概 要 |
矢次山は豊岡市にある標高567.8mの山です。
旧豊岡市では最高峰でしたが、近隣町との合併により一番ではなくなりました。
山頂近くまで林道が通っていて、気軽に登ることが出来ます。
ルートは幾つかあるようですが、今回は段地区から林道に出て山頂へ向かいます。
山頂からの展望は良くありませんが、途中の林道から山並みを眺められます。
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起 点 |
豊岡市竹野町 段地区
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終 点 |
豊岡市竹野町 段地区
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段地区…峠…分岐1…分岐2…分岐3…矢次山…分岐3…分岐4…分岐1…峠…段地区
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所要時間 |
3時間00分
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歩いて... |
段地区から林道に出るまでは竹林になっています。
踏み跡は続いていますが、随所に倒竹が道を塞いでいて歩き難くなっています。
山頂手前の広い山道以外は林道歩きが続きます。
傾斜が急で息を弾ませながら登る所もあります。
以前に茂っていた萱は痕跡もなく、山頂付近に茂っていた熊笹は枯れて僅かに茎が残るばかりでした。
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関連メモ |
矢次山,
矢次山
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段地区
豊岡市竹野町の森本地区から県道1号を南下していきます。
二連原地区を過ぎて銅山地区に入ると、銅山バス停の手前にがあります。
入口には「白滝入口(ここは銅山です)」のが立っていて、左へ分かれていく道を指しています。
標識に従ってへ入っていきます。
川沿いに続く1車線の道路を進んで、建物の先に架かるを渡った所にある段の白滝の入口を過ぎていきます。
正面の樹間に段地区の建物が見えてくると、道が少し広がった所があります。
車道の終点に小広くなった所がありますが、集落の関係者の邪魔になるといけないと思って、今回はここに車を止めました。
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左へ曲がりながら車道を軽く登っていくと、すぐにになります。
突き当たりが小広くなって車2・3台ほどを止めておける所がありますが、車の回転場所なのかも知れません。
右側の斜面には段地区のがあります。
民家が何軒か建っていますが、現在も居住されているのかどうかは分かりませんでした。
コンクリート道を登り始めると、すぐの所の左側から石垣の脇に続く小径があります。
今回はここから登っていきます。
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石垣の脇に続くを登っていきます。
左右にある敷地の跡を過ぎて、を軽く登っていきます。
正面に笹などが茂る所まで来ると、右から登ってくる道に出ます。
駐車地から4分ほどの所になります。
は民家の庭先から登ってきます。
標識類はありませんが、を登っていきます。
地形図には、この辺りから右前方の谷筋へ続く破線の道が描かれています。
峠まで続く旧道のようですが、ちょいと探ってみてもそれらしい道は確認出来ません。
今回歩く踏み跡は地形図の載っている旧道ではないようですが、倒竹に邪魔されながらも峠まで続いています。
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すぐに小規模なの脇を過ぎていきます。
敷地の跡と思われるに出て、その右脇を進んでいきます。
森へ入って右上に建つ小屋を過ぎていくと、道が分岐しています。
駐車地から6分ほどの所になります。
正面にはがあります。
ここにも標識類はありませんが、石仏の右側にあるのような所を登っていきます。
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広めのを登っていきます。
突き当たりまで来ると、道が二股に分かれています。
駐車地から7分ほどの所になります。
左上には小規模ながあります。
は少し先で不明瞭になります。
ここにも標識類はありませんが、を進んでいきます。
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すぐに竹林に入って、狭くなってくるを登っていきます。
程なくしてが道を塞いでいます。
通過出来そうにもないので、少し右下に降りて迂回していきます。
に復帰して、引き続き倒竹が目立つ竹林を進んでいきます。
道幅が少しを通過していきます。
また倒竹が道を塞いで進めないので、今度は左上に登って迂回していきます。
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に復帰して、その先へ登っていきます。
またが道を塞いでいるので、迂回していきます。
右下にが近づいてくると、正面の樹間が明るくなってきます。
程なくして見えてくる峠へ向かって登っていきます。
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峠
右下から来る谷筋と合流すると、が近づいてきます。
倒竹を避けたりしながら登っていくと、鞍部になった峠に着きます。
駐車地から22分ほどで登って来られました。
左側にある階段状のを登っていくと、
すぐにの曲がり角に出ます。
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左へ続く緩やかなを進んでいきます。
右へ曲がる辺りまで来るとが現れます。
しばらく続くの脇を進んでいくと、右側の尾根が次第に低くなってきます。
道なりに右へ曲がりながら軽く登っていくと、幹の下の方が苔生したがあります。
峠から5分ほどの所になります。
以前に来た時にはしっかりと生えていたのですが、この時には根元の少し上の辺りで折れていました。
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老大木を過ぎると、すぐにに出ます。
尾根の背に続く広いを登っていきます。
真っ直ぐ登っていくと、尾根の背を外れてに続くようになります。
程なくして正面の樹間に高みが見えてきますが、地形図に載っている533m峰のようです。
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分岐1
道なりに左へ曲がっていくとに出ます。
尾根の背を進んでいくと、程なくしてを進むようになります。
右へ曲がりながら登って右の尾根が低くなってくるとに出ます。
すぐに尾根の右肩に続くようになる林道を登っていくと分岐があります。
峠から14分ほどの所になります。
ここは地形図に載っている実線の道が分岐している所になります。
左へ入った所には「矢次山」のが法面に寄り掛かっています。
以前に来たときには青マジックで「山頂←60〜45分」と書き込まれていましたが、この時には消えていました。
以前には左の道から登って正面の道を降ってきたので、今回はその逆回りで歩くべく、正面の道を登っていきます。
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傾斜が増してきたを登っていきます。
傾斜が少し緩やかになって右側の樹木が途切れる所まで来ると、を眺められます。
振り返り気味に眺めると、電波塔が立つが見えます。
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の先端を回り込んだりしながら林道を登っていきます。
傾斜がになる所もある登り基調の林道を曲がりながら登っていきます。
した樹木を眺めなたりしがら進んでいきます。
植林地が見えてくるとがあります。
以前に来た時には見かけなかったように思いますが、定かではありません。
標識類がなくて迷いましたが、右の道は降っていくので、登り坂になった左の道を進んでいきます。
谷筋を回り込むように右へ曲がりながら登っていくとまた分岐があります。
分岐1から18分ほどの所になります。
この分岐も以前には見掛けなかったように思いますが、定かではありません。
ここにも標識類はありませんが、正面の道を登っていきます。
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尾根の右斜面を登っていくと、の先端を回り込んでいきます。
尾根との標高差はほとんどなくて、容易に尾根に登って行けそうな様子です。
緩やかになった林道を進んで小尾根を回り込んでいくと軽いの道になります。
少し進んだ所の小尾根を回り込んでいくと、右側の樹間からが見える所があります。
ホオノキの大きな落葉を踏み締めながら降っていくと、樹木が減って明るい所に出ます。
分岐1から29分ほどの所になります。
右側には先ほどと同様のが広がります。
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分岐2
緩やかになった先を降っていくと、登り坂に変わる辺りにがあります。
右へ戻るように降っていく道には草や苔があって建設されてから年月が経っているような様子ですが、
以前に来た時にもあったかどうかは定かではありません。
僅かな登り降りがあるを進んでいきます。
植林地になったり雑木林になったりするを緩やかに進んでいきます。
登り坂が続くようになる林道を進んでいくと、投棄された軽トラがある分岐に着きます。
分岐1から42分ほどの所になります。
両側には林道のが立っていて、
左へ戻るように続く道は「宮井・小城線」、今来た道は「野垣・福成寺線」となっています。
正面の道(*)を指す標識はありませんが、この先の四叉路に立つ標識によると「宮井線」というようです。
平成6年度主間伐作業路
宮井・小城線 771m
一般車両の通行を禁止します
兵庫県森と緑の公社
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平成5年度主間伐作業路
野垣・福成寺線 965m
一般車両の通行を禁止します
兵庫県森と緑の公社
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平成5年度主間伐作業路
宮井線 807m
一般車両の通行を禁止します
兵庫県森と緑の公社
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分岐3
ひと息入れてから、左へ戻るように続くを登っていきます。
結構傾斜が急で腰を痛くしながら登っていくと、次第に傾斜がになってきます。
なだらかになった道を進んで明るい所に出ると、左へ降っていく林道との分岐に着きます。
分岐2から5分ほどの所になります。
は、最初にあった分岐1から分かれてきた道になります。
左の林道を見送って右へ曲がり始めると、すぐの所から戻るようにして右へ登っていく広いが分かれています。
ここが矢次山への登り口になります。
以前に来た時には、山道を5mほど登った所に「矢次山」の標識があったのですが、
この時にはそのと思われる杭や板があるばかりでした。
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作業道のような広いを、少し左へ曲がりながら登っていきます。
程なくして左へのがあります。
が少し生える所を過ぎていきます。
すぐに右へ曲がって、植林地と雑木林を分ける尾根を登るようになります。
以前に来た時には熊笹が生い茂って歩き難かったのですが、この時は一斉に枯れていて僅かに茎が残るばかりでした。
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矢次山 (標高567.8m)
以前は生い茂る熊笹を避けて左の植林地の縁を登りましたが、
この時は広いを真っ直ぐ登っていきました。
僅かに残る枯れた熊笹の茎を避けながら登っていくと、小広くなった矢次山の山頂に着きます。
分岐3から6分ほど、峠から1時間10分ほどで登って来られました。
以前に一面に生い茂っていた熊笹や萱などは枯れてなくなり、小綺麗な山頂になっていました。
中ほどにある「矢次山 五六八米」と書かれた白塗りのは、かなり疲れた様子になっています。
標柱の手前には「宮井」があるので、地形図に載っている567.8m峰になるようです。
周囲には樹木が茂っていて、眺めは良くありません。
以前に来た時にはの樹間から僅かに街並みなどが見えたのですが、
この時は青葉が茂っていてほとんど見えませんでした。
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分岐3
山頂の様子を確認したら、登ってきた広いを引き返していきます。
が少し生える所を左・右と曲がって降っていきます。
林道のすぐ傍まで降ってくるとが見えてきますが、
に連なっているのは、蘇武岳から妙見山にかけての山並みでしょうか。
右へ曲がりながら降っていくと、林道にあるに降り立ちます。
左へ曲がっていくと林道の分岐に出ます。
山頂から6分ほどで降りて来られました。
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笹の枯れた茎が見られる林道を降っていくと、程なくしてになります。
で続く快適な尾根がしばらく続きます。
僅かな高みを越えたりしながら進んでいくと、軽い登り坂になった所から尾根の背を外れてを進むようになります。
緩やかな所を過ぎて降り坂になると、が次第に低くなってきます。
右へ曲がりながら進んでいくと尾根の背に出ます。
左側の僅かなの上に登ってみると、
からにかけての山並みを眺められます。
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分岐4
林道に戻って降っていくと、すぐに分岐があります。
分岐3から10分ほどの所になります。
地形図で破線の道が分岐している所になります。
右脇にはと思われるものが倒れていますが、文字は判読出来ませんでした。
左の道の入口には車止めと思われるがありますが、ほどんど用をなさない状態でした。
傍には「車両通行禁止」のが左向きに立っています。
ここは戻るようにして続くを進んできます。
関係者以外、車輛の通行を禁止します。
(社)兵庫県森と緑の公社
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広い林道を軽く降り始めると、先ほどと同様のが広がってきます。
以前に来た時にはに萱が茂っていたのですが、この時には痕跡もなくなって歩き易くなっていました。
軽い降り基調で続く林道を進んでいくと、が見える所を過ぎてきます。
地面にが見られるようになると、僅かな谷筋を回り込んでいきます。
大きな岩の袂を過ぎたりしながら、林道を淡々と進んでいきます。
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が少し茂る所もありますが、すぐに終わりになります。
樹木に邪魔されながらもを眺めながら降っていきます。
正面に少しを眺めながら進んでいきます。
荒れが少ない林道を進んでいくと、左へ曲がっていきます。
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分岐1
僅かな谷筋を回り込んで、尾根の右斜面に続くを進んでいきます。
樹木に邪魔されながらも広がってくるを眺めながら進んでいきます。
次第に低くなってくるに沿って進んでいきます。
尾根と同じ高さになると、を横切っていきます。
道なりに左へ曲がりながら降っていくと、法面に寄り掛かる「矢次山」の標識がある分岐1に着きます。
分岐4から27分ほどの所になります。
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右へ曲がって、を降っていきます。
尾根の左肩を進んでいくと、程なくしてに出ます。
少し進んだ所から尾根の背を外れてを降っていきます。
道なりに左へ曲がりながら降っていくとに出ます。
少し右へ曲がりながら降っていくと、尾根の左肩を進むようになります。
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峠
剥き出した小岩の脇を過ぎながら降っていくと、広いに出ます。
快適に降っていくと、尾根の背を外れてを進むようになります。
すぐの所にある折れたを過ぎていきます。
少し左へ曲がって降っていくと、の脇を進むようになります。
曲がりながら降っていくと、鞍部になった峠に着きます。
分岐1から13分ほど、矢次山から58分ほどで降りて来られました。
このまま林道を降っていくと県道1号に出られますが、段地区へ向かって元来た道を引き返していきます。
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樹木の袂に続く階段状のを降っていきます。
すぐにに出ます。
谷底も歩けそうな様子で気になりますが、に続く踏み跡を進んでいきます。
最初は踏み跡が不明瞭なので、集落まで降りて行けることを知っていないと、歩いていくのに勇気が要りそうです。
次第に明瞭になってくるを進んでいきます。
倒竹を迂回したりしながら、竹林の斜面を進んでいきます。
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の斜面を更に降っていきます。
また道を塞ぐを右上に登って迂回していきます。
道幅が少しを通過していきます。
また道を塞ぐがあるので、少し左下に降りて迂回していきます。
歩き易くなった道を降っていくと、墓地の脇にある分岐に出ます。
峠から15分ほどの所になります。
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左へ曲がって、を真っ直ぐ降っていきます。
のような所を降っていきます。
右側に石仏があるに出て、左へ進んでいきます。
左上に建つ小屋を過ぎて左へ曲がりながら降っていくと、屋敷の跡と思われるに出ます。
左脇を進んで小規模な墓地を脇を降っていくと分岐に出ます。
登ってきたのは右の道になりますが、少しでも違う道を歩くべく、正面の道を進んでいきます。
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段地区
すぐに見えてくる民家へ向かって、を横切るように進んでいきます。
程なくして、民家のに出ます。
遠慮しながら庭先を横切り、舗装路に出て左へ降っていくと、左右に続くに出ます。
右へ曲がって石垣沿いに降っていくと、最初に登っていった小径が始まる車道のに降り立ちます。
車道を左へ降っていくと、車を止めておいた駐車地に着きます。
峠から24分ほどで降りて来られました。
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