概 要 |
神鍋山は豊岡市日高町にある標高469mのお椀を伏せたような形の山です。
神鍋火山群の中で最も新しい火山で、冬にはスキー場として賑わいます。
山頂には深さ40mほどの噴火口があり、その周囲には遊歩道が巡っています。
今回は西側にある風穴から山頂へ登り、東側にある439.4m峰を経て噴火口を3/4周ほどしてから、
岩倉古墳へ降るルートを周回します。
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起 点 |
豊岡市日高町 栗栖野地区
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終 点 |
豊岡市日高町 栗栖野地区
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栗栖野地区…風穴…登山口2…469m峰…439.4m峰…~鍋発祥之碑…山頂展望台…東屋…登山口1…岩倉古墳…栗栖野地区
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所要時間 |
1時間50分
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歩いて... |
風穴から山頂までは山道ですが、それほど険しくはありません。
それ以外は遊歩道やゲレンデになっていて、登山などの特別な装備をしなくても大丈夫です。
山頂までには幾つか分岐がありますが、標識が立っていて導いてくれます。
生い茂る夏草に隠れているのか、439.4m峰にあるはずの三角点の標石は見つけられませんでした。
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関連メモ |
神鍋山
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栗栖野地区
豊岡市日高町を通る国道312号の祢布交差点から国道482号に入って西進していきます。
カーブが続く道を登って名色地区を過ぎて栗栖野地区に入ると、
道の駅「神鍋高原」があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
駐車場の脇には「」の案内板があって、神鍋山が載っていますが、詳細な道までは分かりません。
裏面には「」の案内図があって、今回歩くルートの一部が載っています。
横には「」の案内板もありますが、今回歩くルートとは違って、~鍋山の周囲を巡るコースのようです。
傍には「」があって神鍋山も載っていますが、この図も詳細な道までは分かりません。
併設されている観光案内所に「」が置いてあって、今回歩くルートが載っています。
日高神鍋観光協会のホームページにも「」が掲載されていて、今回歩くルートが載っています。
ひだか観光案内
かんなべ湯の森「ゆとろぎ」・道の駅神鍋高原
温泉のある道の駅。
豊かな緑に囲まれた温泉リゾート公園です。
「桂の風呂」「風穴風呂」「ドライサウナ」「スチームサウナ」などを楽しめます。
道の駅ではレストラン、軽食、各種宴会、地元特産品販売をしています。
植村直己冒険館
日本を代表する世界的冒険家・植村直己の「知恵と技術」「人と心」を後世に語り伝える展示・冒険ミュージアム。
但馬国府国分寺館
古代但馬の中心地。
国史跡但馬国分寺跡、但馬国府跡の遺跡から出土した多くの出土品を中心に但馬の歴史を紹介しています。
神鍋高原
神鍋山(標高469m)を中心に1,000m旧の山々に囲まれた高原です。
良質で豊富な積雪で関西随一のスキー場のほか、テニス、ゴルフ、グラススキー、パラグライダーなどオールシーズン楽しめます。
十戸の滝
稲葉川では十戸の清水で育てられた虹ますが放流され年中、川釣りが楽しめます。
湯の原温泉オートキャンプ場
阿瀬渓谷で釣ったヤマメなどをここで調理できるコテージやキャンプ場の他、露天風呂付き温泉や体験農園も利用できます。
神鍋溶岩流
神鍋山から噴出した溶岩は、稲葉川に沿って約15km流れ、下流の円山川に達しています。
この溶岩の流れた跡を「溶岩流」と呼んでいます。
神鍋山の溶岩と川の浸食がすばらしい風景をつくりだしました。
特に神鍋山に近い俵滝から十戸滝の約5kmは多くの滝と瀬が集中しています。
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風穴
の所から駐車場を出ていきます。
に出て右折し、道路の縁を軽く降っていきます。
緩やかになって開けてくると、「風穴」などの標識や看板の出るがあります。
右の道に入って少し左へ曲がりながら進んでいくと、道が三方に分かれるがあります。
駐車場から9分ほどの所になります。
神鍋山へは真ん中の踏み跡を登っていくのですが、右にある風穴に立ち寄っていきます。
右の道のすぐ先に「風穴」の標識と解説板が立っています。
奥にがありますが、
「立入禁止」の看板が出ていて中には入れないので、冷気を感じながら入口から写すだけにしておきます。
解説板にはが描かれていますが、中はかなり広そうです。
山陰海岸ジオパーク 風穴(溶岩洞穴)
神鍋山が、噴火した時にできた自然の空洞です。
流れた溶岩の外側が先にかたまり、中の溶岩が流れ出た跡だと思われます。
奥行き約6m、幅約6m、高さ約8mの空間で、内部の年間平均温度は8℃です。
夏は涼しく、冬は暖かく、年中大きな温度変化がありません。
昭和20年頃には、種子の貯蔵庫として使われていました。
天然の冷蔵庫で、低い一定温度が、保存に適していたようです。
神鍋観光協会
風穴に さまよひ来たる 黄あげはが 冷気に触れて まろぶがに去る 浜坂 安田多加子
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登山口2
分岐に戻って、夏草が茂るに入っていきます。
入口にはオリエンテーリングのポスト「S」が立っていて、「植物の採取はやめましょう!」の看板もあります。
脇に佇む石仏を過ぎて森へ入っていくと、夏草は減って歩き易いになります。
右へ曲がりながら登っていくと、程なくして左右に通るに出ます。
地形図に二重線で描かれている道のようです。
出口には「風穴0.03km」の標識が立っていて、今来た道を指しています。
広い地道を右へ進んだすぐの所にもが立っていて、
左へ戻るように続く小径は「神鍋山山頂(噴火口)0.8km・市民農園0.7km」となっています。
ここが「神鍋山登山道マップ」に載っている登山口2になります。
風穴から2分ほどの所になります。
この先で見かける標識も合わせて考えると、
「神鍋山山頂(噴火口)」とは神鍋神社や山頂展望台のある所を指しているようです。
植物の採取はやめましょう!
神鍋山周辺は国定公園の特別地域に指定され、次の行為は法律で厳しく禁止されています。
●希少植物の採取 ●溶岩などの採取
希少植物とは、コオニユリ、リンドウ、カセンソウ等
日高神鍋観光協会・神鍋山野草を愛でる会・西気地区区長会
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入口付近には笹などが茂っていて先行きが不安になりますが、
程なくして横木の階段が所々に見られるになります。
緩やかな所もある登り基調の道を進んでいくとがあります。
角には標識が立っていて、正面の道は「神鍋山山頂(噴火口)0.6km」、今来た道は「風穴0.2km」となっています。
左前方の道も明瞭ですが、標識には何も示されていません。
正面の道を登っていくと、僅かにを過ぎていきます。
道に倒れかかっている樹木の脇を通ったりしながら進んでいくと、軽いになります。
程なくして分岐に出ます。
角にはが立っていて、
正面の道は「市民農園0.3km」、右の横木の階段は「神鍋山山頂(噴火口)0.4km」、今来た道は「風穴0.4km」となっています。
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段差が高くて歩き難いを登っていきます。
傾斜が緩やかになるとが途切れますが、少し先でまた現れます。
右へ曲がって、が続く道を更に登っていきます。
途切れながら続く横木の階段を登っていくと、左右に通る道に出ます。
正面にはが立っていて、
左の道は「神鍋山山頂(噴火口)0.2km」、右の道は「山頂休憩所0.2km」、今来た道は「市民農園0.4km・風穴0.6km」となっています。
右の道は登山口1から噴火口へ続く舗装路の途中に出られるようですが、山頂へ向かってを進んでいきます。
「山頂休憩所」とは、当メモのルート図における「東屋」を意味しているようですが、地図を見ると0.3kmほどはあるように思えます。
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軽く登っていくとになります。
少し曲がりながら続く軽い登り坂の道を進んでいきます。
緩やかな道になると、左右に通る広い地道に出ます。
登山口2から21分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、
右の道は「神鍋山山頂(噴火口)0.1km」、今来た道は「市民農園0.8km・風穴0.8km」となっています。
(*)は噴火口の周回路にある神鍋神社や山頂展望台へ続いています。
夏草が茂って分り難いですが、には小径があって、噴火口の周回路に出られます。
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469m峰
標識には何も書かれていませんが、を進んでいきます。
軽く登っていくと、程なくして金網柵で囲まれた電波塔があります。
登山口2から22分ほどの所になります。
標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている469m峰になるようです。
少し曲がって降っていきます。
以前に来た時には噴火口の周回路に出られる広い道があったのですが、夏草に隠れているのか、それらしい道には気が付きませんでした。
左へ曲がって少し登っていくとがあります。
左右に道が見られますが、を進んでいきます。
リフト降り場を左から回り込むように進んでいくとが広がってきます。
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439.4m峰
明瞭な道は見かけませんが、広いを降っていきます。
テープが張られたが左右にありますが、「歩行者進入禁止」となっています。
緩やかになった尾根を進んでいくと、中ほどに一本松が生える所に着きます。
登山口2から29分ほどの所になります。
手前にはがありますが、扉は外されて枠組みだけが残されています。
傍には大小のもあります。
の袂には石仏が佇んでいます。
傍にはがあります。
この辺りが地形図に載っている439.4m峰と思われるので四等三角点「神鍋」を探してみますが、
夏草に隠れているのか標石は見つけられませんでした。
天空のとびら
ようこそ神鍋高原 アップ神鍋山頂へ
ここは標高457mです
どんな願い事でも叶えられる(^^♪・・
注意 風が強い時はとびらの開け閉めには注意してください。
とびらを閉めた後は後ろのカギをかけてください。
一本松
松を病害虫の被害から守りましょう
平成4年度から樹幹注入を実施 日高町
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神鍋発祥之碑
少し先にが見えるので立ち寄っていきます。
正面に回っていくと「神鍋発祥之碑」と刻まれています。
傍にはが佇んでいます。
東側に広がるを眺めながら休憩していきます。
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一本松まで引き返して、テープが張られたマウンテンバイクコースの横にある刈られたを降っていきます。
少し降っていくと、右から草道がしてきます。
スキーリフトが近づいてまで来ると、草道が左へ分かれていきます。
(*)はゲレンデを通って登山口1へ降りていけますが、見送っていきます。
スキーリフトの下を過ぎて正面の草道を登り返していくと、噴火口の周回路に出ます。
正面には摺鉢状の大きながあります。
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山頂展望台
右へ続くを軽く登っていきます。
少し左へ曲がりながら登っていくとになります。
左に広がる噴火口や山並みを眺めながら進んでいきます。
向かい側に建つも良く見えます。
469m峰から降ってくる道を探しながら進んでいくと、山頂展望台になっている東屋に着きます。
439.4m峰にある一本松から10分ほどの所になります。
脇には石仏が佇んでいます。
右側には四角推状に石を積み上げたピラミッドのような形をしたがありますが、
由緒などを記したものは見かけません。
神社の右側には(*)がありますが、469m峰の手前にあった分岐へ続いています。
の中に入って、水分補給をしながら休憩していきます。
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落ち着いたところで、東屋の先へ続くを進んでいきます。
軽く降っていくと、右側に向こう側を向いたがあります。
達筆すぎて読めない字があったり誤読しているかも知れませんが、碑文を載せておきます。
左にを眺めたりしながら降っていきます。
少し左へ曲がりながら降って、石仏やベンチが幾つか並ぶようになると、右側が開けた所に出ます。
山並みなどを見渡せる展望地になっているのですが、手前の樹木が育って邪魔をしています。
原田勢登次君遭難碑
兵庫県城崎郡日高町芝 原田勢登次
兵庫県立豊岡農業高等学校二年生
昭和三十七年二月十六日大十三回兵庫県高校スキー選手権大会男子長距離競技にて敢闘むなしく遭難
強い責任感と敢闘精神を永遠にたゝえます。
昭和四十五年八月 豊岡農高スキー部OB有志
きさらぎの風は はだをさし 吹雪は狂_り 太田の原 武錬の力きそうとき にないし功 あげんとて
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東屋
左へ曲がりながら続くを進んでいきます。
緑色の網で囲まれた所がありますが、というようです。
程なくして開けた所に出ると、丸い形をした東屋に着きます。
山頂展望台から7分ほどの所になります。
脇には「」と題した解説板があります。
上空から噴火口を写した写真が載っています。
ゆっくり遊歩道コースの道、噴火口を巡る周回路、斜面直行コースの道などが写っていて参考になります。
には円弧状のベンチが設置されているので、ここでも休憩していきます。
中央にはウサギの絵が描かれたがあります。
植生保護柵を設置して花いっぱいの神鍋山を再生します
近年、日本の山にはシカ(ニホンジカ・エゾジカ)が急増しています。
このシカの食害によって多くの問題が生じています。
ここ、神鍋山でもシカが好む植物を食べることで植物の種類が大きくかたよってきています。
また、芽生えたばかりの柔らかい植物を食べるために大きく育つことができず、花が咲かなくなってきています。
かつての神鍋山は季節に応じて色とりどりの花が咲く、心いやされる場所でした。
それが今ではススキばかりが目立つ少し面白みに欠ける場所になってしまいました。
そこで、なんとか昔の花咲き乱れる神鍋山に戻したいと思い、保護柵で囲う実権を行うことにしました。
なお、この保護柵は豊岡市の補助金で設置しました。
NPO法人コウノトリ市民研究所 栗栖野区 日高神鍋観光協会
山陰海岸ジオパーク 神鍋高原・神鍋山 氷ノ山後山那岐山国定公園
神鍋高原・神鍋山(氷ノ山後山那岐山国定公園)
この神鍋火山(神鍋山)は神鍋火山群の中では最も新しく、約2万年前にできた火山です。
神鍋火山はスコリア・火山弾・火山岩塊などの放出物で造られた噴石丘で、基底の直径は約700m、比高は約120mです。
山頂には周囲約750m、深さ約40mのすり鉢状の火口が見られます。
神鍋火山の北西側には約20万年前にできた大机火山、南東の麓には太田火山のほか、
やや離れてブリ火山や清滝火山などの数万年〜約70万年前にできた火山が分布しています。
稲葉川沿いには、神鍋火山から流れ出た溶岩が八反の滝や十戸滝など大小合わせて10以上の滝を形成しています。
そのうち八反の滝が最大で落差は24mあります。
また、二段滝のそばには溶岩瘤、神鍋火山の麓には天然の冷蔵庫となっている風穴など、
神鍋高原は火山が造った様々な名勝があります。
豊岡市
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落ち着いたところで、噴火口を巡る周回路と分かれて、戻るように右へ続くを降っていきます。
入口には樹木に隠れ気味のが立っていて、
左側の舗装路は「道の駅神鍋高原・神鍋温泉ゆとろぎ1.2km」、今来た道は「山頂周回コース0.7km」となっています。
木陰になったを軽く降っていきます。
道端に佇むを過ぎていきます。
ヘアピン状に左へ曲がる所まで来ると、夏草が茂り気味の地道が分かれていきます。
入口にはが立っていて、
正面の地道は「市民農園0.5km」、今来た道は「山頂休憩所0.1km」となっています。
正面の地道は469m峰へ登っていく道の途中にあった分岐に出られるようですが、確かめた訳ではありません。
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左へ曲がっていくを降っていきます。
所々にが佇む道を淡々と降っていきます。
しばらく降っていくと、右下にが見えてきます。
その少し先から右へ戻るように地道が分かれていきますが、その建物へ続いているように思えます。
傾斜が緩やかになって右へ曲がり始めると、左側にが広がってきます。
少し右へ曲がりながら降っていくと、ヘアピン状に左へ曲がっていきます。
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登山口1
右側の樹木が低くなると、万場スキー場や旧名色スキー場などのが広がってきます。
を咲かせた樹木の傍を過ぎていきます。
路傍に佇む石仏を眺めながら進んでいくとがあります。
車止めを過ぎて開けてくると分岐に出ます。
場所を示す標識類は見かけませんが、ここが「神鍋山登山道マップ」に載っている登山口1になるようです。
東屋から18分ほどの所になります。
脇には風穴の所でも見かけたのと同様の「植物の採取はやめましょう!」の看板が出ていますが、希少植物の例が異なっています。
以前に来た時には「噴火口」のが立っていました。
標識には「山頂噴火口登山道」の紙が取り付けられていて、
東屋から降ってきた道は「ゆっくり遊歩道コース」、ゲレンデを降ってくる道は「斜面直行コース」となっていましたが、
この時には標識も紙も見かけませんでした。
植物の採取はやめましょう!
神鍋山周辺は国定公園の特別地域に指定され、次の行為は法律で厳しく禁止されています。
●希少植物の採取 ●溶岩などの採取
希少植物とは、ウツボグサ、ササユリ、シュンラン等
日高神鍋観光協会・神鍋山野草を愛でる会・西気地区区長会
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岩倉古墳
ヘアピン状に右へ曲がっていくは見送っていきます。
ゲレンデのような斜面に続く広いを降っていきます。
小屋の手前まで来て、右へ分かれていく夏草が茂るに入っていきます。
森へ向かっていくと、左への曲がり角に「岩倉古墳群」のがあります。
道なりに左へ曲がっていくと、すぐの所に石組みになった古墳があります。
これが岩倉古墳になるようです。
解説板によるとこの辺りには古墳が幾つもあって、ここは「3号墳」とのことです。
豊岡市指定文化財 岩倉古墳群
昭和51年3月26日指定
神鍋山の南側には30基以上の古墳が集中して見つかっており、それらを岩倉古墳群と呼んでいます。
そのうち3号墳は、南北15.8m×東西15.2mの円墳で、横穴式石室が開口しています。
横穴式石室は、全長9.3m、最大幅2.4m、高さ2.5mの規模をもつ片袖式石室です。
石室に用いられた石材には、神鍋山から噴出した溶岩が使われています。
石室内からは、須恵器や鉄鏃、馬具、耳環、玉類など多くの遺物が出土しました。
出土した遺物から、7世紀初頭(古墳時代後期)に築かれたと考えられます。
神鍋山の周辺は、冬季には多くの積雪があり、また火山灰に覆われた痩せた土地。
なぜ、この地に多くの古墳が築かれたのか、彼らの生活基盤は何だったのか、多くの謎が残っています。
なお、岩倉3号墳の出土資料は、但馬国府・国分寺館(豊岡市日高町祢布808)にて展示・保管しています。
豊岡市教育委員会/但馬国府・国分寺館
"あぶない"
古墳の中に入らないでください。
所有者 栗栖野区、日高町教育委員会
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栗栖野地区
元の道まで引き返して、小屋の先へ続く広いを降っていきます。
少し左へ曲がりながら降っていくと、左から来るを合わせていきます。
右へ曲がっていくとがあります。
駐車場を見送った先にあるを右折していきます。
脇には「」の解説板があります。
車止めを過ぎた先にある高さ制限1.9mのをくぐっていきます。
程なくして、車を止めておいた道の駅「神鍋高原」の駐車場に戻ってきます。
登山口1から10分ほどで到着しました。
出口には「神鍋火山噴火口」のがあって、今来た道を指しています。
神鍋火山噴火口
神鍋山(標高469.5m)は約25,000年前に噴火した近畿で最も若い火山です。
ここから30分ほどで登ることができ、山頂には壮大な噴火口があります。
噴火口を一望できる噴火口展望東屋、観光客の安全・地域振興・降雪を祈願し建立された神鍋神社、
見晴らしの良い東側山頂など、見どころ一杯のお鉢巡り(一周750m)もおすすめです。
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