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赤花地区
豊岡の市街地から国道426号を東進していきます。
後坪交差点を右折して県道701号を進んでいきます。
赤花バス停のあるT字路を直進していくと、右へ曲がるヘアピンカーブの角に「大師山」と書かれた大きな看板が立っています。
そこが今回のになりますが、傍に車を止められそうな所はありませんでした。
通り過ぎて坂を登っていくと、すぐにある僅かな谷筋を過ぎた所の路肩が広がっていて、
車2・3台は止められそうな駐車スペースになっていたので、ここに車を止めさせてもらいました。
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登山口
歩く準備をしてを引き返してくると、すぐに「大師山」の看板が立つ登山口に着きます。
脇に生える桜の木の傍には「大師山ハイキングコース」と題した案内板があって、
イラスト風の(*)も付いていました。
先ずは、案内図に載っている「休息所」を目指して遊歩道を進んでいくことにしました。
*後日に来てみると、イラスト風の案内図は無くなっていました。
巨岩奇岩とつつじの名所 大師山
但東町赤花字管谷に山腹(現地点から約500メートル)に、
新四国六十九番の札所と千手観音を祀る大師山本殿が、巨石の下にできた仏が穴にあります。
又、近くには二十四番札所を祀る祠があり、昔は行者の旅姿が道をつらねたと伝えられています。
この山の魅力は、高15メートル・幅9メートルの布かけ岩を代表とする巨岩石で、
玉岩・見おろし岩・剣岩・夫婦岩・重箱岩・鏡岩など、十数個の巨岩がならび、
コウモリ岩には数百匹のコウモリが棲息し、春ともなれば一面つつじの海となり、
約1時間の奇岩めぐりは絶好のハイキングコースとなっています。
大師山ハイキングコース
主な岩名
札所 |
新四国24番と69番の札所、並びに眼の神様と云われる千手観音が祀ってあって、昔は行者が列をなしたと云う。
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見おろし岩 |
札所の真上になり、岩の上から境内を見下ろす。
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布掛岩 |
昔、8反の布をこの岩の上に掛けて行者が干したと云う。
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重箱岩 |
重箱を積み重ねた様な形をしている。
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夫婦岩 |
その名の通り、恰好の松が相合傘になっている。
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体内くぐり |
岩と岩の間をくぐりぬけると、昔から安産が出来たと云われている。
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カエル岩 |
丁度ヒキガエルが座っている姿に似ている。
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コウモリ岩 |
コウモリが生息しており、6月〜10月にかけて見る事が出来るが、冬場は奥にひそんでいて見る事が出来ない。
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休息所 |
ツツジの咲く頃(4月中旬)、ここからの眺めは絶景である。
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休憩所 |
展望台をかねており、遠くは大江山、南に江笠山、西に床尾山が見わたせる。
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(但東町、大師山保存会)
森林の整備造成事業 3.39ha
この山は、県内の林地を開発した方々の協力金により森林の整備事業で造成したものです。
みんなで大切に育てましょう。
実施年度/平成2年度
植栽樹種/ヤマモミジ、日本シャクナゲ、ソメイヨシノザクラ、サルスベリ、ヤマツツジ、ドウダンツツジ
(兵庫県、但東町、兵庫県造林緑化公社)
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林道のような広い道を進んでいくと、すぐにへ入っていきます。
積まれた薪の脇を過ぎていくと、すぐに植林地を抜けます。
折れ曲がりながら続くを登っていきます。
所々にが綺麗に咲いていました。
芽吹き出した雑木林を愛でながら登っていきます。
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次第に右側の尾根が低くなってくるに続く道を進んでいきます。
右へ曲がる所まで来ると、樹木が少し途切れてを眺めることができました。
登山口から12分ほど登った所になります。
方角からすると、地形図に載っている334m峰でしょうか。
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右へ曲がっていくと、少し登った所にある左へのが少し広くなっていました。
その右へ出て振り返り、の様子を確認してから、
松の木が目立つようになった尾根の右肩に続く道を進んでいきます。
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休息所
緩やかな道を進んでいくと、左右に道が通るT字路に出ます。
左側すぐの所にが見えているので立ち寄っていきました。
ここが案内図に載っていた「休息所」になるようです。
登山口から17分ほどで着きました。
東屋には丸太で作ったがありました。
ふるさと青年協力隊の「但東町 心の故郷」という額が掲げられていました。
左側にはが見えました。
奥の方に尖った山が見えますが、方角からすると464m峰でしょうか。
撮った写真を後で確認すると、この先にある休憩所の屋根が写っていましたが、この時には気が付きませんでした。
なお、休憩所からはこの休息所がよく見えました。
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手前のまで引き返して、その先に続く広くて緩やかな道を進んでいきます。
左側の樹間からと思われる山を眺めながら、
松の木が生える広いを進んでいきます。
尾根の右肩を僅かに降るようになると大きな岩が現れます。
休息所から4分ほどの所になります。
ここで道が二股に分かれています。
標識類は見かけませんが、登山口にあった案内図によると、右の道は「カガミ岩」へ続いているようなので、
ここは左の道を登っていきました。
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これまでの道よりも狭まって普通の山道のようになります。
尾根を回り込むようにして進んだ先に現れるを登っていくと、
左右に通るに出ます。
先ほどの大きな岩から1分半の所になります。
ここでも標識類は見かけませんでしたが、登山口にあった案内図によると、右の道は「札所」へ続いているようですが、
ツツジが咲く左の道のすぐ先にカエル岩が見えているので、そちらへ進んでいきました。
「ヒキガエルが座っている姿に似ている」とのことですが、樹木に邪魔されたり引きがなくて、その姿は確認できませんでした。
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体内くぐり岩
カエル岩の先のの脇を過ぎていくと、
大きな岩の前に「体内くぐり岩」のが立っていました。
岩の左側にも道が続いているようでしたが、かなり木が茂っていました。
ここは右の岩の間にある隙間を抜けていくことにしました。
意外と傾斜があって滑りやすくなっているので、両手で岩などを伝いながら慎重に登っていきました。
かなり苦心しながら何とか抜けて振り返り、くぐり抜けてきたを写しておきました。
「岩と岩の間をくぐりぬけると安産ができた」ということですが、
男性である私としては、これで生まれ変わって人生をリセットできたら嬉しい限りです。
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登山口にあった案内図によると、体内くぐり岩を抜けると左へ続く道があるようですが、
樹木が茂るばかりで、そのような道は確認できませんでした。
正面に登ったり右へ進んだり引き返したり試行錯誤していると、
右下にが見えたので、そこへ向かって降っていきました。
笹をかき分け段差を降っていくと、に出ました。
右側には山並みが広がっていました。
ここはどこだろうと思っていると、右側すぐの所には、カエル岩へ向かっていった分岐がありました。
カエル岩と体内くぐり岩を巡るだけで12分ほども要してしまいました。
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69番札所
樹木や笹から解放されて、気分良く山道を進んでいきます。
程なくして軽く降るようになるとがあります。
正面のすぐ先には大きな岩が見えていました。
標識類は見かけませんでしたが、左の道が気になったのでそちらへ進んで行きました。
左へ曲がりながら登っていくと、すぐの所に「札所(新四国六十九番)」のが立っていました。
右側の大きな岩の下には小祠がありました。
中を覗ってみると、石仏が2体納められていました。
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24番札所
札所から引き返してその先へ降っていくと、大きな岩があるに出ました。
の下には「佛ヶ岩(新四国二十四番札所)」の標識が立っていました。
岩には二重の縁取りがされていて、何やら厳かな雰囲気がしていました。
岩の下の奥には三つ並んだがあって、中には石仏が納められていました。
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休憩所
佛ヶ岩のすぐ先に、ベンチが二つ設置された東屋が建っています。
ここが案内図に載っていた「休憩所」になるようです。
体内くぐり岩で苦戦した12分ほども含めて、先ほどの休息所から22分ほどで着きました。
からにかけて、山並みを一望できる眺めが広がっていました。
先ほどのもよく見えました。
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を愛でながら休憩所の先へ進んでいきます。
1分ほど進んでいくと分岐があります。
角には標識が立っていて、正面に降っていく道は「コウモリ岩」、
左へ登っていく道は「遊歩道入口」となっています。
ここは、左にあるの脇から尾根へ続く道を登っていきます。
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折れ曲がりながら2分ほど登っていくと、「玉岩」の標識が立つ丸まったがありました。
ちょいと上に登ってみると、を見渡すことが出来ました。
岩を後にしてその先へ登って尾根に出ると、「みおろし岩」のが立っていて左を指していました。
何が見下ろせるのかと思って立ち寄っていくことにしました。
松の木などを過ぎていくと、すぐの所にある岩の上に出ました。
樹木が邪魔をしていましたが、眼下には先ほどのが見えました。
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休憩岩
標識の立つ分岐まで引き返してその先へ1分半ほど登っていくとがあります。
右にも左にも道が続いていますが、正面の尾根にも僅かながあってので、そこを登っていきました。
かなり傾斜があって、正規の「遊歩道」ではなさそうな尾根を2分ほど真っ直ぐ登っていくとに着きました。
左からも道が登ってきていました。
右側すぐの所に大きな岩がむき出した所があります。
ここが案内図に載っていた「休憩岩」になるようです。
休憩所から12分ほどで登って来られました。
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岩の中ほどには「展望休憩岩」のが立っていて、ここから見える山の名前が書かれていました。
正面にはこれから向かうが聳え、
からにかけて山並みが続いていました。
樹木に邪魔されながらもにも山並みが見え、
眼下には登山口のあるの辺りも見えました。
景色を眺めながら、ここでひと休みしていきました。
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鞍部
落ち着いたところで、正面に見える464m峰へ向かっていきます。
東へ続く道を降っていくと、1分もしない所にがあります。
標識類は見かけませんが、右へ戻るようにして降って行く道が大師山の「遊歩道」になるようです。
ここで「遊歩道」と分かれて、正面の尾根に続くを登っていきます。
僅かな高みを越えて降っていくと、尾根が堀切のように窪んだ鞍部がありました。
休憩岩から2分ほどの所になります。
左右は緩やかな谷になっていて、「峠」のような雰囲気もありました。
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小ピーク
鞍部の先に続く尾根を登っていきます。
時折咲いているを愛でながら登っていくと、
樹間からが少し見えました。
まだ青葉が茂る季節ではなくて、には煩わしい下草も少なくて歩き易くなっていました。
少し傾斜が増してきた尾根を登っていきます。
僅かなの縁を過ぎていくと、
根元付近から幹が分かれている大木が生える小ピークに着きました。
休憩岩から13分ほどの所になります。
地形図によると、464m峰の西150m辺りにある標高430mほどの尾根になるようです。
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高みを越えて、僅かに右へ曲がって降っていきます。
1分ほど降って僅かなに着いて登り返していきます。
樹間から僅かに見えるを眺めたりしながらの尾根を登っていくと、
右側から緩やかな尾根が近づいてきます。
464m峰から南南西へ延びる尾根になるようです。
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464m峰
樹皮がはがれたを過ぎていくと、正面にこんもりとしたが近づいてきます。
そこへ向かって登っていくと464m峰に着きました。
休憩岩から22分ほどで到着しました。
ここは兵庫県豊岡市と京都府与謝野町の境界になります。
周囲には樹木が茂っていて展望は良くありません。
ここで尾根が二方向に分かれています。
地図と磁石で確認しながら、右側の南南西へ続く尾根は見送って、
左前方のに続く尾根を降っていきます。
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1分ほど降っていくと、僅かなに着きます。
左右には緩やかな谷が続いていました。
鞍部の先に続く尾根を登り返していくと僅かなに着きます。
地形図によると、464m峰の東100m辺りにある標高460mほどの高みになるようです。
左の樹間からは山並みを眺められました。
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鞍部
高みを越えて1分ほど降っていくと鞍部に着きます。
464m峰から6分ほどの所になります。
地形図では峠越えの破線の道が尾根を横切っている所になります。
(*)は明るい雑木林の浅いV字谷になっていました。
には植林地の斜面を折れ曲がりながら降っていく明瞭な道がありました。
両方とも十分に歩けそうな様子で、車道まで降りていけるのか興味のあるところですが、ここは正面の尾根を登り返していきます。
*後日に南側の道を歩きました。
(「 権現山」を参照)
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鞍部から2分ほど登って僅かなの右肩を越えて降っていきます。
すぐに緩やかな尾根になると、樹間からが頭を覗かせていました。
丸い尾根の背を登っていくと、大きな岩の壁が正面に現れます。
『これはとても登れそうにもないが』と思いながら左右を確認していると、
右側の斜面を横切るように登っていくがありました。
落ち葉が積もり路面が傾いて危なっかしい様子でしたが、足下に注意しながら登っていきました。
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何とか斜面を横切ってを回り込んで左へ曲がりながら登っていきます。
その先のの傍を登っていくと、右前方へ降っていく道が分かれていく分岐があります。
鞍部から8分ほど登った所になります。
権現山へは右前方へ降っていくのですが、左側のすぐ先に、地形図で「卍」記号が書かれた所があるので、
立ち寄っていくことにしました。
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権現堂跡
歩きやすくなったを1分ほど登っていくと、
石製のがありました。
その先へ進んでいくと、すぐに小広い所に出ました。
地形図によると、権現山の西400m辺りにある標高490mほどの緩やかな高みで、「卍」記号が書かれた所になるようです。
鞍部から9分ほど、464m峰から16分ほどで着きました。
礎石のようなものを幾つか見かけました。
情報によると、以前にはここに白滑権現堂が建っていたようです。
周囲は樹木に囲まれて眺めは良くありませんが、樹間から僅かにが見えました。
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往復4分ほどで手前のまで引き返してきて、南東へ続く尾根を降っていきます。
2分ほど降って浅いに着いて登り返していくと、
上面が平らながありました。
岩を過ぎて登っていくと、標高490mほどの高みに着きました。
権現堂跡から4分ほどの所になります。
正面には、これから向かう権現山が聳えていました。
左側には、樹木に邪魔されながらもが広がっていました。
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小ピーク
高みを過ぎて降っていくと、すぐにになります。
程なくして登り坂になってきた尾根を進んでいくと小ピークに着きました。
権現堂跡から8分ほどの所になります。
地形図によると、権現山の西南西250m辺りにある標高500mほどの高みになるようです。
ここから(*)へも明瞭な尾根が降っていますが、地図と磁石で方角を確認して、
左前方のへ続く尾根を降っていきます。
*後日に南の尾根を歩きました。
(「 権現山」を参照)
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鞍部
植林地と雑木林を分けるを3分ほど降っていくと、尾根が広がった鞍部に着きます。
その先へ登り返していくとが広がってきて、何処を歩けばいいのか悩んでしまいますが、
とりあえず中ほどを真っ直ぐ登っていきました。
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権現山 (標高526.7m)
傾斜が増してきたを真っ直ぐ登っていくと、
緩やかになったに出ました。
尾根にはが桃色の可憐な花を咲かせていました。
少し左へ曲がって緩やかになった尾根を1分ほど進んでいくと、権現山の山頂に着きました。
鞍部から10分ほど、権現堂跡から22分ほどで登って来られました。
山頂にはがあるので、地形図に載っている526.7m峰になるようです。
三角点の脇には「加悦奥 権現山527m」の標識がありました。
他にも文字が書かれているようでしたが判読できませんでした。
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三角点を過ぎて北側へ降り始めるすぐの所に小岩が頭を出していました。
が開けていて山並みを見渡すことが出来ました。
樹木に邪魔されながらもが見えました。
お昼にはまだ早かったのですが、岩に腰掛けて景色を眺めながら昼食タイムにしました。
山頂の東側に展望の広がる岩がありますが、この時は気が付きませんでした。
(「 権現山」を参照)
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お腹も満ちたところで、来た道を引き返していきます。
緩やかな尾根から少し右へ曲がって降っていくと、尾根が広がったに着きます。
尾根を登り返して標高500mほどの小ピークに着くと、が白っぽい花を咲かせていました。
左側の尾根は見送って、を眺めながら、右前方へ続く尾根を降っていきます。
鞍部から登り返していくと、標高490mほどの高みに着きます。
を眺めながら降っていくとがあります。
下側から見るとそうでもありませんが、上側から見ると座りやすそうな岩でした。
軽く降って浅い鞍部から登り返していくと、権現堂跡への分岐に着きました。
権現山から15分ほどで着きました。
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464m峰
権現堂跡には立ち寄らず、岩の脇を過ぎて、斜面を横切るようにして降っていきます。
大きな岩の壁がある尾根に出て降っていくと、峠越えの道が横切っていくに着きます。
尾根を登り返し、標高460mほどのからの眺めを確認して降っていきます。
僅かな鞍部から登り返していくと、兵庫県豊岡市と京都府与謝野町の境界になっている464m峰に着きます。
権現山から25分ほどで着きました。
左側の尾根は見送って、右前方へ続く尾根を降っていきます。
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僅かな鞍部から登り返していくと、標高430mほどのに着きます。
僅かに左へ曲がって、綺麗に咲いたや山並みを眺めながら降っていきます。
緩やかになった尾根を軽く登って降っていくと、堀切のようなに着きます。
その先の僅かな高みを越えていくと、休憩岩から降ってきた所にあった分岐に着きます。
権現山から42分ほどで戻って来られました。
ここからは、左前方へ降っていく「遊歩道」を進んでいきます。
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分岐から1分ほど降っていくと「重箱岩」の標識が立っています。
右を見上げるとがありました。
「重箱を積み重ねた様な形をしている」とのことですが、
この角度からだと重箱のようには見えませんでした。
その岩を過ぎて降っていくと、すぐの所に「布掛岩」の標識が立つがありました。
かなり段差があって登り難かったのですが、置かれている枯れ木を梯子代わりにして、何とか岩の上に出てみると、
先の方はになっていました。
「昔、8反の布をこの岩の上に掛けて行者が干した」とのことですが、然もありなんという岩でした。
正面には山並みを見わたせる眺めが広がっていました。
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布掛岩の先へ降っていくと、休憩岩へ登っていったに着きます。
正面へ降る道も気になりましたが、元来た左の道を降っていきました。
「みおろし岩」のが立つ分岐を左へ曲がって降っていきます。
の脇を過ぎていくと、簡易トイレのある分岐に着きます。
休憩岩から権現山へ向かっていった分岐から9分ほどで降りて来られました。
角に立つ「コウモリ岩」の標識に従って、を降っていきます。
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コウモリ岩
広めの道を1分ほど降っていくとがあります。
角には標識が立っていて、正面の道は「旧参道」、左へ戻るようにして続く道は「コウモリ岩40m」となっています。
近そうなので、コウモリ岩へ立ち寄っていくことにしました。
斜面を横切るようにして続くあまり歩かれていない様子の小径を1分ほど進んでいくと、
「コウモリ岩」の標識が立つ岩がありました。
「コウモリが生息しており、6月〜10月にかけて見る事が出来る」とのことです。
岩の下に少しがありますが、そこから出入りするのでしょうか。
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往復3分ほどでコウモリ岩から分岐まで引き返してきて、を降っていきます。
登山口にあった案内図では細い線で描かれている道になります。
今回登っていった休息所を経ていく広めの道が現用の参道になるようですが、
それよりも若干狭めながらしっかりとした道が続いています。
程なくして傾斜が増してくると石段が続くようになります。
小さく曲がりながら続く石段を降っていくと、道の両側に岩がありました。
コウモリ岩から7分ほど降った所になります。
行き過ぎてから振り返ると「門戸岩」の標識がありました。
往時には、札所へ向かう参道のだったのでしょうか。
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赤花地区
門戸岩を過ぎて降っていくと、の谷筋になってきます。
谷筋を道なりに降って竹林を抜けていくと、大小のが建っていました。
小屋を過ぎて植林地を抜けると、登山口のあるが見えてきます。
畑地の脇に続く道を真っ直ぐ進んでいくと、登山口に戻ってきました。
コウモリ岩から14分ほどで降りて来られました。
車道を左へ進んでヘアピンカーブを曲がって登っていくと、車を止めておいたに着きます。
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