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滝地区
豊岡の市街地から国道426号・国道482号を東進していきます。
県道2号に入ってすぐの所にある後坪交差点を右折して、県道701号を進んでいきます。
赤花バス停がある分岐で県道251号を右に分け、
赤花地区の集落を過ぎていくと、大師山ハイキングコース(*)のがあります。
入口を過ぎて曲がりながら登っていくと、兵庫県と京都府の境にあるに着きます。
与謝野町の滝地区に入って降り始めると、すぐの所の路肩が広がっているので、ここに車を止めさせて頂きます。
巨岩奇岩とつつじの名所 大師山
但東町赤花字管谷に山腹(現地点から約500メートル)に、
新四国六十九番の札所と千手観音を祀る大師山本殿が、巨石の下にできた仏が穴にあります。
又、近くには二十四番札所を祀る祠があり、昔は行者の旅姿が道をつらねたと伝えられています。
この山の魅力は、高15メートル・幅9メートルの布かけ岩を代表とする巨岩石で、
玉岩・見おろし岩・剣岩・夫婦岩・重箱岩・鏡岩など、十数個の巨岩がならび、
コウモリ岩には数百匹のコウモリが棲息し、春ともなれば一面つつじの海となり、
約1時間の奇岩めぐりは絶好のハイキングコースとなっています。
大師山ハイキングコース
主な岩名
札所 |
新四国24番と69番の札所、並びに眼の神様と云われる千手観音が祀ってあって、昔は行者が列をなしたと云う。
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見おろし岩 |
札所の真上になり、岩の上から境内を見下ろす。
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布掛岩 |
昔、8反の布をこの岩の上に掛けて行者が干したと云う。
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重箱岩 |
重箱を積み重ねた様な形をしている。
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夫婦岩 |
その名の通り、恰好の松が相合傘になっている。
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体内くぐり |
岩と岩の間をくぐりぬけると、昔から安産が出来たと云われている。
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カエル岩 |
丁度ヒキガエルが座っている姿に似ている。
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コウモリ岩 |
コウモリが生息しており、6月〜10月にかけて見る事が出来るが、冬場は奥にひそんでいて見る事が出来ない。
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休息所 |
ツツジの咲く頃(4月中旬)、ここからの眺めは絶景である。
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休憩所 |
展望台をかねており、遠くは大江山、南に江笠山、西に床尾山が見わたせる。
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但東町・大師山保存会
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登山口
駐車地の先に続くを降っていきます。
建設で発生した土による埋め立てが行われている右の谷の奥にはが見えます。
谷筋を回り込む所まで来ると、左の谷筋へ入っていく踏み跡があります。
入口には「権現」のが立っています。
ここが今回の登山口になります。
駐車地から2分ほどの所になります。
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尾根取付
谷筋の右斜面に続くを進んでいきます。
する所の右側を登っていきます。
手前の細い木には桃テープが巻かれています。
右上にあるを過ぎていきます。
小岩が幾つも剥き出す所に続く広めのを登っていきます。
程なくして沢の傍に出ます。
登山口から4ほどの所になります。
踏み跡は沢を渡った先へ続いているようにも思えますが不明瞭です。
谷筋よりも尾根の方が歩き易そうに思えるので、ここで谷筋を離れてを登ることにします。
浅い谷筋を挟んで尾根が二つありますが、左の尾根を登っていきます。
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思いのほか傾斜が急な尾根を登っていくと、程なくしてになります。
少し右へ曲がっていくと、が巻かれた樹木があります。
すぐに中ほどが窪んできますが、左の尾根を登っていきます。
植林地からに変わる尾根を登っていきます。
次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
左側には、手前の樹木に邪魔されながらも山並みが見えます。
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急な尾根を頑張って登っていくと、次第にが弛んできます。
標高380m辺りまで来るとになります。
花を咲かせたが見られる尾根を軽く登っていきます。
左の樹間から僅かにを眺めながら登っていきます。
標高390m辺りまで来ると緩斜地に着きます。
尾根取付から21分ほどの所になります。
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左へ曲がって緩やかな尾根を進んでいくと、程なくしてになります。
少し登って緩やかな尾根になるとが巻かれています。
少し登って緩やかな所を過ぎると、正面にが見えてきます。
傾斜が増してくる尾根を登っていくと、傾斜がに出ます。
少し左へ曲がって軽く登っていくと、標高430mほどの高みに着きます。
尾根取付から30分ほどの所になります。
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軽く降っていくと、程なくしてになります。
右の樹間にを眺めながら進んでいきます。
所々にが見られる尾根を登っていきます。
僅かにを過ぎていきます。
次第にが増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら登っていきます。
傾斜が緩やかになって少し左へ曲がると、標高460mほどの緩斜地に着きます。
尾根取付から39分ほどの所になります。
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小峰A
樹間に山並みを眺めながら進んでいくとになります。
曲がりながら登っていきます。
左の樹間にを眺めながら登っていきます。
緩やかになった尾根を進んでいくと、僅かにを過ぎていきます。
見えてくるへ向かって登っていきます。
傾斜が緩やかになると、尾根が分岐している標高490mほどの小峰Aに着きます。
尾根取付から46分ほどの所になります。
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小峰B
左前方の尾根を降っていくと、程なくして剥き出すを抜けていきます。
浅い鞍部を過ぎるとになります。
左右の樹間に山並みを眺めながら登っていくとになります。
程なくして登り坂になる尾根を進んでいくと、僅かにを過ぎていきます。
少し登っていくと、左右に延びる稜線にある標高500mほどの小峰Bに着きます。
尾根取付から53分ほどの所になります。
水分補給をしながらひと息入れていきます。
脇の樹木には「権現山」のが取り付けられていて、右の尾根を指しています。
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右へ続く尾根を軽く降っていくと、程なくして浅いに着きます。
すぐにになります。
次第に傾斜が増してくるを登っていきます。
所々にが巻かれています。
しばらく登っていくと緩やかな尾根になります。
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権現山 (標高526.5m)
左右の樹間に山並みを眺めながら進んでいくとになります。
近づいてくるへ向かって登っていきます。
傾斜が緩やかになると権現山の山頂に着きます。
小峰Bから12分ほどで登って来られました。
中ほどには「加悦奥」があるので、地形図に載っている526.5m峰になるようです。
傍にある樹木には「権現山527m」の標識が取り付けられています。
周囲の様子を確認しながら休憩していきます。
山頂の東側にがあって、山並みを見渡せる眺めが広がります。
北側へ少し降った所にもが頭を出していて、手前の樹木に邪魔されながらも山並みを眺められます。
奥の方にはのある山が見えますが、蘇武岳から妙見山にかけての稜線でしょうか。
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落ち着いたところで、を引き返していきます。
松の幼木などが茂る所を抜けるとになります。
程なくしてになるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
次第に尾根が広がってくると、が弛んできます。
右側が植林地になると、浅い鞍部に着きます。
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小峰B
になる尾根を進んでいきます。
近づいてくるへ向かって登っていきます。
谷筋から登ってきたが左から近づいてきます。
傾斜が緩やかになると、標高500mほどの小峰Bに戻ってきます。
権現山から9分ほどの所になります。
谷筋から登ってきたを引き返しても良いのですが、
地形図に描かれている西側の谷筋にある破線の道を降るべく、を進んでいきます。
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小峰C
軽く降っていくと、浅いに着きます。
右の樹間には特徴的な斜台形をしたが見えます。
少し角度を変えるとと思われる山も見えます。
少し進んでいくとになります。
傾斜が緩やかになると、標高490mほどの小峰Cに着きます。
権現山から14分ほどの所になります。
右側には山並みが広がります。
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緩やかな尾根を進んでいくと、程なくしてになります。
少し降っていくと、上面が平らなが頭を出しています。
岩の上に登ると、右側に眺めが広がります。
も少し見えます。
下側からを眺めていきます。
小岩を過ぎると鞍部に着きます。
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権現堂跡
すぐにになる尾根を進んでいきます。
松の幼木が見えてくると、尾根のを登っていきます。
道は尾根を越えて正面へ降っていきますが、の松の幼木が茂る先にある権現堂跡に立ち寄っていきます。
の左脇を過ぎていきます。
岩を刳り抜いたを過ぎていきます。
程なくして、標高490mほどのなだらかな小広い所に出ます。
権現山から20分ほどの所になります。
地形図に「卍」記号が書かれた所になるようです。
礎石のようなものも幾つか見かけますが、情報によると、以前にはここに白滑権現堂が建っていたようです。
周囲には樹木が茂っていて眺めは広がりませんが、樹間から僅かに方面が見えます。
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を引き返していきます。
松の幼木が茂る所を過ぎると、左右に通るに戻ってきます。
右へ曲がりながら降り始めるとがあります。
大岩の手前を左へ曲がって、を降っていきます。
右へ曲がって斜面を横切るように進んでいくと、別の大岩の袂に出ます。
を見上げてみますが、近すぎて全体が収まりません。
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少し先から振り返って、を眺めていきます。
少し左へ曲がりながら降っていくとに出ます。
軽く降っていくと、僅かにに出ます。
すぐにになります。
軽く登っていくと、標高460mほどの高みに着きます。
権現堂跡から7分ほどの所になります。
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峠
高みのを越えて降っていきます。
少し左へ曲がりながら降っていくと、浅く窪んだ道があるに出ます。
窪みが無くなった尾根を降っていくと、地形図に載っている破線の道が尾根を越えていく峠に着きます。
権現堂跡から9分ほどの所になります。
正面の道(*)は464m峰を経て大師山ハイキングコースへ続いています。
には植林地の斜面を折れ曲がりながら降っていく明瞭な道が見られます。
ここは桃テープが見られるを降っていきます。
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浅いは緩やかで歩き易くなっています。
『歩き易い谷筋が続けば良いが』と思いながら降っていくと、次第にが増してきます。
少し水が流れるようになると、次第にになってきます。
水が流れる沢は避けて、左右のを歩いていきますが、
明瞭な道はなく、傾いて滑り易くなっています。
木の根や草の株などに掴まりながら、滑り落ちないよう注意しながら降っていくと、次第に歩き易くなります。
この先にかけて、V字谷では沢を歩くのを出来るだけ避けて左右の斜面を歩きましたが、
傾いて滑り落ちそうな急斜面になっていて、とても苦労しました。
沢の水が少ない場合には、地形図に破線で載っている沢のすぐ傍を通るルートを歩いた方が良いかも知れません。
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を進んでいきます。
程なくしてに出ます。
を横切っていきます。
の縁を進んでいきます。
剥き出す岩の右側の谷を進んでいきます。
峠から17分ほどの所になります。
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が見られる谷筋を進んでいきます。
程なくしてまたになると、歩き難くなります。
左斜面を歩いてみますが、とても急で歩けたものではないので、沢が流れるへ向かっていきます。
滑り落ちるように降っていくと、岩盤のようになった所に水が少し流れるに出ます。
沢の右や左の歩き易い所を選びながら、谷筋を降っていきます。
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傾いたを滑り落ちないよう注意しながら進んでいきます。
程なくして、なだらかでになります。
が幾つか見られる所を過ぎていきます。
またになってきます。
沢の左側を進んでいくと、樹木に桃テープが巻かれています。
峠から34分ほどの所になります。
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谷筋を離れて、桃テープがあるを進んでいきます。
僅かな踏み跡を辿って、傾いたを横切るように進んでいきます。
程なくして踏み跡は不明瞭になりますが、左へ回り込むようにしてを降っていきます。
少し降って、桃テープが見られるに向かっていきます。
程なくして浅い谷筋に出ますが、明瞭な踏み跡は見かけません。
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明瞭な踏み跡のない谷筋のを横切るように進んでいきます。
見えてくる植林地へ向かって、を横切っていきます。
滑り落ちないよう注意しながら進んでいくと尾根の背に出ます。
峠から40分ほどの所になります。
には雑木林の尾根が続いていますが、最初に登っていった尾根のようです。
ここは植林地へ向かって、降っていきます。
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尾根取付
少し降っていくとへ入っていきます。
傾斜が緩やかになると、見覚えのあるが巻かれた樹木があります。
曲がって、植林地の斜面を降っていきます。
しばらく降っていくと、沢が流れる谷筋に出ます。
峠から43分ほどの所になります。
まで来て、左へ曲がっていきます。
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登山口
来る時には気が付かなかったを過ぎて、明瞭になった広めの踏み跡を降っていきます。
が幾つも剥き出す所を降っていきます。
道を塞ぐを右から巻いていきます。
程なくしての曲がり角が見えてきます。
茂る笹などを過ぎていくと、府道701号にある登山口に戻ってきます。
峠から48分ほどで降りて来られました。
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滝地区
右へ続くを軽く登っていきます。
建設で発生した土による埋め立てが行われている谷の奥にを眺めながら進んでいきます。
作業場の入口を過ぎていくと、車を止めておいた駐車地があります。
登山口から2分ほどで到着しました。
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