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皆木地区
養父市大屋町を通る県道48号で若杉峠を越え、国道29号に出て南下していきます。
音水湖を過ぎて野尻大橋を渡っていくと、
チェーン着脱場「皆木」の先にカーブミラーが立つがあります。
手前には国道29号の起点からの距離を示す「49.4」の標識があります。
その他の標識類は見掛けませんが、左の道を進んでいきます。
皆木地区の集落に入って、カーブミラーが立つを左折していきます。
「笠ヶ城山」の標識も立っています。
と消防団の車庫まで来ると「」があります。
この図に載っている「(13)笠ヶ城山 峠登山口」(*)へ向かっていきます。
すぐ先にある分岐を右折し、折居橋・出雲橋・山添橋と渡って皆木川が流れる浅い谷筋に続く舗装路を登っていくと、を過ぎた所に皆木登山口があります。
更に登っていくと、上野登山口になっている峠に着きます。
脇に車を数台置ける空き地があるので、ここに車を止めさせて頂きます。
左側にあるには「笠ヶ城山 上野登山口」の標識が立っています。
*現地では、大谷登山口には「皆木登山口」、
峠登山口には「上野登山口」の標識が出ています。
しそう天空回廊 宍粟50名山 笠ヶ城山 上野登山口
・登山届を提出しましょう。
・登山ルートの状況を確認しましょう。
・体調や天候に十分注意し、無理な登山は控えましょう。
公益財団法人 しそう森林王国観光協会
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作業道を登り始めると、程なくしてになります。
緩やかになった作業道を曲がりながら進んでいくと、
右下にがある所を回り込んでいきます。
更に進んでいくとに出ます。
先へ進み始めると車止め鎖があります。
駐車地から5分ほどの所になります。
脇には「一般車両通行禁止」の看板があって、歩くのも禁止のようですが、
傍には「笠ヶ城山登山口(林道10分)」の標識が立っているので、歩いていくことにします。
この先に続く作業道は「しそう森林王国観光協会」が定める登山道になっていますが、
「しそう森林組合」の立場としては歩行者も通行禁止のようです。
一般車両通行禁止
これから先は、許可無く車両や歩行者の通行を禁止します。
無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 しそう森林組合
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取付A
ススキが茂る作業道を登っていくと、程なくしてヘアピン状に曲がっていきます。
緩やかになった道を茂るススキを掻き分けながら進んでいくと曲がっていきます。
土砂崩れ跡のような所まで来て、曲がって登っていきます。
大きく曲がりながら登っていくと傾斜が増してきます。
土留め柵が設置された左への曲がり角まで来ると取付Aに着きます。
駐車地から16分ほどの所になります。
土留め柵にはが取り付けられていて、
右の斜面は「笠ヶ城山」、正面に続く作業道は「モミジ谷方面」となっています。
マジックで書き込みもされていて、この先の道は「大谷登山口方面へ」、今来た道は「峠登山口へ」となっています。
(*)にはロープが垂らされていて、「登山ルート」の標識もあります。
右の斜面から尾根に出て笠ヶ城山へ登れますが、
今回はクサイソ山へ向かって正面の作業道を進んでいきます。
*右の斜面から 笠ヶ城山へ登るルートは「 笠ヶ城山」を参照。
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取付C
夏草やシダ類が減って歩き易くなったを進んでいきます。
曲がりながら緩やかに続くを淡々と進んでいきます。
谷筋を回り込んでいくと、少しになります。
登り坂に転じる手前まで来ると、右の斜面に登っていく山道が現れます。
駐車地から26分ほどの所になります。
入口にはが立っていて、
右上の山道は「モミジ谷」、正面の道は「大谷登山口」、今来た道は「観音堂」となっています。
マジックで書き込みもされていて、右上の山道は「笠ヶ城山」となっています。
ここからモミジ谷へ向かって右の山道を登っていきます。
* 皆木登山口(大谷登山口)から登ってくるとここに出られます。(「 笠ヶ城山」を参照)
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モミジ谷
の急な斜面を横切るように登っていきます。
所々に桃テープが見られますが、登山ルートを示しているのでしょうか。
頑張って登っていくとになります。
傾斜が緩やかになるとが近づいてきます。
倒木を跨いでいくと、尾根にある浅くて広い鞍部に着きます。
取付Cから5分ほどの所になります。
右側には石杭と「筆界基準」のがあり、少し離れた所に今登ってきた山道を指す「大谷登山口」の標識があります。
もう少し離れた所に「モミジ谷」のが見えています。
この浅い鞍部がモミジ谷のようですが、季節がまだ早いのか紅葉は見られません。
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クサイソ山
クサイソ山へ向かって、を登っていきます。
次第に登り傾斜が増してくると、剥き出すが目立つようになります。
などが茂って煩わしい所もありますが、行く手を阻むほどではありません。
「図根多角」の青頭短杭や「地籍調査」の赤頭短杭が見られるを、息を弾ませながら登っていきます。
幾つも見られる小岩を過ぎて傾斜が緩やかになると、クサイソ山と思われる標高650mほどの高みに着きます。
モミジ谷から12分ほどの所になります。
情報によると以前には「クサイソ山」の標識があったようなので、周囲を探してみますが見つけられませんでした。
周囲は樹木に囲まれていて、残念ながら眺めは広がりません。
山頂には動物の調査用のが設置されています。
自動撮影カメラで動物の調査を行っています。
カメラには触れないでください!!
自然・環境科学研究所、兵庫県森林動物研究センター
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展望地
展望の広がる所を求めて、山頂の先へ続くを少し歩いてみます。
アセビが生える所を過ぎると、が幾つも剥き出すようになります。
程なくしてになります。
松の木の傍まで来ると、眺めが広がる展望地になっています。
クサイソ山から4分ほどの所になります。
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クサイソ山
眺めを確認したら、が剥き出す尾根を引き返していきます。
茂るの脇を過ぎていきます。
次第に傾斜がになってきます。
程なくして、自動撮影カメラが設置されているクサイソ山に戻ってきます。
展望地から3分ほどの所になります。
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モミジ谷
小岩が幾つも見られる尾根を降っていくと、などが茂る所を過ぎていきます。
が剥き出す急な尾根を降っていきます。
になると、傾斜は急ながら歩き易くなります。
真っ直ぐ降っていくと、広くて浅い鞍部にあるモミジ谷に戻ってきます。
少し左へ曲がっていくと標識が立っています。
クサイソ山から10分ほどの所になります。
には、この場所は「モミジ谷」、正面の道は「笠ヶ城山」となっています。
以前に来た時にはマジックで書き込みされていて、
作業道から登ってきた右の山道は「大谷登山口」、今降ってきた尾根は「クサイソ山」となっていましたが、
この時には消えて見えなくなっていました。
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標識が指すを登っていきます。
程なくしてが張られていますが、すぐ先で終わりになります。
樹木に巻かれたを辿りながら、尾根の左斜面を登っていきます。
斜面を横切るように登っていくと、再びトラロープが始まります。
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少しずつ曲がりながら登っていきます。
登るにつれて傾斜が増してきます。
写真では良く分かりませんがかなり傾斜が急なので、に掴まりながら登っていきます。
を登っていくと、先の方が明るくなってきます。
トラロープが終わると尾根の背に出ます。
モミジ谷から6分ほどの所になります。
中ほどには「図根多角」の青頭短杭や「地籍調査」の赤頭短杭があります。
手前の樹木に邪魔されながらも、が見えます。
景色を眺めながら、急坂を登ってきた疲れを癒していきます。
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左へ曲がって尾根の背を登り始めると、すぐにを進むようになります。
トラロープも張られています。
トラロープが終った斜面を登っていくと、クサイソ山で見かけたのと同様のが設置されています。
雑木林の左斜面を横切るように登っていくと「笠ヶ城」のが立っています。
少し右へ曲がって、引き続き取り付けられているを辿りながら登っていきます。
尾根の左斜面を登っていくと、緩やかな尾根の背に出ます。
自動撮影カメラで動物の調査を行っています。
カメラには触れないでください!!
自然・環境科学研究所、兵庫県森林動物研究センター
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笠ヶ城山 (標高668.9m)
尾根の背を進み始めると、すぐにを登るようになります。
少し右へ曲がりながら登っていくと、広くて緩やかなに出ます。
今では樹木が茂って遺構なども見掛けませんが、かつては山城があったような雰囲気のする所です。
正面の樹間に見えて来る山頂へ向かって、を軽く登っていきます。
傾斜が緩やかになると、アセビが茂り気味の笠ヶ城山に着きます。
モミジ谷から16分ほどで登って来られました。
中ほどまで進んでいくと、「宍粟50名山 笠ヶ城山(669m)No,39」のが立っています。
傍には三等三角点「笠ヶ城」があるので、地形図に載っている668.9峰になるようです。
以前よりも育った手前の樹木が邪魔しているのが残念ですが、北側には山並みが広がります。
にも山並みが見えます。
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登ってきた道を少し引き返すと、すぐにがあります。
角の樹木にはが取り付けられていて、
登ってきた正面の道は「大谷登山口(モミジ谷)」、左前方の道は「かんのん堂あと」となっています。
左前方の道を進み始めると、すぐの所に壊れたがあります。
文字は判読できませんが、以前来た時には「観音屋敷経由大谷登山道」と書かれていました。
雑木林の斜面を降っていくと、すぐにに出ます。
緩やかな所を過ぎるとが増してきます。
この尾根にも「図根多角」の青頭短杭や「地籍調査」の赤頭短杭が点々と続いています。
アセビが少し茂る所を降っていくと浅い鞍部に着きます。
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観音屋敷
鞍部を過ぎて、を登り返していきます。
少し樹木が煩わしい所を過ぎていくと、傾斜がきます。
再び登り傾斜が増してくると、曲がっていきます。
広くなった尾根を登っていくと、標高610mほどの高みに着きます。
笠ヶ城山から7分ほどの所になります。
中ほどには「六」のや「筆界基準」「地籍調査」の黄頭短杭が並んでいます。
ここで尾根が二手に分かれています。
左右にはが立っていて、
この場所は「観音屋敷」、正面の尾根(*)は「峠登山口」、右の尾根は「大谷登山口」、今来た道は「笠ヶ城山」となっています。
木に括り付けられた「観音屋敷」の標識もあります。
かつて観音屋敷があった所のようです。
今回はここからを降っていきます。
観音屋敷
追記:明治初期皆木村に移転安置されている.要必見
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観音の鼻
少し左へ曲がりながら降っていくとが増してきます。
この尾根にも「図根多角」の青頭短杭と「地籍調査」の赤頭短杭が続いています。
少し降っていくと傾斜がきます。
右へ曲がりながら降っていくと、緩やかでになります。
少し東へ寄り過ぎているのに気が付いて、更に曲がりながら進んでいきます。
真っ直ぐ進んでいくと、岩が剥き出す急な崖の上に出ます。
観音屋敷から8分ほどの所になります。
情報によると以前には「観音の鼻」の標識があったようなので、周囲を探してみますが見つけられませんでした。
岩の上に出てみると、手前の樹木に邪魔されながらも南南西の方角にが見えます。
少し角度を変えると、南西の方角に尖った山が見えますが、先ほど登ったでしょうか。
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取付B
正面は崖になっていて降りられないので、右側のの斜面を横切るように降っていきます。
明瞭な道はありませんが、それほど苦労することなく歩けます。
しばらく降っていくとの斜面になってきます。
左へ曲がりながら降っていくと、シダ類が茂るになります。
正面に見えてくる作業道へ向かって谷筋を降っていきます。
作業道の手前まで来ると、法面を斜めに降るがあります。
崩れ易い踏み跡を慎重に降っていくと、最初に歩いてきた作業道の曲がり角に降り立ちます。
観音の鼻から8分ほどで降りて来られました。
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取付A
夏草やシダ類が茂る元来たを引き返していきます。
緩やかなをしばらく進んでいくと、夏草やシダ類が減ってきます。
軽いで続く作業道を淡々と進んでいきます。
土留め柵が見えてくると、作業道はヘアピン状に右へ曲がっていきます。
取付Bから9分ほどの所になります。
脇にはが立っていて、左斜面にはロープが垂らされています。
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曲がって降っていきます。
傾斜が増してくる所を降っていくと、大きく曲がっていきます。
土砂崩れ跡のような所まで来ると、曲がっていきます。
少し降った所を左へ曲がって、背丈の高いを掻き分けながら進んでいきます。
右へ曲がって、少し背丈が低くなるススキの茂るを降っていきます。
車止め鎖を過ぎると、「笠ヶ城山登山口(林道10分)」の標識が立つ広い所に出ます。
取付Bから19分ほどの所になります。
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皆木地区
を横切って先へ進んでいきます。
谷筋を回り込んで、が見える所を右へ曲がっていきます。
軽い降り坂で続く作業道を進んでいくと、左側にが広がってきます。
僅かなのような所を過ぎていきます。
舗装路になった道を降っていくと、上野登山口になっている峠に降り立ちます。
取付Bから25分ほどで降りて来られました。
右側には車を止めておいた駐車地があります。
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