無南垣196m峰
概 要 香美町香住区の無南垣地区と久斗地区の境にある196m峰へ登ります。 北側の作業道の終点から尾根に取り付いて山頂へ登り、 南へ伸びる尾根を進んで電波塔の保守路を降るルートを周回します。
起 点 香美町香住区 無南垣地区
終 点 香美町香住区 無南垣地区
無南垣地区…作業道終点…196m峰…保守路出合…下山地…無南垣地区
所要時間 1時間40分
歩いて... 作業道終から保守路出合までに明瞭な道はなくプチ薮漕ぎする所もありますが、行く手を阻むほどではありません。 作業道終からしばらくは急坂が続いて頑張り所ですが、振り返ると山並みを眺められます。 山頂は樹木に囲まれていて眺めは広がりません。 電波塔の保守路には、金属網・横木・硬質プラスチック製の階段が途切れながら続いています。
関連メモ 神ノ浦山
コース紹介
無南垣地区
JR山陰本線の佐津駅の南側を通る県道11号を西進していきます。 線路を跨ぐ手前まで来ると、地形図に破線で載っている作業道(*)が分かれていく所があります。 夏草が茂る入口が広くなっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
*作業道の入口を塞ぐ形になりますが、作業道は既に役目を終えて車で走行出来る状態にはないので、 通行の邪魔になるような事はないと思われます。
作業道終点
夏草や樹木が茂っていて、車道側からはの入口が分り難くなっています。 茂る夏草の中を進んでいくと、すぐにが現れます。 が道を塞いだり樹木が生える所もあって煩わしく、 すでに役目を終えた道のように思えます。 しばらく進んで正面が明るくなってくるとになります。 尾根の背まで来ると、作業道終点になります。 駐車地から4分ほどの所になります。 先へ出るとが見えます。 少し角度を変えると、道路の北側にあるも見えます。
明瞭な道はありませんが、ここからに取り付きます。 思いのほかなので、樹木の幹や根などに掴まりながら慎重に登っていきます。 程なくして現れるをよじ登っていきます。 頑張って登っていくと、コンクリートブロック製のがあります。 壁には「天恵 無南垣 上水道水源地」と刻まれています。 小屋を過ぎて緩やかな所に出ると、急な崖が現れます。 左右を探りながら愚考しますが登りやすそうな所は見かけないので、意を決して正面の少し膨らんだ所を登っていきます。
樹木の幹や根などに掴まりながら四輪駆動で頑張って登っていくと、のような所に出ます。 少し左へ曲がって、これまでよりも傾斜が減って歩き易くなった尾根を登っていくと、 「工18」と刻まれたがあります。 「工17」の石杭を過ぎて、傾斜が増してくるを登っていきます。 「工16」の石杭を過ぎていくと、樹木が減ってに出ます。 再び樹木が増える所まで来ると「工15」の石杭があります。 振り返ると、などが見えます。
「工14」のを過ぎていきます。 次第に樹木が減ってくると、に出ます。 振り返ると、先ほどよりも少しが良くなります。 を更に登っていきます。 程なくして、標高110mほどの緩やかな高みに着きます。 作業道終点から20分ほどの所になります。
軽く降って、高みの先に続くの尾根を進んでいきます。 しばらく進んで登り坂になると、が尾根を塞いでいます。 左右を伺っていると右側が歩けそうなので、していきます。 左へ曲がりながら登っていくとに復帰します。 程なくして傾斜が増してくる尾根を登っていきます。
少し曲がりながら続くを登っていきます。 少し左へ曲がって、次第に広がってくるを登っていきます。 緩やかになると、尾根の背が不明確になってのようになります。 何処を歩けば良いのか分り難くなりますが、中ほどを軽く登っていくと、左右に延びる標高160mほどの尾根に出ます。 作業道終点から34分ほどの所になります。
196m峰
曲がって、緩やかになった尾根を進んでいきます。 が煩わしくなる尾根を軽く登っていきます。 少し登っていくとが近づいてきます。 やがて緩やかな山頂に着きます。 標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている196m峰になるようです。 作業道終点から40分ほどで登って来られました。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。 開けているを眺めたりしながらひと休みしていきます。
落ち着いたところで、右へ曲がって軽く降っていくとになります。 少し左へ曲がりながら軽く降っていくと、僅かにを過ぎていきます。 軽い登り坂になると、剥き出すの脇を過ぎていきます。 になった尾根を、少し右へ曲がりながら進んでいきます。 樹木が少し増えてプチ薮漕ぎする所もある尾根を進んでいきます。
保守路出合
軽く降って尾根が広がってくると、次第に歩き易いになってきます。 少し右へ曲がりながら軽く登っていくと、標高190mほどの僅かなを過ぎていきます。 軽いになる広い尾根を進んでいきます。 右へ分かれていく尾根を少し過ぎる辺りまで来ると、右側の先にが見えてきます。 手前には「兵公」の石杭・「兵公施界」の赤頭短杭・「界」の赤プラ杭のがあります。 右へ曲がって紅白の支柱まで来ると、左右に通る明瞭な道に出ます。 196m峰から13分ほどの所になります。 標識類は見かけませんが、左右に通る道は、この左の先にある佐津無線中継所保守路になっています。
緩やかな(*)は佐津無線中継所を経て神ノ浦山へ登っていけますが、今回は見送っていきます。 ここはを進んでいきます。 斜面を横切るように進んでいくと、右から降ってくるに出ます。 曲がって、尾根を降っていきます。 降り傾斜が増してくると、硬質プラスチック製の階段が現れます。
*左の道は「神ノ浦山」を参照。
硬質プラスチック製の階段を降っていくと、所々でになります。 真っ直ぐ降った方が良さそうに思えますが、階段の付け替えがあったのでしょうか。 この先にかけて、付け替えの跡と思われる所が何ヶ所か見られます。 程なくして、またになります。 所々に紅白の支柱が立っていますが、積雪時に保守路のルートを示すのが目的のように思われます。 傾斜が少し弛んでくると、しばらくが続くようになります。 またに変わる階段を小さく曲がりながら降っていきます。 やがて鉄パイプ製の手摺りが見えてきます。
道なりに左へ曲がって、鉄パイプ製の手摺りが設置されたを降っていきます。 曲がりながら降っていくと、になります。 短い金属網の階段を過ぎてを降っていきます。 硬質プラスチック製に変わる階段を降って左へ曲がると、また鉄パイプ製の手摺りが設置されたになります。 金属網の階段の先の横木の階段を降っていくと、階段が途切れて緩やかな道になります。
下山地
歩き易くなったを進んでいきます。 少し進んで硬質プラスチック製の階段を降っていくと、また鉄パイプ製の手摺りが設置されたになります。 左へ曲がって、金属網の階段を降っていくと、僅かなに出ます。 谷筋を横切って短い金属網の階段を登り返すと、造成地のような広場の端に出ます。 保守路出合から13分ほどで降りて来られました。 振り返ると、脇に「佐津無線中継所 登り口」のが立っています。
に続く道のような所を進んでいきます。 広場の中ほどまで行くと、鉄板で補強された深いが横切っています。 以前に来た時には鉄板が橋のように架けられていたのですが、この時には見かけませんでした。 仕方がないので、勢いをつけて飛び越えていきます。 広い地道に出て右へ進んでいくと、程なくしてになります。 振り返ってを眺めたりしながら、舗装路を軽く降っていきます。 車道の手前まで来るとがありますが、脇が開いているので、人が通過する分には支障がありません。 車止め柵を過ぎると、左右に通る県道11号に出ます。
振り返って、舗装路のを確認していきます。 左側のすぐ先にはがあります。 車を止めてきた駐車地へ向かって、右に続くを進んでいきます。 左へ曲がってコンクリート打された山際を進んでいくと、「無南垣」のを過ぎていきます。 正面に日本海を眺めながら降っていきます。
無南垣地区
左にを眺めながら進んでいきます。 道なりに曲がりながら降っていきます。 佐津地区へ降りていく道を左に分けて、JR山陰本線の線路の上に架かるを進んでいきます。 陸橋を渡ると、すぐの所に車を止めておいた駐車地があります。 下山地から22分ほどで到着しました。