矢次山
概 要 矢次山は豊岡市にある標高567.8mの山です。 旧豊岡市では最高峰でしたが、近隣町との合併により一番ではなくなりました。 山頂近くまで林道が通っていて、気軽に登ることが出来ます。 ルートは幾つかあるようですが、今回は宮井地区の奥の林道から矢次山へ登り、 少し引き返して、野垣地区へ続く林道を降るルートを歩きます。
起 点 豊岡市 吉井地区
終 点 豊岡市 吉井地区
吉井地区…宮井区公民館…広畑橋…堰堤下分岐…宮井堰堤…造林小屋…尾根の背…378.7m峰…四叉路…山頂下…矢次山…山頂下…四叉路…尾根の肩…白藤神社…吉井地区
所要時間 4時間50分
歩いて... 山頂からの眺めはあまり良くありませんでしたが、林道の所々からは山並みを眺められました。 山道は山頂往復の15分ほどで、残りはほとんど林道歩きでしたが、 距離が長い上に傾斜が急な所もあって、かなり疲れました。
関連メモ 矢次山, 矢次山
コース紹介
吉井地区
豊岡の市街地から県道242号を南西へ進んでいきます。 但馬空港へ向かう県道713号を左に分けて奈佐小学校まで来ると、T字路の角に奈佐地区公民館(*)があります。 その前が駐車場になっているので、ここに車を止めさせて頂きました。 傍には吉井バス停があります。
*現在は「奈佐」という地名はありませんが、かつてこの辺りが「奈佐村」と呼ばれていた頃の名残のようです。 明治22年(1889)の町村制の施行により、 宮井村・岩井村・庄村・吉井村・野垣村・福成寺村・大谷村・内町村・辻村・目坂村・船谷村の区域をもって発足した村のようですが、 昭和30年(1955)に豊岡市に編入された時に「奈佐」の地名が消えたようです。
宮井区公民館
県道242号を北東へ引き返していきます。 奈佐小学校を過ぎて道なりに進んでいくと、「宮井」の標識が立つがあります。 その道に入って真っ直ぐ進んでいきます。 に架かる橋の手前を左へ曲がって、 沿いの道を進んでいきます。 木橋やコンクリート橋を見送っていくとが架かっています。 橋を渡った所に宮井区公民館があります。 その左側に続く道を進んでいきます。
宮井区公民館の前には駐車スペースがありますが、「無断駐車禁止」の看板が立っています。
へ入っていく道を見送って、正面の舗装路を進んでいきます。 右上にある墓地へ登る階段を分けていくとになります。 田畑が続くを奥へと進んでいきます。 少し右へ入った所に立つの先に見える小祠を見送っていきます。 鳥居を過ぎて田畑が終わると、植林地へ入っていきます。
広畑橋
植林地を抜けると、正面にが見えてきます。 谷筋には再び田んぼの跡と思われる所が見られました。 途切れながら続くを進んでいくと、次第に谷筋が狭まってきます。 川沿いに進むようになると、小さなから流れ落ちる水が心地良い音を響かせていました。 やがて宮井川に架かる広畑橋を渡っていきます。 宮井区公民館から17分ほどの所になります。
これまでよりも登り傾斜が少し増してきた道を進んでいきます。 明るくなった所に出るとを渡っていきます。 宮井川にはがあったり、 を縫うように流れたりしています。 宮井川を眺めながら更に登っていきます。
堰堤下分岐
程なくして、正面が明るくなって舗装路に変わる所に出ます。 白いの手前に分岐があります。 宮井区公民館から28分ほどの所になります。 矢次山へはを登っていくのですが、 正面の谷筋にダムが見えたので、ちょいと立ち寄っていきました。 ガードレールを過ぎた左側に小広くなった所があって、ちょっとしたになっていました。 ここまでは小型車なら登って来られるようですが、広畑橋から奥は荒れ気味の所もあるので、あまり無理はしたくありません。
宮井堰堤
崖沿いに続くガードレールが設置されたかなり傾斜のあるを登っていきます。 分岐から2分ほど登っていくと砂防ダムの脇に着きました。 取り付けられた銘板によると宮井堰堤というようです。 昭和63年1月に竣工し、高さ10m、幅50mとのことでした。 道はダムを過ぎた先へも続いているようでしたが、ここで引き返しました。
砂防指定地
あぶない
宮井川っさぼう堰堤、砂防ダムに立入ったり、貯水池で遊んではいけません。
 (兵庫県)
往復5分ほどで堰堤下分岐まで引き返してきて、ガードレールの所から左へ分かれていくを登っていきます。 すぐの所にがあり、関係者以外の車両は通行禁止のようですが、歩くのは問題なさそうでした。 林道は概ね未舗装ですが、所々にコンクリート舗装された所もあります。 結構傾斜のあるを登っていきます。 僅かな竹林になったを右へ回り込んで登っていきます。 左への曲がり角まで来ると、道が広がって車の交換場所のようになっていました。
関係者以外車両の通行を禁止します。
(社)兵庫県森と緑の公社
かなり傾斜のあるを登っていきます。 周囲には樹木が茂っていて、眺めはほとんど広がりません。 この季節にしては気温が高い日で次第に汗が噴き出してくるので、何度も立ち止まって汗を拭きながら登っていきました。 この林道は地形図に実線で載っていて、現状とよく合ったルートで描かれているので、現在地を確認しながら進んでいきました。 に着くと、 石がゴロゴロしたり岩盤になった所に僅かなが流れていました。 V字形に右へ曲がって僅かな谷筋に差し掛かると、道の下に土管が埋設されていました。
林道を更に登っていくと、緩やかに曲がっていきます。 樹間から僅かに見えるを眺めたりしながら林道を登っていきます。 曲がりながら登っていくと、傾斜が少し緩んでなってきます。 右側にはが広がってきますが、手前の樹木が邪魔しているのをもどかしく感じながら進んでいきました。 小屋が見えてくると、林道が分岐している曲がり角に着きます。 堰堤下分岐から28分ほどの所になります。
造林小屋
の入口の戸は開け放たれていてガラスも半分なくなっていました。 を覗ってみると小綺麗になっていました。 壁に貼り出された注意書きによると造林小屋というようでした。 小屋の右側には僅かに山並みが見えるので、景色を眺めながらひと息入れていきました。 分かれていく林道は地形図に実線で載っている道で264m峰方面へ続いているようですが、 矢次山へ向かって、曲がっていく林道を進んでいきます。
造林小屋使用上の注意
(1)火気に注意すること。
(2)建物、器具等を破損する行為の禁止。
(3)危険物の持込禁止。
(4)整理、清掃の実行。
(5)戸締りの確認。
兵庫件造林緑化公社
右側にを眺めながら林道を進んでいきます。 道なりに曲がりながら進んで僅かなに差し掛かると、 正面すぐの所にが見えてきます。 少し右へ曲がっていくと明るい所に出ました。 右側が少し開けていて、谷向かいのが見えました。
尾根の背
樹間から僅かに見えるを眺めたりしながら林道を進んでいきます。 右から来る尾根が次第に近づいてくるのを感じながら進んでいくと、林道の曲がり角になった尾根の背に出ます。 造林小屋から10分ほどの所になります。 曲がり角はなっていて、端には「兵庫みどり公社」のがありました。 林道はここで大きく曲がって、南西へ進むようになります。
尾根のの斜面に続く林道を進んでいきます。 5分ほど進んで右へのまで来ると、尾根が低くなってすぐそこに見えてきます。 次第に低くなってくる尾根に沿って進んでいくと、を左へ回り込んでいきます。 程なくしてに出ると緩やかになります。 少し登り坂になってきた林道を進んで緩やかになってくると、右側に踏み跡が分かれていきます。 尾根の背に出た所から10分ほどの所になります。 入口には赤テープが取り付けられていました。 林道は正面へ続いていますが、地形図によるとこの右側に三角点があるようなので、立ち寄っていきました。
378.7m峰
植林地を軽く登っていくと、すぐに支尾根のを降るようになります。 僅かな踏み跡が続いていて、赤テープも点々と取り付けられていました。 少し明るくなった所に出ると、中ほどに「川田」がありました。 林道から2分ほどの所になります。 地形図に載っている378.7m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていて展望は得られません。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
四等三角点
基本
No.111963
この測量標はすべての測量の基準です。 三角点を大切にしましょう。
国土地理院
往復5分ほどでまで引き返してきて、 尾根の背に続くようになったを軽く降っていきます。 程なくして少し登り坂になってきた林道を進んでいくとに着きます。 三角点への入口から3分ほどの所になります。 右側が少し開けていて山並みが見えました。 奥の方には日本海が広がり、海に突き出す猫崎半島の一部も見えました。
少し右へ曲がって右斜面を進んでいくと、すぐに右側が開けてが見えてきました。 奥に聳えている電波塔が幾つか立つ山はのようです。
何度かに出ますが、すぐに右斜面を進むようになります。 次第に低くなってくるに沿って進んでいくと、支尾根の先端を大きく左へ回り込んでいきます。 僅かにもある緩やかな林道が続きます。 引き続き、尾根の背に出たり右斜面に続いたりしながら続く林道を進んでいきます。 尾根の背から道なりに曲がって軽く登っていくと、再び支尾根の先端を左へ回り込んでいきます。
引き続き、軽く降る所もある緩やかなを道なりに進んでいきます。 尾根の背からへ曲がっていきます。 道なりに曲がる所を過ぎていくと、右側が開けた所に出ます。 谷向かいに続くが見えました。
四叉路
少し降り坂になってきた林道を進んでいくと、小広くなった尾根の背に出ます。 三角点への立ち寄りも含めて、尾根の背に出た所から44分ほどの所になります。 ここはへ林道が分かれていく四叉路になっています。 下山は左の道を降っていくのですが、先ずは矢次山へ向かっての林道を登っていきます。 登り始めたすぐの所に標識が立っていて、「宮井線807m」となっています。
平成5年度主間伐作業路
宮井線 807m
一般車両の通行を禁止します。
兵庫県森と緑の公社
登り坂になった林道を進んでいくと、所々の樹間からが見えるようになります。 次第に明るくなってくる左斜面に続くを進んでいきます。 広がってくるを眺めながら登っていきます。 道なりに左へ曲がりながら登っていくと、右への曲がり角に分岐があります。 四叉路から14分ほどの所になります。 正面に続く林道には「野垣・福成寺線965m」の標識が立っていますが、矢次山へは右前方に続く林道を登っていきます。 入口には「宮井・小城線771m」の標識が倒れていました。
(正面の林道は「矢次山」,「矢次山」を参照)
平成5年度主間伐作業路
野垣・福成寺線 965m
一般車両の通行を禁止します。
兵庫県森と緑の公社
平成6年度主間伐作業路
宮井・小城線 771m
一般車両の通行を禁止します。
兵庫県森と緑の公社
山頂下
かなり傾斜の急なを登っていきます。 ここまで歩いてきた身には何とも辛い登りでした。 途中で立ち止まったりしながら3分ほど登っていくと、傾斜が少し緩やかになってきます。 になった林道を進んでいくと、分岐になった曲がり角に着きます。 手前の分岐から6分ほどの所になります。 左からは目坂地区からのが登ってきています。
(左の林道は「矢次山」,「矢次山」を参照)
左の林道を見送って、右へ曲がっていくを進んでいきます。 10mほど進んだ所から戻るようにして右へ登っていく山道があります。 はこの先へも続いていますが、右の山道を登っていきます。 以前に来た時には、山道を5mほど登った所に「矢次山」の道標があったのですが、 この時にはそのと思われる杭や板があるばかりでした。
笹が茂り気味のを左へ曲がりながら登っていきます。 2分ほど登っていくと、左右に通るに出ます。 右側は不明瞭になっているので、へ進んでいきます。 すぐに植林地の手前に出て右へ曲がり、植林地と雑木林の間に続く尾根を登っていきます。
矢次山 (標高567.8m)
以前に来た時は熊笹が茂るでしたが、この時は少なめになっていました。 それでも登るにつれて少し生えてくるので、左側のの縁を登っていきました。 山道から離れないようにしながら登っていくと矢次山の山頂に着きました。 山頂下から6分ほど、宮井堰堤378.7m峰への立ち寄りを含めて宮井区公民館から2時間30分ほどで登って来られました。
山頂には「矢次山 五六八米」と書かれた白塗りのがあります。 標柱の傍には熊笹や萱などに埋もれるようにして「宮井」があるので、地形図に載っている567.8m峰になるようです。 山頂の周囲は樹木に囲まれていて展望は良くありませんが、 東側が少し開けていて、樹間から街並みなどを眺めることができました。
三角点
基本測量
大切にしましょう三角点
国土地理院
山頂下
山頂から来た道を引き返していきます。 植林地の縁から山道へ移って降っていくと、樹間からが広がってきました。 林道のすぐ傍まで降ってくると、が見やすくなってきました。 奥の方に連なっているのは、方角からすると、蘇武岳から妙見山にかけてのでしょうか。 往復15分ほどでに降り立って、左へ曲がっていきます。 丁度昼時になったので、分岐になった曲がり角の辺りで座り易い所を見つけて昼食タイムにしました。
四叉路
お腹も満ちたところで、車を止めてきた奈佐地区公民館へ向かって、登って来た林道を引き返していきます。 次第に傾斜が増してくる林道を4分ほど降っていくとに着きます。 左へ続く元来たを降っていきます。 次第に広がってくるを眺めながら降っていきます。 僅かなを過ぎていくと四叉路に着きます。 山頂下から15分ほどで降りて来られました。
四叉路から右へ戻るようにして続くを降っていきます。 植林地を過ぎて曲がりながら進んでいくと、正面にが見えてきます。 樹間から僅かにを眺めながら降っていきます。 僅かな谷筋まで降っていくと、小さな水の流れが道を横切っていました。 右側には岩盤を流れ落ちるがありました。 この時は水量は僅かでしたが、情報によると、推定4段になった落差25mほどの滝で、名前は特にないとのことです。
谷筋を回り込んでいくと、左前方の樹間からが少し見えました。 降り基調で続くを淡々と降っていきます。 左の谷向かいにが見えてきますが、今回登っていった林道が通る尾根のようです。 向こう側を向いた「宮井線1092m」の標識を過ぎていくと、左右に通る林道に出ました。 四叉路から17分ほどの所になります。 地形図に破線で載っている林道は続いていますが、 を降っていきます。
平成6年度主間伐作業路
宮井線 1092m
一般車両の通行を禁止します。
兵庫県森と緑の公社
四叉路にあった標識では「宮井線807m」となっていて、同じ「宮井線」でもここにある標識と延長が異なっています。 それぞれ「平成5年度」と「平成6年度」となっているので、その年度に整備した距離を表しているようでした。
などがある林道を降っていくと、 背の高いを見かけるようになります。 少し左斜面に出て、正面に僅かにを眺めながら降っていきます。 右側の尾根が低くなって尾根の背に出ると、向こう側向いた「野垣線1196m」のが立っていました。 四叉路から24分ほどの所になります。
平成5年度造林作業路
野垣線 1196m
一般車両の通行を禁止します。
兵庫県森と緑の公社
僅かな登り降りのあるを進んでいきます。 やがて、尾根の背から外れてを進むようになります。 正面にを眺めながら降っていきます。 右側の樹間から僅かにを眺めながら降っていくと尾根の背に出ます。
道なりに曲がりながら降っていきます。 南方向へ降るようになると右側が開けてきて、谷向かいにが見えてきます。 更に進んでいくと、樹木が減って眺めが良くなってきます。 右を振り返ると、今回登ったと思われる山が奥の方に見えました。
左から右へと曲がりながら林道を降っていくと、正面に僅かにが見えてきます。 道端に笹竹が茂るようになったを右へ曲がりながら降っていきます。 笹竹越しには山並みが広がっていますが、手前の樹木が少し邪魔をしているのが残念ではあります。
尾根の肩
右斜面に続く林道を更に降っていくと、正面にが見えてきます。 地形図に載っている201m峰のようです。 向こう側を向いた「野垣線1210m」のを過ぎていくと、尾根の肩にある林道の曲がり角に着きます。 四叉路から44分ほどの所になります。 小広くなったからは右へと轍が続いているので、林道が分かれているようでした。 右に見えるを眺めながら、ひと息入れていきました。
平成4年度造林作業路
野垣線 1210m
一般車両の通行を禁止します。
兵庫県森と緑の公社
落ち着いた所で、尾根の肩を左へ曲がって、その先へ続くを進んでいきます。 正面にを眺めながら降っていきます。 僅かなに着いて、道なりに右へ曲がっていきます。 道端にが茂る所を過ぎていくと、次第に山並みが広がってきます。
大きく左へ曲がるようになるとになってきます。 程なくしてに右へ曲がっていきます。 竹林が終わって僅かなに変わる辺りまで来ると、 左の谷向かいを降っていくが見えてきます。 その道へ向かって、谷筋を大きく左へ曲がっていきます。
壊れたを過ぎていきます。 の脇を過ぎるとコンクリート舗装された道になります。 僅かに曲がりながら降っていくと、深谷川に架かるを渡っていきます。 未舗装になった林道を進んでいきます。 谷筋が広がって田んぼが見えてくると、また小橋を渡っていきます。
関係者以外車両の通行を禁止します。
兵庫県造林緑化公社
田んぼが広がるようになったの左側に続く道を進んでいきます。 の脇を過ぎていくと、 道は谷筋を右側に続くようになります。 程なくして深谷川に架かる小橋を渡っていきます。 向こう側を向いた「入山禁止」の旨のがありましたが、 ここまで来て「禁止」と言われても引き返す訳にはいきません。
これより先関係者以外の入山を一切禁止する。
尚、無断入山に伴う一切の事故責任は是を負わず。
野垣区長
が現れた所を道なりに右・左と曲がっていくとに出ます。 尾根の肩から35分ほどで降りて来られました。 左折して県道を進んでまで来ると、左側に鳥居が立っています。 傍には「白藤神社の大モミ」と題した解説板も設置されているので、ちょいと立ち寄っていきました。
天然記念物
兵庫県指定文化財 白藤神社大モミ
昭和40年3月16日指定 所有者 白藤神社
豊岡市教育委員会
県指定文化財 白藤神社の大モミ
指定年月日 昭和40年3月16日
所有者・管理者 大谷区
この木は、白藤神社の石段をのぼりつめた左手にそびえており、根周り17.25m、目通幹囲5.5mという巨木である。 枝張りは南北18.3m、東西17.7mで、よく整った樹形を示している。 樹齢は約800年と推定される。 神社の周囲は、シイ、カシ、ケヤキなどの古木がよくシゲリ、 公園風の境内には大モミの種子から芽生えたらしい若いモミも見られる。 落雷が原因で枯れかけた先端部を切除したが、樹勢はまだ盛んである。 神社の森のシンボルとして親しまれている。
平成4年11月 兵庫県教育委員会
白藤神社
鳥居をくぐっての間を進んでいきます。 石灯籠の先から続くを真っ直ぐ登っていくと、 小広くなった境内に社殿がありました。 扁額などは見かけませんでしたが、これが白藤神社になるようです。 由緒などを記したものは見かけませんでしたが、祭神は深渕之水夜札花神(ミフブノミヤレハナノカミ)とのことです。 中を覗ってみると、白木の社が安置されていました。 境内の左側には巨大ながありました。 も載せておきますが、 その大きさを上手く表現できていません。
吉井地区
を降って白藤神社から引き返してきます。 鳥居をくぐって県道242号に出ると、左側すぐの所に、車を止めておいた奈佐地区公民館があります。