概 要 |
千ヶ峰は神河町と多可町の境にある標高1005.2mの山です。
山頂からは山並みをぐるりと見渡せる360度の大パノラマが広がります。
登山ルートは幾つかあるようですが、今回は三谷コースから登って唐滝コースと七不思議コースを降るルートを歩きます。
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起 点 |
多可町加美区 三谷地区
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終 点 |
多可町加美区 三谷地区
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三谷地区…三谷登山口…雌滝…雄滝…コース合流…千ヶ峰…地籍図根三角点「L4.2」…986m峰…雨乞岩…地籍図根三角点「K4.5」…縦走コース分岐…コース合流…塔の岩…林道…岩座神登山口…三谷登山口…三谷地区
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所要時間 |
4時間30分
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歩いて... |
「孝行の森」として整備されている市原コースに比べて、今回歩いたルートはかなり険しくなっていました。
降りは標準時間よりも大幅に遅くなりました。
少し雲が出ていたのが残念ですが、山頂からは山並みをぐるりと眺められました。
日曜日とあって多くのハイカーが登ってきていて、小学低学年と思われる子供連れの家族も何組か見掛けました。
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関連メモ |
千ヶ峰,
千ヶ峰
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三谷地区
丹波市から播州トンネルを抜けて、多可町加美区に続く国道427号を南下していきます。
三谷地区まで来ると、西へ道が分かれるがあります。
脇には「千ヶ峰登山口3.5km・ハーモニーパーク2.5km」などのが立っています。
標識に従って、に入っていきます。
ハーモニーパークにあるを過ぎていくと広い駐車場があるので、ここに車を止めました。
駐車場の奥にはトイレが設置されていて、傍に「愛してネ笠形山・守ってネ千ヶ峰」と題したがあります。
かなり掠れて分かり難くなっていますが、今回歩くルートのが載っています。
()の外側が登り時間で内側が降り時間だとすると、三谷登山口から山頂までは1時間40分(30+20+50)、
山頂から岩座神登山口(岩座神ロッジ)までは1時間22分(20+2+10+20+5+5+20)となっています。
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三谷登山口
トイレの先へ進み始めると、すぐの所の沢に架かる橋の手前に「千ヶ峰登山口 三谷コース」のが出ています。
標識が指す道路の右側には「多可の天空を歩く」と刻まれた大きな標柱が立っています。
傍にはがあります。
トラロープが張られていて、「千ヶ峰山頂 登山道」のが右前方へ登っていく道を指しています。
今回はここから三谷コースを登っていきます。
登山記帳・応急医薬品BOX
この中の医薬品は無償で使用できます。
使用されました方は、ご面倒ですが、補充のため下記までご一報くださいますようお願いします。
多可町観光協会、多可町役場企画情報課
小さな投げ捨て 大きな火災
兵庫県・多可町・森林国営保険
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山道を登り始めると、すぐの所に「多可の天空を歩く 仙人ハイク縦走コース」のがあります。
そのすぐ先には「頂上まで2053m」のもあります。
左へ曲がり始める所には「雄滝まで約20分」のが立っています。
小岩が幾つも頭を出す尾根を登っていきます。
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左傾斜の斜面を横切るようになると傾斜がになります。
左下を流れる沢にあるを眺めたりしながら進んでいきます。
した所を慎重に過ぎていきます。
「登山道」のを過ぎていくと、沢に架かる木橋を渡っていきます。
三谷登山口から5分ほどの所になります。
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雌滝
谷筋の左側の植林地に続くがゴロゴロする道を曲がりながら登っていきます。
やがて右下の沢に心地良い水音を響かせるが見えてきます。
更に曲がりながら登って傾斜が緩やかになってくると滝の傍に出ます。
三谷登山口から11分ほどの所になります。
幅の広い岩盤を水が流れ落ちていますが、水量は少なめでした。
の脇を登っていきます。
岩の傍にはが立っていて、この先の道は「雄滝」、今来た道は「雌滝」となっています。
先ほど見えていたのが雌滝のようです。
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雄滝
小岩がゴロゴロするに出ると木橋が架かっています。
上流を見ると滝が見えますが、あれが手前にあった標識が指す雄滝でしょうか。
沢に架かるを渡って谷筋の右側に出ます。
小岩が剥き出した道を登っていくと、「岩座神コース合流まで約30分」のが立っています。
人工的に削ったようなの石も見られます。
の間を登っていきます。
左傾斜の斜面を進むようになると、先ほど上流に見えていた滝が近づいてきます。
更に進んでいくと滝の横に出ますが、これがのようです。
三谷登山口から16分ほどの所になります。
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彼方此方に岩が露出するを登っていきます。
石積みの上に置かれた「あと1.5km」のを過ぎていきます。
左下を流れる沢を眺めながら、左傾斜のを登っていきます。
所々の岩や樹木にはが描かれていてルートを示しています。
傾斜が緩やかになると、丸太橋が置かれた微沢を過ぎていきます。
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大きなの下を過ぎていきます。
が取り付けられた樹木を過ぎていきます。
を歩いたりしながら進んでいきます。
更に登っていくと、次第に左のに近づいていきます。
沢が流れる谷筋に降りると、沢に木橋が架かっています。
三谷登山口から30分ほどの所になります。
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木橋を渡って、その先のの脇を登っていきます。
岩が幾つも露出した所を登っていくとが垂らされた所もあります。
点々と続くが描かれた樹木や岩を辿りながら植林地を登っていきます。
白い標柱が立つ所を左へ曲がっていくと、香美町野外活動協議会が設置する「登山道」の標識が立っています。
三谷登山口から36分ほどの所になります。
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道なりに左へ曲がって、植林地のを斜めに登っていきます。
次第に右へ曲がって尾根の背を登るようになると、「多可の天空を歩く 仙人ハイク縦走コース」のがあります。
次第に傾斜が増してくるを、息を弾ませながら登っていきます。
尾根の背から少し外れて、から回り込むようにして登っていきます。
「あと842m」のを過ぎていきます。
尾根の背に出ると、窪んだ道を登るようになります。
三谷登山口から44分ほどの所になります。
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コース合流
木の根が張り出した所を登るようになるとが垂らされています。
一旦途切れてすぐに始まるロープに沿って、古びた木の階段混じりのを登っていきます。
ロープが終わった先に続くを登っていきます。
木の階段を登るようになると、左から登ってくる岩座神コースが合流してきます。
三谷登山口から53分ほどの所になります。
右側には「山頂まで約40分」や「多可の天空を歩く 仙人ハイク縦走コース」のがあります。
左側には「岩座神コース」や「三谷コース」のがあります。
ここまで休みなしに登ってきたので、水分補給などをしながらひと休みしていきました。
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落ち着いたところで、正面に続くを登っていきます。
程なくして階段が終わって、歩き易くなったを登っていきます。
になった尾根を進んでいきます。
再び傾斜が増してきて、木の根や岩が剥き出したを登っていきます。
間隔の広い木の階段を登っていくと緩やかな尾根になります。
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登り傾斜が増してくると、「山頂まで約20分」のが立っています。
コース合流から15分ほどの所になります。
が幾つも剥き出す尾根を登っていきます。
傾斜がになった尾根を進んでいきます。
右側の樹間からはが少しが見えます。
また傾斜が増してくる尾根を登っていくと、背丈の低い笹が茂るようになります。
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両側に背丈の低い笹が茂る窪んだ道を登るようになると、が張られた所がしばらく続きますが、
登る分には掴まる必要はありませんでした。
崩れかけた木の階段を登って赤頭黒杭の所まで来ると道が分岐しています。
コース合流から25分ほどの所になります。
振り返るとが広がります。
標識類は見掛けませんが、笹が茂る尾根に続くは見送って、
左へ曲がっていくを進んでいきます。
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を横切るように続く道を軽く登っていきます。
程なくして右へ曲がって、崩れかけた硬質プラスチック製のを登っていきます。
右側が開けてくるとが広がってきます。
ロープが垂らされたを登っていきます。
少し曲がりながら登っていくと、手前で分かれてきたと思われる道との接点に出ます。
コース合流から31分ほどの所になります。
小石がゴロゴロする右の道は近づいてきてすぐに離れていきますが、このまま左へ曲がっていく道を登っていきます。
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程なくして現れる硬質プラスチック製のを登っていきます。
道なりに右へ曲がって登っていくと、再びを登るようになります。
左へ曲がりながら続く階段を登っていくと、が再び右側から近づいてきます。
右へ曲がりながら更に階段を登っていくと、千ヶ峰の山頂の東端に着きます。
コース合流から34分ほど、三谷登山口から1時間32分ほどで登って来られました。
右脇からは先ほど来の道が登って来ています。
登り着いた所には年季の入ったが立っていて、
左の道は「笠形山・千ヶ峰 縦走コース、千ヶ峰登山道 石風呂コース、七不思議コース、岩座神コース 方面」、
右の道(*)は「千ヶ峰登山道 市原コース・水谷コース方面、市原登山口まで 約2km 約50分」、
今来た道は「千ヶ峰登山道 三谷コース 多可町加美区三谷方面 約1時間30分」となっています。
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千ヶ峰 (標高1005.2m)
正面にはが並んでいます。
案内板には「」が描かれています。
ポスト風のものの支柱には「岡山ハイキングクラブ」や「あさかこどもえん」の小板が取り付けられていて、園児も登ってくるようです。
「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」の標識もあります。
「千ヶ峰 標高1005.2m」のを過ぎていくと、
左側には「」と題した案内板があって各コースの所要時間が載っています。
今回登ってきたも載っていて、
三谷登山口からの時間は、登り1時間40分(30+20+50)、降り1時間5分(30+15+20)となっています。
今回降る予定のも載っていて、
岩座神登山口(岩座神ロッジ)からの時間は、登り1時間42分(35+10+5+30+15+2+25)、降り1時間22分(20+2+10+20+5+5+20)となっています。
一番奥まで行くと「南無妙法蓮華経」と刻まれたがあります。
手前には二等三角点「千ヶ峰」があるので、地形図に載っている1005.2m峰になるようです。
少し雲が出ていたのが残念ですが、山頂からは山並みをぐるりと見渡せる360度の大パノラマが広がります。
お昼には少し早い時刻でしたが、幾つか設置されているに腰掛けて軽く食事をしていきました。
食事をしていると、市原コース方面からハイカーが続々と登ってきました。
小学低学年と思われる子供連れの家族も何組か見掛けました。
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お腹が満ちて景色も堪能したところで、千ヶ峰から下山していきます。
「南無妙法蓮華経」の石柱の背後には「神河町作畑方面 千ヶ峰登山道 石風呂ルート」のが立っています。
正面に広がる山並みを眺めながら、ススキが茂るを緩やかに降っていきます。
剥き出した岩を過ぎていくとが増してきます。
左に広がるを眺めながら降っていきます。
植林地の手前まで来ると分岐があります。
千ヶ峰から4分ほどの所になります。
角にはが立っていて、
正面の道は「千ヶ峰登山道 大畑多田坂ルート 神河町大畑方面」、右の道は「千ヶ峰登山道 石風呂ルート 神河町作畑方面 」、今来た道は「千ヶ峰山頂」となっています。
「多可の天空を歩く 仙人ハイク 縦走コース」の標識も取り付けられています。
地形図に破線で載っている場所とはかなり違うようですが、道が付け替えられたのか近道でしょうか。
後日に 石風呂ルートを歩きました。
(「 千ヶ峰」を参照)
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正面の植林地の縁に続くを降っていきます。
左に広がるを眺めながら降っていきます。
次第に緩やかになって再び急になる尾根を降っていくと、になります。
植林地の端に入っていくと、軽いになります。
白い円印が描かれた樹木が点々と続いていてルートを示しています。
周囲にアセビが茂るようになりますが、歩く部分には生えていないので助かります。
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地籍図根三角点「L4.2」
アセビが茂る所を過ぎて、次第に傾斜が増してくるを登っていきます。
で歩き易くなる所もあります。
再びになってくる尾根を進んでいきます。
尾根には「地籍調査」の赤頭短杭が点々と設置されています。
ススキが茂る所を登っていくと小峰に着きます。
千ヶ峰から15分ほどの所になります。
中ほどには「L4.2」があります。
地形図によると、千ヶ峰の南西500m辺りにある標高940mほどの高みになるよです。
振り返ると、の山頂付近が良く見えます。
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が茂る尾根を軽く降っていきます。
程なくしてになります。
軽く登るようになると、標高940mほどの僅かなの右肩を過ぎていきます。
僅かに降っていくと、再びになります。
左にを眺めながら登っていくと、標高940mほどの小峰に着きます。
千ヶ峰から20分ほどの所になります。
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986m峰
高みのを過ぎて、僅かに降っていきます。
アセビが少し茂るようになるとになります。
引き続き白い円印が描かれた樹木が続くを登っていきます。
傾斜が緩やかになると、樹木が少なくなった高みに着きます。
千ヶ峰から25分ほどの所になります。
標石類は見掛けませんが、地形図に載っている986m峰になるようです。
ここで道が分岐しています。
中ほどにはが立っていて、左へ降っていく道は「登山道」となってます。
傍には「多可の天空を歩く 仙人ハイク縦走コース」の標識があって、前後に続く尾根道を指しています。
「山頂まで約25分」の標識もあって、今来た道を指しています。
黄テープが幾つか取り付けられているは七不思議コースになるようですが、
アセビが茂るを降っていきます。
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雨乞岩
少し傾斜が増してきたを降っていきます。
傾斜が緩んでくると、左から正面にかけてがきます。
剥き出した小岩に描かれた赤い矢印が尾根の左肩へ降っていく道を指していますが、
尾根の先端まで来るとがあります。
千ヶ峰から28分ほどの所になります。
これが雨乞岩のようですが、上からだと岩の様子がよく分かりません。
岩の上に出ると眺めが広がります。
岩座神の七不思議 雨乞岩
干ばつの時、この上で雨具をまとい雨乞踊りをすれば、必ず編めが降ると言い伝えられています。
岩の表面には動物の足跡と伝えられる馬蹄形のくぼみが数多く残っています。
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手前の小岩の矢印に従って、尾根のへ降りていきます。
引き続き小岩に描かれているを確認しながら、狭い道を降っていきます。
傾斜が緩やかになると、またを見掛けるようになります。
歩き易くなった広い尾根を進んでいくと、アセビが茂る登り坂になります。
左に広がるを眺めながら登っていきます。
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地籍図根三角点「K4.5」
アセビが茂るを登っていきます。
植林地の緩やかなに着くと尾根が右へ分かれていきますが、
白い円印が描かれた樹木の所から左前方へ降っていきます。
点々と描かれている白い円印を辿りながら、の尾根を軽く降っていきます。
植林地を抜けてアセビが茂る尾根を進んでいくと、赤頭短杭が二つ並ぶ所に出ます。
左側には「K4.5」があります。
千ヶ峰から36分ほどの所になります。
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「地籍調査」の赤頭短杭が点々と設置されたを降っていきます。
左の樹間からを眺めながら進んでいきます。
緩やかになった所を過ぎてになると、
剥き出した小岩には赤い矢印が描かれています。
傾斜が緩やかになると、アセビが茂る小峰に着きます。
千ヶ峰から43分ほどの所になります。
地形図によると、986m峰の南西500m辺りにある標高930mほどの高みになるようです。
ここで尾根が二手に分かれていますが、正面の尾根にはトラロープが張られています。
中ほどに剥き出す小岩にはが描かれていて、左前方へ降っていく道を指しています。
「多可の天空を歩く 仙人ハイク縦走コース」の標識もあって、同じく左前方の道を指しています。
左に広がるを眺めながら、ひと息入れていきました。
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縦走コース分岐
落ち着いたところで、赤い矢印が指すの道を降っていきます。
すぐに尾根の背に出て、次第に緩やかになってくる雑木林のを進んでいきます。
尾根には白い円印が描かれた樹木が点々と続いています。
少し降り傾斜が増し始めると、今来た道を指す「雨乞岩まで約15分」のを過ぎていきます。
標識が幾つか設置された所に出ると分岐になっています。
千ヶ峰から49分ほどの所になります。
右には千ヶ峰から笠形山へ続く縦走コースを描いた色付きのがありますが、
掠れていて読み難くなっています。
「多可の天空を歩く 仙人ハイク縦走コース」の標識もあって正面に続く尾根を指しています。
左側にはが幾つかあって、
正面の道は「笠形山6時間40分・高坂峠3時間40分・飯盛山1時間50分」、
今来た道は「市原峠1時間30分・千ヶ峰45分・雨乞岩20分」、
左の道は「七不思議コース 岩座神60分」となっています。
テープも賑やかに取り付けられています。
赤い矢印が描かれた樹木の所から、左の広い斜面を降っていきます。
標識では左へ降る道は「七不思議コース」となっていますが、
986m峰から降るルートと区別するため、ここから降るルートは「唐滝コース」としておきます。
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植林地と雑木林を分けるを降っていきます。
次第にが増してきます。
赤い円印が描かれたり白テープが巻かれた樹木が点々とあってルートを示しています。
8分ほど降って緩やかな尾根になると、が左側を指しています。
少し左へ曲がって、一段と傾斜が増したを降っていきます。
次第に大きくなる沢の音を聞きながら、小刻みに何度か曲がりながら降っていくと、
沢が流れる谷筋に出ます。
縦走コース分岐から17分ほどの所になります。
小振りの滝がありますが、「岩座神七不思議」のひとつになっている唐滝にしてはあまりにも規模が小さ過ぎるので違うようです。
道なりに右へ曲がって降り始めると、対岸の支沢にもがあります。
流れ落ちる水量は少ないものの、こちらの方が規模が大きそうですが、結局、唐滝と思われる滝は分かりませんでした。
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沢の右岸に続くを降っていきます。
大きな岩の脇を過ぎていくと、樹木にが描かれています。
何だろうと思いますが、『このまま斜面を降るな』という意味だと解釈しました。
左へ曲がっていく道を降っていくと、先ほど来の沢に出ます。
縦走コース分岐から19分ほどの所になります。
沢の向こう側には赤い円印や白テープのある樹木が見えるので、
僅かに水が流れるを跨いでいきます。
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コース合流
沢の先へ続く植林地のを横切るように降っていきます。
傾斜が緩やかになってきた斜面を進んでいくと、大きな岩を過ぎた所がしていました。
剥き出した岩には赤い矢印が描かれているので、この道で合っているようです。
どうしたものかと暫く愚考しますが良い案は浮かばないので、足元に注意しながら通過していきました。
落葉も積もって道がはっきりしないを横切るように進んでいきます。
次第にはっきりしてくる道を進んでいくと、山側にある白テープが巻かれた樹木が見えてきます。
傍までいくと、樹木には「塔の石」のが取り付かれていて右を指しています。
袂には半壊した標識があって、左の道は「雨乞岩・千ヶ峰」、今来た道は「縦走路・唐滝」となっています。
ここが案内図に載っている七不思議コースと唐滝コースが合流する所のようです。
縦走コース分岐から29分ほどの所になります。
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道なりに右へ曲がって、植林地のを降っていきます。
人工的に削られたようなの脇を過ぎていきます。
次第に尾根の左肩を降るようになると、中ほどが曲がった樹木の先にが描かれた樹木があります。
そこを左折して斜面を横切るように降っていくと、の脇を過ぎていきます。
浅い谷筋に出て、道なりに右へ曲がって降っていきます。
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塔の岩
左へ曲がりながら降っていくと、が並ぶ手前を右に曲がっていきます。
人工的に削られたような角柱状の石が散乱する植林地を曲がりながら降っていくと、
下の方にが二つ見えてきます。
一つめの「見はらし台・唐滝分岐まで約10分」のを過ぎていいきます。
二つめのまで来ると、「岩座神の七不思議 塔の岩」の解説板でした。
縦走コース分岐から40分ほどの所になります。
岩は何処かと周囲を見回していると、標識の数10m奥の斜面に巨大な岩の塔が見えます。
これが塔の岩のようです。
道は岩へは向かわずに、標識の所を右へ曲がって降っていきます。
岩座神の七不思議 塔の岩
高さ十メートル余りの巨岩で、岩座神の名もこの岩に由来するといわれています。
昔、あまんじゃこ(あまのじゃく)が夜中、天に五つの岩を積もうとして、四つまで積んだときに夜が明けたので、
一つをここに残したといわれています。
隣の笠形山にもあまんじゃこの伝説があります。
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が取り付けられた樹木を辿りながら植林地を降っていきます。
を通ったりしながら続く道を降っていきます。
落ち葉が厚く積もって道が分かり難くなっている所もあるを小さく曲がりながら降っていきます。
塔の岩の標識から8分ほど降っていくと、僅かに水が流れる沢に出ます。
沢の向こう側に赤テープを取り付けられた樹木が見えるので、沢を渡っていきます。
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石がゴロゴロするに続く道を降っていきます。
がある所まで来ると、沢を渡って右側に出ます。
が幾つも剥き出した所を降っていきます。
次第に沢の水音が大きくなってくると、これまでとは別の沢に出ます。
塔の岩の標識から25分ほどの所になります。
沢の向こう岸には赤テープが取り付けられた樹木が見えるので、
これまでよりも流れる水が多めのを石伝いに渡っていきます。
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林道
沢を渡って、の脇を過ぎていきます。
道の左右にはが巻かれた樹木が数多く見られますが、
ルートを示すものではなくて林業用の印のように思えます。
やがて左下にが近づいてきますが、なかなか林道に出ません。
林道と並行するように降っていくと、やっと林道に出られました。
塔の岩の標識から28分ほどで降りて来られました。
ここには目印となるような標識やマーキングなどはなく、
で登ってくる時には林道を進んでしまいそうに思えます。
最後の沢を渡ってから誤ったルートを歩いたのか知れません。
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岩座神登山口
これまでの道よりも歩き易いを真っ直ぐ降っていきます。
落葉が積もって分かり難くなっていますが、コンクリート舗装されています。
植林地を抜けると、建物も見られるの集落がある谷筋が広がってきます。
程なくしてがありますが、扉に鎖が巻かれているだけなので、容易に開けて通過できます。
防護扉を過ぎると、右にある棚岩簡易水道場へ続くに出ます。
角には六地蔵が並んでいます。
舗装路を降っていくと、神光寺へ続く車道に出ます。
塔の岩の標識から35分ほど、千ヶ峰から2時間5分ほどで降りて来られました。
左を振り返ると「岩座神七不思議」のがあります。
今回降ってきたコースのも載っていて、
千ヶ峰からここまでは、登り2時間(35+10+5+30+15+25)、降り1時間20分(20+10+20+5+5+20)となっています。
三谷登山口から千ヶ峰までは標準時間内に登れましたが、
千ヶ峰からここまで降ってくるのは標準時間の1.5倍ほどもかかりました。
傍には道標が立っていて、正面の道は「千ヶ峰登山道・千本杉」、右の道は「仁王門・神光寺」、
今降って来た道は「唐滝・塔の石・みそぎの滝」となっています。
岩座神コースの登山口は神光寺から奥へ登った所にありますが、
「岩座神地区にある登山口」という意味で、ここではこの場所を岩座神登山口としています。
岩座神七不思議
雨乞岩(あまごいいわ)
千ヶ峰から笠形山への尾根伝いにある巨大な奇岩で、
その昔、この雨乞岩で雨乞踊りをすれば、必ず編めが降ったと伝えられています。
塔の石(とうのいし)
「岩座神」の由来との言われるこの岩は、高さ三十メートル余りもある巨大な奇岩で塔の如くそびえ立っています。
一説には、その昔あまんじゃこが夜中に五つの岩を天まで積もうとしたが、
四つまで積んだ時夜が明けてしまい一つをここに残したと伝えられています。
唐滝(からたき)
「東はりま、加古川、水の新百景」にも選ばれた美しい滝ですが、
山の奥深くにあるこの滝には大蛇が住み、一人で足を踏み入れた者は誰一人として無事に帰ったものがないとも言い伝えがあります。
また、干ばつの際、この滝でウナギを獲ると必ず雨が降るという言い伝えもあります。
千本杉(せんぼんすぎ)
神光寺の上の山中にある老過ぎは、木の中ほどから無数の枝を出し、
その姿は神の仕業としか例えようのない不思議なシルエットをなしています。
仁王門の樒(におうもんのしきみ)-−しおれシキミ−
神光寺の仁王門前にあるシキミで、午前中は枝葉の勢い居が旺盛で光沢があるが、
午後になると急に勢いがなくなり光沢もあせてしまうと言われています。
三本竹(さんぼんだけ)
常に三本の竹が立っており、たとえその中の一本が枯死しても、新しく一本生えて必ず三本になると言われています。
血石(ちいし)
上が平で赤味を帯びているところから、血石と呼ばれています。
その昔、神光寺が隆盛を極めていた頃、加古川流域の人々は死者をこの寺に葬ったと言われており、
その際、死者を一度この石の上に置いた事から血石と名付けられたと言われています。
平成12年度 自治振興事業
ここまでの解説板には「塔の岩」と「塔の石」の表記が見られますが、見掛けたままに表記しています。
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車を止めてきた駐車場へ向かって、右へ続くを降っていきます。
白ペンキで「石座神ロッジ」と書かれた小岩が入口にあるのような所がありますが、
以前には石座神ロッジが建っていた所なのでしょうか。
上に白い鉄柵があるコンクリート壁の所まで降りてくると分岐があります。
右側には「岩座神の七不思議 三本竹」のがあります。
向こう側を向いた道路標識も立っていて、
左の道は「千ヶ峰登山口 三谷コース」「国道427号」、今来た道は「千ヶ峰登山口 岩座神コース」となっています。
振り返ると、には子ども達が遊ぶ絵が描かれていました。
岩座神の七不思議 三本竹
常に三本の竹が生え、たとえその中の一本が枯れても、また新しく一本生えていつもその数に増減がないといわれています。
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分岐を左へ曲がって、小川に架かる小橋の先へ続くを進んでいきます。
右前方に見えるへ向かって登っていきます。
地形図によると標高差は90mほどのようですが、ここまで歩いてきた身には辛い登り坂が続きます。
黙々と登って峠の手前まで来ると、金網柵で囲まれたがあります。
その先の千羽鶴が供えられたコンクリート製の地蔵堂があるを過ぎていきます。
道なりに左へ曲がっていくと、道端に「町道三谷岩座神線完工 記念碑」があります。
岩座神登山口から17分ほどの所になります。
今歩いている道は町道三谷岩座神線というようです。
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三谷地区
記念碑を過ぎた少し先からになります。
と思われる尖った山を正面に眺めながら、道なりに左へ曲がっていきます。
千ヶ峰の南南東にあると思われる山を眺めながら降っていきます。
緩やかになる所もある降り基調の車道を淡々と進んでいくと、
「通称名・サイガ谷」の標識があるを回り込んでいきます。
辺りが開けてくると、路肩が広がったを過ぎていきます。
沢に架かる橋を渡った所にあるを過ぎていくと、
トイレの先に車を止めておいた駐車場があります。
岩座神登山口から31分ほどで到着しました。
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