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塩江地区
京丹後市久美浜町を通る国道178号を北東へ進んでいきます。
京都丹後鉄道の踏切を渡り、丘を越えて降り始めると、国道178号の旧ルートが左へ分れていくがあります。
旧ルートに入ってしばらく進み、信号機が設置された交差点を直進し、
丘を越えて塩江地区の集落を過ぎ、五色浜園地への道を分けて峠に着くと七竜峠ロードパークがあるので、ここに車を止めさせて頂きます。
中ほどには「開通」と刻まれたがあります。
年季の入ったもありますが、今回登る牛ヶ尾山は載っていません。
西側に立ち並ぶの脇には「七竜峠と七竜神社」の解説板があります。
六角形をした東屋の先には、久美浜湾や小天橋などを見渡せるが広ります。
開通
美しい海と高縫って 明日への発展に
京都府知事 林田悠紀夫書
網野ふるさと自慢百選 18.七竜峠と七竜神社
七竜峠には、次の話が伝わっています。
昔、七竜峠を通る旅人が頂上で休んでいると、小さな白蛇が旅人のそばによってきました。
旅人は、いたずらに手にした煙管で蛇の頭をつつきました。
すると蛇は、たちまちのうちに大蛇となり、旅人を呑んでしまいました。
村人は、この白い蛇を「七竜のへび」と呼んで恐れ、祠を建てて信仰したということです。
この「七竜のへび」に願いをかける時は、鶏の卵をお供えするそうです。
京丹後市教育委員会
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七竜神社
道路の向かい側には「牛ヶ尾遊歩道入口」などのが立っていて、
「徒歩40分 頂上まで2km」となっています。
車道を少し引き返した所から、斜面に続くを登っていきます。
少し登った所を曲がって、少し草が茂る道を登っていきます。
傾斜が緩やかになって右へ曲がると、小広い所に祠がふたつ建っています。
駐車地から2分ほどの所になります。
の壁には「七龍大神の来歴」と題した板が取り付けられています。
これらの祠が先ほどの解説板に載っていた七竜神社になるようです。
手前には柱が1本立っていますが、解説板に載っていたからすると、 以前にあった鳥居の名残のようです。
七龍大神の来歴
その昔より社はありましたが、五十年まえに豊岡稲荷の人が塩江の合谷に新たな神様が有ると教えられました。
夢の中で此の神様は七龍大神と言いまして長物さんで七まわり半はると言はれています。
現在社の中心にご神体(石)があり七龍大神がおられます。
七まわり半と言いますと、塩江と磯の道のりが七曲り半ありまして長さが同じだといわれています。
此の神様は病気、商売繁昌、学問などの新たかな神様です。
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すぐ先で道がに分れていますが、真ん中の簡易舗装道を進んでいきます。
軽く登っていくとになります。
すぐに右から地道がしてきます。
右からの道を合わせていくと、すぐの所が背の高い網で塞がれています。
左右は開いていて人や獣は難なく通過出来るので、獣避け用の防護網とは違うようです。
標識類は見かけませんが、作業道のように広い道で牛ヶ尾遊歩道にもなっているので、
車止め用の網だと判断してを通過していきます。
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187m峰
を進んでいくと、次第に登り坂になります。
は小型車なら通っていけるだけの幅で続いています。
砂利が固く敷き詰められた路面は荒れておらず、林業のための作業道でしょうか。
少し登っていくと、僅かな高みに着きます。
七竜神社から3分ほどの所になります。
標識類は見かけませんが、この辺りが地形図に載っている187m峰になるようです。
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軽く降っていくと、程なくしてになります。
僅かな高みののような所まで来ると、少し左へ曲がっていきます。
僅かにを進んでいきます。
程なくしてになります。
防護網に沿って少し右へ曲がりながら登っていくと、標高190mほどの高みに着きます。
七竜神社から6分ほどの所になります。
左にはが広がります。
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少し撓んだ所を過ぎて、僅かな起伏で続くを進んでいきます。
右へ曲がりながら軽く降っていくと、程なくしてになります。
左へ曲がりながら登っていくと、標高190mほどのに着きます。
振り返るとが少し見えるようになります。
少し曲がりながら登って緩やかになると、標高210mほどの高みに着きます。
七竜神社から10分ほどの所になります。
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左の谷向かいの斜面には縦横に延びるが見えますが、林業用の道でしょうか。
僅かにを過ぎて登っていきます。
少しを過ぎて、その先へ登っていきます。
標高230m辺りまで来ると、作業道が分岐しています。
七竜神社から14分ほどの所になります。
角には「水源林造成事業」の看板があって、この付近のの地図が載っています。
境界標柱「5」が描かれている所が、目指す牛ヶ尾山になるようです。
には車止めの鎖があります。
この時には鎖は解かれて脇に束ねられていましたが、作業中なのでしょうか。
「一般車通行禁止」の看板が出ていて、歩くのも禁止のようですが、
左の作業道を意味していると解釈して、このまま正面の作業道を進んでいきます。
一般車通行禁止
これから先は、許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。
無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 丹後地区森林組合
水源林造成事業
所 在 |
京都府京丹後市網野町磯小字高手64番1の内
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契約面積 |
27.46ha(契約年度 令和元年度)
造林木は下記分収造林契約者が所有しています。
契約者間の同意なくして譲渡等の処分をすることはありません。
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造林地所有者 (地上権者) |
京丹後市
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造林費負担者 (地上権者) |
国立研究開発法人 森林研究・整備機構
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山 火 事 注 意
国立研究開発法人 森林研究・整備機構センター 近畿北陸整備局
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になった道を、右へ曲がりながら進んでいきます。
少し左へ曲がりながら登っていくと、標高240mほどのに着きます。
降り坂になると、脇に「昭和63年度 松くい虫被害緊急対策 治山事業施行地」のが立っています。
緩やかになった所を過ぎて軽く登っていくと、標高240mほどのに着きます。
七竜神社から18分ほどの所になります。
振り返ると、先ほどよりも眺めが広がってきます。
昭和63年度 松くい虫被害緊急対策 治山事業施行地
京都府農林水産部
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軽いになる道を進んでいきます。
急な坂を登っていくと、が弛んできます。
軽く登って緩やかになると、標高260mほどのに着きます。
七竜神社から23分ほどの所になります。
少し撓んだ所を過ぎて、曲がりながら登っていきます。
傾斜が緩やかな所を過ぎると急坂になります。
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302m峰
爪先上がりのを前傾姿勢で登っていきます。
石車に乗って転ばないよう足元に注意しながら登っていくと、次第に傾斜がになります。
少し左へ曲がりながら登っていくと、左右に延びるに着きます。
右の道は10mほど先で行き止りになっています。
標識類は見かけませんが、ここが地形図に載っている302m峰になるようです。
七竜神社から29分ほどの所になります。
周囲には樹木が茂っていて展望は得られません。
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稜線に出た所まで引き返して、その先に続くを進んでいきます。
僅かな高みを過ぎて、になる道を進んでいきます。
しばらく降っていくと、標高270mほどのになります。
鞍部を過ぎて、登り坂になる道を進んでいくと、次第に左側の眺めが広がってきます。
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少し右へ曲がりながら登っていくと、標高290mほどのに着きます。
左側にはが見えます。
少し降っていくと、を過ぎていきます。
鞍部から登り返していくとになります。
少し左へ曲がりながら進んでいくと、作業道が分岐があります。
302m峰から10分ほどの所になります。
左の作業道には車止めの鎖がありますが、鎖は解かれて脇に束ねられていました。
「一般車通行禁止」の看板が出ていて、歩くのも禁止のようですが、
ここでも左の作業道を意味していると解釈して、このまま正面の作業道を進んでいきます。
一般車通行禁止
これから先は、許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。
無断で通行して事故等が発生しても一切の責任は負いません。
管理者 丹後地区森林組合
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牛ヶ尾山 (標高316m)
すぐにになると、
左の樹木に「」が取り付けられています。
幹を巻くように曲面になっているので、全体を上手く写せませんでしたが、目指す牛ヶ尾山が載っています。
次第にになる道を登っていきます。
「平成3年度 治山事業保安林改良」のを過ぎていくと山頂が見えてきます。
程なくして、広くなった山頂に着きます。
標識類は見かけませんが、ここが地形図に載っている316m峰の牛ヶ尾山になるようです。
302m峰から13分ほど、駐車地から45分ほどで登って来られました。
周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、
冬枯れの季節には小天橋や猫崎半島などが樹間から僅かに眺められます。
へ作業道が降っていて、
「平成24年度 治山事業(保育)」の標識が出ています。
へ降る作業道もあって、
「平成22年度 治山事業(保育)」の標識が出ています。
先ほどの「まっぷ」によると、正面の道は高天山へ続いているようです。
歩いてみたくもありますが、今回は止めておきます。
平成3年度 治山事業保安林改良
京都府農林水産部
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平成24年度
京都府農林水産部
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平成22年度
京都府農林水産部
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山頂の様子を確認したら、を引き返していきます。
傾斜が増してくる道を降っていくと、作業道のに出ます。
正面の作業道を右へ曲がりながら進んでいくとが増してきます。
しばらく降っていくと緩やかなになります。
鞍部から登り返していくと、標高290mほどの高みに着きます。
牛ヶ尾山から6分ほどの所になります。
右前方に広がる景色を再度眺めていきます。
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少し右へ曲がりながら続くを降っていきます。
しばらく降っていくと、標高270mほどのになります。
鞍部から登り返していくとになります。
次第にが増してくる道を進んでいきます。
傾斜が緩やかになって302m峰の手前まで来ると、道は右へ曲が降っていきます。
牛ヶ尾山から14分ほどの所になります。
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少し右へ曲がっていくとが増してきます。
石車に載って転ばないよう足元に注意しながら急坂を降っていくと、次第に傾斜がになります。
少し左へ曲がって降っていくと、僅かにを過ぎていきます。
軽く登っていくと、標高260mほどのを過ぎていきます。
正面に海を眺めながら、が増してくる作業道を降っていきます。
しばらく降っていくと緩やかな道になります。
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になる作業道を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて登っていくと、標高240mほどのに着きます。
少し左へ曲がって、軽いになる作業道を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて、右側の谷筋に続くを眺めながら登っていきます。
「昭和63年度 松くい虫被害緊急対策 治山事業施行地」の看板を過ぎていくと、標高240mほどの高みに着きます。
牛ヶ尾山から23分ほどの所になります。
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少し右へ曲がりながら続くを軽く降っていきます。
左へ曲がりながら降っていくと、作業道のに出ます。
軽いになる正面の作業道を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎると、軽いになります。
少し登っていくと、標高210mほどの高みに着きます。
牛ヶ尾山から29分ほどの所になります。
歩みを止めて、右に広がる谷向かいの斜面を眺めていきます。
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高みの先へ降っていくとになります。
僅かな起伏で続く尾根を進んでいくと、標高190mほどのを過ぎていきます。
少し左へ曲がって、になる作業道を進んでいきます。
緩やかな所を過ぎて、少し右へ曲がりながら軽いを進んでいきます。
傾斜が緩やかになると、標高190mほどの高みに着きます。
牛ヶ尾山から33分ほどの所になります。
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187m峰
高みを過ぎて左へ曲がりながら降っていくとになります。
程なくして、少し左へ曲がりながら続くになります。
少し登っていくと、僅かな高みののような所に出ます。
右へ曲がって降っていくとになります。
軽く登るようになると、187m峰と思われる高みに着きます。
牛ヶ尾山から36分ほどの所になります。
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七竜神社
少し左へ曲がって降っていくとになります。
轍が見られる作業道を進んでいくとがあります。
網の左側を抜けていくと、すぐにがあります。
来た道は右の道になりますが、左の道を進んでいきます。
すぐにの袂を過ぎていきます。
軽く降っていくと、七竜神社の手前にある分岐に戻ってきます。
牛ヶ尾山から40分ほどの所になります。
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登ってきた道は正面の七竜神社の先へ続いていますが、
手前を右へ曲がってを降っていきます。
かなりの道を降っていきます。
道なりに曲がっていきます。
程なくして、府道665号の曲がり角に出ます。
牛ヶ尾山から42分ほどで降りて来られました。
手前には車止め網がありますが、半分ほど開いています。
道路向かいには、車を止めておけそうながあります。
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塩江地区
左へ続くを軽く登っていきます。
程なくして峠に着くと、車を止めておいた七竜峠ロードパークがあります。
の樹間には僅かに海が見えます。
六角形をした東屋の先に出て、の久美浜湾や小天橋などを再度眺めていきます。
奥の方から振り返ると、七竜神社の傍にあるが見えます。
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