豊岡439m峰
概 要 豊岡市の畑上・金剛寺・下宮地区の境にある439.0m峰(点名:下宮)へ登ります。 国道312号の河梨トンネルの西側から尾根に取り付いて、431m峰を経て山頂へ登ります。 山頂からは南から東北東へ曲がっていく尾根を降っていきます。 山頂からの眺めは良くありませんが、傍にある電波反射板や尾根の途中からは山並みを眺められます。
起 点 豊岡市 下宮地区
終 点 豊岡市 下宮地区
下宮地区…登山口…尾根取付…踊り場…小峰A…431m峰…小峰B…小峰C…439.0m峰…電波反射板…小峰D…400m峰…小峰E…下山地…下宮地区
所要時間 4時間10分
歩いて... 尾根取付から踊り場まではかなりの激坂で、滑落しないよう注意しながら四輪駆動で何とか登りました。 小峰Aから先は比較的緩やかな尾根が続いています。 登りルートにも降りルートにも明瞭な登山道はありませんが、 下草は生えておらず、樹木も密生していなくて藪漕ぎは必要ありません。
関連メモ 豊岡439m峰, 河梨峠
コース紹介
下宮地区
豊岡の市街地から京丹後市久美浜町へ続く国道312号を進んでいきます。 市境の河梨トンネルの手前まで来ると、路肩の広がった所があります。 擬木のベンチも並んで設置されているので、ここに車を止めさせて頂きました。
先の方には「緑さわやか 兵庫県」のが立っています。 脇には「」と題した案内板がありますが、 汚れて分かり難くなっていて、今回登る439.0m峰も載っていません。
登山口
国道を先へ進んでいくと、程なくして左にの入口があります。 旧道へ入っていくと、すぐにがありますが、この時には鎖が外されていました。 地道になって泥濘んだ所を過ぎていくとになります。 山際に続く道を曲がりながら進んで、谷筋に架かる小橋の手前まで来ると、電柱のが行われていました。 脇を通らせてもらって小橋を渡ると、地形図に破線で載っている小径が左へ分かれていきます。 ここが今回の登山口になります。 駐車地から7分ほどの所になります。
この先へ続く旧道は「河梨峠」を参照。
植林地になった谷筋に続くを進んでいきます。 が道を塞ぐ所もあるので、跨いだり迂回したりしながら進んでいきます。 沢に沿って続くを軽く登っていきます。 僅かなを跨いでいきます。 心地良い水音を響かせる沢に沿って進んでいきます。
尾根取付
道幅が広がったを過ぎていきます。 沢がしている所を過ぎていきます。 倒木を跨いだりしながら進んでいくとに出ます。 岩がゴロゴロするの先に小径は見られず、橋も架かっていません。 駐車地から18分ほどの所になります。 地形図では、この辺りから破線の道が右へ曲がりながら描かれているので探っていると、 少し手前から右前方へ続く僅かな小径があります。 これが破線の道のようなので、ここから尾根に取り付くことにします。
を軽く登っていくと、すぐに立ち消えてしまいます。 地形図には破線の道が431m峰まで描かれていますが、この先に道らしきものは見掛けません。 仕方がないので、を登っていくことにします。 僅かなを辿って左へ曲がっていきますが、すぐに不明瞭になります。 右へ曲がっていくと、岩が剥き出すになります。 写真ではよく分かりませんがかなりの激坂です。 木の根や岩など、掴まれる所を探しながら、滑落しないよう十分に注意しながら四輪駆動で登っていきます。
踊り場
尾根に剥き出すの脇を過ぎていきます。 蒸し暑い日ということもあって止め処もなく汗が噴き出してくるので、何度も歩みを止めて汗を拭きながら遅いペースで登っていきます。 明るくなってくるへ向かって登っていきます。 明るい所まで登ると、右側にが見えます。 少し傾斜が緩んで歩き易くなったを登っていきます。 左の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。 やがて僅かな踊り場のようになった所があります。 尾根取付から33分ほどの所になります。 激坂を登ってきてかなり疲れたので、リュックを降ろして水分補給しながら休憩していきます。
気を取り直して、を更に登っていきます。 脇の樹木に手を掛けながら登っていくと、「下」の文字が刻まれたや「兵公施界」の短杭を見掛けるようになります。 が見られる尾根を登っていきます。 少し傾斜が弛んだ緩斜地になると、「下」の石杭と「兵公施界」の短杭が並んでいます。 尾根取付から45分ほどの所になります。 先ほどの休憩が少なかったのか疲れが溜まってきたので、ここでもリュックを降ろして水分補給しながら休憩していきます。
小峰A
すぐにが増してきますが、これまでのような激坂ではありません。 左の樹間に僅かにを眺めながら登っていきます。 次第に歩き易くなるを登っていきます。 傾斜が緩やかになった尾根を進んで「下」の石杭と「兵公施界」の短杭を過ぎていくと、標高350mほどの小峰Aに着きます。 距離はそれほど長くはありませんが、激坂が続いたこともあって尾根取付から1時間2分ほどかかりました。 周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありませんが、 座り具合が良さそうなに腰掛けて、水分補給をしながら休憩していきます。
左へ曲がって、軽いの尾根を進んでいきます。 程なくしてになります。 軽いで続く尾根を進んでいきます。 この尾根にも「下」のと「兵公施界」の短杭が続いています。 登り傾斜が増してくると、少し右へ曲がっていきます。
「下」の石杭や「兵公施界」の短杭が続くを登っていきます。 僅かな尾根の背に着いて、少し曲がっていきます。 次第にが増してきますが、樹木に手を掛けるほどではありません。 傾いたり抜けたりしている石杭や短杭も見られるを登っていきます。 次第に緩やかになってくる尾根を登っていきます。
431m峰
尾根が広がってを登るようになると、先の方が明るくなってきます。 やがて左右に延びる稜線に登り着きます。 があるばかりでピーク感もありませんが、 ここが地形図に載っている431m峰になるようです。 小峰Aから20分ほど、駐車地から1時間46分ほどで登って来られました。 正面すぐの所にはが通っています。 以前に来た時には右側の先(*)で終点になっていましたが、延伸されたようです。 この時には、右側の少し先で木材のをする重機を見掛けました。
*右側の林道は「豊岡439m峰」を参照。
左へ続くを軽く降っていきます。 緩やかな所を過ぎていくと、軽いになります。 すぐ傍を林道が通っていますが、このまま尾根の背を歩いていきます。 尾根にはが多く見られるので、跨いだりしながら登っていきます。 幾つもある生々しいを眺めながら進んでいきます。 やがて緩やかになると、標高430mほどのピーク感のない高みに着きます。 431m峰から6分ほどの所になります。
高みを過ぎて、軽いになる尾根を進んでいきます。 林道がすぐ傍に並行する尾根を降っていくと、右の樹間には楽々浦湾円山川の先にが見えてきます。 少し角度を変えると、気比地区の先にも見えます。 になると、林道と同じ高さになります。 登り坂になる尾根を進んでいくと、標高430mほどの高みに着きます。 431m峰から15分ほどの所になります。 前方にはが見えます。 方面も、先ほどより見易くなります。
高みを過ぎて、になる尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると、右側に並行してきた林道はになります。 になる尾根を進んでいきます。 少し登っていくと、緩やかな尾根になります。
小峰B
再びになる尾根を進んでいきます。 緩やかな所を過ぎていくと、またになります。 少し曲がりながら登っていきます。 傾斜が緩やかになって少し左へ曲がると、標高450mほどの小峰Bに着きます。 431m峰から27分ほどの所になります。
小峰C
僅かなになる尾根を進んでいきます。 程なくしてになります。 少し進んでになると、高みが見えてきます。 傾斜が緩やかになると、標高450mほどの小峰Cに着きます。 431m峰から32分ほどの所になります。
高みを過ぎて降っていくと、細いが尾根を塞いでいます。 真っ直ぐには通り抜けられそうにないので、脇を迂回していきます。 小岩が少し見られるを進んでいきます。 少し右へ曲がっていくと、が増してきます。 右の樹間にを眺めながら降っていきます。 緩やかな所を過ぎていくと、降り傾斜が増し始めます。 樹木に邪魔されながらも、右側にが見えます。
傾斜が増したを降っていきます。 崖のような急な所を降っていくとに降り立ちます。 431m峰から40分ほどの所になります。 振り返って、を確認していきます。 歩き易いを軽く登っていきます。 すぐに尾根の先端に出ます。 431m峰から42分ほどの所になります。 ここで林道(*)と分かれて正面の尾根を登っていくのですが、 段差が高くて真っ直ぐには登れないので、左側の斜面から登っていきます。
*この先の林道は「豊岡439m峰」を参照。
439.0m峰
木に掴まりながらを登っていきます。 すぐに緩やかなに出ます。 軽いで続く植林地の尾根を進んでいきます。 傾斜が緩やかになると高みに着きます。 中ほどには「下宮」があるので、地形図に載っている439.0m峰になるようです。 431m峰から46分ほどで到着しました。 周囲には樹木が茂っていて、眺めは良くありません。
電波反射板
正面に生えるの脇を過ぎていきます。 左側には鉄柵で囲まれた大きながあります。 鉄柵に沿って左へ曲がっていくと、アセビが少し茂るに出ます。 439.0m峰から2分ほどの所になります。 手前の樹木が少し邪魔をしていますが、が広がります。 振り返ると電波反射板が聳えています。 お昼を少し過ぎた時刻になったので、木陰になっている右側のに入って昼食タイムにしました。
お腹が満ちたところで、電波反射板がある所から下山していきます。 南東にある400m峰を経て東北東へ延びる尾根を降るべく、 植林地と伐採地のを降っていきます。 伐採地が終る辺りで左へ曲がっていくとに出ます。 行き止りのようにも思えますが、先を覗くと南へ続くがあるので降っていきます。 脇の樹木には畳の縁に使うような布が巻かれ、袂には「兵公施界」の短杭があります。 足元に注意しながら降っていくと、程なくして狭くてになります。 再び傾斜が増して来る尾根を少し左へ曲がっていくと、剥き出す岩の上を降っていきます。
歩き易くなった尾根を降っていくと、が幾つも剥き出す所を過ぎていきます。 緩やかになった尾根を進んでいくと、僅かに登った所から少し曲がって降っていきます。 が幾つも生えている松の木を過ぎていきます。 少し曲がって降っていきます。 傾斜が緩やかになると、標高370mほどの鞍部になります。
小峰D
程なくしてになる尾根を進んでいきます。 しばらく登っていくと、少しアセビが茂るになります。 右側には広くてが広がるようになります。 少し進んだ所で尾根が終るので、右の浅い谷筋を横切って、その先のへ登っていきます。 広い斜面を軽く登っていくと、中ほどに赤プラ杭がある標高400mほどの小峰Dに着きます。 電波反射板から16分ほどの所になります。 周囲には樹木が茂っていて眺めは良くありません。
軽いになる尾根を降っていきます。 少し傾斜が増してくると、半枯れのを過ぎていきます。 程なくしてになります。 歩いてきたを左の樹間に眺めながら進んでいきます。 軽く降ったり緩やかになったりしながら続く標高380mほどの尾根を進んでいきます。
400m峰
緩やかな尾根を快調に進んでいくと、軽いになります。 傾斜が緩やかになると、になります。 程なくしてになります。 左を振り返ると、先ほど登った電波反射板が見えてきます。 傾斜が緩やかになると、が広がってきます。 樹木の密度が少し増えてくると、根元から折れた樹木があります。 この辺りが地形図に載っている400m峰だと思われますが、標石類は見掛けません。 電波反射板から28分ほどの所になります。
剥き出すの上を進んでいきます。 少し進んでいくとが増してきます。 樹木の密度が少し増してくる所を降っていくと、になります。 再び降り坂になると、左側にが見えてきます。 程なくして緩やかな尾根になります。
少し左へ曲がりながら続くを進んでいきます。 松の木が何本か生える所まで来ると右側にが広がってきますが、手前の樹木が少し邪魔をしています。 を軽く降っていきます。 程なくして、また右側にが広がってきます。 傾斜が緩やかになると、倒木が少し目立つ所を過ぎていきます。
小峰E
を乗り越えたりしながら進んでいきます。 右側にはが見えてきますが、 方角からすると東床尾山から西床尾山にかけての稜線でしょうか。 緩やかな所もある尾根を降っていくと、が少し見られるようになります。 少し右へ曲がっていくとになります。 軽く登るようになると、標高280mほどの小峰Eに着きます。 電波反射板から53分ほどの所になります。
になる尾根を進んでいきます。 少し降っていくとになります。 しばらく降っていくと、「下」のがあります。 石杭の所から左へ曲がって、傾斜が増してくるを降っていきます。 少し右へ曲がっていくと、降り傾斜が増してきます。
少し降っていくとに出ます。 左側にはが見えます。 倒木を避けながら降っていくとになります。 程なくしてになります。 次第に傾斜が増してくるので、脇の樹木に手を掛けながら降っていきます。
下山地
程なくして、正面にが見えてきます。 旧道の傍まで降っていきますが、が高くて降りていけません。 を見ると降りていけそうな様子なので、斜面を横切るように右へ降っていきます。 少し降っていくと、最初に歩いてきた旧道に降り立ちます。 電波反射板から1時間16分ほどで降りて来られました。 降り立った所には「シモノミヤ41R56」や「シモノミヤ28N63」の小札が取り付けられたが立っています。
下宮地区
右へ続く元来た舗装されたを進んでいきます。 程なくして、左前方にが見えてきます。 地道になって、を過ぎていきます。 再び舗装路になるとがありますが、まだ工事は終っていないようで、鎖は外されたままでした。 国道312号に出て右へ進んでいくと、程なくして車を止めておいた駐車地があります。 下山地から6分ほどで到着しました。