大切にしましょう。
近畿中国森林管理局 京都大阪森林管理事務所
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正面の道を進み始めると、すぐにの上を過ぎていきます。
半枯れの笹が茂るを過ぎていきます。
所々に大きな石が敷かれていて、かつてはが続いていたと思われる道を軽く登っていきます。
右側が小さな沢のようになる道を登っていくと、古びたが沢山ありますが、かつては小屋が建っていたのでしょうか。
小屋跡を過ぎていくと、沢で道が寸断されています。
駐車地から20分ほどの所になります。
幸いにも浅い沢なので、脇に降りて渡っていきます。
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程なくして、また「山」と刻まれたがある所から右へ踏み跡が分かれていきますが、見送っていきます。
次第にが目立つようになりますが、跨いだりくぐったりしながら通過していきます。
倒木が続く道を軽く登っていくと、人工的に削ったと思われるが倒れています。
周囲にも石などが散乱していて、以前には石祠のようなものが建っていたのでしょうか。
息が切れるような傾斜ではありませんが、この日は気温が高くて汗が噴き出してくるので、
袖で拭いながらを登っていきます。
両側が盛り上がってきて、次第に切通のようになってきます。
近畿自然歩道「金引の滝と旧宮津街道を訪ねるみち」のが立っていて、
この先の道は「西宮津公園1.4km」、今来た道は「岩滝口駅2.6km」となっています。
駐車地から26分ほどの所になります。
傍には「山」と刻まれた黄石杭があります。
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須津峠
標識を過ぎて、のような所を登っていきます。
傾斜が緩やかになると、分岐になっている須津峠に着きます。
駐車地から28分ほどの所になります。
中ほどには須津峠園地散策路のが立っていて、
この先の道は「西宮津公園」、左の横木の階段は「文殊2.1km」、今来た道は「岩滝口駅」となっています。
傍には「須津山国有林」の看板もあります。
(*)は西宮津ロードパークへ降っていけます。
左側の(*)は文殊山を経て天橋立駅の西側へ降りていけます。
右側には「平岩山へ」の標識が倒れていて、右のを指しています。
ひと息入れてから、平岩山へ向って右の登山道を登っていきます。
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登山道を登り始めると、すぐにが垂らされています。
右へ曲がって植林地のを登り始めると、トラロープは終わりになります。
所々に桃テープが巻かれていますが、登山道を示しているように思えます。
植林地から雑木林に変わると、またが垂らされています。
少し曲がりながら続くトラロープに沿って尾根を登っていきます。
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200m峰
少し登って傾斜が緩やかになると、のような所に着きます。
左側にはが見えます。
振り返ると、須津峠の北側にあるが見えます。
になった尾根を進んでいきます。
シダ類が見られるようになる尾根を少し登っていくと、シダ類が茂る高みに着きます。
須津峠から8分ほどの所になります。
標識類は見かけませんが、ここが地形図に載っている200m峰になるようです。
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左へ曲がって、シダ類が茂るを降っていきます。
少し降っていくとになります。
程なくしてになります。
左の樹間になどが見えてきます。
やがて標高180mほどの浅い鞍部に着きます。
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すぐにになります。
登山道を示していると思われる桃テープを確認しながら登っていきます。
尾根のを回り込むようにして登っていきます。
尾根の背に復帰すると、標高190mほどのに着きます。
高みを過ぎて軽く降っていくと、になります。
程なくして登り坂になると、樹木に呑み込まれそうになった「山火事注意」の標識があります。
須津峠から13分ほどの所になります。
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少し登っていくと、標高200mほどのに着きます。
軽く降っていくとになります。
少し登っていくと、標高210mほどのに着きます。
須津峠から17分ほどの所になります。
すぐにになる尾根を進んでいくと、またシダ類が茂るようになります。
右側に見えてくる阿蘇海や与謝野町の街並みなどを眺めながら登っていきます。
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剥き出す小岩の脇を登っていくと、またが張られています。
道端にはが見られるようになり、可憐な花を咲かせている株もあります。
標高220mほどのに出て、少し右へ曲がっていきます。
僅かに降っていくと、になります。
程なくして登り坂になると、左側に宮津湾が見えてきます。
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シダ類が茂る尾根を登っていくと、またが張られています。
右へ曲がりながら登ってトラロープが途切れると、になります。
振り返ってを眺めながら進んでいきます。
岩が幾つか剥き出す所まで来ると、またトラロープが張られています。
須津峠から24分ほどの所になります。
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展望地
岩群を過ぎて、所々に咲くの花を愛でながら登っていきます。
傾斜が弛む所を過ぎてまた登り傾斜が増してくると、が垂らされています。
ロープに掴まりながら登っていくと、に出ます。
須津峠から30分ほどの所になります。
左側にはが巻かれた樹木があります。
桃テープの先に出てみると、天橋立や宮津湾を見渡せる展望地になっています。
景色を眺めながら、ひと息入れていきます。
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落ち着いたところで、先へ続くを進んでいきます。
尾根が狭くなった所まで来るとになります。
この辺りに来ても咲いているの花を眺めながら登っていきます。
左になどを眺められる所を過ぎていきます。
山頂が見えてくると、またトラロープが垂らされています。
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平岩山
が巻かれた樹木まで登ると、トラロープは終わります。
傾斜が緩やかになると、標高290mほどの平岩山に着きます。
須津峠から35分ほどで登って来られました。
中ほどには「天橋立トレイル」のが立っていて、
この場所は「平岩山頂」、右の道は「妙見山」、左の道は「滝上山」、今登ってきた道は「須津峠」となっています。
別の「天橋立トレイル」のもあって、この場所は「平岩山 山頂」となっています。
手前の右側には「須津峠・文殊山へ」、左側には「須津峠」のがあります。
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脇の樹木には、題目山に登った時に見かけたのと同様のが吊り下げられていて棒も添えられています。
「1016」と書かれているばかりですが、 熊に出遭った時に叩いて大きな音を出して撃退するための缶のようです。
(*)は妙見山へ続いています。
は(*)滝上山へ続いています。
左にある桃テープが巻かれた樹木の先に出てみると、手前の樹木に邪魔されながらも宮津湾や海岸線が少し見えます。
山頂の様子を確認しながら休憩していきます。
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展望地
落ち着いたところで、を引き返していきます。
程なくして張られたに沿って降っていきます。
右側になどを眺められる所を過ぎていきます。
次第に傾斜がになると、尾根が狭くなった所を進んでいきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、傾斜が増し始める手前にある展望地に着きます。
平岩山から3分ほどの所になります。
桃テープが巻かれた樹木の先に出て、などを再度眺めていきます。
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垂らされたに掴まりながら尾根を降っていきます。
左の樹間にの街並みなどを眺めながら降っていきます。
が幾つか剥き出す所を、垂らされたトラロープに掴まりながら降っていきます。
岩群を過ぎて歩き易くなった尾根を降っていくと、正面にが見えてきます。
また傾斜が増してくるので、垂らされたに掴まりながら降っていきます。
トラロープが終って次第に傾斜が緩やかになると、標高220mほどの緩斜地に着きます。
平岩山から12分ほどの所になります。
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少し左へ曲がって、傾斜が増してくる尾根をに掴まりながら降っていきます。
シダ類が茂る尾根を降っていくと、標高210mほどのを過ぎていきます。
軽い登り坂になると、標高200mほどのを越えていきます。
少し降っていくとになります。
軽く登るようになると、標高190mほどの高みに着きます。
平岩山から18分ほどの所になります。
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200m峰
少し左へ曲がって、尾根のを回り込むように降っていきます。
尾根の背に復帰して降っていくと、標高180mほどの浅いに着きます。
軽く登っていくとになります。
右になどを眺めながら進んでいきます。
程なくして登り坂になると、シダ類が茂る200m峰に着きます。
平岩山から21分ほどの所になります。
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須津峠
少し右へ曲がって降って緩やかになると、のような所に着きます。
少し左へ曲がって、須津峠の北側にあるを正面に眺めながら雑木林を降っていきます。
傾斜が増してくるとが張られています。
トラロープが終るとへ入っていきます。
が巻かれた樹木まで来ると、またトラロープが張られています。
道なりに左へ曲がり、トラロープに掴まりながら斜面を斜めに降っていくと、切通になった須津峠に降り立ちます。
平岩山から27分ほどで降りて来られました。
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左へ続くを降っていきます。
程なくして近畿自然歩道「金引の滝と旧宮津街道を訪ねるみち」の「岩滝口駅2.6km」を過ぎていきます。
倒木が目立つようになると、倒壊したを過ぎていきます。
右側に半枯れの笹が茂る所まで来ると、「山」と刻まれたの所から左へ踏み跡が分かれていきます。
左の踏み跡を見送っていくと、道が沢で寸断されていますが、脇に降りて渡っていきます。
須津峠から6分ほどの所になります。
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小屋跡と思われる古びたを過ぎていきます。
かつてのと思われる大きな石が敷かれた広い道を軽く降っていきます。
半枯れの笹が茂るを過ぎてきます。
の上を過ぎていきます。
程なくして、近畿自然歩道「金引の滝と旧宮津街道を訪ねるみち」の標識「岩滝口駅2.1km」や「須津山国有林」と「水源かん養干害防備保安林」の看板が並ぶ分岐に着きます。
須津峠から12分ほどの所になります。
元来た道は正面へ続いていますが、少しでも違う道を歩くべく、右前方の道を進んでいきます。
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少し右へ曲がりながら続くを軽く降っていきます。
程なくして、右側にが流れるようになります。
明るい所に出ると沢向かいにが建っていますが、
手前の小橋にはロープが張られていて「はいってはいけません」の板が吊されています。
ロープ柵に沿って進んで白いガードレールが現れると、国道176号の上に出ます。
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道なりに左へ曲がって、が続く道を進んでいきます。
程なくして、国道176号に架かるが見えてきます。
舗装路に変わった所を右へ曲がり、先ほどから見えていた八幡農道橋を渡っていきます。
須津峠から18分ほどの所になります。
右側にはが見えます。
に続く国道も眺めていきます。
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八幡農道橋を渡り終えて、曲がって降っていきます。
少し降った所を道なりに曲がっていきます。
右に流れる沢に沿って降っていくと、を斜めに横切っていきます。
曲がりながら続くを軽く降っていきます。
正面に防護扉が見えてくると、左を流れる沢に小橋が架かっています。
須津峠から26分ほどの所になります。
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須津地区
小橋を渡って、に続く地道を進んでいきます。
沢から離れて右へ曲がりながら登っていくと、が建っています。
小屋の先を道なりに曲がって登っていきます。
しばらく登っていくとに出ます。
行き交う車に注意しながら道路を渡っていくと、
右側にある分岐から分かれる道に入ったすぐの所に、車を止めておいた駐車地があります。
須津峠から32分ほどで到着しました。
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