内海679m峰
概 要 朝来市和田山町と福知山市夜久野町の境にある679.1m峰(点名:虫ヶ壷)へ登ります。 情報によると「三谷山」とも呼ぶようです。 内海地区を起終点として林道を詰めて尾根に取り付き、 575.1m峰と558m峰を経て府県境尾根に出て山頂へ登り、 北側に少し進んだ所から西に延びる尾根を通って林道へ降りるルートを半周回します。
起 点 朝来市和田山町 内海地区
終 点 朝来市和田山町 内海地区
内海地区…林道分岐…尾根取付…作業道終点…北尾根…575.1m峰…558m峰…府県境尾根…小峰A…679.1m峰…小峰B…林道出合…林道分岐…内海地区
所要時間 5時間00分
歩いて... 林道は一般車の通行が禁止なので、長く歩くことになります。 山頂の周りには樹木が茂っていますが、尾根には眺めが広がる所があります。 傾斜が急な所もあって、気温が高くてたっぷり汗を搾られ、かなり疲れました。
関連メモ 今のところ、関連メモはありません。
コース紹介
内海地区
朝来市和田山町を通る県道104号の糸井橋交差点から県道10号に入っていきます。 左へ曲がっていく県道10号と分れて直進していくと、「内海→」の看板が出るがあります。 標識に従って右の道に入り、道なりに進んで出合橋・一の倉橋・立石橋と過ぎていくと、 地蔵堂のある所の道幅が広がっているので、車を端に寄せて止めさせて頂きます。
には六地蔵が安置され、「摩訶般若波羅密多心経」が貼り出してあります。
駐車地の先に続くを進んでいきます。 しばらく進んでいくとがあります。 横に渡された閂をずらし、上の小さなレバーを回し、下の落とし棒を持ち上げると開けられます。 綺麗に護岸された小川沿いに進んで左へ作業道が分れる所まで来ると、 「関係者以外の車輌の通行を禁止します」のが出ています。 小川に架かるを渡っていきます。 しばらく進んでいくと、また小橋を渡って、小川の左側を進むようになります。
開けたら閉めて下さい。
内海区
関係者以外の車輌の通行を禁止します。
内海区、(社)兵庫県造林緑化公社
だったと思われる支柱が道の両側に立っていますが、鎖は取り除かれています。 右に流れる小川のを聞きながら林道を登っていきます。 しばらく登っていくと、大きながあります。 左側が浅い谷筋のようになると、地道のが左へ分れていきます。 作業道を見送っていくと、左右に駐車余地がある所に小屋が建っています。
林道分岐
小屋を過ぎていくと、すぐにを横切っていきます。 左へ曲がりながら続くを登っていきます。 程なくして林道が分岐しています。 駐車地から32分ほどの所になります。 地形図に実線で描かれている道が分岐している所になります。 は下山時に歩くことになるので見送っていきます。 ここは地道になったを進んでいきます。
少し登っていくとになります。 しばらく登っていくとになります。 正面に稜線が見えてくると、左へ戻るように続くが分れていきます。 左の作業道は見送って、苔生して少しを登っていきます。 太い管が埋設されたの上を通過していきます。
尾根取付
また太い管が埋設されたの上に出ます。 沢の上を右へ回り込んでいくと、また左へが分れていきます。 左の作業道は見送って、右へ曲がっていくを進んでいきます。 谷筋を回り込んだりしながら登っていくと、が次第に低くなってきます。 傾斜が緩やかになると、小尾根の先端を回り込む所に着きます。 駐車地から49分ほどの所になります。 この先へも続く林道と分れて左の小尾根に取り付きますが、かなり歩いてきて疲れたので、水分補給をしながら休憩していきます。
作業道終点
最初はになっていますが、 幸いにも役目を終えた防護網が束になって垂れているので、掴まりながら登っていきます。 急な法面をクリアすると歩き易いになります。 振り返ると、僅かにが見えます。 次第にが増してくる尾根を登っていきます。 伐採木などが煩わしくなる所を登っていくと、左から来る作業道終点に出ます。 尾根取付から5分ほどの所になります。 ここでもひと休みしていきます。 夏草が茂る左のは、手前にあった分岐から続いているのでしょうか。
北尾根
右側にある作業道から、正面の尾根に取り付きます。 所々に見られるを辿りながら、急な尾根を登っていきます。 尾根には役目を終えたが束になって地面を這っています。 かなり傾斜が急なので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。 程なくして斜面を横切るように杣道が続くので、急な尾根の直登は避けてを進んでいきます。 不明瞭な所もある杣道を辿りながら斜面を横切るように登っていくと、 575.1m峰から北へ延びる尾根に出ます。 作業道終点から13分ほどの所になります。 ここでも水分補給をしながらひと息入れていきます。
575.1m峰
左へ続く尾根を登っていくと、を見かけるようになります。 役目を終えた防護網も見られます。 次第にが増してくる尾根を登っていきます。 「図根多角」のも見かける尾根を登っていくと、傾斜が少し弛んできます。 また傾斜が増してくるを登っていきます。 アセビなどが見られる尾根を登っていくと高みに着きます。 北尾根に登り着いた所から15分ほどの所になります。 中ほどには四等三角点「東谷南」があるので、地形図に載っている575.1m峰になるようです。 周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、ここでも水分補給をしながら休憩していきます。
四等三角点
基本 No.112543
すべての測量の基準です。三角点を大切にしましょう。
国土地理院
左へ続く緩やかな尾根を進んで降り坂になると尾根がしています。 右の尾根を降って標高540mほどの所まで来ると、左へ曲がった所から山が見えてきますが、 これから向かうでしょうか。 標高530mほどのを進んでいきます。 左の樹間にを眺めながら進んでいきます。 僅かに撓んだ所を過ぎて軽く登っていくと、樹木が茂り気味の標高520mほどの高みに着きます。 575.1m峰から12分ほどの所になります。
アセビが茂り気味のを降っていきます。 少し降っていくとになります。 少し登って、僅かなの左肩を過ぎていきます。 程なくして、僅かにが現れる緩やかな尾根になります。 尾根が狭まって窪んだ道が消えると、のようになります。 登り坂になると、尾根の左斜面に窪んだ道が現れます。 575.1m峰から18分ほどの所になります。 正面の尾根の背は急なので、左の窪んだ道を進んでいきます。
558m峰
樹木が茂って歩き難い所を過ぎて曲がると、歩き易くなります。 何度か曲がりながら尾根の背を登っていくと、次第に傾斜がになります。 窪みがなくなったを進んでいきます。 少しシダ類が茂る所を過ぎるとになります。 樹木が伐採されて明るい所に出ると、地形図に載っている558m峰と思われる高みに着きます。 575.1m峰から28分ほどの所になります。 中ほどには石杭や赤頭短杭が集まっていて、近くにはもあります。 右側の樹間に少しを眺めながら、ここでも休憩していきます。
地籍図根三角点
J6.1
平成23年度朝来市地籍調査事業
に続く尾根を降っていきます。 程なくしてが剥き出しているので、左から迂回していきます。 尾根の背に戻って降ってに出ると、「国土調査」の赤頭短杭も見かけます。 登り坂になると、尾根の左斜面にが現れます。 窪んだ道をしばらく歩いてみますが、樹木が茂って歩き難いので、程なくして尾根の背に復帰します。
「国土調査」の赤頭短杭や「図根多角」の黄頭短杭を見かける尾根を登っていくと、 尾根の中ほどがまたになります。 アセビなどが茂り気味の尾根を登っていくと、標高560mほどのになります。 僅かな起伏で続くを進んでいきます。 しばらく進んでいくと、次第にが増してきます。 僅かな踏み跡を辿って曲がりながら、急な尾根を登っていきます。
尾根にが敷かれていますが、目的は良く分かりません。 植林地と雑木林を分けるを登っていきます。 程なくしてにシダ類などが茂る明るい所があります。 眺めが広がりそうに思えるので向かっていくと、右側のすぐ上にが続いています。 滑らないよう注意しながら斜面に出てみると、山並みを眺められる展望地になっています。 558m峰から34分ほどの所になります。
府県境尾根
眺めを確認したら、まで引き返してきます。 次第に傾斜が緩やかになると、樹木の袂に「二三」のタイルが嵌め込まれたと、「地籍調査」の白頭短杭が並んでいます。 石杭を過ぎていくと、左右に延びる府県境尾根に着きます。 558m峰から39分ほどの所になります。 ここでもリュックを降ろして水分補給しながら休憩していきます。
小峰A
左に続くを登っていきます。 ここからは息切れするような急坂が長く続くことはなくなります。 次第に傾斜がになってきます。 程なくして、標高660mほどの小峰Aに着きます。 府県境尾根に登り着いた所から4分ほどの所になります。 中ほどには「国土調査」の白頭短杭があります。 ここで尾根が二手に分れていますが、を降っていきます。
軽く降っていくと、僅かな起伏で続くになります。 少し左へ曲がりながら進んでいくと、が広がってきます。 僅かにを過ぎていきます。 軽く登っていくと、標高660mほどの僅かなを過ぎていきます。 僅かな起伏で続く尾根を快調に進んでいきます。
679.1m峰
少し登っていくとになります。 登り傾斜が増してくると、前方の樹間にが見えてきます。 少し左へ曲がって、を登っていきます。 傾斜が緩やかになると、樹木が伐採された山頂に着きます。 小峰Aから10分ほど、林道にあった尾根取付から2時間18分ほどで登って来られました。 中ほどには「虫ヶ壷」があるので、地形図に載っている679.1m峰になるようです。 傍には「国土調査」の白頭短杭もあります。 周囲には樹木が茂っていて、残念ながら眺めは広がりません。 お昼には少し早い時刻でしたが、先にあるに入って昼食タイムにしました。
情報によると、この山は「三谷山」とも呼ぶようです。 以前にはその名前を書いたテープもあったようですが、この時には気が付きませんでした。
小峰B
お腹が満ちたところで、先へ続くを降っていきます。 所々にが見られますが、花の季節ではないので咲いていません。 軽く降っていくとになります。 見えてくるへ向かって尾根を登っていきます。 程なくして、樹木が伐採された標高670mほどの小峰Bに着きます。 679.1m峰から6分ほどの所になります。 中ほどにはと「国土調査」の白頭短杭があります。 白い標柱もありますが、三角点の標石は見かけません。
府県境尾根は正面へ続いていますが、西へ延びるを降っていきます。 すぐに右からが近づいてきます。 に沿って降っていきます。 右側に山並みが広がってくるので、防護網が低くなっている所を跨いで右側へ出ていきます。 手前の樹木が邪魔をしていますが、山並みが広がる展望地になっています。
西北西に白い三角状のものが見えますが、方角からするとでしょうか。
に戻って、防護網に沿って降っていきます。 次第に傾斜が緩やかになりますが、はまだ続きます。 降り傾斜が増した所を過ぎてになると、しばらく続いた防護網を見かけなくなります。 僅かな起伏で続く標高600mほどのを進んでいきます。 少し右へ曲がりながら進んで降り傾斜が増し始める所まで来ると、尾根が分岐しています。 679.1m峰から21分ほどの所になります。 中ほどには「図根多角」の黄頭短杭や「国土調査」の赤頭短杭があります。
西へ続くを降っていきます。 少し右へ曲がりながら降っていきます。 次第にが増してきますが、藪漕ぎするほどではないので助かります。 降り傾斜が増した所を過ぎていくと、次第にの広い尾根になります。 程なくして、左下の樹間にが見えてきます。 679.1m峰から34分ほどの所になります。 ここで左へ戻るように曲がって、植林地の斜面を降っていきます。
林道出合
歩き易そうな所を探しながら降っていくと、次第にのようになります。 右へ曲がって、見えている林道へ向かっての斜面を降っていきます。 真っ直ぐ降っていくとに出ますが、法面(*)が高くて降りていけません。 降りられそうな所を探して、植林地のを左へ横切っていきます。 しばらく進んで林道の分岐が見えてくるとが現れます。 段差も低くなっているので、ここから林道へ降り立ちます。 679.1m峰から43分ほどで降りて来られました。
*ロープがあれば降りられそうなので、今後は持参することにしました。
林道を左へ進み始めると、すぐの所にがあります。 左前方の道は登り坂になっているので、戻るように続く道を進んでいきます。 軽い降り坂で続くを進んでいきます。 等高線に沿うように曲がりながら続くを快調に降っていきます。 僅かな谷筋や小尾根を回り込んだりしながら進んでいくと、作業道が右前方へ分れていきます。 林道出合から10分ほどの所になります。 登り坂の作業道は見送って、左へ曲がっていく林道を進んでいきます。
林道分岐
左へ曲がった先を、更にに左へ曲がっていきます。 左へ曲がった所から右へ戻るように分れていくを見送っていきます。 右・左と曲がりながら道なりに降っていくと、右からが合流してきます。 作業道を合わせ進んでいくとに出ます。 右へ回り込んでいくと、登り時にあった林道分岐に出ます。 林道出合から19分ほどの所になります。
舗装路になったを引き返していきます。 少し右へ曲がって沢の上を過ぎていくと、左右に駐車余地がある所に建つを過ぎていきます。 地道の作業道が右へ分れていくを過ぎていきます。 傾斜が緩やかになると、左側にある大きなを過ぎていきます。 降り坂になる林道を淡々と降っていくと、車止めだったと思われる支柱を過ぎていきます。
少し降っていくと、小川に架かるを渡って左側を進んでいきます。 しばらく進んでいくと、またを渡って、小川の右側を進むようになります。 谷筋が開けてくると、作業道とのに出ます。 すぐ先には「関係者以外の車輌の通行を禁止します」のが出ています。 綺麗に護岸された小川沿いに進んでいきます。
内海地区
軽く降っていくとがあります。 来た時と同様に、横に渡された閂をずらし、上の小さなレバーを回し、下の落とし棒を持ち上げて通過していきます。 見えてくるへ向かって、林道を降っていきます。 心地良い水音を響かせるに沿って降っていきます。 建物が近づいてくると、小川に架かるを見送っていきます。 建物の脇を過ぎると、車を止めておいた駐車地に着きます。 林道分岐から28分ほどで到着しました。
気をつけてお帰り下さい。